中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

仮設住宅を訪問する

2019年12月13日 21時27分26秒 | 活動日誌
医療生協の取り組みで、仮設住宅を訪問しました。

原田元市議とふたりの行動だったので、医療生協の顔と共産党の、二つの顔でいきました。

共産党の顔のほうは、22日に行う後援会恒例のお餅つきのご案内でした。

まず、ドアから部屋の仕切りのカーテンが目に入りました。居間に暖房が入ってもこれでは・・・。

あるお宅では段ボールを大きく張り合わせてドア代わりにしていました。

これでも、国の仮設の基準を大幅に上回ったオプションをつけて2倍もの予算になっているのだそうです。ドアについては党議員団で交渉していますが、「自分でつけるなら」という返事とのこと。


ガスもそれぞれ個人がプロパンを頼むことになっているので、カップラーメンなどのインスタントで過ごしておいでかな、と思われる方もいました。生活する準備が進んでいないのだな・・・と思いました。


布団や家電の要求もありました。


非課税世帯には冷蔵庫、洗濯機、テレビ、ファンヒーターの4点が支給されますが、それ以外は半壊以上の方に一人3万2千円を限度として必要なものを申請すると支給される、というものです。


ですから、家電や布団を用意するだけでもお金がずいぶんかかるのです。

それと、申請する仕組みも徹底していない、というか、何がどうなっているかわからない状況もあるように思いました。申請制度というものは、なかなか厄介なものです。


党としてもできる限りの支援はしており、豊野・長沼ボランティアセンターの青空無料マーケットは大活躍しています。

でも、各家庭へ冷蔵庫や洗濯機、また羽根布団のような軽くてあたたかな布団を準備することは不可能だなあ・・・と心が痛みました。

敷き布団がなくてマットを使い、「かけ布団はいただいたけど、重くて。でも、私、じょうぶだから」とカラカラ笑うおばさん。

リンゴ農家のおじさんは、「家も一階は浸水した。畑もだめだ。農機具も動かない。83才だが、90才までは頑張ろうとおもっていたが、持ち金では何もできない。もう、リンゴはやれない」と言われます。

農機具購入に9割補助が出ることになり、私も大いに喜んでいましたが、1000万の農機具だと100万円は自己負担。家の改修にも大金がかかる。

83才という高齢を考えたとき、後継者がいない限り機械を買う気にもなれないと思うのです。「やめる人が大分いるよね」とおじさん。

こうして、長野からリンゴが消えてゆくのだろうか。地球温暖化と災害と農業政策のお粗末さで。困る!

