4月10日(日)、軽いハイキングを楽しむグループの今年初めての例会で、富士山麓
(さんろく)を一周してきました。
朝8時半近く、JR五日市線の秋川駅前に集合し、2台の車で現地に向かいます。
圏央道から中央自動車道に入り、谷村PA(パーキングエリア)で休憩し、河口湖 I Cで
中央自動車道を出ました。
まず、近くの富士吉田市にある北口富士浅間神社へ。天気予報では、前日の雨雲が去
って好天になるはずが、小雨模様なので傘を差して境内に入ります。
北口富士浅間神社の本殿は、元和元年(1615)の造営とか。桃山建築を伝えるものと
して、国重文に指定されています。
拝殿の上には、大きなお面が奉納されていました。
本殿右手に立つ、「夫婦ケヤキ」と呼ばれるケヤキの大木。樹高33mあり、山梨県下で
最大のヒノキのようです。
左手には、同じくらいの大きさの、ご神木の杉が立っていました。
本殿の前で、今日のメンバーの記念撮影を。カメラの私を入れて11人でした。
本殿前に立つ大鳥居。台座付きの珍しい構造。台座の上にこんな大きな鳥居が乗って
いて、大地震でも大丈夫なんだろうかと、東日本大地震の余震が続く昨今なので、気に
なります。
ちなみに、本殿の右手横から、富士山の吉田口登山道が始まります。現在の富士登山は、
5合目からスタートする人がほとんどですが、私がはじめて富士登山した、1950年代中頃
は、ここから20時過ぎに登山道に入り、夜通し登って朝、山頂に着き、昼ごろには下山した
のを思い出しました。
少し先の、道の駅富士吉田に寄った後、国道138号を進んで山中湖の西岸を経て、静岡
県御殿場市に入ります。
富士山の南麓を走る国道469号に入って西へ、十里木高原を経て、富士山の西南西の
ふもとに湧く、白糸の滝に行きました。
駐車場の先にたくさん並ぶ、土産店の近くに咲くハナモモ。
白糸の滝は、大きく湾曲した絶壁から、数百筋といわれる滝が流れ落ちていて、富士山
の山麓で最大の滝です。
左手にある、一番大きな滝。
春の日曜日ながら、大地震の影響か、行楽客はそれほど多くはありませんでした。滝
を背に、2度目の記念撮影をしました。
滝から流れ落ちる清流。流れは富士川に下ります。
白糸の滝のそばに、音止滝(おとどめのたき)という、単独の滝もありますが、土産店の
そばに柵があり、全体をカメラに入れることができませんでした。
滝の高さは25m、幅は5mあり、見映えのある滝でした。
こちらは、土産店の間に咲いていたヒカンザクラ。
白糸の滝から県道414号に入り、北に4㎞ほどで田貫湖(たぬきこ)に着き、湖畔の
ベンチで昼食をしました。湖畔のソメイヨシノは、まだつぼみのままです。
湖を囲む広葉樹林の、芽吹きはもう少し先になりそう。
午後になっても雲は切れず、手袋が欲しいくらいの冷たさです。
近くにある小田貫(こだぬき)湿原へ。標高670~690mにあり、静岡県内では珍しい、
高地にある湿原で、静岡の自然百選に選定されています。
湿原の真ん中を貫く木道があり、一周約900mの遊歩道が設けられていました。
でも、いま湿原に花はなく、寒々とした光景が広がっていました。
今日のメインの散策を終え、14時半前、帰路につきました。
国道139号・富士宮道路を北へ、富士五湖で最西の精進湖際を経て、青木ヶ原樹海を
抜ける同じ国道の富士スバルラインを東に向かい、河口湖 I Cに入りました。
谷村PAで小休止して、あとは往路の中央自動車道を戻り、小仏周辺の渋滞を抜けて、
17時20分頃、JR秋川駅に戻り、散会しました。
晴天の予報が外れたあいにくの天気で、富士山の周りを一周したのですが、富士山の
姿は、すそ野の一部をわずかに眺めたのみでした。
