館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

2009調査捕茸の記録。

2009-10-05 06:46:04 | 山菜・きのこ・釣り


毎年の「定点観測」・調査捕茸(チョウサホタケ)を9月の末の休日に続けて、もう10年は超える。調査用紙などもあって、定点の記録は、貴重な財産なのだ。

ここで、今年の「豊作・不作」や今年の「狙いのキノコ」、発生のピークなどが判断できるのだ。

で、今年は、諸事情があって、僕とささくれの二人だった。さびしい(機動力・安心して好きな場所に行ける。ラッキー・・と訳す)。




お目当ての「ヌメリスギタケモドキ」は豊作。発生場所も増えていた。



2~5メートルの上まで生える。
それを高い窓などの掃除道具を改良した道具で、切り取り、網で受ける。



こんな感じで採れる。




今年は夏が雨が多かったので「ナラタケ」は多いと予想したが、見事に的中!

味・食感・共に1級のキノコは、豊作だった。



標高1000のお山は、蔦ウルシやナナカマド・ヌルデなどの赤く色ずく木々が紅葉していた。



全体・紅葉は10日を過ぎると見ごろだろう。

もっとも僕は、多くの赤が葉を落とし、クヌギやコナラなど「黄色」や「黄金」の晩秋の紅葉が好きなのだが・・・



さて、キノコは、沢筋も狙い目。
いつも湿気があるので、他では成長が遅い物も、採りごろだったり、沢ならではのキノコもあるのだ。



マスタケ・もう少し小さければ「天ぷら」なのだが・・



皆さんがスーパーで買う「ブナシメジ」。



「ムキタケ」は沢以外では、晩秋なのだが、沢ではBESTな状態だった。



沢でない、お山の斜面や、平地では、「アカモミタケ」が走りで散見。
イグチの仲間で発生に早い「シロヌメリイグチ」がちょうど良い大きさだった。




例年なら、10日ほど後に発生の「ハナイグチ」も群生していた。

これは、土から生えるナメコのような食感で、僕らの目当て、1級のキノコなのだ。

写真は1っ箇所で40本は採れた場所の、写真だ。

これは、かなり豊作と見た!!

これから、あちらこちらに発生するだろう。楽しみなのだ!!!!!



野の花は綺麗。「ナギナタコウジュ」「アザミ(ノハラアザミかノアザミ」



山で見るから、綺麗!「ユウガギク」

そして、摘み草して、束ねると、風情ですな~(と、花よりダンゴは語る・・)



このシイタケやムキタケに似るキノコが、日本3大毒キノコ(それだけ誤食が多く、毎年中毒例が新聞に載る)「ツキヨタケ」である。
これまで、大群生しておりました。



写真、水辺の奥の草むらは、「クレソン」の群生である。
今年の春発見した場所。(ってか、ここは、良く発生するのだが、台風の大水で流され、水害の無い年に、何年に1度か、クレソン島になるのだ)



で、近づいて、アップ!



なんやかや、10箇所ほど回って、家に帰った。

朝6時出発・3時過ぎに帰った。

2時帰還の予定だったが、豊作で、採るのに時間がかかった。

もはや、調査の域を超える「ブツ」だった。

俺も、これほどまでとは・・・・と、驚いたぜ!

いつも行く場所を、5~6箇所行かなかった。

最後は、もう、キノコ、見たくなかったかも?

さて、調査のあらましだ。

大量のブツ

「ヌメリスギタケモドキ」「ナラタケ」「ハナイグチ」「シロヌメリイグチ」

一籠程度

「ムキタケ」

少量だがハシリで採れた物・その他

「キノボリイグチ」「アイシメジ」「カノシタ」「コムラサキシメジ」「ブナシメジ」「ハタケシメジ」

おまけ

「クレソン」沢山・「山栗」沢山である。

きのこ狩りエントリーメンバーの皆さん!今年は、豊作だよ~~

コメント (8)
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