電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

春は送金の季節

2015年05月16日 06時02分56秒 | 季節と行事
年度が変わる春は、同時に様々な会の会費を納入するための、送金の時期でもあります。今年も山響の定期会員の会費を納入しましたし、その他には高校の同窓会の会費だとか、退職後に付き合いで加入している某会の年会費など、様々なものについて、送金をしました。

一つ一つは小額とはいえ、数がまとまるとけっこうな金額になります。また、いちいち金融機関に出向いて送金の手続きをする手間も、面倒と言えば面倒、なんだか億劫です。では、まとめて一括して、となれば良いのですが、中には送金に期限を設けているものもあり、なかなか全部一度に、というわけにはいきません。

ただし、見方を変えれば、たまには金融機関に足を運んで、ATM の操作をするのも、ウォーキングと頭の体操に良いのかも知れず、その意味では陽気の良いこの季節が適しているのかもしれません。やっぱり春は送金の季節なのかも。

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池上彰『そうだったのか! 中国』を読む

2015年05月15日 06時05分28秒 | -ノンフィクション
集英社文庫で、池上彰著『そうだったのか! 中国』を読みました。いかにテレビを観ないとはいえ、著者が「週刊こどもニュース」のお父さん役で解説を担当していたことくらいは承知しています。そのときの解説がわかりやすいことに強い印象を持っており、文庫本で現代中国の背景を手っ取り早く知りたいという軟弱な動機で手にしたものです。

本書の構成は、次のとおりです。

第1章 「反日」運動はどうして起きたのか
第2章 毛沢東の共産党が誕生した
第3章 毛沢東の中国が誕生した
第4章 「大躍進政策」で国民が餓死した
第5章 毛沢東、「文化大革命」で奪権を図った
第6章 チベットを侵略した
第7章 国民党は台湾に逃亡した
第8章 ソ連との核戦争を覚悟した
第9章 日本との国交が正常化された
第10章 小平が国家を建て直した
第11章 「一人っ子政策」に踏み切った
第12章 天安門事件が起きた
第13章 香港を「回収」した
第14章 江沢民から胡綿涛へ
第15章 巨大な格差社会・中国
第16章 進む軍備拡張
第17章 中国はどこへ行くのか
21世紀の中国の光と影

この中で、私の世代ではいわゆる「ニクソン・ショック」の記憶が鮮明です。同盟国・日本の頭越しの訪中がどういう意味を持っていたのか、本書では中ソ対立を背景に、「敵の敵は味方」という考え方で米中の接近が起こったこと、ベトナム戦争を続けるアメリカ側からは、中国の直接介入がないことを確かめたこと、などを指摘しています。なるほど! そうだったのか!

また、アマルティア・センの著書『貧困の克服』(集英社新書)で指摘されていたように、中国の「大躍進政策」によって大量の餓死者が出た経緯や理由が、本書では具体的に説明されており、迫力があります。権力の中枢にある毛沢東には、地方の惨状について情報が届いていないだけでなく、そもそも独裁者は地方のリアルな情報など欲していない。貧困や飢餓は、たんに食料や物資が不足するからというよりも、足りない地域と余っている地域に関する情報が交流しないこと、端的に言えば、政府が無策なことによる。ベンガル地域におけるセン教授の指摘が、1950年代の中国にも当てはまります。

そのほか、文化大革命とは何だったのか、二回の天安門事件の意味など、眼からウロコがぼろぼろと落ちました。この文庫本シリーズはけっこう好評なようで、他にも増刷を重ねて書店に平積みになっているものがあるようです。高校の歴史の授業ではついに到達しなかった現代史、自分が同時代に経験した様々な出来事の意味を示唆し、あるいは解き明かすものとして、良いシリーズを見つけたと思います。

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パイロットのG-knockボールペンのブルーブラックを使い切る

2015年05月14日 06時05分09秒 | 手帳文具書斎
2007年に初めて購入したパイロットのボールペン、G-knockのブルーブラックを、ついに使いきりました。様々な筆記具をとっかえひっかえ使いつづけながら8年目、この1本が、ずいぶん長持ちしたものです。当ブログでも何度か記事(*1,2)にしていますが、海外製の油性ボールペンの重い書き味に閉口して、様々な国産ボールペンに手を出してみるようになった、そのきっかけになった製品でした。結局は、黒については三菱のジェットストリームが主体になってしまいましたが、Jetstream にはないブルーブラックという色のおかげで、断続的にではありますが、今まで使いつづけてきたものです。



残念ながら、染料ゲルインクを用いた G-knock ブルーブラック は、現在は廃番になっているのだそうで、この先を考えると、インクリフィルを補充して今後もずっと使いつづけるのは難しいのかもしれません。すると、ブルーブラックのボールペンは、三菱のシグノなどの顔料ゲルインクのものが主体になっていくのかも。ただし、0.7mm というのはなくて、0.5mm が主体ですので、少々細身の印象になってしまいそうです。

