我がマンションの下を流れる健軍川はなかなか面白い。今日も14:30分過ぎ雷鳴がとどろき健軍川上流の方向が暗くなってきた。
これは干上がっている川に水が戻るぞと思っていたら、約20分ばかりしたら川幅いっぱいとはいかないが水位が1m程上がった流れが復元した。
我が家周辺も一瞬ザーッときたがそれでおしまい。健軍川は最近こんな状態を何度も起こしている。
どうやら日本は亜熱帯化したのではないかとさえ思わせる。台風十号が列島を襲いそうだが、例年お決まりの九州コースの台風が発生していない。
今日もそろそろ近所のスーパーへ出かける予定だが、34℃くらいの気温らしい。
例年ならば「9月中旬の藤崎宮の秋の例大祭を迎えると、熊本は随兵寒合といって朝夕は涼しさが増して・・」などと書くのだが、どうやら今年はそうも
いかないのではないか。10月に成らねば、休止中の朝の散歩も再開には至らないようだ。
PCを叩く私の定位置で顔を上げると、ベランダのわずかの隙間から、健軍川の流れが100m程が縦方向に都合よく収まって見える。
濁流はまだ収まっていないが、東の方に空も明るくなって雷鳴も聞こえなくなったから、あと一時間もするとこの流れも少々深みのある水たまりをいくつ
か作って途切れてしまうことになる。
いつも思うのだが、100mほど上流にある「堰」で止まっていた小魚たちが、こんな増水が来ると流されてしまうが、水たまりに取り残されてアオサギや
カラスの餌食になっている。江津湖迄すっかり下り切りなさいと声を懸けたくなる。