
香里ヌヴェール学院見学会に当選した日、途中にあったカトリック香里教会へ立ち寄った。
創立は昭和6年。創立者のフランス人、ペトロ・マルモニエ神父が私財を投じ教会を設立。
創立当時からは建物は、建て替えられているようだけど。

見学&撮影もOKとのことで、聖堂内へ。
正面に見える半円アーチのステンドグラス以外は、天井や窓枠など直線的で、
シンプルな空間が広がっていた。

祭壇の後方の半円アーチには、聖母子が描かれたステンドグラス。
手前には天窓があって、そこに吊るされた照明が素敵だった。

薔薇のような花がモチーフのステンドグラスらしきものが入っていて、
細かな細工が施されている。シンプルな空間に、ちょっと違和感。
このシャンデリアだけ古いものなんだろうか?!

壁面の片側は、天井から床までの細長い窓が並ぶ。

壁面は、白いタイルブロックのようなもの。

エントランス。

細長いニッチが二つあって、中はモザイクタイル貼りに。

創立者ペトロ・マルモニエ神父の肖像

入口のステンドグラス。

司祭館の玄関にもこんなステンドグラスが。

民家の塀にたっぷりと使われていた布目の小口タイル。

良い味わい。

香里ヌヴェール学院は、写真撮影&文章もSNS禁止ということで、割愛。
見学後は、たまたま見つけていた厨房機器会社倉庫を改装したカフェへ行くことにしていたので、そこまで歩きを楽しむ。

道中で見つけたタイルいろいろ。
表面が荒々しく凹凸のあるタイルが個性的な家。
凹凸のないタイルと合わせることで、よりタイルの質感が強調されていた。

こちらは散髪屋さんの入口床タイル。

面格子も。


1階はタイル貼り、2階は板貼りの家。

1階のこのタイルも味わいがあるなあ。

40分近く歩いて、ようやくカフェ「古虎厨房」へやって来た。
めちゃめちゃ地味な外観に通り過ぎそうになる。
淡路島の元鉄工所のカフェを彷彿とさせる佇まい。

このガラス扉の向こうがカフェ。

すぐ横は、普通に倉庫として使用されている。

店内は、ガラス越しに見える厨房機器の倉庫がインテリアの一部になっているのがおもしろい。

元倉庫の高い天井には、鉄パイプなどが張り巡らされて、倉庫感そのままの雰囲気に。
中央の長ーいテーブルは、大人数にも対応できそう。

倉庫時代の機械類も残されていて、コーナー毎に、家具やファブリックが違っていて楽しい。

こちらは、ゆったりソファ席。

スパイスカレーのランチセットを頂いた。

カフェからは、寝屋川駅まで再び歩く。
玄関脇に花と葉の面格子。

勝温泉という現役の銭湯も発見。

外壁は、ライトグリーンがきれいなタイル貼り。

タイルと洗い出し仕上げの壁面のあるアパートも。

お隣は、色違いのタイル貼り。

蝶々みたいなデザインも。

蝶々みたいなデザインも。

更にタイルがふんだんに使われていたアパート。


各家の腰壁に、茶色と、間にきれいなグリーンのタイルが貼られてた。

2階の柱の下部は、モザイクタイル貼りで、上部は、モルタルで、木のような細工が施されていた。おもしろい。

美容室の、凹凸の激しいタイル。


このパターンタイルを今回よく見かけた。


このパターンタイルを今回よく見かけた。

こまやかなニュアンスのあるタイル。

駅前までやって来た。
オレンジと青の可愛いテントの喫茶店リオを発見。


入口の透明感のあるグリーンのタイルにもうっとりし、ここでひと休みしていくことに。

店内も素敵だった。

店内も素敵だった。
天井中央部を囲むようについている照明や、
各テーブルのシンプルな照明、

たっぷりとした窓辺のカーテン。

マロンパフェを頂いて、この日の町歩きは終了。