(*1):初めて知ったゲルインクのボールペンの書き味~「電網郊外散歩道」2007年3月
(*2):最近、手書きがマイブーム~「電網郊外散歩道」2007年3月
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私の好きな独奏曲

2015年05月13日 06時02分43秒 | クラシック音楽
先月、「私の好きな○○曲」の試みはどうだろうか、という記事を書きました。楽器編成に焦点をあて、「私の好きな」という共通項のもとで、独奏曲、二重奏曲、三重奏曲などをリストアップしてみよう、という趣旨です。さっそく、「私の好きな独奏曲」です。

  • J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ
  • モーツァルト ピアノソナタ イ短調 K.330
  • ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」
  • メンデルスゾーン 「無言歌集」
  • シューマン 「謝肉祭」
  • ムソルグスキー 「展覧会の絵」(ピアノ版)
  • ラヴェル 「夜のガスパール」
  • グラナドス 「12のスペイン舞曲」
  • バルトーク 「ルーマニア民族舞曲」
  • プロコフィエフ 「ピアノソナタ第8番」

次点として、

  • テレマン「無伴奏フルートのための12の幻想曲」
  • シューベルト「さすらい人幻想曲」
  • ショパン「12の練習曲集Op.10」
  • ブラームス「ピアノソナタ第3番」
  • ドビュッシー「前奏曲集第1巻」
  • ヴィラ・ロボス「ブラジル風バッハ第4番」(ピアノ版)
  • グリーグ「抒情小曲集」

などでしょうか。

バッハは、「無伴奏チェロ組曲」と「平均律クラヴィーア曲集」、あるいは「ゴールドベルグ変奏曲」とどれにしようか迷いましたし、ベートーヴェンも「ピアノソナタ第3番」や「ピアノソナタ第31番」とどれにするかだいぶ迷いました。シューマンにいたっては、「子供の情景」「交響的練習曲」「ピアノソナタ第1番」「幻想小曲集」などとたくさんあって決めかねました。いずれも、日頃よく聴く回数というか頻度で決めました。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」はピアノで、グラナドスの「スペイン舞曲集」は、できればギターで編曲されたもので聴きたいところです。もっとも、そうすれば後者の一部の曲はギター・デュオになってしまうかもしれませんが(^o^;)>poripori
バルトークやプロコフィエフは、明らかに私の好みを表しています。

こうしてみると、独奏曲というジャンルは、ピアノ曲が強い! もう圧倒的な強さです。たしかに、その表現力のはば広さの点で、納得できます。テレマンなどは、ピアノに偏りすぎることから、他の楽器も入れようかと考えて入ってきた面が否めません(^o^;)>poripori
できれば、チェロの曲がもう少し入ればよかったかな、と思いますが、二重奏曲では多くなるでしょうが、独奏曲となると難しい。私の場合、コダーイの「超絶技巧」などはそれほど聴く頻度が高いわけでもないので、選ぶとなるとやっぱりためらわれます(^o^;)>poripori

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我が家の「近代産業遺跡(?)」

2015年05月12日 06時01分04秒 | 週末農業・定年農業
ゴールデン・ウィークに、少し離れた園地の草刈りをしたところ、今年もまた、「世界文化遺産」ならぬ我が家の「近代産業遺跡」が姿を現しました。これは、かつて一面の桑畑だったところを、昭和30年代の初頭に、わが祖父が井戸を掘り、これを水源として開墾し田んぼに変えた、いわゆる「開田」の歴史を物語る水路の跡なのです。



ここの井戸の記憶は、私にもあります。まだ耕運機が農業の機械化の中心だった頃、水田の農作業を見ようと開田した田んぼに行くと、冷たい水がこんこんと湧き出す井戸に、大きなスイカがどぶんと冷やしてあるのでした。休憩時に、暑さの中でよく冷えたスイカをほおばる美味しさは、子供の頃の記憶に強い印象を残しています。昨日の出来事は忘れても、あの井戸水の冷たさは、忘れません。

今はすっかり水が枯れてしまい、父(祖父)が開いた田んぼは、息子(父)が果樹園に変えて、孫(私)が受け継いでいます。それでも、高度経済成長以前の時代に、国や県が企画した事業ではなく、近隣の土地区画の所有者と語らってその中心となって開田を実行した祖父の行動力に、孫は感嘆の声を惜しみません。

そういえば、妻(祖母)が病気のために若くして失明したときも、自分が一生面倒をみるからと、実家の両親からの離縁申し出を断ったというエピソードも伝え聞いており、晩年の寝たきりの姿のイメージが強い祖父の若かりし日の遺産を前に、思わず厳粛な気持ちになります。

もっとも、そういう記憶のないわが妻にとっては、我が家の「近代産業遺跡」も、何やらニョロニョロと出てきそうで気持ち悪い区画としか思われていないようですが(^o^;)>poripori
それは、ある意味やむをえないことなのでしょう。

