館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

ケンタッキー・カーネルズ 僕の育った音楽Kの仲間達その2。

2009-10-03 05:22:09 | 僕の育った音楽
雨なんぞは、なんのそのでい!
敵も少ない!
お山が、呼んでるぜ!

おじいや、おばあが、獲物をまってるぜ!


さて、記事だ。



あまりに思いいれの多いものは、文章にし難いと・・・
悩んで、数週間・・・・まさに、僕にとってのケンタッキー・カーネルズは、そんな音楽であった。

まあ、今もって、何度も聞き返す音楽であり、客観化出来てないって、実感しました。

The New Sounds Of Bluegrass America (1962) でデビュー。
そして、名盤「Appalachian Swing ! (1964)」で、世の驚きをさらうことにになります。

まあね、んでも、ブルーグラスと言う、マイナーなジャンルだから、知らない方も多いと思う。

多分このジャンルの好きな方で、このグループを知らない方は、今は居ないだろうと思う。
が、客観的に考えると、やはりカーネルズ、ギターのクラレンス・ホワイト(Clarence White、1944年 - 1973年)に負うところが多い・・・いや、ある意味、クラレンスが居たから・・なのだと思う。兄ローランドやフィドルのスコッティ・ストーマン、ボビー・スローンなどは1流であったが、それでも、クラレンスを聴くために、多くのファンが音源を求めた・・・ように思うのである。

クラレンス・ホワイトなら、このブログ閲覧の、ブルーグラスは門外漢の方々も、どこかでその音を聞いているようにも思うのだ。

グループの活動期間は短く、その後クラレンスは多くのセッションに呼ばれ、そして又あの「バーズ」でクラレンス時代を作ったのだからね。

アコースティックギターと、エレキギター両方で、名を残したギター弾きって、クラレンス以外に見当たらない気がするのだ。

まさにクラレンス・ホワイト!20世紀の偉大なギター弾きであった。

と・・・・話が、ね、カーネルズからそれる。

カーネルズ全体のサウンドは、明らかに保守的であった。レパートリーも、多くは(ジャンゴ・ラインハルトの影響が見て取れる、クラレンスとローランドの掛け合いのジャジーな曲を省けば・・・)ブルーグラスの中のスタンダードと呼ぶべきものが多かった。

その保守的サウンドに、クラレンスの革新が、絶妙に絡むところが、魅力でもあったのだ。

こうしたジャンルやフォークなど興味ある方・・・・カーネルズを聴きなさい!

そして、アコギを志す者、クラレンスこそ、聴きなさい!

弱冠29歳・交通事故で亡くならなければ、僕らはどんなにか、彼からすばらしい音楽を聴くことができたろう!

天才は早死にだ!

俺は、ひたすら、惰眠をむさぼるように・・・年を重ねているぜ!

参ったな~~~盆栽・・いや凡才はな!

コメント (17)
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