台湾紀行2018、No4
嘉義から出た阿里山森林鉄道は阿里山までは通じていません。
奮起湖から阿里山までは、土砂崩れなのか長いこと不通になっています。
それで、奮起湖から阿里山へはバスで行くことになります。
阿里山までは通じていなくても、鉄道は少し先までは行けるようです。
奮起湖の先から列車が戻ってくるのに遭遇しましたから。
奮起湖は、山の中の拠点となる町です。
あいにくの雨、、、。
奮起湖へ嘉義から登ってくる列車は土日祭日1日3本だけ、平日は2本だけです。
バス利用で登ってこられる人のほうが多いと思う。
便数が多いし、時間もかからない。
でも、古くからある阿里山森林鉄道に乗りたい人が多いので、乗車券は完売でけっこうな乗車数です。
奮起湖駅の駅舎は、ホームに降りて写真左になります。
車両車庫から振り返ってホームを見たところです。
いつ嘉義から阿里山へ全通するのかしら。
登山列車の軌道は、いちど崩れると復旧が難しいのだろう。
奮起湖駅の出口です。
傘をさしているので、混雑がなおさらひどかった。
シーズンオフでも列車が到着すると大混雑になって、夏場のシーズンだとどうなるのか?
もっとも、列車の本数を限っているのかもしれないから、シーズンインとオフでは同じなのかもしれない。
ただ、バスで来る人は激増するだろう。
バス駐車場の広さが限られていて、、、どうなるのかなー。
台湾では奮起湖弁当が有名です。
台鉄弁当のシンプル(芸のなさ)さに比べると、いろいろお惣菜が増えている。日本の弁当に比べるぐらいじゃないが、通常の台湾弁当にしては上出来です。
ホームに下りたら駅舎に向かわないで、車庫に向かう人も多い。
改札などあってもないに等しいからだ。
車庫には古い蒸気機関車が展示してありました。
駅舎に向かうと奮起湖の街に直接出られます。
車庫の右手前にトイレがありました。
ぞろぞろ車庫に向かいます。
台湾では線路を歩く人が多い。
駅員さんが気にしていなくて、うるさくないようだ。
中に展示してある、えらく古い機関車です。
日本の蒸気機関車で言えば弁慶号よりは新しいかな~~~。
2台ありました。
台湾人の観光客は当然ですが、中国本土の観光客も多そうです。
奮起湖は山の中の町で、このあたりの一大拠点なのでホテルも多いようだった。
阿里山森林鉄道の軌道の模型です。
ループで高度を上げていきます。
ループを登りながら高度を上げていき、上にでてまたトンネルの中をグルっと回って高度を上げていく。
山岳鉄道は、このようなループとスイッチバックで高度を上げていく。
日本にもいたるところにループやスイッチバックがあったけど、電車のモーター出力が上がったので急傾斜でも登れるようになって廃ってしまった。
車庫の反対側でこちらから人が出てきます。
人がいない瞬間を撮ったので、普段はわんさか人がいます。
雨が降りしきる中、奮起湖の先に行く列車が降りてきた。
奮起湖駅に入っていきます。
ひとまわり小さな車両がありますね。
なんだろう?
私が今立っている場所は駅の上にあたりバス停がありますが、平日はバスが来るそうですが、休日などはバスが来ないそうです。
ずーと待っていて、1時間を過ぎても来ないので、現地の学生さんがネットで調べたら、休日などは、ここから10分ぐらい下の大きな駐車場がバス停になると判明。
その学生さんと、ベトナム人の観光客2人と、私たちは急いで下りました。
台湾では、平日と休日のバス停が変わることがありますので注意してください。
駅舎から下りて町に出ると、、、すぐに九份のような出店が続きます。
町の入り口には現地の野菜などが売られていた。
ブロッコリーが日本の4倍の大きさだった。
日差しが強く、雨量が多いのか。
金柑も心なしか大きい。
金柑にも種類がありました。
日本と同じ「わさび」と書いてあった。
150元は600円だから、、、激安でしょ。
日本だとこれほど大きなわさびだったら5000円ぐらいかも。
雨で傘を差しながら見て回るのは大変だった。
人がいない時を狙って撮っているが、混雑していると傘と傘がぶつかって大変。
欧米人は少ないですねー
日本で最近知られてきたオーギョーチーの実。
なんだかさっぱりわからないものだ。
九份の雑踏に似ているが、ずっとずっと小さい町です。
ここが奮起湖弁当発祥のお店です。
それで一番人気です。
お弁当を買って店内で召し上がっています。
寒いので店内でも着こんでいます。
でも日本はもっと寒いので、私らはあれほど厚着はしていない。
晴れたら見晴らしがよいのだろう。
雨量が多いし日差しは強いけど、たぶん霧がかかっている日数も多いだろう。
奮起湖から先は、阿里山まで列車が通じていないのでバスで行きました。
駅の上にあるバス停で、バスを長いこと待っていたのは、ネットで旅行記を読んだからで、そのまま信用しても、現地のことは変わることがある、、、という教訓だった。
台湾人の学生さんたちだって知らなかったのだから、まして異国の観光客などわかるはずがない。
学生達が私たちに話しかけてくれたので助かった。
会話ができなかったらずっとバスの来ないバス停で待っているはめだった。
その日使われていたバス停は、そこから下って10分とかからなかった。
ここに休日のバス停がある。
大きな駐車場だった。
乗用車の駐車場は駅の上にあったが、バスの駐車場は下にあったのだ。
待っていたバス停にタクシーの客引きが来ていたけど、タクシーの運ちゃんは「乗らないか」と言うけど、「今日はここにバスが来ない」とは教えてくれない。
そりゃ商売だから、本当のことを教える必要はないということ。
3時間も待ってバスが来なかったら、「ここではバスは不定期で、着たり来なかったりなんだ」とでも適当なことを言うのだろう。観光客にとっては嘘でも、そんなものかと思い本当のことになる。
世の中の仕組みですよ~~~。
無知は罪!
