あの「のぼうの城」で有名になった、埼玉行田市の「忍城」成田家の関東一の美女(と、描かれる)甲斐姫の物語ね。
前半は、あの忍城の攻防と、姫様が描かれ、やがて成田家は、天正18年(1590年)の奥州仕置において伊勢より陸奥会津に移封された蒲生氏郷の家臣となって会津に下る。
そこでの氏郷との愛・・・やがて、秀吉の召されて・・・と、波乱万丈の物語が描かれている。
甲斐姫は淀殿の信任を得て豊臣秀頼の養育係を務め、生涯を終える・・・
まあ、甲斐姫を中心にすえながら、北条や豊臣の大大名の世に、地方の様々な大名の織り成す、生きてゆかねばならないたくましさ・別れと読み応え十分であった。
風魔の抜け忍と、茶人とか、脇役も上手に描かれ、あっと言う間に読めるでよ。
「のぼう」は途中でやめた・・
って、アベちゃんのお気に入りで大本営放送局の委員になったからといって食わず嫌いはよくないわなぁ・・
んが、この小説はちと、違うで?
ももちゃん?
ありゃ、ダメね!!!
のぼう...も面白かったよ。
ただ単行本って言うのがなぁ~。
文庫本が出るまで待つわ。