羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

朝カルオンライン野口体操講座 11月5日

2022年11月08日 12時24分37秒 | Weblog

今回も宮守乙十葉さんが生徒役で参加。



暮らしの中に野口体操を!

               

野口三千三先生は、入院中も「やすらぎの動き」の練習おこたりません。

そこで、この動きを中心に、お伝えしました。
継続こそ力!

無理しない。
ゆるゆると継続しましょう。

                  



こんなイメージで、ラピスラズリーの108つの数珠。
さらにこんなものも・・・・
「弛ませ曲線」のイメージで。


「やすらぎの動き」と「真の動き」👇 を組み合わせると、相乗効果が。


足の力を抜きましょう。
腰から両足がぶら下がっているように。


きわめつけはこれです。
鉢の縁をすりこぎで擦ります。
すると托鉢の鉢の中に入っている色とりどり大きさもまちまちの鈴が蠢きます。

 

私の腰の中の動き(蠢き)を一生懸命説明する宮守さん。

無事終了
           
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

命の不思議

2022年11月08日 05時32分46秒 | Weblog
昨日、母を見舞った。
居室に栄養管理士の方がいらして「栄養ケア計画」について伺った。

聞くところによると、車椅子で食堂に行き皆さんと一緒に食事をしているという。
朝食だけは7割。
水分はジュレでとっているという。

そして飲み込むタイミングを見ながら、声をかけながら、ゆっくり食べさせてもらっていることがわかった。



退院の時に医師からは「食事をとるのは無理なので、週単位の命かと思います」そう言われていた。
そのつもりで待機していたのだが、この話を聞いて、心構えを変えることにした。
おかげでとても楽になった。
5年5ヶ月暮らしている高齢者施設の介護の考えは、救急病院とは真逆である、と感じた。

配慮はそれだけではない。
完全な寝たきりにしない!
壁には、理学療法士の方からの指示写真が2枚貼られている。
褥瘡ができないように体を楽に浮かせるような姿勢が、枕や抱き枕をいくつも使う工夫がなされている。

眠っている時間がほとんどのようだけれど、口腔ケアも、入浴も、適度に体を起こすこともしてもらい、穏やかな最後の日々を母は送っている。
見守るしかできない私にとっても、ありがたい看取りの時をいただいている!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝カル オンライン野口体操講座 明日・11月5日 

2022年11月04日 05時16分01秒 | Weblog
アナウンスが遅くなりました。
11月5日(土)オンライン野口講座は、前回同様に宮守乙十葉さんがお蔵スタジオで参加します。

10月の時の写真です。
                  
今年もあと2回となりました。
ゆったりと丁寧にからだをほぐしましょう!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若き日の写真を飾る

2022年11月03日 19時48分46秒 | Weblog
文化の日。
母の姪と甥が、施設に見舞に来てくれた。
特別な信頼を寄せている甥と姪。

二人が顔を見せると、ぱっちりと目を開け涙ぐんで手を握り締めた。
今朝から、食欲もあって意識がはっきりしていたという。
予感でもあったのだろうか。
しばらくしっかりと手を握ったまま。

母を囲んで三人でおしゃべりする声が聞こえたのだろうか。
耳は遠いいから何を話しているかは理解できなくても、楽しそうであることはつたわったに違いない。

しばらくすると血色も良くなっていった。
そして甥っ子の手を握ったまま眠り始めた。
安心したのだろう。

私たちが暇乞いをして居室を出たのは、3時を少しを過ぎた頃だった。
そのまま我が家に立ち寄って、まずは玄関先に飾った母の写真を見ながら昔話に花を咲かせた。
写真は、母が13・14歳ごろの家族写真から19・20歳までの写真。
そばには献奏会の折に女優の五大路子さんからいただいた百合の花が咲き揃って雰囲気を盛り上げてくれていた。


                  

場を2階の座敷に移して、今後の相談に乗ってもらった。
紅茶とレモンケーキを食べながらの会話。
二時間はあっという間に過ぎていった。

帰っていく二人の後ろ姿を見送りながら、喜びを見せた母の様子を思い出した。
枯れていくからだの中にもまだまだ燃え尽きていないあたたかいものが流れている。
母は、まだ生きている!

久しぶりに緊張が解けて・・・・・
「ほっと一息、つくことができました!」

見上げると、群青色の空に月が昇っていた。
秋の宵に・・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

電源切らずに携帯を持ち歩き・・・・最期の時に

2022年11月02日 17時39分39秒 | Weblog
母が入所している施設から、呼吸の状態が変化すると緊急連絡をもらことになっている。
はじめて携帯をかたみ離さず持ち歩いている。


昨日は、最期に着てもらう和服を用意した。
地紋は幾何学文様で、赤みがかった紫の一つ紋。
虫干しをして、いつでも持ち出せるように風呂敷に包んだ。

その通りに行くかはわからないが、いざというときの行動をシュミレーションした。
朝日カルチャー新宿の隣のホテルには、常にタクシーが客待ちしている。
それに飛び乗れば、15分以内で施設に到着できる。
休講をしなくてもすみそうだ。

それ以外の予定は、やむなく二つキャンセルさせてもらった。
明治大学シェイクスピア・プロジェクトの公演を見に行く予定だ。
夏のワークショップで顔見知りになった学生が、どんなシェイクスピアを演じるのか、楽しみだったが。
2時間、携帯の電源を切らなくてはない。それはできない。
お茶の水は少し遠い。
残念!

そしてもう一つは、中止の判断を先方がしてくれた。
ある区の保健センターの特別講義だ。
場所も遠く、人数も多い。
募集は今月7日に始めるので、まだ間に合うとのこと。
先方のご好意で、今回は見合わせていただくことができた。

とにかく今月いっぱいは、自宅待機か15分以内で駆けつけられる場所にいることにしようと思った。

母とは85歳から92歳までの7年間の介護期間を娘として過ごした。
他人を家に入れることを嫌った母だった。
共倒れになりそうになった。
親戚にも相談して、入所してもらった。

そして、今、97歳の母に、施設では手厚い看護してくれている。
ありがたい。

「お母さん、貞子さん、夜中でも駆けつけますから!」
今朝も仏壇に手を合わせて祈った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする