医療生協の若いママの会「森もりねっと」でした。
健康チェックの後、「はたらきたい」論議に花が咲きました。
働きたいが、まず保育園に入れるかどうかわからない。入所基準が厳しくなった。
フルで働いていれば入れるのだろうが、上の子も1年生でそれはむりがある。
仕事も条件を言い出すとダメ。土日は休みに、というともうアウト。
職場では保育園に入所が決まっていないと雇うことに躊躇する。
一方、保育園ではやめる先生が多く、教室はあるが受け入れができないところもある。
保育士の仕事はきつい、給料は安い。おまけに、長野の場合は公立では正規職員が少なく、パートが6割以上。責任は正規と同じ。子どもには、正規であれ、パートであれ、先生ですよね。
そんな悪循環の中で苦労しているママたちの話でした。
「保育料が無料になったって、何にもならない。ごまかされた」と怒りです。
フルで働けば、本当に時間に余裕のない生活で子どもにしわ寄せがいく。助けてくれる身内もそばにいない。
悩ましい限りです。
フルで働いているママたちの頑張りには、敬意を表します。成長しつつある子は、汗と涙の結晶です。
仕事も子育ても両立するような「働き方改革」でなければならないのに、逆行しています。
特に日本では、女性の地位はほんとに低い。OECD先進国のなかでも、最下位のほうです。
目の前の問題で私が一番気になっているのは、教員の変側性勤務の導入です。
そんなことをしたら人間性豊かな教育が壊される。
壊れてしまう教師が増えるのでは、と不安は、不安に終わらないと思うのです。
教育とは希望を共に語ること、誠実を胸に刻むことではないのか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/92/54a63d75ec53ed6c4191130ce7c66726.jpg)
「給食、だいすき!」 保育園で。