三連休は瀬戸、多治見、常滑へ久々やきもの三昧?!の旅へ。
子連れでやきもの三昧は無理かなあ、と思ってたが最近は子ども向けのやきもの関連施設が瀬戸にも常滑にもできていたりで、親子共々楽しむことが出来た。
瀬戸の洞町はやきものの主力生産地として栄え、その昔、メインストリートだった小径が「窯垣の小径」として約400mほど残されている。
不用になった窯道具をリサイクルして作った塀や壁のこと「窯垣」というのだそう。
窯道具というのは登り窯を焼く時に製品を保護するために使ったエンゴロ(筒状のもの)、タナイタ、ツク(タナイタを支える棒状のもの)のことで、この垣はツクがきれいに並べられている。
お茶碗や小皿が埋め込まれた窯垣。
ツクとタナイタが組み合わさって幾何学模様を作る。
窯屋の刻印が入っているものもあったり、素焼きの色合いが美しい垣。
垣の間から生える緑の草やコケも彩りを添えていい感じ。
タナイタがまるで本棚の本のように並ぶ垣。
隣には花のブローチのようなかわいい陶板が貼り付けられてる。
このお宅は両脇の門柱が染付けのお茶碗やお皿などでオブジェのように貼り付けられていた。
やきものの町ならではの演出?!
この家の塀も独特・・
一番下は石、石の上に窯道具のエンゴロ、そして白い陶板?が載って一番上には染付けの陶器が載せられているという面白い組み合わせ。
玄関までのアプローチの石畳も窯道具が埋め込まれたものかなあ?
自然のやきものの色合いには温かみがあって目にもやさしく、楽しい散策ができた。
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