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山響第245回定期演奏会でエルガー、ブルッフ、ヴェルディ等を聴く

2015年05月11日 06時08分39秒 | -オーケストラ
5月の山響定期は、第245回の二日目、日曜のマチネに出かけました。開演前のプレコンサート・トークで、新事務局長の西浜さんが登場、ネパール地震の被災地救援の募金を呼びかけました。飯森範親さんは、関西フィル事務局長を長くつとめた西浜さんの経歴を紹介します。また、今シーズンは定期演奏会が一日だけの回がありますが、今後なんとか二回に戻せるように努力したいとのことでした。また、協奏曲のソリストの新倉瞳さんは、こんどソニーに移籍することになり、今回はレコーディングを行っていることを紹介。へぇ~、「新倉瞳のチェロ、飯森範親指揮山形交響楽団による、エルガーのチェロ協奏曲」がソニーから出るのか! それは興味深いお話です。

さて、本日の曲目は、

  1. ヴォーン・ウィリアムズ/グリーンスリーブスの主題による幻想曲
  2. エルガー/チェロ協奏曲 ホ短調 op.85  新倉瞳(Vc)
  3. ブルッフ/コル・ニドライ op.47      同上
  4. ヴェルディ/オペラ序曲集
     「ナブッコ」「椿姫」「運命の力」「リゴレット」「仮面舞踏会」

というものです。

楽団員が登場、コンサートマスター席には犬伏亜里さんが座ります。
1曲目、ヴォーン=ウィリアムズ「グリーンスリーヴスの主題による幻想曲」は、弦楽5部とハープとフルート(2)にて。楽器配置は、左から1st-Vn(8)、2nd-Vn(7)、Vc(5)、Vla(5)、右手奥にCb(3)、左手奥にHrp(1)、中央にFl(2)となります。
指揮の飯森さんは指揮棒なしで。弦楽合奏の音色は、いいですね~。フルートとハープ、そしてしっとり弦楽合奏。解説には、green sleeves は「緑の袖」という意味で、おそらくは娼婦、とありますが、曲想は清潔感のあるもので、ずいぶんイメージとは違いますね~。

2曲目:エルガーのチェロ協奏曲です。ジャクリーヌ・デュプレやピエール・フルニエなどの演奏で、近年になって親しむようになった曲ですが、今やすっかりお気に入りの音楽となりました。楽器配置は、8-7-5-5-3 の弦楽セクションに、正面奥に Fl(2),Ob(2) その奥に Cl(2),Fg(2) その奥には Hrn(4),Tp(2) そして最後列に Timp と Tb(2),BassTb(1),Tuba が並びます。中央指揮台の左にチェロ用の台が置かれ、栗色のストレートな長い髪を揺らしながら、黒っぽいエメラルドグリーンのドレスを着て、今回のソリスト、新倉瞳さんが登場します。
第1・第2楽章、出だしのチェロのあの強い音は、オーケストラのチェロ・パートも加わってのものだったのですね。初めて知った事実に、うーむ、なるほどと納得。ホルンは、ミュートをつけたり外したりします。すると総奏の音がたしかに丸くなる。なるほど。CDではとてもそこまではわかりません。第3楽章:憂愁の緩徐楽章。独奏チェロと対話するような弦楽合奏が、ひたすらに美しい音楽です。第4楽章:ティンパニも管楽器も加わって、力強い音楽です。独奏チェロのピツィカートも全身で力がこめられ、活躍する金管楽器では特に迫力あるチューバの威力を感じました。

3曲目:ブルッフの「コル・ニドライ」。私の手許にあるCDでは、この曲はいずれもピアノとの二重奏バージョンですので、オーケストラとの協演は初めてです。ユダヤ教の贖罪の歌ということですが、嘆き訴える独奏チェロを、オーケストラは時に受け止めるように優しく、また時には威圧的に聞こえるほどに強く鳴らします。

聴衆の拍手に応えて、指揮の飯森さんがマイクで「ソリストの新倉さんの肉声で」と促すと、新倉さんが「では肉声で」と返し、ご挨拶を含めてアンコールの曲目を紹介します。スペイン民謡から「鳥の歌」をオーケストラと。これも素晴らしかった!

