あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路ふた旅第10日

2006-11-20 21:32:55 | Weblog
夜半から明け方にかけて雨が降り、雲行きも怪しいので、今朝も雨具を付け、7時にロッジ室戸岬を出発した。
まもなく、室戸青年大師像。高さ21mの大きな立像である。
近くには、お大師様修行の地、御蔵洞がある。大きな岸壁の下部の洞窟が修行の地。雨がぱらついてきたが、まもなく止んだ。
室戸岬の突端近くから、800m近く、広葉樹林の遍路道を上がり、24番最御崎寺へ。気温が高く、上りで大汗をかいた。
境内は、肉厚の広葉樹が多い。鐘楼には、NHK年末の往く年来る年に放送された年が記されていた。
西側の車道を下って行くと、雨上がりの海と、室戸の家並の展望が素晴らしい。添付写真がそれです。
室戸岬の北西、室戸の町並みを抜け、25番津照寺へ。本堂は急石段の上にある。
波も治まった、マリンブルーの太平洋を見ながら進み、ひとしきり林間の遍路道を上がり、26番金剛頂寺に入る。気温が更に上がり、また大汗をかいた。
鳥の声だけが賑やかな、山上の霊場である。
西に遍路道を下り、道の駅キラメッセ室戸で、180度以上に広がる太平洋を見ながら昼食をした。
あとは、国道五十五号と、平行する旧道を進む。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている吉良川の町並みも抜けた。
室戸市と奈半利町境の中山峠越えで少し迂回してしまうなどで時間を費やし、奈半利の山本旅館に着いたのは、すっかり暗くなった18時27分だった。
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