あかんべ山コンサートは28年目を迎える。
まあ、乳飲み子は、鼻を垂らし裸足で遊んだ保育園を過ぎ、さくらの花咲く入学式を何度かやり過ごし。多感な青春を過ごし、沢山の恋もして、大人になっている。
そして、ジタバタしながらも、暮らし自ら立てる。そんな、「あかんべ山チュルドレン」にユキとチエが居る。
両親に連れられ、客席で泣いたり笑ったり・やがて、一緒にステージに。
そして、仲間とバンドを組んで、あかんべ山のかけがえの無いグループとなっていった。
その彼女・チエちゃんが、念願の店・喫茶店「虫の音」をオープンした。
(まだ独身で、若かった僕らも、ジジイになって、中には「孫」も居るか?)
上州・赤城山の中腹の店に、本日は向かっているのだ。
手作りの看板が立てられ、諸手を広げて、お客さんを待っているようだった。
元別荘だった家を借り、コーヒーの香りに包まれて、ちょっと休むのにピッタリの空間に、ほど良い距離で、幾つかのテーブルや椅子が並べられ、彼女の得意とする、手書きのTシャツ(販売しているのだ)がハンガーに掛けられていた。
チエちゃんのお気に入りの作家の、陶器も(多分販売してる)並べられていた。
なんと!テラスもあるのだ。
これは、友人が、廃材を集めて手作りしてくれたらしい・・
しっかりしていて、おしゃれで、ここで木洩れ陽など浴びながら、ちょっと読書はいいかもなのだ。
テラスの上からの眺めは実に良い。
遠く「前橋」の町並みが見え、これは、夜の眺めは最高かも?と思ったのだ。
ピザランチとネルドリップの珈琲をたのんだ。
ピサはキノコとチエちゃん自家製のスモークサーモンのハーフ&ハーフだったが、そのピザ!実に美味かった。
みよ!って・・・恥ずかしいことに、あっという間に食べて、写真忘れちまったのだ!
珈琲も香り豊か。
そして、野菜のマリネを特別にだしてもらったのだ。
美味かった!
が、これをほぼ食べつくそうかと言う時に、例の写真を忘れたのに気づき、マリネもやっと、これだけ、撮ったのだ。
音楽のこと・友人のこと・これからのことなどなど、沢山話して、かなり満たされた思い出、「虫の音」を後にした。
皆が、この店を知って、訪れてくれるといいなと、思った。
チエちゃん良かったね。そして頑張れ!
この場所・群馬県の人は良く知っている、大鳥居を過ぎ・馬事公苑に差し掛かったら、800mほど登って、左にハンドルを切り、ほんの300mほどだ。
群馬中芸の「未来スタジオ」の前である。
赤城の鍋割山も、かなりの近影。周りは綺麗な「里山」が広がっている。
すぐ側に「赤城沢」が流れる。
この沢は、もう少し上流には「イワナ」が棲んでるのだ。
この辺りでも、きっとヤマメが居るに違いない。
来春は、釣りの道具を持って、「虫の音」だな。
近所には、子供づれで遊ぶのに十分な観光スポットもあり、あの「俵萌子美術館」もある。
また、りんご狩りなどのスポットもかなりあります。
これからのシーズン・赤城の紅葉狩りなどの折、是非お寄りくださいなのだ。