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福岡の旅2022【大川市立清力美術館のタイル他】

2022-02-01 | 福岡の旅2022


電車とバスを乗り継ぎやってきた三猪銀行記念館。
1909年に三猪銀行本店として建てられ、現在は貨幣などを展示する施設になっていたはずなのだけど、



なんと閉まってた、、
がーーん
隣接する建物に連絡先が書いてあったが、それは、隣の家具店のことのようで、、
記念館は事前予約が必要か?もしくは今は閉館中のようだった。


結構な時間をかけてやって来たのに無念
外からうっすらと見えるステンドグラスが恨めしい、、

この後、もう一軒行く予定だった大川市立清力美術館へのバスに乗るには後1時間待たねばならない。
Googleマップで見ると歩きで50分。
50分なら歩き圏内かと、バスは待たずに歩きで向かうことにした。


雨がしとしと降る中、ようやくたどり着いた大川市立清力美術館。
建物は1908年に清力酒造株式会社事務所として建てられたもの。


現在は、美術館や市民ギャラリーとして活用されている。


屋根の上にはドーマー窓が二つ、間には華麗なデザインの避雷針が。


寒い中歩いてきたので、まずはお手洗いへと向かったら、、
扉を開けてびっくり。
タイルがあるのは知ってたけど、現役のトイレに使われていたとは!
しかも床も、壁面にもびっしりと。



淡陶の初期のマジョリカタイルと同じデザインのもの。



隣を開けると、
男性用のトイレにもタイルが!


そして、洗面台にも!

とてもきれいな状態で残されていたので、聞いてみると、古いものではあるが、建てられた当初のものではないらしい。
通常は常設で、このタイルの元となった当時のタイルが展示されてるそうだが、この日は企画展示が行われていた為、見ることは叶わず。


階段親柱。

1階には他に市民ギャラリーとなっている旧社長室、旧応接室や、資料室となってる旧営業室もある。



階段ホール。


2階のゲストルームとして利用されていた旧広間。
1955年から1986年の間には、清力美術館として公開され、美術品のコレクションの展示がされていたという。
この日は、動くカラクリアート展という企画展が開催中だった。


天井は、星形の格縁天井が豪華。カーテンボックスなども残されている。


この日の企画展の作品も、洋館にしっくり馴染むもので素敵だった。


コーナー家具と作品も一体となっていた。


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