出かけてから1か月以上経過してしまいましたが、新型コロナウィルスの感染拡大で1
月下旬に出かけた後は途絶えていた今年2度目の宿伯旅行です。
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2020年11月5日(木)
東武東上線・JR川越線の川越駅西口から、11時00分発の四万(しま)温泉行き関
越交通の高速バスに乗る。
市街地を南西に少し、川越ICから関越自動車道の下り線に入って北に向かう。少し走
ると西北に外秩父の盟主、笠山や堂平山などが望まれる。
さらに進んだ埼玉県北部からは、正面に上毛三山のひとつ、赤城山が近づいてきた。
上里SAに11時48分に入り、12時10分までトイレ休憩となる。快晴の好天とあ
り、駐車場は週末のようにほぼいっぱいの車が並んでいた。
群馬県内に入り、高崎出口近くからは上毛三山の榛名山塊が正面に迫り、関越道の始点
・練馬ICから92㎞地点辺りでは冠雪した上越国境の谷川岳方面かと思われる山並みが
望まれる。
12時39分に渋川伊香保ICで関越自動車道を出た。国道17号線を少しで最初の降
車地、渋川駅前で停車した。
国道353号線・長野街道を西北へ、県道に迂回して伊香保温泉の温泉街では4か所の
降車専用停留所があるが、中心街付近で道路工事か所があり、少し渋滞した。
温泉街の後半で高みに上がると、北に冠雪した谷川連峰が望まれ、温泉街のモミジはよ
い彩りを見せている。
別の県道から再び国道353号に入って中之条町の中心部を西に抜ける。四万川沿いの
山間を次第に高度を上げ、少し下って四万温泉街に入った。
四万温泉には4つの停留所があり、予定の14時より5分遅れて終点の四万グランドホ
テル前に着いた。
グランドホテルの北側、急斜面を少し上がったところが今日の宿「四万たむら」である。
入口の建物はかなり古いようで、かやぶき屋根だった。
チェックインは15時からなので建物前のモミジなどを眺めたりしていたら早めに入れ
ることになり、館内の受付でチェックインを済ませる。
ロビーには趣ある照明が下がり、その先の天井はがっちりした木組みの吹き抜けになっ
ている。
その奥には竹組みの飾りや、たくさんのつるし雛〈びな〉が目につく。
部屋からは眼下にモミジや夏用のプールなど、その先には四万川を挟む谷間が望まれた。
バスに乗って3時間ほどで着いたのだが何となく疲労感があり、しばらく部屋で休憩後、
辺りは日陰となった16時過ぎに宿の周辺を少し回ってみることにした。
建物の前の大きなドウダンツツジがよい彩り。少し下った斜面に面した古い建物に絡み
ついたツタも鮮やかに紅葉している。
宿の敷地入口には、四万温泉の始まりについて記されていた。
その下、西側の四万川沿いに群馬県重要文化財に指定されている積善館本館があるが、
現在は宿泊できないようだ。
四万川の橋を渡った右岸には宿泊できる積善館の主要棟らしい、やはり趣ある木造3階
建ての建物があり、二つの建物を結ぶ屋根付きの橋が架かっていた。
周辺のケヤキやモミジ、柿なども紅葉がかなり進んでいる。
グランドホテルの前にある小さいバス待合室際には温泉まんじゅうの店があったが、今
日は休業日だった。
陽が落ちて少し寒くなってきたが、バス待合所前の萩橋際から北に延びる支流の新湯川
を分けて、東にカーブした四万川左岸沿いに細い遊歩道があったので回ってみた。
両側の斜面にモミジやケヤキ、ツタなどの紅葉、黄葉が見られる。
次の橋からは、上流に砂防ダムからの流れが滝になって流れ落ちていた。
かやぶき屋根に照明が点った17時近く、四万たむらに戻った。
玄関を入ったところには古い置時計があり、この宿に宿泊した与謝野寛・晶子夫妻が詠
んだ歌の掲額が目に入る。
18時30分からの夕食は、一番大きな建物である木湧館1階の料亭 山桜の個室で。
盛りだくさんの和食メニューをみな美味しくいただいた。その一部を。
館内には大浴場や露天風呂など7つの内湯があり、夕食後ゆっくり時間をとってから、
趣ある大浴場と露天風呂に浸かった。(続く)
