じつによくできた記念館なのだ。
1つの映画で、1つの記念館とは、いかに国民的映画だったかだな。
寅のような人は、他人なら楽しいが、身内だったら災難かね?
落語のもつ、庶民の暮らしの喜怒哀楽、庶民の心根の豊かさ・人間らしい人間の愛しみが確かにこの映画にはあった。
喜びや悲しみを、同じ無名の人々として、抱き合って喜び悲しんだ、そんな映画だったな。
映画のとらやのセットが、そのままここに移築され、うたた寝の寅が出迎えてくれるぜ。
寅の生い立ちなど、ジオラマで見ることができるのだ。
さて、僕が前回来たときには無かった「山田洋次ミュージアム」が併設されていた。
今回の目玉は、ここを見学することだった。3年前に、併設・・・墨田区、頑張ってるぜ!!!!!!!
男はつらいよ・たそがれ清兵衛・学校・幸せの黄色いハンカチ・遥かなる山の呼び声・・・などなど、名作の場面・小道具・台本などの陳列、溢れんばかりの山田洋次氏の名言などで、小さいスペースながら、見どころ満載であった。
いいねぇ・・・
清兵衛・・・小太刀の使い手、清兵衛の太刀の現物は良かったなぁ・・
花粉症の時期、学校を観ると、泣けて泣けて、目がすっきるするんだよなぁ・・・
LPはもってるのだが・・・
エレベーターには、かれの作品の名前がびっしり!!
帰りは浅草に・・・・
ちょいと喉を潤し、甘い天丼が美味い!
電車の時間待ちに、最近お気に入りの、隅田川沿いのカフェで、コーヒー。
飲み屋に立ち寄らず、清い体で、館林に帰ったのだった・・・・・