羽鳥操の日々あれこれ

「からだはいちばん身近な自然」ほんとうにそうなの?自然さと文化のはざ間で何が起こっているのか、語り合ってみたい。

電源切らずに携帯を持ち歩き・・・・最期の時に

2022年11月02日 17時39分39秒 | Weblog
母が入所している施設から、呼吸の状態が変化すると緊急連絡をもらことになっている。
はじめて携帯をかたみ離さず持ち歩いている。


昨日は、最期に着てもらう和服を用意した。
地紋は幾何学文様で、赤みがかった紫の一つ紋。
虫干しをして、いつでも持ち出せるように風呂敷に包んだ。

その通りに行くかはわからないが、いざというときの行動をシュミレーションした。
朝日カルチャー新宿の隣のホテルには、常にタクシーが客待ちしている。
それに飛び乗れば、15分以内で施設に到着できる。
休講をしなくてもすみそうだ。

それ以外の予定は、やむなく二つキャンセルさせてもらった。
明治大学シェイクスピア・プロジェクトの公演を見に行く予定だ。
夏のワークショップで顔見知りになった学生が、どんなシェイクスピアを演じるのか、楽しみだったが。
2時間、携帯の電源を切らなくてはない。それはできない。
お茶の水は少し遠い。
残念!

そしてもう一つは、中止の判断を先方がしてくれた。
ある区の保健センターの特別講義だ。
場所も遠く、人数も多い。
募集は今月7日に始めるので、まだ間に合うとのこと。
先方のご好意で、今回は見合わせていただくことができた。

とにかく今月いっぱいは、自宅待機か15分以内で駆けつけられる場所にいることにしようと思った。

母とは85歳から92歳までの7年間の介護期間を娘として過ごした。
他人を家に入れることを嫌った母だった。
共倒れになりそうになった。
親戚にも相談して、入所してもらった。

そして、今、97歳の母に、施設では手厚い看護してくれている。
ありがたい。

「お母さん、貞子さん、夜中でも駆けつけますから!」
今朝も仏壇に手を合わせて祈った。
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