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福岡の旅2022【柳川藩主立花邸「御花」】

2022-01-20 | 福岡の旅2022

太刀洗町から柳川へやってきた。
西鉄柳川駅から柳川藩主立花邸御花を目指したのだけど、バスだと大回りするのか行きも帰りも30分近くかかってしまい、、後から考えたらレンタサイクル借りたらよかったんだと後悔、、


柳川藩主立花邸御花は江戸時代から続く柳川藩、立花家の邸宅で、約7000坪の敷地に、現在は明治43年に建てられた迎賓館の洋館と和館、そして庭園の松濤園が残されている。


隣の新館の松濤館で宿泊や食事などもできるが、入館料1000円で見学することもできる。


見学はこちらの和館が入口。


大広間は18畳が二間と12畳の部屋が並び、両端に床の間が設けられている。


付書院には水飛沫を上げる波が大胆に彫られた欄間が。


釘隠し。



大広間からはちょうど庭園の松濤園が見渡せる。


クロマツが美しい広大な庭が目の前に広がる。


手前には大きな沓脱石。


中庭には、背景の洋館に映えるようなソテツ?がたくさん植わり、まるで南国のよう。


大広間の入口にずらりと並ぶ金箔が貼られた兜は江戸時代からのもので現在も200以上も残されているとか。


洋館へ。玄関と応接の機能を持つ洋館。
イオニア式柱に支えられた三連アーチが豪華な玄関ホール。



1階廊下もアーチが連なる。


こちらは食堂。
大理石の暖炉や、


キッチンから配膳用の小窓も残されていた。






細やかな装飾が施された階段の親柱。


2階へ上がると、広くとられた階段ホールには船の舵を模したような天井装飾。


こちらは最も華やかなメインホール。
クワトロフォイル型にくり抜かれた中心部は漆喰で細やかに装飾され、シャンデリアが下がる。



艶やかな飴色の天井が美しいなあ。


中央には大理石やタイルで装飾された暖炉が華やか。


リアルな植物模様のタイルが暖炉の両脇を彩る。



このコーナー家具も素敵。

結婚式やブライダルの撮影などにも使用されているという。
たしかに映える写真が撮れそうだなあ。

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