注意、注意ですねーーー。
その日の本当のバス停から見た奮起湖の町。
写真右の台湾人学生達が怪しんで調べてくれて助かった。
観光客や外人だったらお手上げです。
むろん、その情報を知って、正しいバス停に来ている人たちのほうが多かったのは事実です。
だから、どこかに掲示してあったか、ネットに書いてあったのだろう。
というわけで、少々時間をかけて阿里山の町に着きました。
阿里山のバス停(バスセンターになっている)は、阿里山の町の少し下に位置していた。
バス停から50mほど先に行くと、阿里山公園の入り口ゲートがあります。
ここから公園になるので有料です。
公園の入山チケットはバスを降りるときにいただけます。
車で来る人はゲートでお金を払っていた。
ひとり150元だった。
今日の宿は神木旅館(賓館)、、、。
私の部屋は5階で階段しかない。
2人で12000万円ぐらいで、さらに夕食なしで、朝食は券をもらって近くの食堂で食べろと、、、。
台湾にしてはエラク高いホテルです。
部屋が狭くて、寒くて、シャワーがしょぼいーーー。
文句は言えません、何しろ標高で2200mはありますから、富士山の5合目の旅館みたいなものです。
シーズンオフでこの値段だから、まさに夏場の観光地価格はいかほどになるのか!
団体さんはバスで来るようです。
自家用車で来る人もいるので、駐車場は大きい。
観光協会は右手の崖の上で100mぐらいの所にありました。
この一帯がホテル地域で、右手崖の上の広場がお土産屋さんや食堂街になっていた。
広場のさらに上に阿里山森林鉄道の阿里山駅があった。
ただ、今は阿里山と下の奮起湖は線路がつながっていないので、下界(嘉義)とつながっていない奇妙な路線です。
うーむ、ついに来ました阿里山に~~~。
阿里山から先、支線がいくつもあって、列車が発着していました、、、この雨の中、、、乗客は少ない。
車両が微妙に違う気がする。
あれは、、、木製の客車じゃない。
(後で調べたらヒノキ列車だそうです)
シーズンになると使うのか?
夕方になって、ホテルで食事は出さないと言っているので、人気の全くない食堂街をぶらぶらと散策。
朝食券はもらったが、夕食は怪しげな街で食べなきゃいけない。
まともな、レストランが見つからなかったので、おばちゃんの呼び込みにひかれて、現地食堂で夕食だった。
じゃーーーーん
ワンプレートだった。
ご飯、豚肉と野菜と野菜の炒め物がごちゃ混ぜ乗っている。
台湾のお食事は、だいたいが見栄えが悪いけど、これは相当でしょーーー、山の中だから、仕方ないか―――。
豪快と言えば聞こえがいいけど、、、見栄えが、、、だから日本人はうるさいのだが。
食べてみて、、、どっこい。
このチャーハンが美味しいのーーーどことなく中国らしくて八角の香りがします。
味付けも台湾は薄味で私好み。
これはグーです。
見てくれはともかく美味しかった。
青菜の炒め物は、、、絶品だった。
これなんだーーーて見栄えでしょ、それで美味しいなんて。
私がオーダーしたワンプレート豚肉は、食べずらいのなんの、、、だけどお味は良い。
野蛮だけど美味しいのが台湾料理なのかも。
手前は団体さんの鍋料理の用意のよう。
夕方か夜にでも到着するのかなー。
奥の席で私らは食べた。
この後ろに欧米人3組がひっそりと座って食べていた。
阿里山だけじゃなく台湾全体に欧米人は少ない。
もしかして国連に加盟していないからなのか?
国として中国の反対で国連加入が認められていないから、欧米国家との交流が少ないのかもしれない。
残念なことです!
こんな素晴らしい国民の、、、国家があまり世界に知られていないのは。
どこかの国の横暴というか、ごり押しが世界にまかり通っている。
鍋料理は団体さんには便利かもしれない。
1品づつ作っていては厨房が大変すぎる。
人っ気のないお土産屋さんを見ながらねぐらに帰りました。
雨で明日が思いやられるなーーー。
どこがインターナショナルなんだい、とかみつきたくなりますが、とりあえずはねぐらがあって良かった。
標高2200mで12度は日本じゃ考えられないくらい温かい。
日本だったら-10度でしょう。
でも現地の人から、寒いから本当に寒いから大変よーーーとありがたい忠告を受けていた。
2019年 台湾紀行20 台東の森林公園
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2019年 台湾紀行19 台東から高雄に向かう車窓
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2019年 台湾紀行18 台東のカフェ太麻理文創咖啡館、日式老屋
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2019年 台湾紀行17 台東鉄道芸術村
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2019年 台湾紀行16 花蓮駅(ファーレン)
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2018年1月 ⑥阿里山の神木の森を散策、スピリチェアルを感じました
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2018年1月 ⑤阿里山森林鉄道に乗り祝山へ向かう 、大雨のなか出発
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/493259cf567fd8b5d71043958fb6dcfd
2018年1月 ④奮起湖の阿里山森林鉄道、阿里山へバスで行く
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2018年1月 ③嘉義から阿里山森林鉄道にのる、奮起湖まで 弥次喜多道中
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2018年1月 ②彰化の扇形車庫を見に行く 蒸気機関車時代の車両回転台です
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2018年1月 ①嘉義へ黒落花生を買い出しに 台湾では黒金剛と呼びます
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2018年1月 ⓪台湾人は敬老精神 博愛席に強制的に座らさられた
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