あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

東京・神保町で鉄道映画を上映中

2009-10-03 22:50:11 | 鉄道
 今日、10月3日(土)は、やまさんの「関東百駅巡礼歩行」に参加し、都営
地下鉄 篠崎駅周辺を歩きました。これについては、別途アップします。

 帰途、神保町シアーターにて「思い出は列車に乗って」という鉄道映画紀行
シリーズのひとつである、「カルメン故郷に帰る」を鑑賞してきました。

 行こうとしたきっかけは、昨日、10月2日(金)の朝日新聞夕刊(東京本社
版)「映画」欄の記事でした。

 この映画は、昭和26年(1951)松竹大船作品で、日本最初の総天然色
映画としても知られています。

 私が何故この映画を観覧したかというと、今月下旬の24~25日に、カント
リーウオークグルーで、草軽電鉄の廃線跡を歩くことにしているからです。

 草軽電鉄は、長野県軽井沢と群馬県草津温泉とを結んだ軽便鉄道ですが、
昭和37年(1962)に廃線となりました。

 翌年には、この近くの旧国鉄信越線の横川~軽井沢間が、従来のアプト式
電気機関車牽引から、別線にして新型電気機関車に交代しており、その様子
を8ミリ映画に記録しに行っていますが、草軽電鉄については、走っていると
こをは見たことがありませんでした。

 そこで、草軽電鉄の運転の様子が見られるという、「カルメン故郷に帰る」を
見に行ったというわけです。

 映画では冒頭のシーンと最後のシーンの2回、時間はわずかですが、草軽
電鉄の運転模様が登場し、恐らくほかの路線には無かったと思われる、変わ
った形態の電気機関車が、1両の客車と1両の貨車との混合列車を牽引して
行く様子が見られ、興味深く見てきました。

 もちろん、半世紀近い前の作品で、フィルムの色もサウンドトラックの音も、現
在の映画やハイビジョンTVとは比べようがありませんが、消えてしまった鉄道
の映像ということでは、鉄道ファンには貴重な作品でした。

 この映画館では、今日から10月30日(金)まで、最初に記したように「思い
出は列車に乗って」というテーマで、鉄道映画を1日4本ずつ上映しています。



 興味のある方は、スケジュールなどについて、下記、神保町シアターのサイト
をご覧下さい。

 http://www.shogakukan.co.jp/jinbocho-theater/

 この映画館の座席数は99席ですが、初日の今日の最終回である17時20分
からのこの映画の観客数はざっとみて70人前後かなという感じでした。

 座席と前後のスペースは、わりあいゆったりしています。

 下は、映画館の広報誌「神保町シアター通信」今月号の表紙と裏表紙です。




 裏表紙↑には、上映作品の名前が掲載されています。
 

 

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