数日前に公民館で、上野区と仮設住宅住民との懇談会がありましたが、公民館を探し当てられず行けなかった、という方も。

慣れない土地で、さぞ大変なことだと思う。

厳しい寒さが襲ってきています。
せめて、暖かな春だったら・・・・と望んでも仕方がないことですが、思わずにいられません。

私は、故郷の3・11の被災者のかたにも思いをはせました。8年たった今でも、暮らしの困難を引きずっている方がいるに違いない。







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初めての仮設住宅訪問

2019年12月13日 06時34分33秒 | 活動日誌
おはようございます。
 
今日は初めて、昭和の森の仮設住宅を訪問します。医療生協の取り組みです。
 入居してそろそろ暮らしも落ち着いたかな、と。
 
40数棟ありますが、半分も入居していないようです。
 
畑が遠い、家のかたずけに通えない、助かった2階に住んでいる…などなどの理由で、被災の近くのアパートに入る方も多い。
 
アパートが仮設みなしになり、仮説と同じく2年間は家賃の保障がついて、それはよかったです。
 
私の知り合いで被災した方は、アパートに引越ししたのですが、お年寄りだけどうしても家を離れられないと2階にとどまっているそうです。
 
寒くなっているので心配、アパートに来てほしいのですが・・・」と知り合いは望んでいますが・・・・。
 
息子夫婦と同居の予定で改築した家が全壊し、息子さんは「危ないところに住みたくない」となり、お年寄り夫婦は「ここから離れたくない」と。
 
今後の人生をどこで送るか、皆さん、様々な思いを抱え決めかねている方が多いのです。

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もの言えば、唇寒し・・・というけれど。

2019年12月12日 22時24分32秒 | 活動日誌
医療生協が12月16日から20日までの間に、被災地の組合員さん訪問を計画しています。
 
これまで、中央病院に集合して全員で出かけるパターンでした。
 
それだと被災地まで10分のところに住んでいる若槻北部支部は具合が悪い。
 ラッシュの時間に反対方向の病院まで30分走り、戻ってくることになる。帰りもおなじ。
 
それで、何とかならないか、これじゃ不都合だと異議申し立てをしました。
 
そしたら、中間地点にある老健ふるさとで合流することに改善された。

 私の日程を見たら!全部埋まっているではないか!!
 
異議申し立てをしたのに、「わたしはいけません」なんてまずいではありませんか。
 そこで何とかやりくりして20日を捻出しました。
 
「もの言えば唇寒し・・・・」ってこのことか。(*'ω'*)
 

でも、行かなくっちゃと思いつつ、なかなかまとまった時間を捻出できなかったので、良かったです。やっぱりものは言うもんです。
 

明日はやはり医療生協の行動日です。こちらは地元の仮設住宅の訪問になります。
 写真が、昭和の森の仮設住宅です。


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苦節30年

2019年12月11日 06時43分52秒 | 活動日誌
おはようございます。
 
苦節30年、やっとたくさん咲くようになった山茶花です。

 モクレンや桜の陰になってちっとも大きくならず、つぼみをつけても咲かずに茶色になって落ちてしまったり・・・・。

 「これは植え替えないとだめだな」と思いつつそのままになって、その後、気にも留めませんでした。
 
昨日はっと気が付いたら、陽の目を見るまで伸びていて、見事に花を咲かせているではありませんか!
 
底力があったんだね。自力でがんばったんだねえ、悪かったねえ。
 
きっとこんな子もいるんだろうなあ、と思いました。




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教育とはともに希望を語ること、胸に誠実を刻むことではないのか

2019年12月10日 21時29分33秒 | 活動日誌
医療生協の若いママの会「森もりねっと」でした。

健康チェックの後、「はたらきたい」論議に花が咲きました。


 働きたいが、まず保育園に入れるかどうかわからない。入所基準が厳しくなった。
 フルで働いていれば入れるのだろうが、上の子も1年生でそれはむりがある。
 

仕事も条件を言い出すとダメ。土日は休みに、というともうアウト。

 職場では保育園に入所が決まっていないと雇うことに躊躇する。
 
一方、保育園ではやめる先生が多く、教室はあるが受け入れができないところもある。

 保育士の仕事はきつい、給料は安い。おまけに、長野の場合は公立では正規職員が少なく、パートが6割以上。責任は正規と同じ。子どもには、正規であれ、パートであれ、先生ですよね。

 そんな悪循環の中で苦労しているママたちの話でした。
 
「保育料が無料になったって、何にもならない。ごまかされた」と怒りです。
 
フルで働けば、本当に時間に余裕のない生活で子どもにしわ寄せがいく。助けてくれる身内もそばにいない。
 
悩ましい限りです。

 フルで働いているママたちの頑張りには、敬意を表します。成長しつつある子は、汗と涙の結晶です。


 仕事も子育ても両立するような「働き方改革」でなければならないのに、逆行しています。

特に日本では、女性の地位はほんとに低い。OECD先進国のなかでも、最下位のほうです。
 

目の前の問題で私が一番気になっているのは、教員の変側性勤務の導入です。

そんなことをしたら人間性豊かな教育が壊される。
 壊れてしまう教師が増えるのでは、と不安は、不安に終わらないと思うのです。

 
教育とは希望を共に語ること、誠実を胸に刻むことではないのか。


「給食、だいすき!」 保育園で。
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ゴボウが焦げたので、どっぺんぱらりでお休みなさい。