ここで、15分の休憩です。ホワイエで新倉瞳さんのCDを購入しようと意気込んで行ったら、すでに売りきれたとのことでした。なんと、すごい人気ですね~(^o^)/

後半は、ヴェルディの序曲集です。楽器編成では、チューバに代わり、妙な形の大きな金管楽器が登場し、チューバの席につきます。頭上に大きなラッパを載せたような形で、どうやらこれがチンバッソ(Cimbasso)という楽器らしい。飯森さんの解説によれば、狭いオーケストラ・ピットの中でチューバよりも場所を取らないため、という理由もあるらしい。
第1曲:「ナブッコ」。そのチンバッソを含むトロンボーン部隊による始まりと、オーケストラの爆発。弦楽器が不安をかきたてる中に、打楽器が打ち鳴らされます。ゆっくりしたテンポで、オーボエが聞き覚えのある旋律を吹きます。このあたり、実際にオペラの画面で観てみたい。
第2曲:「椿姫~ラ・トラヴィアータ」前奏曲。パリで「椿姫」の舞台を見たことがきっかけとなり、作曲されたものだそうです。前妻の父の支援を受けたヴェルディは、父親の違う三人の子の母である歌手のジュゼッピーナと同棲中という境遇で、どうやら自分の状況と重なって特に共感したためらしい。当方も大好きなオペラで、幕が上がって次の場面が始まるのを思わず期待してしまいます(^o^)/
第3曲:「仮面舞踏会」。音楽は、弦のピツィカートとフルートの囁きで静かに始まります。スウェーデンのグスタフ三世の暗殺という史実をもとに作られたものだそうで、舞台をイギリス植民地時代のボストンに置き換えて、ボストン総督のリッカルドが秘書レナートの妻をひそかに愛してしまうがゆえの悲劇です。うーむ、これも本編を観たい、聴きたい!
第4曲:「リゴレット」。ここでもまた、ちょいと気味の悪い感じの、金管による始まり。ヴェルディはこういうのが好きですね~(^o^)/
音楽は不安と悲劇を表現したものですが、内容もまた、言わずと知れた悲劇です。マントヴァ侯爵に扮したルチアーノ・パヴァロッティの姿を思い出してしまいます。こちらも昔のLDで観たもので、また観てみたい。
第5曲:「運命の力」。残念ながら、これはまだオペラ本編を観たことがありません。解説を読むと、なんとも暗~い話のようですが、この音楽を聴けば、なんとか一度は観てみたいものです。
うーむ、オペラの序曲を聴いて終わりというのは、ちょいと切ないぞ。やっぱり本編が観たい。「椿姫」か「仮面舞踏会」かな。



写真は、終演後の交流会の様子です。スイスのバーゼル市に在住の新倉瞳さん、古楽奏法で有名な某カンマー・オーケストラと協演の機会があり、山響のサウンドは独自のものだけれど、共通するものを感じて、演奏しやすかったとのこと。「アマデウスへの旅」で培ったものが、きっと大きな影響をおよぼしているのでしょう。ソニーによる今回の録音がいつ発売になるのかは、すぐ打ち合わせが予定されているとのことでした。これもまた、楽しみができました。

新倉さんのCDは入手できませんでしたが、飯森&山響によるブルックナーの「交響曲第1番」のCDを購入、飯森さんにサインしてもらいました。何歳になっても、ミーハー精神は相変わらず健在です(^o^)/

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まだ取り上げていない曲の備忘メモ

2015年05月10日 06時05分08秒 | ブログ運営
10年も続いてしまっている当ブログ、好んで聴いている音楽については、あらかた取り上げただろうと思っていましたが、先日、ふと気づいてしまいました。なんと、R.シューマンの「謝肉祭」をまだ取り上げていないではないか!

そういう目であらためて取り上げた曲目リスト(*1)を眺めてみると、けっこうもれているものがありそうです。

  • ハイドン オラトリオ「四季」
  • モーツァルト 歌劇「後宮からの誘拐」「フィガロの結婚」
  • ベートーヴェン 歌劇「フィデリオ」
  • シューベルト 歌曲集「美しき水車小屋の娘」「白鳥の歌」
  • シューマン 「謝肉祭」
  • スメタナ 歌劇「売られた花嫁」
  • ヴェルディ 歌劇「オテロ」「リゴレット」
  • プッチーニ 歌劇「トスカ」「蝶々夫人」

うーむ、こうしてみると、大曲なので後回しにしてきた内輪の事情が明白です(^o^)/
今はまだ時間的にキビシイですが、CDやLD/DVDなどを並べて、あれこれ文章を考える時間を持ちたいものです。

(*1):記事の重複を避けるための工夫~「電網郊外散歩道」2011年12月

写真は、老母の「姉もね」じゃなかった「アネモネ」。ただいま春は花盛りです。本日は、午後から山響定期のマチネの予定。

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「農作業メモ」ノートの二冊目が残り少なく

2015年05月09日 06時01分37秒 | 週末農業・定年農業
A6判のコクヨ・キャンパスノートのダブルリング・タイプを、「週末農業メモ」として使い始め、現在の二冊目からは「農作業メモ」と表題を変えて記録用に使っておりますが、未使用のページ数が残り少なくなってきました。いわゆるハガキ・サイズで作業着のポケットに入る大きさということからわかるように、たいへん使いやすいものです。また、ダブルリングタイプというのも、野外で立ったままメモすることが少なくない用途に適した、ありがたいものです。何冊か予備のストックがありますので、今のうちに準備しておきましょう。
準備と言っても、具体的には、

