
関大博物館を出た後は、以前チェックしていた旧垂水公民館が徒歩圏内にあったので、やって来たのだが、なんと既に二年ほど前に解体されていて
更地になっていた;
駅へ向かってとぼとぼと歩いていると、得も言われぬ外観の喫茶店が現れた。

もう一つチェックしていた喫茶店があったのだけど(結局なかった)
ここは入らなければと、入店。

お店の中には長いカウンターが一つ。
独特な雰囲気を醸しているのは、この壁と天井の塗りの仕上げのせい。
厚めに塗った壁を長細く搔き落とししたような跡が模様になっている。

天井もこんな感じで。
このようなデザインや内装は当時、この喫茶店を作られた大工さんにお任せ
されたそうなのだが、とてもいい味わい。

ポピーの絵も掛かっている。

窓辺に掛かるカーテン、これまた珍しい風合い。
カーテンの裾には錘が編み込まれていて、造りもよさそう。
この喫茶店の窓辺にぴったりマッチしてた。

ご主人とママさんは野鳥観察がご趣味だそうで、鳥好きのご主人
コレクションの鳥の絵や鳥グッズが店内にたくさん。

お店のショーウィンドウ。
ママさんはとても気さくな方で、ついつい子供の愚痴なども聞いてもらったり
といろいろお話でき、リフレッシュできた。

旧垂水公民館の跡地。

駅までの途中にあった医院の壁のタイル。
斜め格子状に模様が入ってるありそうでなさそうな柄。

同じく医院のポーチのタイル。

横道へ入ると、屋上にこんな庇のついた住宅があった。
庇にはモザイクタイルがびっしり貼られてた。