2019年12月08日 22時11分21秒 | 活動日誌


東北部新聞の新年号は、毎年特別に奮発していつもの倍の見開き4ページです。


見開きは、山口県議と滝沢市議の「新春対談」にしました。


今日はその取材です。


2時間弱にわたっていろいろお聞きしました。


2期目の挑戦は、参議院選挙を挟んで、いずれも安倍政権との対決の激しい選挙戦でした。


議会内では、共産党の提案に対し今では「国にもの申す」意見書などは、かなりの一致で共感を得るようになったとのこと。


たとえば、今自民党安倍政権が打ち出している公的病院の再編成では、12月議会で山口県議も取り上げたが、自民党議員も質問しました。


自民党内部でも、安倍政治への怒りは一緒なのでしょうね。国民、県民、住民のいのちと健康を守るために、この病院再編のたたかいは、来年の大きな課題になるでしょう。


公的病院の次には民間がターゲットにされていますから、国民的課題と共に、我が家では労働と患者への責任問題で家庭的課題にも大きな重圧。


災害では、国会議員団と県議団、市議団の連係プレーのすばらしさが、被災者の要求実現に大きな役割を果たした事実が語られました。


14日には国会議員3人が現地に入りました。


国会議員団と県議、市議団は、毎晩対策会議を開き、だからこそ、その夜のうちに市の担当部局との交渉を毎晩続けることができ、市の職員と協力して対応策が前進したこと。


15日には、井上さとし参議院議員が、早速国会で質問に立つという俊敏さでした。


あああ、焦げ臭い!!

明日のお弁当用にとブログを書きながら煮ていたゴボウさんが!!焦げているではないか!! 

やってしまった(●´ω`●)


今晩はこれにてどっぺんぱらりです。お休みなさい。


その後の取材については、東北部新聞で。おやすみなさい。



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働いて子育てする苦労の共感を

2019年12月06日 22時03分48秒 | 活動日誌

上田市のA保育園での発達相談日、今日は10人もみた!


その後、保護者と先生との懇談会でした。これが楽しかった。


なかよしの皆さんなのですね。子どもの育ちの上でどの子も出してくる「困った」現象を、飾り気のなく率直にはしあえるっていいですね。


話の中では、お父さんへの不満も沢山出ましたよ。


わかりますねえ、その気持ち。


母の方がどうしても多くを背負わなくてはならない状況があるし、子どもが生まれて、それまでは問題にならなかった考えの違いがぶつかり合うし。

言える仲間と場所がある、それが子育てのエネルギーになりますね。


「困った」ことの一つに「嘘をつく」がありました。


子どもの嘘は、「桜を見る会」の安倍首相のとっている態度の嘘とは違います。


うその裏にある子どもの気持ちを考えないと・・・・。


例えば、お友達が海に行った話をそれぞれしているとする。自分は行ったことがない。

でも、話に入りたい、行ってみたい、海ってどんなところかな、ステキなところみたいだな・・・・と思う。

それで「ぼくもいったことある」と言っちゃう。


そんな時「あら、行ったことないじゃない。なんで嘘つくの」と言われたら、子どもの気持ちはどうなるでしょうかな、と思いますね。


子どもには願望がある、誇りもある。それが時として嘘になる。


そんな「うそ」の話もありましたね。


などなど、子どもを語り合えました。お孫ちゃんの児童館のお迎えに間に合うように帰って、お孫ちゃんを迎えたら、なんか、とても愛おしく思えました。


今日は、お孫ちゃんの個人懇談の日でもありました。ママががんばって仕事を中抜けしていきました。

報告を聞きました。


担任の先生も二人のお子さんのお母さん、8時ごろ帰宅して、生協の食材でワワワワワーと作って子どもに食べさせる忙しさをお聞きし、ママも共感したそうです。


もちろん、我が家は私がいるので、ママは先生のような忙しさはありません。


でも、働く女性の仲間として共感したのだと思います。


パパママたちの多くは、はあまりにも忙しすぎる。

子どもともっとゆったりと向きあえるような時間がとれる、そんな労働条件を前進させたいものです。


さて、教員は子育てで重要な役割を果たす仕事の一つです。


教員の変則的な労働への改悪は、教員のくらしを追い詰めゆとりを奪い、家庭にいおいても教室でも、子どもに負担を強いる結果になることは目に見えて明らかです。


絶対に、認めることはできませんよね。

 