  • 裏見返しに某農業資材店のポイントカード(確定申告用の書類作成に必要)を入れるポケットをつける。
  • 最初の数頁に、農協の出荷番号などの関係データを記入しておく。

などが主なところです。

この週末、こんどは自宅裏の果樹園の草刈りと花摘みをしなければなりません。山響の第245回定期演奏会は、日曜の午後4時からのほうに出かけることになるでしょう。今回は、エルガーのチェロ協奏曲とヴェルディの序曲集ということで、たいへん楽しみにしています。鼻先にニンジンをぶら下げた馬よろしく、せっせと働くことにいたしましょう(^o^)/



写真は、スモモの木の下に咲いているボタンの花。今がちょうど見頃です。

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おやすみの音楽に再びボロディンの弦楽四重奏曲第1番

2015年05月08日 06時05分40秒 | クラシック音楽
寝床わきのラジカセは、CDドライブが壊れてしまいましたが、MDはまだ大丈夫のようで、更新を検討(*1)しながらも、目覚ましをAMラジオに変更することで、しぶとく愛用しております。近頃の就寝時の「おやすみの音楽」は、CDからコピーしたMDで再び(*2)ボロディンの弦楽四重奏曲第1番を。
好きですね~、この曲。聴き手に作曲者の苦悩を注ぎ込むのではなく、安定して美しい、幸福な音楽を聴かせてくれる(*3)ようです。

昔、コンピュータのプログラミングに熱中していた頃に、ごく静かに音楽を聴くことで活発に活動した脳みそを沈静化することができることを発見しました。あれ以来、寝床の中でもプログラムリストが浮かんで消えないとか、アルゴリズムの弱点を探しつづけてしまうとか、いろいろ悩んで寝付けないとかいうことが、ほぼなくなりました(^o^)/
論理的な思考は、脳の新しい部分で行われるのだろうと思いますが、音楽を聴いて「いいなあ」とうっとりするのは、たぶん脳の中枢に近い古い部分なのだろうと思います。心の深いところが静まることで、眠りに誘われていくということなのかも。

この話題、検索ボックスで「おやすみの音楽」「目覚ましの音楽」などを検索すると、けっこう何度も登場します。その意味では、代わり映えしない話題なのかもしれませんが、当方の日常生活を維持する、けっこう大切な要素です。
音楽を専門にする方々は、逆に曲を聴くと脳みそが活発化するように訓練されてしまっているのかもしれませんが、このあたり、まことに素人音楽愛好家であることの幸福を思います。

(*1):音楽で目覚ましできるタイマー機能~「電網郊外散歩道」2014年2月
(*2):眠る前の音楽と目覚ましの音楽~「電網郊外散歩道」2005年2月
(*3):化学者としてのボロディン~「電網郊外散歩道」2005年3月

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中心的な作業と周辺的な作業~桃の花摘みと草刈り~

2015年05月07日 06時04分03秒 | 週末農業・定年農業
ゴールデンウィークは、晴天に恵まれましたので、どこにも出かけずに農作業に明け暮れてしまいました。ふだんはなかなかまとまった時間がとれない、少し離れた園地での桃の花摘み(*1)と草刈りです。

桃の花摘みは、びっしりと咲いた花がそのまま実ったら、枝がぼっきりと折れてしまいますので、程よく間引いて養分が行き渡るようにする作業です。例えば、枝分かれした付け根にはさまれた花は、実っても成長することはできません。周囲に成長する余地のない花は、除去してしまいます。実際に実った時には、さらに数を減らして大きな実が育つようにするための摘果という作業があり、収穫のためには大事な段階です。その意味では、生産行程の中で中心的な作業の一つです。



これだけびっしりと咲いた花を、



結実時の空間的余地を判断しながら、ここまで減らします。なかなか根気の要る作業です。ラジオやウォークマンを持ち出す理由が、おわかりいただけるかと思います(^o^)/

これに対して、草刈りは意味が違います。きれいに草刈りをしたからといって、桃やサクランボが大きく実るわけではありません。でも、草ぼうぼうの果樹園は、見た目が悪いというだけでなく、花摘みや摘果、収穫などの農作業の効率に大きく影響します。ひと雨ごとに草はぐんぐん伸びます。腰まで伸びた草をこいで動き回るというのは、考えただけでゲンナリします。ここはやはり、きれいに草刈りを済ませた園地で、気持ちよく作業をしたいところです。その意味で、草刈りは生産にとっては周辺的な作業ではありますが、大事な意味があります。



やや時期が遅れてしまいましたので、桃の花弁がすっかり散ってしまいましたが、草刈りを済ませたばかりの園地で、まだ終わっていない樹の花摘みを進め、ようやく終えることができました。大玉の川中島白桃を収穫し、今年は出荷もできるように、また「桃のヨーグルト」(*2)を今年も美味しく食べられるように、これがゴールデンウィークの成果です! と自慢しておきましょう(^o^)/