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(さんろく)を一周してきました。
朝8時半近く、JR五日市線の秋川駅前に集合し、2台の車で現地に向かいます。
圏央道から中央自動車道に入り、谷村PA(パーキングエリア)で休憩し、河口湖 I Cで
中央自動車道を出ました。
まず、近くの富士吉田市にある北口富士浅間神社へ。天気予報では、前日の雨雲が去
って好天になるはずが、小雨模様なので傘を差して境内に入ります。
北口富士浅間神社の本殿は、元和元年(1615)の造営とか。桃山建築を伝えるものと
して、国重文に指定されています。
拝殿の上には、大きなお面が奉納されていました。
本殿右手に立つ、「夫婦ケヤキ」と呼ばれるケヤキの大木。樹高33mあり、山梨県下で
最大のヒノキのようです。
左手には、同じくらいの大きさの、ご神木の杉が立っていました。
本殿の前で、今日のメンバーの記念撮影を。カメラの私を入れて11人でした。
本殿前に立つ大鳥居。台座付きの珍しい構造。台座の上にこんな大きな鳥居が乗って
いて、大地震でも大丈夫なんだろうかと、東日本大地震の余震が続く昨今なので、気に
なります。
ちなみに、本殿の右手横から、富士山の吉田口登山道が始まります。現在の富士登山は、
5合目からスタートする人がほとんどですが、私がはじめて富士登山した、1950年代中頃
は、ここから20時過ぎに登山道に入り、夜通し登って朝、山頂に着き、昼ごろには下山した
のを思い出しました。
少し先の、道の駅富士吉田に寄った後、国道138号を進んで山中湖の西岸を経て、静岡
県御殿場市に入ります。
富士山の南麓を走る国道469号に入って西へ、十里木高原を経て、富士山の西南西の
ふもとに湧く、白糸の滝に行きました。
駐車場の先にたくさん並ぶ、土産店の近くに咲くハナモモ。
白糸の滝は、大きく湾曲した絶壁から、数百筋といわれる滝が流れ落ちていて、富士山
の山麓で最大の滝です。
左手にある、一番大きな滝。
春の日曜日ながら、大地震の影響か、行楽客はそれほど多くはありませんでした。滝
を背に、2度目の記念撮影をしました。
滝から流れ落ちる清流。流れは富士川に下ります。
白糸の滝のそばに、音止滝(おとどめのたき)という、単独の滝もありますが、土産店の
そばに柵があり、全体をカメラに入れることができませんでした。
滝の高さは25m、幅は5mあり、見映えのある滝でした。
こちらは、土産店の間に咲いていたヒカンザクラ。
白糸の滝から県道414号に入り、北に4㎞ほどで田貫湖(たぬきこ)に着き、湖畔の
ベンチで昼食をしました。湖畔のソメイヨシノは、まだつぼみのままです。
湖を囲む広葉樹林の、芽吹きはもう少し先になりそう。
午後になっても雲は切れず、手袋が欲しいくらいの冷たさです。
近くにある小田貫(こだぬき)湿原へ。標高670~690mにあり、静岡県内では珍しい、
高地にある湿原で、静岡の自然百選に選定されています。
湿原の真ん中を貫く木道があり、一周約900mの遊歩道が設けられていました。
でも、いま湿原に花はなく、寒々とした光景が広がっていました。
今日のメインの散策を終え、14時半前、帰路につきました。
国道139号・富士宮道路を北へ、富士五湖で最西の精進湖際を経て、青木ヶ原樹海を
抜ける同じ国道の富士スバルラインを東に向かい、河口湖 I Cに入りました。
谷村PAで小休止して、あとは往路の中央自動車道を戻り、小仏周辺の渋滞を抜けて、
17時20分頃、JR秋川駅に戻り、散会しました。
晴天の予報が外れたあいにくの天気で、富士山の周りを一周したのですが、富士山の
姿は、すそ野の一部をわずかに眺めたのみでした。
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