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台湾・高雄&嘉義の旅2018【嘉義近郊のマジョリカタイル巡りその四】

2018-01-17 | 台湾・高雄&嘉義の旅2018

最後のマジョリカスポットへやって来た。

こちらのお屋敷は連れてきてくださった徐さんも、まだ未見のところだそう。

1934年に建てられたというサトウキビ王の邸宅、許家で、こちらのお屋敷では毎年コウモリが

やってきて、軒下で繁殖することから地元の人々の間では「黄金蝙蝠屋」と呼ばれているとか。

 

 

赤煉瓦造りの建物には左右にはバルコニーが巡らされていたけど、バルコニーに出れる所や階段もなく・・

洋風っぽい見栄えと深く軒を取るためなのかなあ。

 

  

妻壁には2番目に訪れた蔡家と同じような火を表す飾りと、バロック風のメダリオンレリーフ装飾がつく。

設計した人が同じであったようだ。

 

 

 バルコニーの下の回廊

 

コウモリがやってくる軒下はどの辺りなんだろうか? 

日本だと不気味がられそうなコウモリも、ここ台湾では縁起のよいものとして歓迎したのかなあ。

 

 

そして屋根の上にはマジョリカタイル。こちらも三段に渡って貼られている。

軒飾りや斗供も華やか。

 

 

 

 

 

 

正面玄関前の床がこんな可愛い花の象嵌タイルが敷かれてた。

 

 

ひょうたんみたいな形の面格子も面白い。

 

 

そしてこちらも三段に貼られたマジョリカタイル。

せっかくのタイルをバルコニーのてすりがちょっと邪魔してるような・・

 

 

 

 

裏手に回ると、こちら側にもマジョリカタイルがずらりと並ぶ。 

 

波型タイルがかわいいなあ。

 

 

 

 

 

 

こちらの家も耐震補強のコンクリートの柱が加えられていた。

 

 

二つのアーチ窓の上には二匹の獅子が真ん中の球体を支えるレリーフが。

 

 

獅子の顔が愛嬌あるなあ。

 

 

屋敷を囲む立派な門と塀。

 

ああ~もうこの二日間でマジョリカタイルを1年分見た感じ・・満足感でいっぱい。。

この後も博物館の近場へ戻ってきて、もうひとつマジョリカスポットへ・・

 

 

コメント
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