嘉義の旅行記が途中だけど、この展示が今週いっぱいなので載せておこう。
先日、ちょうど梅田に出ている時に、情報通のUさんからラインが入り、面白い展示をやってるよとのこと。
肥後橋にあるギャラリーでお札折り紙作家・ピロさんの世界の紙幣を使った折り紙展が開催されていた。
「ターバン野口」を以前、ネットで見て興味を持っていたので、これは行かねば!と。
ターバン野口とは1枚の千円札を使って頭にターバンを巻いた野口英世を折ること。
2006年に考案されたターバン野口は、ターバンがどんどん大きくなり、現在では
ターバンだけでなくアラジン風の衣装まで1枚の千円札で折れるところまで進化されたとのこと。
この進化の経過をたどる展示が面白い。
アラジンになった野口とジャスミンに扮した樋口一葉が空飛ぶ絨毯にのってる~~
こ、これはすごすぎる!
1枚で折るというだけでなく、服や髪飾りなどに現れる模様や、ダボっとしたアラジン風のパンツのシルエット、
など細部にまでこだわってつくられているそうだ。
アラジンとジャスミンが乗ってる絨毯はインドのガンジー紙幣が使われていて、その紙幣の雰囲気が
絨毯ぽくて、これまたいいなあ。
基本形ターバン野口を折る手順。
アメリカ、イギリス、ベトナム、インド、フィリピン・・世界各国の偉人のターバン姿も見れる。
みんなターバン姿がばっちりキマってる!
ターバンだけでなく、エリザベス女王2世の帽子はこんなにもバリエーションが豊富。
なんて優雅なんだろうか~
人面魚?!みたいなシュールな作品も。
真ん中で野口がシュノーケルしてるのはウケた。
お盆チュールと題された作品は、幽霊に扮する野口と墓が。
現在の最終進化版は足の関節を動かすことができるという3D仕様。
歩かせるだけでなく座らせることも可能だそう。
聖徳太子が今時?の恰好をすると・・
毛沢東もこんなお茶目に。
このやんちゃ風なおじさんはホンジュラスという国のマルコ・アウレリオ・ソト大統領。
洋服の模様も素敵だなあ。
コンゴのお札・・これは人間じゃないな・・
まだまだたくさんの楽しい作品があって、
このアイディアとユニークさに感動した展覧会だった。
大阪では21日まで開催中で、2月には東京でも開催されるそう。