ところで、ただいまリンゴの花が満開となっております。ネオニコチノイド系殺虫剤を使わないようにしているせいか、当方の果樹園ではマメコバチやミツバチなどの訪花昆虫がぶんぶんと飛び回っております。虫たちには、たくさん蜜を集め、たくさん子孫を残してほしいものです。受粉が終わり、花びらが散り始めると、こんどはリンゴの作業が待っています。できれば、サクランボの諸作業が始まる前に、なんとかしておきたいものです(^o^;)>poripori

(*1):青空の下、桃の花摘みをする~「電網郊外散歩道」2007年4月
(*2):今年もずいぶん桃を食べた~「電網郊外散歩道」2013年9月
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ペンを握る位置と書き癖

2015年05月06日 06時04分15秒 | 手帳文具書斎
パイロットの廉価万年筆「カクノ」を初めて使ったとき、三角形で握りの位置を示す工夫に感心するとともに、自分の感覚ではずいぶんペン先に近い方を持つのだなと感じました。たぶん、自分の書き癖のほうが、「カクノ」で標準的に想定した位置よりも後で、やや寝せ気味の持ち方をしているのだろうと思います。

そういえば、以前、プラチナ社の廉価万年筆プレッピー(Preppy)の中字の書き味について、やや不満を感じておりましたが、これもどうやら寝せて書く書き癖に対して、やや許容性が低かったからではないかと思い至りました。いつもよりも少し先端に近い方を持ち(握り)、自分の書き癖よりは少しだけ立てて書くようにすれば、充分にスムーズな書き味です。

自分のペンの持ち方はほぼ一定していると思っていましたが、どうも気分や身体的疲労度によって変わり、不変ではないようなのです。ぐったりしているときは、どうやら力も抜けて、寝せて書く傾向があるようです。そう考えると、ある時は書き味に満足し、またある時は同じペンなのに書き味に不満を持つ、という理由も理解できます。長年使い慣れたペンは、自分の書き癖になじんでいるでしょうし、新しいペン自体の許容度の広さもあるでしょうが、握りの位置とペンの角度を意識して使ってみると、ペンの評価自体も変わってくるのかもしれません。

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サトイモのマルチ栽培で苗の植え付けをする

2015年05月05日 06時03分20秒 | 週末農業・定年農業
ゴールデンウィークは、どこに出かけるでもなく、ふだんはできない農作業をせっせとやっています。老母の畑で里芋のマルチ栽培をしてますが、過日、苗の植え付け作業を行いました。ふだん手伝いをしている妻は、だいぶ要領がわかってきたようですが、もっぱら果樹園担当の私のほうは、今ひとつ理解が充分ではありません。少し前の元肥の施肥の記録が抜けていますが、備忘のために作業の記録をしておきましょう。



  1. まず、畝幅が90cm間隔になるように印をつけ、糸を張って直線になるようにします。
  2. 糸の内側を鍬で起こし、土を両側からかまぼこ形に盛り上げて畝を作ります。こうすると、畝幅は60cmくらいになります。
  3. 畝の周囲に溝ができていますので、ここに黒いビニールをかぶせ、裾を土で埋めてしまいます。
  4. 黒いかまぼこ状の畝に、一定の間隔(60~90cm)になるように包丁で十文字に穴を開けていきます。間隔は苗の数によりますが、あまり狭すぎるのも生育上好ましくありません。
  5. 十文字に開けたビニルの穴を手で広げながら、移植スコップで土を掘って、穴を掘ります。掘り出した土は、ビニルの上に載せておきます。

  6. 水を充分にやり、苗をポットから出して穴に移植し、周囲に土をかぶせて固定します。


これで、移植は完了です。



あとは、時期を見て追肥をすることになりますが、指揮官である88歳の(?!)元気老母の判断を待ちましょう。



そうそう、親戚からいただいた筍が美味しかった。牛肉としらたきと一緒にお醤油味で煮て、旬の味をいただいております。ワラビとキュウリの漬け物も、今年の初ものです。昨夜は、当地の日本酒「男山」で、珍しく晩酌をいたしました。美味しかった~(^o^)/

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文翔館で「チェロ・カルテット」山形公演を聴く

2015年05月04日 06時06分41秒 | -室内楽
晴天続きのゴールデンウィーク前半、5月3日の憲法記念日は、午前中に果樹園で桃の花摘み作業に精を出し、午後からは文翔館議場ホールで、「チェロ・カルテット」山形公演を聴きました。恩師と弟子たちの四人がカルテットを組み、これに弟子の一人が編曲で参加するという形で、早くから興味深く楽しみにしていたものです。



恩師というのは、桐朋学園大学で井上頼豊氏に師事し、東京都交響楽団の首席チェロ奏者をつとめ、現在は東京音楽大学教授である苅田雅治(Kanda Masaharu)氏です。
弟子たちというのは、山響の久良木夏海(Kuraki Natsumi)さん、読響の芝村崇(Shibamura Takashi)さん、日本センチュリー響の渡邉弾楽(Watanabe Dangaku)さんの三人。そして、同じく苅田先生の下でチェロを学んだ伊藤修平(Ito Shuhei)さんが編曲を行っています。今回は山響の久良木夏海さんのご縁で、文翔館における山形公演が実現した、というものらしい。




本日のプログラムは、14:00開演で、

  1. ポッパー 演奏会用ポロネーズ Op.14 ニ短調
  2. リャボフ フィンランドの森の歌
  3. ハイドン ディベルティメント ニ長調
  4. チャイコフスキー ロココ風の主題による変奏曲 Op.33 イ長調
  5. ガーシュイン 「ポートレート」
  6. 日本の四季メドレー(編曲:伊藤修平)
  7. ストラヴィンスキー プルチネルラ組曲(編曲:伊藤修平)

となっています。会場北側にステージを置いて横長に座席を配置し、およそ百席もあったでしょうか、おおよそ埋まっていたのはすごいです。

第1曲:ポッパーの演奏会用ポロネーズは、ステージ左から、1番チェロ:久良木さん、2番チェロ:苅田先生、3番チェロ:渡邉さん、4番チェロ:芝村さん、という順序です。曲はなかなかカッコいいもので、19世紀後半から20世紀初頭のヴィルトゥオーゾ時代に生きた人らしく、素人目には難しそうですが、難なく演奏されているようで、けっこうインパクトがありました。
※余談:誤植を一つ発見。プログラムノートには「作品16」となっていますが、左側のプログラムには「Op.14」とあるナッシー(^o^)/

第2曲:リャボフ「フィンランドの森の歌」。作曲者はほぼ同世代。没年不明ということは、まだ存命? 1番チェロ:久良木さん、2番:渡邉さんに交代し、3番:苅田先生、4番:芝村さんです。第1楽章:でいいのかな? Andante cantabile は、チェロの旋律の魅力を生かしたもので、どことなく民謡風の要素があります。第2楽章:Allegro risoluto、第3楽章:Adagio religioso、第4楽章:Andante tranquilo となります。3番チェロのソロがいいなあ。終わりの音が、ホールに好ましく響きます。

第3曲:ハイドンのディヴェルティメント。苅田先生が退き、若い三人によるチェロ三重奏です。1番チェロ:渡邉さん、2番:芝村さん、3番:久良木さんという配置です。ごくシンプルな構成ですが、高域で旋律を受け持つのと、内声部と、低音域というように、チェロという楽器の多能さがよくわかります。あと、苅田先生に休憩が必要という配慮は、当方の年代にはヒジョーに痛切に感じますですよ(^o^)/
第1楽章:アダージョ、第2楽章:アレグロ・ディ・モルト、第3楽章:メヌエット、第4楽章:フィナーレ、ヴィヴァーチェ。

第4曲:チャイコフスキーの「ロココ風の主題による変奏曲」。Wikipediaによれば、この曲には「フィッツェンハーゲン版」と「原典版」の二種類があるそうですが、今回は演奏効果を考えた「フィッツェンハーゲン版」による演奏です。独奏チェロ:苅田雅治、1番チェロ:芝村さん、2番チェロ:久良木さん、3番チェロ:渡邉さん。本来はチェロ協奏曲風の曲なわけですが、独奏チェロと、3本のチェロがオーケストラ部を受け持つ形で円奏されます。昭和のアニメ「森は生きている」の世界です(^o^)/
苅田先生のソロは、説得力があり、素晴らしいものでした。

ここで、20分の休憩です。



第5曲:ガーシュイン「ポートレイト」。本来はトロンボーン四重奏のための曲だそうです。「ラプソディ・イン・ブルー」や「サマータイム」「アイ・ガット・リズム」「ス・ワンダフル」など、おなじみのガーシュイン・メドレーを楽しみました。1番チェロ:渡邉、2番:芝村、3番:苅田、4番:久良木の各氏。渡邊さんのパートは、難しそうなのですが、洒脱に演奏していました。総じて、ピアノの軽いスウィング感よりも、チェロの多彩な音色を楽しむことができました。

第6曲:「日本の四季メドレー」。1番チェロ:苅田、2番:芝村、3番:久良木、4番:渡邉の各氏。「この道」「茶摘み」「浜辺の歌」「赤とんぼ」「小さい秋」「最上川舟唄」「雪の降る街を」「花」と、日本の四季を順に巡るメドレーです。唱歌の中にいきなり「最上川舟唄」が出てくるのにはビックリ(^o^)/

