m's diary

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長野の旅2011【松本の飴】

2011-08-09 | 長野の旅2011



松本には昔から飴屋さんが多く、江戸時代には数十軒のお店があったそう。
今も年に一度「飴市」というのが開かれている。
今回、「日本のお菓子」に載っていた「山屋御飴所」とあめせんべいに惹かれて「飯田屋」へ訪れた。
お店で、なぜ飴屋さんが多いのか聞いてみたところ、この辺りは乾燥していて気候風土的に湿気を嫌う
飴作りに適していたからでは?とのことだった。

山屋御飴所は創業は寛文12年。338年続いてきた老舗の飴屋さん。
こちらの店舗は昭和8建築のどっしりとした風格が漂うお店だった。





明治時代からの看板が掲げられている。





向かいにあった山屋のロゴの入った小さな建物。
内部はリフォームされ、雑貨屋さんが入っていた。





モザイクタイルで描かれた文字。





砂糖を使わずうるち米と麦芽を使って作る水飴がベースの体にやさしい山屋の飴。
板あめは水飴を煮詰めた中に落花生を入れたもの、
米飴のみを丁寧に練った白玉飴。
そして米飴に新鮮なバターとミルクを練り込んだ堂々飴。
どの飴もやさしい甘みと味わいだった。





山屋の次に訪れた「飯田屋」ではあっと驚くような飴、「あめせんべい」を発見。
さくさくとした食感のあめせんべい。
今まで食べたことがないような新感覚食感にびっくり。
パリパリ感が命のこのあめはほんとに湿気の多い所では作れないだろうなあ~と。





落花生が入ったこの「松本有平糖」も見た目もとてもきれい。
この飴も噛んだときのサクサク感がとってもいい美味しい飴だった。

毎年お正月明けに開かれるという「あめ市」も興味深いなあ・・
コメント
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