あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

四国遍路道沿いの駅(1)

2008-02-27 22:29:20 | 四国遍路あれこれ
 「四国遍路あれこれ」シリーズの次は、遍路道沿
いにあった鉄道の駅を紹介します。

 もっと多くの駅前を通過しているのですが、撮った
写真は少ないので、飛び飛びになっている区間も
かなりあります。

 掲載順は、1番札所から88番への順路に従います。

======================

 JR高徳線 板東駅

 歩き遍路の多くの人が、この駅から四国遍路に向か
います。

 私も2度目の遍路では、無人の板東駅にて普段着か
ら遍路装束に着替えて、1番霊山寺へ向かいました。

 JR徳島線 蔵本駅

 最初の遍路転がし、12番焼山寺を越えて徳島市内
に入ります。市内の寺を次々に巡り、17番井戸寺から
徳島の市街地に向かうところで、この蔵本駅の横を通
過します。

 JR牟岐線 北河内(きたがわち)駅

 22番平等寺から23番薬王寺へは、国道55号経由
と、海沿いの県道25号沿いの2ルートがあります。

 この北河地駅は国道55号沿い。この先から国道は
線路に並行し、1.5㎞ほどで薬王寺です。

 JR牟岐線 牟岐(むぎ)駅

 徳島県最後の23番薬王寺から高知県の最初、室戸
岬の24番最御崎寺までは約75㎞の長丁場。

 牟岐駅は23番薬王寺から約15㎞、駅前の宿「あづ
ま」には2度お世話になりました。

 JR牟岐線 鯖瀬駅

 牟岐から約4.5㎞、次が鯖瀬駅。駅は高みにあり、
この右手下を北に抜けると、宿坊に泊まれる番外霊場、
鯖大師です。

 JR牟岐線 阿波海南駅

 鯖瀬駅から2つめが阿波海南駅。この駅に近い国道
55号沿いに、設備も整った遍路小屋1号香峰があり
ました。

 JR牟岐線 海部(かいふ)駅

 JR牟岐線の終点で、その先、高知県の東端、甲浦
(かんのうら)まで8.5㎞の阿佐海岸鉄道阿佐東線の
始発駅でもあります。

 24番最御崎寺は、まだ47㎞ほど先になります。

 土佐くろしお鉄道 伊尾木駅

 土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線は、ほぼ太平洋に
沿って進みます。

 伊尾木駅は、27番神峰寺(こうのみねじ)から28番
大日寺との間。神峰寺から約11㎞ほどの安芸市内
です。

 JR土讃線 大間駅

 36番青龍寺から37番岩本寺へのルートは、浦ノ内
湾の南側太平洋を見下ろす県道47号経由と、浦ノ内
湾北岸の県道23号沿いの2つがあり、その2つが合
して須崎市内に入ります。
 
 大間駅は須崎港の北西端近く、次が市街地にある
須崎駅です。
 
 JR土讃線 須崎駅

 須崎市の玄関口ともいえるのが須崎駅。最初の遍路
のときに通過したのですが、最近の遍路地図(8版)
では、この駅前を通過する県道313号より、距離の
短い国道55号沿いが遍路道になっています。


 土佐くろしお鉄道 伊予喜駅

 37番岩本寺から足摺岬の38番金剛福寺までは80
㎞余り、その途中の多くは、土佐くろしお鉄道に沿った
国道56号を進みます。

 伊予喜駅は岩本寺から15.7㎞、鉄道は国道のほか、
伊予木川にも沿っています。2度目の遍路では、無人
の伊予喜駅で休憩し、雨が降ってきたので雨具を着け
ました。

 土佐くろしお鉄道 土佐佐賀駅

 伊予喜の隣が土佐佐賀駅。2度目の遍路では無人の
待合室を借りて昼食をしました。

                               (続く)                              

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
また四国が始りますね。 (山梨 : 伊藤 三郎)
2008-02-28 21:39:05
また四国が始りますね!楽しみです。しかし駅には徳島駅と板東駅でお世話になり帰りは高速の志度駅だけでした。でも楽しみにしていますのでよろしくお願い致します。
返信する
ご縁は少ないでしょうが (saikoroat)
2008-02-29 10:45:52
歩き遍路にも、車での遍路にとっても、鉄道の駅との縁は少ないかもしれませんが、沿道にある駅の幾つかには、お世話になったところもあるので、紹介することにしました。
返信する

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