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京都近代建築巡り

2008-10-09 | 建築巡り・街歩き【京都】


河原町通にある陶芸の先生が出展されてるギャラリーへ行く前にちらりと写真を撮りに寄った老舗の喫茶店「築地」
内部は短大時代に訪れたきりだけど、看板からして只者でない雰囲気を漂わせる喫茶店だ。





この玄関周りのタイルが一際、美しく目に飛び込んで来る。
先日、旧甲子園ホテルの元酒場だった部屋の床に敷き詰められていた京都の泰山窯のタイルに似てるが、これもそうかなあ?





そしてこの日最後にもう一軒、見に行った麩屋町通にある登録有形文化財の革島家住宅。
ドイツ風の外観と建物を覆う蔦が美しい。





麩屋町通にあったちょっと気になったギャラリー兼レストラン、「french O・MO・YA 錦小路」。セカンドハウス系列のお店のようだ。
信楽焼の陶器ギャラリーとフレンチレストランになっていて、離れや蔵を利用した個室があるらしく信楽焼の器でフレンチが頂けるらしい。





今回、主に河原町七条から西本願寺辺りの建築巡りをした。
大正14年に建てられた登録有形文化財の「富士ラビット」
一階は牛丼の「なか卵」やカフェが入っていた。





なか卵の入り口上部などに三箇所ステンドグラスが入っていたので、中に入って写真を撮らせてもらった。
その時に牛丼を買いに並んでたおじさんに、ここは昔アメリカの自動車会社フォードの代理店だったお店で、ステンドグラスもこの正面にはタイヤ、そして両脇にはフォードの車が描かれてる、と教えてくれた。





そして富士ラビットのほぼ向かいにあるはずの若林仏具製作所の建物が見つからず、本店へ入って訪ねたところ、今はレストランに変わったという。↓
そしてこの本店の方も登録有形文化財だと教えてもらった。





というかもう2年ほど前に「グランヴェルジュ京都七条倶楽部」というレストランに変わっていたようだ。
私の参考にしていた資料が古かった;;





正面にそびえ立つ四本の列柱が極太で威圧感が。
大正3年築、セカンドハウス西洞院店(旧・村井銀行七条支店)





そしてやって来た龍谷大学。
龍谷大学は明治12年に竣工され、本館、北黌、南黌、旧守衛所、正門、渡廊下がそれぞれ重要文化財となっている。
う~ん、一箇所でこれだけまとめて見れるなんて、幸せ~
写真は本館と北黌。





渡り廊下の天井は菱組天井といわれ、とても美しい木組みの天井だ。


その他いろいろ回った建築と建築の細部は後日旅行記の方にて。
コメント (2)
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