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台湾の嘉義へ黒落花生(黒金剛)を買いに行った

2018-01-10 22:02:39 | 台湾

台湾紀行2018、No1

私が黒落花生を知ったのは2年ほど前、台北の迪化街で見つけてから。

調べたら、台湾では嘉義の近くの北港が産地だという。

ホテルで黒落花生を売っているところを聞いたら、市場か農協だろうと、、、。

港は嘉義から10kmほど離れていて、とてもじゃないが取材じゃないので行かなかった。

産地が近くなので、もしや、スーパーでも売っているかと思ったら、、、ありました。

じゃーん

黒落花生は台湾では黒金剛と呼んでいます。

落花生は花生と呼ぶようだ。

北港産の黒金剛(黒落花生)と書いてあります。

日本に帰って食べたら、、、さすがに品物が良く美味しい。

ロットが小さいものも探せば売っていました。

左右のものが嘉義と台中のスーパーで買ったもの。

左下は台中の市場で量り売りしていたもので、パッケージはない、ただのビニール袋。

黒落花生(黒金剛)の品質は、スーパーで購入した北港産と書いてあるものが、いちばん良かった。次に台北の健歩店のもの、品質が悪かったのが、台中市場で量り売りしていたもの。これは、キット地元の人たちが普段にたべるものなのでしょう。

産地に近いから、こんな形で売られていました。

売り子はお婆で、市場なのでやり取りを楽しむのがいい。

大きなビニール袋に入れて店頭にあった。

これから取り出して量り売りしてくれます。

たぶん、台中でも嘉義でも台南でも市場に行けば手に入れられるだろう。

台北の迪化街の健歩店でも量り売りいしていただいた。

値段は産地(台湾南部)に近い方が安いと思うが。

他の果物と一緒です。市場の奥は鮮魚店や精肉店です。

売り子さんは当然、、、おばちゃんでしたー。

帰りの飛行機の中でポリポリ食べて、機内をゴミだらけにしてしまった。

嘉義と言えば数年前に映画「KANO~1931海の向こうの甲子園」が大ヒットしたそうです。残念ながら私はまだ見ていない。戦前の台湾が描かれていて、現地の高校が甲子園に初出場して、、、あれよあれよと準優勝した実話をもとにしています。

現地でも有名な話で、街の真ん中にあるロータリーには、その投手の像が飾られている。

日本統治時代のことは、国民党は悪しき時代としていて見ていたが、民主党政権になって国と国民全体が親日本に変わった。

国民党は基本的に共産党と戦って中国本土から追われた集団です。しかし日中戦争を日本と実際に戦っていたのが、蒋介石率いる国民党軍。それで本土から追われたが、本土の共産党よりも日本のほうが憎い相手なのだ。

毛沢東がひきいる共産党軍は日本軍とは直接戦っていない。もしかすると、国民党軍を日本軍とたたかわせて、消耗させたんじゃないか。うまいやり方です。日本は結局米国と戦って負けたが、毛沢東とは戦っていない。だから今の習政権などが、戦勝記念日などと言っているのは、他人の手柄を祝っているのと同じ。他人のふんどしの柄を褒めているのと同じ、恥外聞もなく厚顔無恥でやるのが中国流なのだろう。

日本統治時代の遺産を壊したのは国民党政権。毛沢東ひきいる中国人民軍(共産党軍)に負けて本土を追われた国民党は、台湾に着くや否や、土着民族や日本の教育を受けたものや遺構をことごとく破壊したり虐殺していった。

国民党は元々は中国本土が出身なので、日本より主義主張が違っても、毛一派(現共産党政権)に親近感があるのだろう。

台湾人の多くは日本統治時代が、台湾が未開から文明国にチェンジした時代だったので、日本には親近感や畏敬の念を抱いている。

台湾は嘉義に限らず、台中でも台北でも、九でも日本式家屋をリノベーションして現代的な使い方をしています。その感覚が時代の最先端を行っているようです。

日本にはそこまで完璧なリノベーションを見たことがない。

北海道の小樽などがそれにあたるけど、、、台湾のそれにはチョイ負ける。

だってお隣の韓国では、日本の息がかかった建造物は完全破壊・撤去が原則なようで、台湾との違いがすごい。

嘉義駅の前です。

スクーターの洪水がぴったり。どの町の駅前にはスクーターのレンタル屋さんが何軒かある。地下鉄があるのは台北ぐらいで、公共交通と言えばバスしかない。街の道路が凸凹していて歩道は段差があるし、路駐が多いし自転車は結構危険そうです。台湾の街はちょうどスクーターが便利です。

インフラは日本の昭和の真ん中ほどの感じかなーーー。貧富の差がたぶん日本よりは大きいようだ。金持ちは桁違いだが庶民は明るく楽しく前向きに、、、って感じかな。人間味のある社会だと思う、今でもねー。

この写真は昨年ゲットした黒落花生(黒金剛)。

今回は台北に立ち寄らなかったので、健歩店の葉先生には会えず。

先生の話では、黒落花生は中国南部が原産で、台湾の南部、北港が一大産地になっていると。北港の土が落花生に適していたのだろう。黒落花生はポリフェノールが豊富です。

2019年1月 迪化街で黒落花生を買う、健歩店の葉さんに会いに行く

https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/269bc3e58974df1217a941d4d4d521c4

2017年1月 迪化街で黒落花生をゲット 台北の健歩店はお勧め

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/0b665ca44b479990adb948f06f31ad43

2016年1月 健歩店で落花生を買った

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/77cab75c159796d1b6593681f7b98642 

2018年1月 ③奮起湖から阿里山へバスで行く 

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/b476fa15c132c89bc441df33946cb51c

2018年1月 ②嘉義から阿里山森林鉄道に乗って奮起湖に向かう

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/6207696744ab454f2378baca5430e3c4

2018年1月 ①彰化の扇形機関車車庫を見学

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/e16d0160442d86fb1dfa095f72c8158f

2018年1月 ⓪台湾人は敬老精神

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/318c87962bd42f1ba3f81f9b4192cbda


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