ここで、「日本の四季メドレー」の編曲を担当した伊藤修平さんを紹介します。次の第7曲も伊藤さんの編曲です。

第7曲:ストラヴィンスキー「プルチネルラ」組曲。シンフォニア、セレナータ、スケルツィーノ、タランテラ、トッカータ、ガヴォッタ・コン・デュ・ヴァリアツィオーニ、ヴィーヴォ、メヌエット~フィナーレ。楽器配置は、1番:芝村、2番:久良木、3番:渡邉、4番:苅田となります。
昨年夏のアフィニス音楽祭で、この曲の演奏を聴いた記憶があるとはいうものの、あいにくCDも持っていませんので、お馴染みの曲目とは言い難い。でも、コメディア・デラルテの伝統を生かそうとしたという軽みのある音楽を四本のチェロで表現する試みを、大いに楽しみました。これは、演奏もさることながら、編曲の貢献も大きいようです。

聴衆の拍手に応えて、アンコールはモーツァルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」でした。

休憩を入れれば二時間半近い演奏、若いお弟子さんたちはともかく、苅田先生のスタミナは大丈夫だったのでしょうか。でも、こういう形で師弟がともに演奏をすることができるというのは、本当に幸せなことでしょう。ある範囲の年代でないと実現できない、多忙さの中でいつでもできると思っていると、いつのまにか時を逸してしまうものだろうと思います。学生時代の恩師の年齢をとうに過ぎ、大学とのご縁も薄らいでしまっているこの頃、お弟子さんたちの若さがまぶしく感じられるとともに、音楽を通じた師弟のご縁をいささかうらやみながら帰路につきました。

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R.シューマンの歌曲集「詩人の恋」を聴く

2015年05月03日 06時04分38秒 | -オペラ・声楽
五月の声とともに、裏の果樹園の入り口のライラックが咲き始めました。亡父がツツジと並べて植えたもので、ツツジに根元をぎゅうぎゅうと締め付けられていたのを、昨年の春に根元を切り分け、ようやく息をつかせた(*1)ものです。今年もなんとか花房を付けたので、良い香りを楽しめます。その隣にはプルーンが可憐な花を開き、もうすぐツツジも牡丹も咲き出すでしょう。

そんな季節に思い出されるのが、

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Knospen sprangen,
Da ist in meinem Herzen
Die Liebe aufgegangen.

Im wunderschönen Monat Mai,
Als alle Vögel sangen,
Da hab ich ihr gestanden
Mein Sehnen und Verlangen.

「美しい五月に」で始まる、シューマンの「詩人の恋」です。

学生時代に、この曲が好きで、フィッシャー=ディースカウとイェルク・デムスによるドイツ・グラモフォンのLP盤を購入し、何度も何度も繰り返し聴いたものでした。第二外国語でドイツ語を選択していたせいもあり、ハイネの詩もところどころ分かるのが嬉しかったものです。



そして、歌もさることながら、ピアノ伴奏のところが素晴らしい。まるで独立したピアノ曲とでも言えそうな長い後奏を持つ最終曲などは、余韻と言うよりも、ピアノが物語の続きを語っているようです。

1840年、シューマン30歳、いわゆる「歌の年」の作品です。この曲を初めて弾いた新妻クララは、シューベルトの歌曲とはまた異なる魅力を持つ、とくにそのピアノが語る物語性と新鮮な響きに、おそらく最初はとまどいを覚えながら、しだいに強く魅せられていったことでしょう。



今は、もっぱらグラモフォンの「シューマン歌曲大全集」(*2)から、フィッシャー・ディースカウとクリストフ・エッシェンバッハ(Pf)による録音で聴いていますが、このCD:4は「女の愛と生涯」「ロマンスとバラード」それにこの「詩人の恋」が収録されており、実に聴き応えのあるディスクとなっています。美しい五月に「詩人の恋」を聴く。これは、学生時代から変わらない、とくに鮮やかに春がやってくる故郷にUターンしてからは、格別に印象深い習慣となっています。

(*1):ライラックとツツジを並べて植えると~「電網郊外散歩道」2014年5月
(*2):シューマン:歌曲大全集を購入する~「電網郊外散歩道」2008年2月
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運転免許証を更新する

2015年05月02日 06時02分13秒 | 散歩外出ドライブ
過日、運転免許センター(今は総合交通安全センターと言うのかな?)で、運転免許証の更新をして来ました。大変な混雑ではないかと心配していましたが、平日の午後になんとか時間が取って行って見たところ、あまり混雑もせず、スムーズに手続きできました。たしか平成になって以来ずっとゴールド免許の優良ドライバーですので、講習は30分で終了。新しい交通標識で、ロータリー方式の通行を示すものができたことを知りました。なんでも、お隣の仙台市にはけっこうあるのだとか。ときどきこういうエッセンスを聞くのも良いかもしれません。次の更新は五年後。まだ70歳には達していませんので、やっぱり30分で講習が終わるように、安全運転を心がけたいと思います。

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