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京都喫茶店巡りその二【カフェ・アアルト&マヤホテル他】

2020-09-23 | 純喫茶&リノベカフェなど

ライト商會を後にし、やってきたのはカフェ・アアルト。
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトに由来するカフェが、
ヘルシンキに次ぐ2号店目としてこちらの京都にオープンしたのだとか。
2階以上は同じくフィンランドの建築家ハッリ・コスキネンがデザインしたというカプセルホテル、「マヤ・ホテル」になっている。
思ったより間口が狭くて、思わず通り過ぎてしまいそうになった意外に地味なエントランス。


1階のカフェ・アアルト。
立体感のある濃紺のボーダータイルにゴールドのサイン、照明がカッコいい
カウンター周り。


厨房やトイレのあるコーナーがこの濃紺ボーダータイルで覆われてる。
緩やかなアールに沿って貼られたタイル。


飲食スペースは奥に広がる。


店内はシンプルにまとめられていて、
黒いレザーの椅子やテーブルなどは本店を踏襲し、リプロダクトされたもの
だそう。





真鍮フレームに黒いレザーの椅子はどっしりと重い。



カウンター上にも客席にも、このゴールドの照明が釣り下がっていた。


天井はリサイクルボードのような素材でできていて、埋め込み式の照明も
所々に入れられている。


2階の客室へ続く螺旋階段も喫茶室のアクセントになっていた。


飲み物はもう無理、、とコーヒーゼリーを頼んだ。


2階以上のホテルの方も気になるので、見学させて頂いた。
2階のエレベーターを降りると正面にあるレセプションのカウンター。
明るい色調の木材でまとめられている。


レセプションの横は宿泊者は自由に利用できるキッチンがあった。


このテーブル面白い・・薄くすっきりした天板のテーブルの脚を見ると、
加工前のような荒々しい丸太が付けられてた。


天窓のある吹き抜けの空間から光が射し込む。


螺旋階段を2階から見下ろす。
朝食を下のカフェで頂く時にこの階段を使ったりするのかなあ。


コスキネンデザインの案内板も木で作られたもの。


こちらは宿泊者のロッカールームと洗面所。


そしてハットと呼ばれる個室へ。


三角屋根のデザインがかわいい。
スクリーンなどのテキスタイルはマリメッコなのだそう。
こんな地味なマリメッコのデザイン、あったんだ・・


中はこんな感じでとてもシンプル。
目覚ましは音ではなく、ライトが徐々に明るくなるのだそう。
宿泊料はおいくらなのか聞いてみると、6,7千円するらしい。
カプセルなのに、そ、そんなに高いんだ・・


更にもう少しゆったり目の「ウォークインハット」と呼ばれる部屋は、


ベッドが入れられていて、部屋の中で立つことができる高さがある。
スペース的には寝る場所だけだけど。


エレベーター前に並ぶ可愛い椅子たち。


ダストボックスも小屋のような形になってる。


個室のブラインドと同じテキスタイルで作られたマリメッコのトートバッグやポーチの販売していた。


そしてカフェ・アアルトを出て、喫茶石へ向かう途中。
素敵な外観のリノベ店舗を見つけた。


縦長の格子の入った窓や装飾の入った持ち送りがついていたり、


こんな装飾も。


建物周りにある花壇に貼られたタイルがとてもいいなあ。


中へ入ってみると、花壇に貼られてたタイルが、壁や柱に貼られ、


天井には細かい漆喰装飾があったりと、この吹き抜けの空間といい、
ただならぬ雰囲気の建物のよう。








正面にはプロセニアムアーチに囲まれた舞台があったので、元劇場か何か?と、店員さんに聞いてみたら、元映画館だったそう。


スクリーンもうまく使われて、洋服店にいい感じにリノベーションされていた。



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