毎年の「定点観測」・調査捕茸(チョウサホタケ)を9月の末の休日に続けて、もう10年は超える。調査用紙などもあって、定点の記録は、貴重な財産なのだ。
ここで、今年の「豊作・不作」や今年の「狙いのキノコ」、発生のピークなどが判断できるのだ。
で、今年は、諸事情があって、僕とささくれの二人だった。さびしい(機動力・安心して好きな場所に行ける。ラッキー・・と訳す)。
お目当ての「ヌメリスギタケモドキ」は豊作。発生場所も増えていた。
2~5メートルの上まで生える。
それを高い窓などの掃除道具を改良した道具で、切り取り、網で受ける。
こんな感じで採れる。
今年は夏が雨が多かったので「ナラタケ」は多いと予想したが、見事に的中!
味・食感・共に1級のキノコは、豊作だった。
標高1000のお山は、蔦ウルシやナナカマド・ヌルデなどの赤く色ずく木々が紅葉していた。
全体・紅葉は10日を過ぎると見ごろだろう。
もっとも僕は、多くの赤が葉を落とし、クヌギやコナラなど「黄色」や「黄金」の晩秋の紅葉が好きなのだが・・・
さて、キノコは、沢筋も狙い目。
いつも湿気があるので、他では成長が遅い物も、採りごろだったり、沢ならではのキノコもあるのだ。
マスタケ・もう少し小さければ「天ぷら」なのだが・・
皆さんがスーパーで買う「ブナシメジ」。
「ムキタケ」は沢以外では、晩秋なのだが、沢ではBESTな状態だった。
沢でない、お山の斜面や、平地では、「アカモミタケ」が走りで散見。
イグチの仲間で発生に早い「シロヌメリイグチ」がちょうど良い大きさだった。
例年なら、10日ほど後に発生の「ハナイグチ」も群生していた。
これは、土から生えるナメコのような食感で、僕らの目当て、1級のキノコなのだ。
写真は1っ箇所で40本は採れた場所の、写真だ。
これは、かなり豊作と見た!!
これから、あちらこちらに発生するだろう。楽しみなのだ!!!!!
野の花は綺麗。「ナギナタコウジュ」「アザミ(ノハラアザミかノアザミ」
山で見るから、綺麗!「ユウガギク」
そして、摘み草して、束ねると、風情ですな~(と、花よりダンゴは語る・・)
このシイタケやムキタケに似るキノコが、日本3大毒キノコ(それだけ誤食が多く、毎年中毒例が新聞に載る)「ツキヨタケ」である。
これまで、大群生しておりました。
写真、水辺の奥の草むらは、「クレソン」の群生である。
今年の春発見した場所。(ってか、ここは、良く発生するのだが、台風の大水で流され、水害の無い年に、何年に1度か、クレソン島になるのだ)
で、近づいて、アップ!
なんやかや、10箇所ほど回って、家に帰った。
朝6時出発・3時過ぎに帰った。
2時帰還の予定だったが、豊作で、採るのに時間がかかった。
もはや、調査の域を超える「ブツ」だった。
俺も、これほどまでとは・・・・と、驚いたぜ!
いつも行く場所を、5~6箇所行かなかった。
最後は、もう、キノコ、見たくなかったかも?
さて、調査のあらましだ。
大量のブツ
「ヌメリスギタケモドキ」「ナラタケ」「ハナイグチ」「シロヌメリイグチ」
一籠程度
「ムキタケ」
少量だがハシリで採れた物・その他
「キノボリイグチ」「アイシメジ」「カノシタ」「コムラサキシメジ」「ブナシメジ」「ハタケシメジ」
おまけ
「クレソン」沢山・「山栗」沢山である。
きのこ狩りエントリーメンバーの皆さん!今年は、豊作だよ~~
なぬ。今年は豊作だとな。
しかし、今こけるとあともどりだ・・・
来年予約しときます・・・うう。
東京の弟に送ってやれるわ
かれは“ハッタケ”の佃煮が大好物なの。
あんなにいっぱい取れるんだあー。
これってまだ調査なんですよね?
面白いで。
ハツタケは、旨い!!
こちらでは、減ってきているキノコです。
調査なんだけど・・・サンプル数が多すぎ・・・
本番はこれより多かったです・・・
本番記事は、来週だす・・・
場所は何処ですか?
あくまで調査なんですね。
試食、みたいな。。。
美味しい仕事ですね~。
むかし、清酒のモニターを長い事やってたことを想い出しました。。。 しかしキノコがわからないといけませんね。
しかしその「清酒のモニター」やりたいったら、たりたい!
キノコだけは、知ってる人と同行をお勧めします。