あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東村山・北山公園の菖蒲まつりへ(東京・東村山)

2023-06-19 13:33:38 | 江戸・東京を歩く
 2023年6月15日(木)

 少しピークは過ぎたようだが、まだ見頃の花もたくさん咲いていそうなので、都県境を
越えたすぐ南側にある、東村山市の北山公園へ花菖蒲を見に行くことにした。
  

 西武狭山線の始点・西所沢駅から9時36分発西武球場前駅電車に乗る。


 終点の西武球場前駅には9時42分に着いた。南側に乗り換える西武山口線(レオライ
ナー)のホームがあり、線路の末端際に何本かのユリが咲いていた。



 9時56分発のミニトレイン・レオライナー上り電車で、始点の多摩湖駅に10時03
分に到着した。

 到着ホームの先、反対側ホームは西武国分寺線の国分寺行き電車に接続している。



 南側の改札口を出て、東方の北山公園に向かって流れる北川の左岸沿いに住宅地を進む
ことに。
     

 半分近くまで進むと、北側に「下宅部(しもやけべ)遺跡はっけんのもり」が。


 ここは、日本有数の低質地の遺跡公園で、縄文中期から古墳時代、奈良・平安時代、中
世などの河遺跡や水場に関連する遺跡が出土し、特に縄文時代は遺構・遺物ともに豊富で、
当時の生活や環境を知ることの出来る貴重な遺跡とか。
 

 遺跡は調査終了後埋め戻されて、その上を下宅部遺跡公園「下宅部遺跡はっけんのもり」
として整備されたという。


 公園の南側園路を東に抜ける。東南側出口近くにはアジサイやハギなどが咲く。




 少し先の住宅地では、珍しい色合いのアジサイが。



 北山小の西側まで進むと、「八国山(はちこくやま)たいけんんの里」があり、下宅部
遺跡など東村山市内の遺跡から出土した出土品などを展示しているが、雨が気になるので
建物には入らず、そばに咲いていたトラノオやシモツケなどを眺めたのみにした。





 南東側の大関橋を渡り、北山小の南側、北川の右岸沿いにさらに東進する。流れに沿っ
てアジサイやハンゲショウなどが咲き、北山公園の西側一帯が見えてきた。





 公園の南西側の橋を渡って11時近くに北山公園へ。
 
 北山公園は、狭山丘陵の八国山を背にした自然豊かな公園で、新東京百景に選ばれてい
て、園内の花菖蒲は約600種類、約10万本あるという。

 西側の花菖蒲はわずかしか咲いていなかったので、東側へと移動しながら見頃の花を順
次眺める。




 中央部の東屋(あずまや)周辺へ


     





 南側には公園の主屋ともいえる大きな東屋が。





 

 北側の西武西武園線近くには、平成16(2004)年に寄贈されたという三春桜が大
きく枝を広げ、その北西側線路際ではアジサイやたくさんのアナベルが花を競う。







 少しずつ東側へと回りながら、さらに花菖蒲を眺める。


     







     

          

     
     

 黄色の花菖蒲は東側のわずかなエリアのみ。





 円形のハス池もあるが、まだ咲く花は少ない。


 






 ほぼ一巡したので、メインの東屋周辺に並ぶ露店の間を東側の出口へ向かう。 

 
 本部テントで、例年通り管理費に協力の細やかな寄付(100円)をして花の写真2枚
の葉書セットをもらい、11時30分頃、東南側の出口から北山公園を後にした。


     
          すぐ先の沿道には、今年も例年同様の場所にタチアオイが咲いている。
          

 その先、T字路の左手に焼だんごの出店があり、美味しそうなだんごが並んでいたので
草だんご3本(360円)を注文したら、たっぷりをあんをつけてくれた。


 T字路まで戻り反対の右手から南へと進み、都道128号線・東村山東大和線に出て、
すぐに左手への細道へ入り、天台宗大善院へ。


     
     門の横のスミダノハナビがたくさんの花を開いていた。


   
 両側に溶岩を積み上げた上に左右に童女と童子の立つ間を進んで、本堂に参拝する。本
堂の前の大きな水がめには、ハスが1輪だけ咲いていた。


 境内左手(西側)には、さらに大きな溶岩を積み上げた上に三十六童子が立っている。


     
 その溶岩の背後には七福神も祭られているので、石段を上がり下りして参拝した。
     



 境内の南側、道路際には「家庭円満のこぶし」と呼ぶ、何本ものコブシが根元でくっつ
いたコブシの高木が。
     
 この木は、昭和のはじめに5㎝ほどの太さの木を10本くらいここに植えたら、各々の
幹が大きくなって根っこ同士が引き寄せ合い、1本の大木となったのだという。

 そのコブシの前のモミジには、たくさんの花が。


     
 境内を一巡したので、門前からユニークな参道を南へ進んで都道128号線に出て、東
進して東村山駅に向かう。


 沿道の商店には、7月8日に開催される近くの八坂神社の例大祭のポスターが。
     

     我が家の2階からもよく見える、駅前の高層マンションが近くに迫る。
     
 

 東村山駅周辺は、西武新宿線、国分寺線、それに西武沿線の連続立体交差事業が進行中
で、駅西口は仮駅舎である。
     

 仮駅舎を下って改札前に12時12分に着き、2分後の本川越行き西武新宿線下り電車
に乗る。

 (天気 晴後曇、距離 3.5㎞、地図 「水とみどりの東村山 わくわくMAP」、
  歩行地 東村山市)




関東地方ランキング関東地方ランキング


にほんブログ村 地域生活(街) 関東ブログへ
にほんブログ村

 

  

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小手指南、六ッ家川緑道のア... | トップ | 今年のブルーリボン賞にJR... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

江戸・東京を歩く」カテゴリの最新記事