医療生協の運営委員会で、19号台風の被災者支援の議題の時に、上野の昭和の森公園にできた仮設住宅が思うように埋まらない話が出ました。
アパートを借りた方も多いし、助かった2階に不自由な思いをしながら住んでいる方もいます。
皆さん、足となる車を流された方が多いので、田畑に通えない、住宅の掃除や片づけに出かけられない、だから遠くには住めないといった理由があると思います。
アパートに入った場合でもみなし仮設として保証はしてもらえるます。ただし、仮設住宅は一応2年間に対しアパートは1年間です。同等に扱うよう、市議団で交渉していましたが・・・・・。
一か所にまとまって暮らしたほうが心強いのでは・・・と今までの経験から考えていましたが、そう単純ではないですね。
お孫ちゃんを児童館にお迎えに行ったときに、隣の緑の広場に立った仮設住宅にちらほらと電気がともっていました。
ここは上駒沢にできたトレーラーハウスにも近いので、暮らしが一定落ち着いたら医療生協として訪問活動をしようということになり、12月半ばに予定を立てました。
共産党の上野事務所は仮設住宅のお向かいなので、今度はここを拠点にして、支援と何でも相談所にしなければならないな、と思っています。
お年寄りは終の棲家をどこにするのか、苦悩していると思います。
全壊で300万円の保障があるといっても、新築しなければ出ません。300万ではどうにもならない。
ところで解体で100万出て、新築すれば残りが出る。しかも、大工さんの見積もりで全額出ない場合もあると聞いて、びっくりしました。
お金のある方はすでに大工さんが入って家を直しています。
直すお金などない方もいます。
親類縁者に身を寄せている方も気遣いで大変、寄せられている方も参っている方もいます。
誰もが安心して暮らせるようになるために、課題がたくさんありすぎます。