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リーガロイヤルホテルの意匠&新大阪の中央ビルのタイル

2024-04-22 | 建築巡り・街歩き【大阪】

中央公会堂で陶芸の先生方とお茶後、別れてからリーガロイヤルホテルを目指す。
めちゃめちゃいい雰囲気の現役の理容院があった。吉田理容所。


焼き締めの良い味わいのタイル




とあるビルの階段降り口に大胆なアートが。



そしてリーガロイヤルホテルに到着。
先日、多治見の寿山さんで、リーガロイヤルホテルの2階トイレに泰山タイルがあると伺ったのでやってきた。
2階からメインロビーを眺める。
昭和48年吉田五十八設計、曲水の宴を模した川の流れや、紫雲のシャンデリアが美しい。



2階から見ると、このシャンデリアの迫力が半端なかった。







そしてお手洗いへ。
布目タイルが一面に貼られていた。
上品な色合い。釉薬は象牙?!
布目タイルは、建築当初からのもので、一部寿山さんで、補修されたそう。








3階のタイルも確認してみたが、同じ布目タイルだった。
4階以上は未確認。



お手洗いは、新しくなっているが、タイルもやはり改装時に変えられたものかなあ。





ホテル内は、各所に素敵な照明が輝いている。


こちらは、リーガロイヤルホテルの前身、新大阪ホテル開業時に設置されていたというシャンデリア「楽人のシャンデリア」だそう。
シャンデリアの上には楽器を演奏し、歌い踊るブロンズ像が四体乗っている。


四角い棒状のガラスが房のように下がり、電球を取り囲む照明。



同じパターンで、こちらは小さな円状にガラスの房が垂れる。


菱型のガラスパーツに囲まれた六角形の照明。


こちらの照明も圧巻の美しさだった。
周りの素材は何?!ガラス?


カットガラスが美しい照明。




そして、壁面に使われていた壁紙・・
イチョウと鳥がモチーフとなっているようだけど、素材が何かなあ?と
紙よりもしっかりしたようなもので、固めた再生紙のような感じも。
質感は良い感じだった。
もちろんタイルでも鉄板でもなさそう・・


こちらは、陶製のタイルのよう。


一通り見学して、リーガロイヤルホテルを後にする。
このビルは?!
存在感のある柱は、タイル貼り。


タイルも表面が凸凹した風格のある大き目タイル。




そして、この日、東洋陶磁美術館へ向かう前に途中下車して、新大阪を少し歩いた。
Xでフォロワーさんに情報頂いた中央ビルのタイルを見にやってきた。


大理石貼りのエントランス、1974年に建てられたビルのようだ。



エントランスホールからエレベーターホールは、大理石貼り、グレー一色で、やや地味目な感じだったが、


各階のトイレが、カラフルなタイルに彩られていた。


壁面にはブルーのグラデーションが美しいタイル。
ポルトガルっぽいカラーリング。


床は、雪の結晶がかわいいヘキサゴンタイル。


上の階はガラッと雰囲気が変わって、、


花模様が描かれたレトロなタイル。



床は、雪の結晶の茶色。


トイレ内もびっしりタイルが貼り巡らされている。



こんなレリーフタイルの階もあり、


ところどころに全く違うデザインのタイルが入っているのもおしゃれ。




骨のようなデザインに見えるタイル。



こちらは、床タイルが明るい黄色。






ほんのりピンク色のタイル。
4隅の模様が、四枚合わさると花の形に。





雪の結晶のブルー。


壁面もブルーの輪がつながったタイル。






暖かい暖色系のコーディネイトも。











地階のフロアには、雪の結晶タイルが一面に。


階段を見下ろす。






1階はトイレ空間もグレーで統一されていた。


ブルーのタイルの色違いのグレー。
ラインの濃淡だけだけど、雰囲気があるなあ。


この日もレトロビルのタイルから始まり、東洋陶磁美術館~陶芸の先生とばったり~リーガロイヤルホテルと、満喫できた一日だった。

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