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オリエント急行殺人事件、映画

2017-12-31 17:30:22 | 映画

大晦日はのんびり都内で映画でした。

朝起きたら雪が舞っていたでしょー、そんな時に薄着してランニングしたら風邪でもひきそうです。

新宿バルトナインに9:30にレッツゴー。

ところが街が閑散として、、、バルトナインの9階まで上がってもお客がいないぞーーー。

大晦日はやはり都内に人がいないのかーーー。

まーーー朝早かったし。

オリエント急行殺人事件は、ひとことで良い映画だった。

画面が美しいし、登場人物がひとクセもふたクセもあるのだが、魅力的なのだ。

唯一、犯人になったジャックスパローことジョニーディップが悪人づらで登場、、、いかにもって感じで。

まーーージョニディップだけが悪者になってケチョンケチョンなんだが、全員善人ぶって全員が犯人みたいな、サスペンス貴族映画でも言いましょうかーーー。

愛があり憎しみがありスリルがあり、ヨーロッパの雪の山岳地帯を、、、豪華なクラッシックなオリエント急行が、巨大な蒸気機関車に引かれて走っていく。それだけでも映像にしたら、、、美しくも悲しくも暖かい映像になっています。

そうそう、広軌列車の機関車は本当に巨大ですから!

右端がジョニーディップ扮する悪徳古物商。

結局、ボロクソに言われて殺される役で、、、ジョニーディップは悪役を楽しんだのではないか、、、そんな人だもの。

私個人的には、右から2番目のペネロペが何か腹にいちもつ有りそうで、どうみても単純じゃないしーーー、大好きですけどねー。

彼女は、いい女にも悪巧みの女にも、どちらも演じられると思う。


この映画の、見所はクラッシックなヨーロッパ貴族社会、、、それと美しい山岳、豪華な列車と室内などなど、、、。

私が45年前にヨーロッパに滞在していた頃のオリエント急行は、この当時と違って落ちぶれていた、、、。

この当時は他国へ旅行できること自体がステータスだった。

その最たる移動手段がオリエント急行列車だった。

だけど、私が行ったヨーロッパは1970年代で、列車移動は時間がかかりすぎるので、金持ちの移動には使われなくなっていた。飛行機が当たり前で列車やバスは庶民のものになっていた。

私が見たオリエント急行列車は、中東や東欧の方達の出稼ぎ列車と言われていた。時代が変わると変わるものです。

オリエント急行は、列車の運行は、私の知っているところではプルマン社がやっていたはず。鉄道の運行と列車の所有が別だった。

私は若い時に、ヨローッパの各国を夜行列車を利用してあちこち旅しました。

コンパートメントになっているのでオリエント急行のように全て個室だった。

貴婦人や上流階級のご婦人と一緒になると緊張したものです。

きっと、あちらの方は東洋人の汚い若者と一緒になって「あ〜〜嫌だった」と後で言っていたのではないか。

ユーレルパスは1等車に乗れたのだ。

ヨーロッパの列車はゆったりとしているだけじゃなくオシャレ(クラッシックだし)だった。


冬の2月にヨーロッパの山岳地帯を列車であちこち回ったので、どこもかしこも雪が深く積もっていて、目の前の山から線路めがけて雪崩があったことも目撃した。さいわい私が乗った列車までは雪崩が到達しなかったが、、、、

山岳地帯では雪崩は日常なのだと思った。

ハイキングでもしていたら、雪崩に巻き込まれて即死です。

そんなリアル山岳地帯を自分の目で見てきた。

土砂崩れは南米アンデスの山岳地帯で国際ラリーの最中で出くわしたが、、、考えると、列車の雪崩といい結構なところを自分はほっつき歩いているものだ。「けっこう毛だらけネコ灰だらけ、おさるのお尻は真っ赤っか」渥美清さんの啖呵だったけ?


でも、こういう金持ち階級の人たちとは接点がなかったぞー。


アガサクリスティ著、推理小説が元の、優しさを感じる良い作品(映画)です。

強くお勧めしますだ〜〜〜。 

2019年7月 天気の子、新海監督アニメ

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2017年12月 オリエント急行殺人事件

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