津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

苦作一年

2013-12-30 10:22:06 | 俳句

                                      注連うりの 声飛び交て 晦日かな   津々

 熊本は良い天気の朝を迎えました。この調子だと元旦は初日の出を拝めそうです。毎年ばたばたした年の暮でしたが、今年は早々に落ち着いてしまいました。掃除をして注連飾りを飾れば大晦日を無事に迎えられそうです。特に大病もせず大過なく過ごせたことに感謝です。

今年も一年折に触れて下手な句を作ってみましたが、下手さが何とも鬱陶しく投げ出したい気持ちですが、これも何とか続けようと思っています。
 

                                   

                                薫風や あと十年ほど生かし置け

                                端座せし 君が背中の懈怠かな

                                武者返し そって見上げば 楠若葉
          
                                軒かりて 雨さけおれば つばめかな

                                風鈴の 止むときもなし 台風近し
                            
                                音の先 ビルに欠けたる 花火かな

                                沈舟の汀に 釣果の五つ六つ 
                                
                                甘味屋の 暖簾もそよと 秋めきぬ

                                冬晴れの恵みや猫のおおあくび  

                                 人声をはこぶ風あり柿紅葉

                                寒行の聲とぎれとぎれて遠のけり

 

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