ノビルの生き残り戦略はしたたかである。
ヒガンバナ科ネギ属の多年草。ノビルは、鱗茎、ムカゴ、種子の3種類で増えていくのだ。鱗茎はまさに掘って食べる根元の白い部分。これが子供を産み、子孫を増やす。そして写真のように先端に「ムカゴ」付け、これがこぼれても増える。さらにこのムカゴから花が咲いて、種子が出来る。これだけ、子孫繁栄・生き残りの仕掛けを持つ植物もすごいと思う。そのくせ、日陰になるといつの間にか、消えてしまうのだから、これまた不思議である。
そのムカゴ・・・・・食べると美味しいと、最近知った。鱗茎は40年も50年も食っているのに、まだまだ、知らない「ノビルの世界」があるんだねぇ・・・
花!・・・花もそのまま食べられるようだ。
水洗い・・・
40秒ほど、沸騰後の湯でゆでる。
茹でると緑色!
とりあえず、知ったとおりに、「酢味噌和え」・・・・ネギ臭漂い、美味い。
納豆に入れて・・・・こちらはさらにうまい。
しっかりした歯ざわり・・・・花の咲かない、ムカゴの「出来はじめ」の方が、柔らかいのかな?
来年は、もっと若いうちに摘んで、食ってみるのだ。
よく噛めない俺の歯には、もすこし柔らかいのがいいな。
6日の2m圏内接触者。
濃厚接触・・女房・獏・関口・・2人と1匹。