ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

シートの張替え

2006-12-01 20:19:48 | 

椅子の張替えは、自前でやるが、車となるとサスガにできない。

近所の業者さんへ車を持ち込んで説明を聞きました。民事再生手続きの債権者説明会もあればコンナ楽しい打ち合わせもあります。

椅子の張替えは、革張りが1脚8万円だそうですが、牛皮を3枚、、、牛3頭だそうです!!そんなに使うとは思いもしなかった!いい部分しか使えないからで、というとベンツのような大型車を内装から革張りにするには、牛10頭以上???

0612r1_1 広い工場にキビキビ働く若い人が15人も。

椅子を車からはずし、テキパキと布地をはがしていく。縫い目を解きパーツごとに型紙を作るそうです。それから皮を切り取り、同じ手順で組み合わせて行くそうだ。工程は3週間!

0612r2 レカロにするかヤふーで中古の革張りを買うか???

考えたすえ、お店に見に行ったところ、手作りのシートが美しかったんで、頼みました。これは布を剥ぎウレタン状態のシート。裸のシートですね。見ちゃいけないもののようです。

お店の方のお話で面白かったのが、牛革は東欧や北欧で育ったものの品質がいいということ。東南アジア産だと、牛に虫やら寄生虫がたかり、皮に小さな穴が開いていて使えないそうです。アルプスの少女ハイジの牛が一番だといっていた。温かい地方にはアブやらブヨがうようよいるからなー。

さてさて楽しみなことです。

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債権者説明会へ出席

2006-12-01 19:34:27 | 日記・エッセイ・コラム

0612saiken2

長いこと仕事をしていると、こんなこともあります。

いわば倒産に立ち会ったのです。でも民事再生手続きをするということで、債権者へ説明会が開かれました。

実際は破産したが債権を保留さして、会社を再建できないか、債権者サン達への説明会です。金を取りぱぐれた方には納得がいかない場合もあります。

今回は出版社。

会場へ近ずくにしたがい、黒背広の方々が同じ方向へ、、、受付を済ませ中へ入ると、300人を超えぎっしりでした。会社とはコンナに大勢の方々に支えられて存続していたんだ。分厚い書類をいただくが、難しい数字の羅列。

まず、倒産した会社の方々の挨拶で始まった。

はじまる前から被告人席の3方の目頭が赤かったよう、、「泣くな」と声が、、当然おらだって泣きたいよー、、!!

質疑応答はだいたい以下のよう、、。

①銀行

私どもは寝耳に水なんですが、、、。

②商社

再建するためのスポンサーはどういう業種何ですか?

③ライター

裁判所へ届ける以前のギャラはストップで、それ以降のギャラは支払うということですがその保障は?

④東電

今までの溜まったお支払いは何時になるのですか?ライフラインは優先的とおっしゃるが、その支払いの時期を明示してほしい。

⑤印刷会社

社長の次男の会社は関連会社なんだが、なぜ、この書類の中に出てこないのか?

⑥紙屋

偽装があるのでは?

⑦?

貸借表で納得に行かないところがある。

⑧?

不採算部門と採算がある部門を切り離すそうだが、どの編集部が良くてどの編集部が悪いのか?

数字を見て、すぐに疑問が出るのは、サスガに経理士さんや弁護士さんたちです。いちいち納得のいく質疑応答だったが、最初の説明会で、再建委員会自体が全体をまだつかんでいない気がします。私の今回の債権は微々たるもので、たいした影響がなかったのが良かった。

全体に感じたのが、仕事に情を入れ込むと、数字にきっちりマイナスが出ることがあるということかな。0612saiken1_1

倒産は仕方ないけど、売掛の取りぱぐれも昔はありました。最悪は取り立てやさんに頼んだこともあります。最近は仕事のセキュリティーレベルを上げているのでホトンどありません。お金をいただくのも、体を張ってやっています。そのためのランニングでもあります。元気じゃなければできません!

コメント (2)
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