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2020年11月5日(木)
東武東上線・JR川越線の川越駅西口から、11時00分発の四万(しま)温泉行き関
越交通の高速バスに乗る。
市街地を南西に少し、川越ICから関越自動車道の下り線に入って北に向かう。少し走
ると西北に外秩父の盟主、笠山や堂平山などが望まれる。
さらに進んだ埼玉県北部からは、正面に上毛三山のひとつ、赤城山が近づいてきた。
上里SAに11時48分に入り、12時10分までトイレ休憩となる。快晴の好天とあ
り、駐車場は週末のようにほぼいっぱいの車が並んでいた。
群馬県内に入り、高崎出口近くからは上毛三山の榛名山塊が正面に迫り、関越道の始点
・練馬ICから92㎞地点辺りでは冠雪した上越国境の谷川岳方面かと思われる山並みが
望まれる。
12時39分に渋川伊香保ICで関越自動車道を出た。国道17号線を少しで最初の降
車地、渋川駅前で停車した。
国道353号線・長野街道を西北へ、県道に迂回して伊香保温泉の温泉街では4か所の
降車専用停留所があるが、中心街付近で道路工事か所があり、少し渋滞した。
温泉街の後半で高みに上がると、北に冠雪した谷川連峰が望まれ、温泉街のモミジはよ
い彩りを見せている。
別の県道から再び国道353号に入って中之条町の中心部を西に抜ける。四万川沿いの
山間を次第に高度を上げ、少し下って四万温泉街に入った。
四万温泉には4つの停留所があり、予定の14時より5分遅れて終点の四万グランドホ
テル前に着いた。
グランドホテルの北側、急斜面を少し上がったところが今日の宿「四万たむら」である。
入口の建物はかなり古いようで、かやぶき屋根だった。
チェックインは15時からなので建物前のモミジなどを眺めたりしていたら早めに入れ
ることになり、館内の受付でチェックインを済ませる。
ロビーには趣ある照明が下がり、その先の天井はがっちりした木組みの吹き抜けになっ
ている。
その奥には竹組みの飾りや、たくさんのつるし雛〈びな〉が目につく。
部屋からは眼下にモミジや夏用のプールなど、その先には四万川を挟む谷間が望まれた。
バスに乗って3時間ほどで着いたのだが何となく疲労感があり、しばらく部屋で休憩後、
辺りは日陰となった16時過ぎに宿の周辺を少し回ってみることにした。
建物の前の大きなドウダンツツジがよい彩り。少し下った斜面に面した古い建物に絡み
ついたツタも鮮やかに紅葉している。
宿の敷地入口には、四万温泉の始まりについて記されていた。
その下、西側の四万川沿いに群馬県重要文化財に指定されている積善館本館があるが、
現在は宿泊できないようだ。
四万川の橋を渡った右岸には宿泊できる積善館の主要棟らしい、やはり趣ある木造3階
建ての建物があり、二つの建物を結ぶ屋根付きの橋が架かっていた。
周辺のケヤキやモミジ、柿なども紅葉がかなり進んでいる。
グランドホテルの前にある小さいバス待合室際には温泉まんじゅうの店があったが、今
日は休業日だった。
陽が落ちて少し寒くなってきたが、バス待合所前の萩橋際から北に延びる支流の新湯川
を分けて、東にカーブした四万川左岸沿いに細い遊歩道があったので回ってみた。
両側の斜面にモミジやケヤキ、ツタなどの紅葉、黄葉が見られる。
次の橋からは、上流に砂防ダムからの流れが滝になって流れ落ちていた。
かやぶき屋根に照明が点った17時近く、四万たむらに戻った。
玄関を入ったところには古い置時計があり、この宿に宿泊した与謝野寛・晶子夫妻が詠
んだ歌の掲額が目に入る。
18時30分からの夕食は、一番大きな建物である木湧館1階の料亭 山桜の個室で。
盛りだくさんの和食メニューをみな美味しくいただいた。その一部を。
館内には大浴場や露天風呂など7つの内湯があり、夕食後ゆっくり時間をとってから、
趣ある大浴場と露天風呂に浸かった。(続く)
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