津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

■今年の仕事

2022-01-09 11:41:00 | 先祖附

 もう2年以上経過しているある事案がある。コロナのせいで引っ張りに引っ張ってきたが、今年こそは解決の糸口を見つけたいと思っている。
2019年7月26日にいただいた電話が発端である。■隠された位牌のクルス三日後の7月29日には一枚の写真が送られてきた。■華臺梅誉妙壽信女 霊位

                    

                     お位牌         クルスの刻み込み


 大変興味深い立派なお位牌はクルスが刻まれ、発見された当時はこのクルスは胡粉で固められていたそうである。
つまりクルスを隠そうとしていた意図が感じられる。

立派なこのお位牌は、別におかれている忠利公のお位牌などに比べても大きく立派なものである。
当時、この戒名のご本人はすぐわかるとたかをくくっていたが・・・これが判らない。
亡くなられた月日は戒名の右側に「寛永十六年天」左側に「三月廿一日」とあるが、この時期に死亡した細川家関係者を私は知らない。
ここから迷い道に踏み込み、コロナ発生をいいことにほったらかし状態になってしまった。
電話をかけてきたT女子が猛烈に催促してくる。

 ここ最近痛烈に感じていることは、近世初期の細川家周辺におけるキリシタンに関する事象の多さである。
キリシタン関係の史料が読み解かれ、新しい知見がいろいろ現れてきている。
クルスが刻み込まれたこのお位牌の主はだれか、大変興味深いのだが何とも手立てがない。
何方か専門家のお手をわずらわして一歩前進させようと思っている。
オミクロンが行く手を遮りそうだが、2年半も経過しているから何とかしなければとおおいに焦り始めている。

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■「くまもとお大師廻り」順路-4・了

2022-01-09 09:04:25 | 先祖附

      「くまもとお大師廻り」順路-4・了

68-かや原千原瑞巌寺        廃寺、細川内膳家墓地が存在する(熊本市指定名勝及び史跡・熊本水遺産の瑞巌寺は別寺)
69-いろもわからん善常寺      禅定寺
70-おさまる御代の安国寺
71-今日は目出度い吉祥寺
72-東光山でも西福寺
73-おやに孝/\心光寺       肥後熊本三十三観音霊場第5番
74-ここはくりから不動院      不動院松音寺
75-かねの音ト聞往生院       出町口往生院は享保九年にすでに移転して107年経過している。「跡地」ということか?
76-悪人も仏になそと浄安寺     静安寺
77-御船口地蔵菩薩
78-常楽庵は違いなく        常楽院・廃寺
79-藪観音の海龍寺         ?
80-ここは別所の善光寺       跡地・琴平神社
81-万年楽の木葉塚         木庭殿塚の地蔵(旦過瀬の戦いで戦死した木庭氏の慰霊地蔵)

     (了)

 お大師廻りは88ヶ所であったとされますが、福田晴男氏著「くまもとお大師廻り」を順次追ってみましたが81にしかなりません。
何処で見落としたのか、只今鋭意見直しを行っています。申し訳ありません・・・

 

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