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殿は今夜もご乱心

不倫が趣味の夫と暮らす
みりこんでスリリングな毎日をどうぞ!

手抜き料理・汁

2018年07月14日 08時18分37秒 | 手抜き料理
汁物は、寒くなったら触れるつもりだった。

でも豪雨があった。

見知った町々の壮絶な光景や

肉親を失い、涙にくれる人々に胸が痛む。

いなくなった我が子を必死に捜す父は、母は、自分だったかもしれない‥

どこの、どんな災害でもそう思う。



被災した長男の友達が、一昨日まで毎晩

うちの風呂へ入りに来ていた。

自衛隊による風呂のサービスが始まるまでの数日間だ。


彼の自宅は浸水し、断水が続いていた。

支給される食事はパンやインスタント食品ばかりらしいので

風呂のついでに夕食も提供していた。

元々人数の多い我が家は、食事の人口が一人や二人増えても

どうってことない。

「生き返った‥」

最初の晩、豆腐の味噌汁を一口飲んで、彼はそうつぶやいた。


そう、こんな時は汁。

ホッとして元気が出る、汁。

ということで、私がよく作る汁物をご紹介したいと思う。

なお、汁の名称は我が家における呼び名である。



『元気汁』(ベーコンとキャベツの味噌汁)

①炒め物が可能な鍋で、1センチ幅に切ったベーコンをサッと炒める。

②5センチほどのざく切りにしたキャベツを加え、再び軽く炒める。

③そこへ湯を注ぎ、顆粒ダシを入れて味噌汁を作る。

以上。


ベーコンとキャベツの鍋に水を入れると、煮立つまで時間がかかり

キャベツが煮え過ぎておいしくないため、湯を入れる。

温水器から出る熱めの湯でいい。

食欲の無い時や、忙しい時にこれを飲むと

他の人はどうだか知らないが、私は身体に沁みわたって元気になる。

おかずがいい加減でも許される、便利な汁である。



『小鳥汁(ことりじる)』(鶏モモと野菜のけんちん汁)

①小さく1センチ角に切った鶏モモ

イチョウ切りの大根と人参、ささがきゴボウ

下ゆでして小さめに切ったコンニャクを鍋に入れ

ゴマ油で軽く炒める。

★野菜は下ゆでをせず、生のまま炒めて大丈夫。


②炒めた鍋に湯を注ぎ、顆粒ダシ入れて煮る。

★湯を注ぐのは、水だと鶏モモの臭みが出やすいため。


③材料が柔らかくなったら、醤油や麺つゆで味付け。

④火を止める前に、豆腐一丁を丸ごと入れて崩す。

以上。


豆腐は傷みやすいので、夏は厚揚げや油揚げに変えてもいい。

子供が小さい頃、けんちん汁と言ったら食べないのに

小鳥汁と言ったら喜んで食べたので、以来うちではこう呼んでいる。


鶏モモを豚バラに、醤油を味噌に変えれば豚汁になる。

これは「子豚汁」などと言わなくても、子供はよく食べた。



『胡麻汁(ごまじる)』

①汁椀に、すった白ゴマ大さじ1杯とネギを入れておく。

②味噌汁を注ぐ。

以上。


簡単だが、すりゴマのコクが食欲をそそる一杯。

普段、飲んでいる味噌汁とは別の味になるので

お試しいただきたい。



汁つながりで、スープもご紹介しよう。

『ミルクスープ』

①みじん切りにしたハムと玉ねぎをバターで軽く炒める。

②少量の湯を注ぎ、コンソメスープの素を入れて少し煮る。

③牛乳をザバザバ入れて塩コショウで味を整え、パセリかアサツキを散らす。

以上。


これは消費期限の近づいたお中元のハムと牛乳

両方の処分方法として、人から教わったもの。

さほどおいしいものではないが、ちょっと何か欲しい時に手早く作れる。

ハムや玉ねぎと一緒に缶詰のコーンを入れてもいい。

玉ねぎのプツプツした食感が楽しいスープだ。



『野菜スープ』

①ニンニク少々、ベーコン2枚

玉ねぎ、人参、キャベツ、ブロッコリーの茎、ピーマンを

それぞれ適当な量、細切りにする。


②炒め物が可能な鍋でベーコンをカリカリに炒めたら

ニンニクを加え、さらに玉ねぎを加えて再び炒める。


③玉ねぎが茶色になったら、その他の野菜を入れ

しっかり炒めながら塩コショウ。

④水か湯を注ぎ、コンソメスープの素を入れて10分ほど煮込む。

⑤味をみて火を止めたらバター少々を落とし、粉チーズとパセリを散らす。

以上。


これは元々、ブロッコリーの芯を処理したい下心で考えたスープ。

が、子供が喜んで食べたので欲を出し、あれこれ加えるようになった。

長年に渡る試行錯誤の結果、野菜は上記の組み合わせが

我が家における究極である。


ピーマンは、全体の味の引き締めに大きな役割を果たすため

ぜひ使っていただきたい。

こちらもたいしておいしいものではないが

一杯で多くの栄養が摂れるという満足感だけは大きい。


さて、私の汁ライフに「炒め物が可能な鍋」という物体が

頻出していることにお気づきだろうか。

内側がテフロン加工になった鍋のことである。


フライパンで炒めて鍋に移し直していたら

手間が増え、洗い物も増え、炒めた旨味も無くなる。

また、「炒める」と「煮る」を別の道具にすると

頭の中もくっきり分かれて作業を複雑に感じ

料理は大変というイメージが定着する。

しかし両方こなせる鍋であれば、気楽に取り組めて

レパートリーが広がると思う。


内側がテフロン加工の鍋は、ホームセンターで安く売られている。

私が愛用しているのは、インスタントラーメンが2個作れるほどの大きさ‥

つまり、あまり大きくない片手鍋。

食欲旺盛な5人家族でも、これでこなせる。

軽いので、ラーメン気分で気軽に使える。


また、鍋には洋風のものと和風のものがある。

洋風の鍋は底が角ばっているので、炒めづらい。

見てくれはダサいが、雪平鍋(ゆきひらなべ)と呼ばれる型の

底が丸みを帯びた和風の鍋が使いやすい。

活用して、楽に料理をしていただきたいと思う。
コメント (3)
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