ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

債権者説明会へ出席

2006-12-01 19:34:27 | 日記・エッセイ・コラム

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長いこと仕事をしていると、こんなこともあります。

いわば倒産に立ち会ったのです。でも民事再生手続きをするということで、債権者へ説明会が開かれました。

実際は破産したが債権を保留さして、会社を再建できないか、債権者サン達への説明会です。金を取りぱぐれた方には納得がいかない場合もあります。

今回は出版社。

会場へ近ずくにしたがい、黒背広の方々が同じ方向へ、、、受付を済ませ中へ入ると、300人を超えぎっしりでした。会社とはコンナに大勢の方々に支えられて存続していたんだ。分厚い書類をいただくが、難しい数字の羅列。

まず、倒産した会社の方々の挨拶で始まった。

はじまる前から被告人席の3方の目頭が赤かったよう、、「泣くな」と声が、、当然おらだって泣きたいよー、、!!

質疑応答はだいたい以下のよう、、。

①銀行

私どもは寝耳に水なんですが、、、。

②商社

再建するためのスポンサーはどういう業種何ですか?

③ライター

裁判所へ届ける以前のギャラはストップで、それ以降のギャラは支払うということですがその保障は?

④東電

今までの溜まったお支払いは何時になるのですか?ライフラインは優先的とおっしゃるが、その支払いの時期を明示してほしい。

⑤印刷会社

社長の次男の会社は関連会社なんだが、なぜ、この書類の中に出てこないのか?

⑥紙屋

偽装があるのでは?

⑦?

貸借表で納得に行かないところがある。

⑧?

不採算部門と採算がある部門を切り離すそうだが、どの編集部が良くてどの編集部が悪いのか?

数字を見て、すぐに疑問が出るのは、サスガに経理士さんや弁護士さんたちです。いちいち納得のいく質疑応答だったが、最初の説明会で、再建委員会自体が全体をまだつかんでいない気がします。私の今回の債権は微々たるもので、たいした影響がなかったのが良かった。

全体に感じたのが、仕事に情を入れ込むと、数字にきっちりマイナスが出ることがあるということかな。0612saiken1_1

倒産は仕方ないけど、売掛の取りぱぐれも昔はありました。最悪は取り立てやさんに頼んだこともあります。最近は仕事のセキュリティーレベルを上げているのでホトンどありません。お金をいただくのも、体を張ってやっています。そのためのランニングでもあります。元気じゃなければできません!

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私が教員になって5,6年目の頃、今(2006年... (松橋の松)
2006-12-02 19:45:52
私が教員になって5,6年目の頃、今(2006年)から30年前に、左官職人の父親が請け負いをしていた建設会社が倒産して、400万円の借金をしたことを母から聞きました。そのほとんどが、材料代や雇っていた職人さんに支払う給料でした。本当なら、その建設会社からもらって支払うお金でしたが、父が肩代わりしたようで、国民金融公庫から借金をして払っていました。その一部を私が教師になってから払いました。一つの会社が倒産すると、それに関係する多くの人達に影響しすることは身をもって体験しました、。今、私は教師なので、倒産という場面にいきなり出会うことはないと思いますが、将来的にはわかりません。それに、教師個人に対しては評価制度が給料に反映するようになるようです。
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松橋の松さん (shimo)
2006-12-02 20:15:39
松橋の松さん
ひと言に400万円返す、といっても400万利益を出さなきゃいけないでしょう。それだけでもタイヘンなのに、返却だけのためとなると、やりきれませんね。
今回は雑誌を30誌も出している出版会社なんで、負債総額が37億円だといっていました。説明会に出席していた300人で割ると、単純に1200万円づつ。おそらく平均でソレくらいなんで、実際は億単位をかぶった会社があるのだと思います。死活問題ですからね、、。
教師さんの給料に評価制度があるとは知りませんでした。いいことだと傍は思いますが、いかに?
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