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上田市の保育園にいきます。

2019年12月06日 06時16分53秒 | 活動日誌

おはようございます。

発達相談で上田市の保育園に行きます。


保護者の方が発達相談と全体の懇談も含めて、一日仕事を休んできてくださるので、応えた仕事にしなくては。

とっくに定年退職をした後も、こうして子どもたちに接する機会をいただけることは本当にうれしいことですね。


そして、この年になって、もっともっといい仕事をしたいなあ、発達相談の深いところにやっと触れることができてきたかなあ・・・と思う日々です。


二人目の孫が生まれて、ほんとによかった。


可愛いのはもちろんのことですが、新生児からゆっくりと発達を見直せる特典付きです。(^◇^)


さ、そろそろ上のお孫ちゃんが「おはよー!」とやってきますよ。

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サボりたい、けどサボってはいけない葛藤

2019年12月05日 22時59分43秒 | 活動日誌

久しぶりでジムに行きました


11月20日からの旅が終わってからも、風邪気味だったことを理由にしてジムは休んでいました。

朝、みんなを送り出した後8時頃に行けば、一日の予定には、大方支障はないのです。


だけど、これは本当に決断がいるものですね。

サボりだすと、その流れになるのはあっという間。行くことが億劫になってくる。誰にも迷惑がかかることではないから。何かと理由をつけてはサボる。


エイヤ!と、どこで踏ん張るか、です。


で、今日、「よし、行くぞ!」と意を決して出かけました。行けば体を動かし汗をかき、さっぱりする。ああ、来てよかった、明日も頑張ろう!と思いました。いったん、走り出すともう大丈夫。次の休憩までは何とか走れる。


みなさん、お風呂に入ったり、合間にテーブルで新聞読んだり談話したり、結構楽しんでします。

ある方は「駐車券は8時間だから、ゆっくりしていくんだよ」と言われます。


私の中ではここは1時間だけ、との区切りがありますから、お風呂なんてとんでもないし、駐車券がなんで8時間もあるのか、初めは理解ができませんでした。


いろんな形で皆さん、楽しんでいますね。いいことですねえ。


私は楽しむことの前に、「鍛えなくっちゃ、もう70才すぎた。いつまでも元気でいるために合間を縫って何とか・・」の考えが先に立ってしまっていけないね。


ジムで時間をかけて過ごせるほど暇はないのですが、3日に一度でも、1か月の間を空けても、体を動かすとやっぱり、せいせいします。


気長にいける時に行こう、との軽いスタンスでやっていけばいいんだね。継続は力ですね。


そのためには、さぼりっぱなしにならないように、ある時、自分にカツ!を入れることが大事だってこと、でした。どっぺん。

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99回目のスタンディング

2019年12月03日 22時05分30秒 | 活動日誌
若槻北部九条の会が行っている「あべ政治は許さない」のスタンディングは今日で99回目を迎えました!

しかし、今日は寂しかった。5人でがんばった。

風が冷たい。原田さんが「演説して。ひとり5分づつ回そう」というけれど、私は風邪の治り気味で声を出したくない。咳が出てきたらいやだ。
Kさんも。「ダメ」
原田さんも「わたしも調子よくないんだ。いさぎよく演説はあきらめて立っていよう!」

というわけで、車に手を振りながらスピーチなしの、しかし、「桜を見る会」の国会での安倍総理のいい加減な逃げの姿勢に怒りを燃やし、国会も閉会前の今、マスコミに頑張って世論を盛り上げてほしいとの願いも込め、「我々も頑張ろう」の気持ちでした。

記念すべき100回目は1月3日。
「残念だ。若槻地区の新年会だね。時間が重なっている」と原田さん。私も原田さんも、地区の新年会に出る予定ですので、ほんとに残念だ。


さて、東北部新聞新年号の編集会議もありました。


当然、今年の大事件、台風19号の災害も話題になりました。

その中でKさんの話になりました。

多くの皆さんから様々な支援を得ていますが、大活躍の共産党長沼ボランティアセンターが開設できたのは、工場をやっていたKさんのおかげです。

原田元市議の友人で、若槻田子区の出身の方。長沼にある被災して土砂に埋まった工場を掃除して快く貸してくださいました。

そこにプレハブを持ってきてくれたのは、やはり田子区のHさん。原田元市議の甥御さんです。

こうしたお話一つ一つに、人の温かさが伝わってきます。



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