館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

厳選「雑きのこ」料理!2009・・・秋の野山を食すのだ!

2009-10-28 06:28:44 | 山菜・きのこ・釣り
キノコ狩りなら、その希少性や地元の古くからの「食文化」にマッチしたキノコがニュースにもなり、話題になり、直売所の店頭などでも、ビックラする値段で並んでいる。

希少性で「マツタケ」「マイタケ」「ホンシメジ」

地の物なら「ハツタケ」「チチタケ」「じごぼう(ハナイグチ)」あたりか?

そのほかのキノコは「雑キノコ」などと呼ばれたりする。

希少性も良い・地の物を追うのも良い。
そして、深山に分け入り・険しい崖を上り・1日かけて「一籠」の恵みをありがたく戴くのも良いだろう。

が、僕は、実は、この「雑キノコ」こそ、キノコ採りの醍醐味だと思っている。

名も無きもの含め4000種を超えるキノコ。
だが、多分、日本で、キノコ採りの対象になるキノコは、100に満たない。

それでも100だ。

その「雑キノコ」・・・まあ、キノコの庶民よ!

この雑キノコが、5種・6種と刻まれ、料理となって腹に納まった時、その相互作用で見事な「出汁」を出し、様々な食感で「幸せ」を与えてくれるのだ。

この、庶民が各々の個性を出した、キノコ汁の幸せは、上記、希少性や地の物の単体では演じることの出来ない、ミュージカルの味わいだ。




料理を待つキノコ。

写真1枚目中央の茶色のやつは、じごぼう(ハナイグチ)だが、他は言ってみれば「雑キノコ」。

1枚目・ハナイグチ・ナラタケ・カヤタケ。
2枚目・クギタケ・ムキタケ・シロヌメリイグチ・コムラサキシメジ・クリタケ・ヤマブシタケ。




必ず作る「きのこ煮込みうどん」

ヌメリスギタケモドキ・ナラタケ・クギタケ・ハナイグチ・シロヌメリイグチ・カヤタケ・クリタケ・ムキタケが入っている。



カヤタケの天ぷら。
基本・キノコはヌメリが多いものと、ぬめらない物があるが、ぬめらない物は天ぷらに合う。



キノコは「山の肉」と呼ばれる。まあ、肉の代わりにキノコを入れると、見事な旨味を出してくれるのだ。

キノコシチュー・コムラサキシメジ・アカモミタケ・ムキタケ・そして、ヤマブシタケが入っている。

ヤマブシタケは、高貴な香りと、とろけるような食感で、シチューの王様になる。



北海道のブログ仲間のおおぬまさん家のレシピ。
僕は「キノコのひたひた」と名づけた。

茹でたキノコを、めんつゆに入れ、青トウガラシ(生)を入れるだけ・・・

僕は、めんつゆを半分にして醤油を半分入れる。めんつゆだけだと甘いのね。

1日置いて、青トウガラシの風味が乗り、つゆに馴染んだ頃、熱々のご飯に乗せて食べます。
つゆも醤油も原液・・キノコから水分だ出て、決して塩辛くありません!

相性の良いキノコは、ムキタケ・ハナイグチ・シロヌメリイグチ・ヌメリイグチ・ヌメリスギタケモドキなどである。



イグチ類の大根おろし和え。

見事な、箸休めだ。



天然ナメコの刺身。

ただナメコを湯がき、流水で荒熱を取って、ワサビ醤油!

天然のナメコは、ただ只、あまい!



お山の渓流には「クレソン」がある。
比較的水量が安定し、10~20センチ程度の水深が保証された場所には、クレソンが多い。

ハムとクレソンの炒め物・・ひたすら旨い!



ヤマグリ・シバグリなどと呼ばれる、小さな山の栗。

んだが、甘さ、粉を固めたような、ポクポクの食感。

好きなんだな!これ。



半分にナイフで切りながら、酔う前は、小さなスプーンでほじって食べます。

酔うと、そのままかじります・・・めんどうくさいので。


こうして、我が、オ サム家の秋の食事は、お山を食べています。

んで、f本が「貰う・拾う・タダ・・」とか、遠吠えをあげています。
コメント (8)
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