電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

あらら、重複投稿しちゃった!

2018年01月31日 06時05分08秒 | ブログ運営
毎日、なんらかの形で朝に更新するように努めている当ブログですが、1月29日には2本の記事を投稿してしまいました! これは、いざというときのために、季節や時期によらないストック記事を用意しておき、都合の悪い日に予約投稿しておいたのを忘れて、うっかり通常通りに記事を書き、投稿してしまったためです。今さら取り消すわけにもいきませんので、うっかりの出来事の記録としてこのままにしておきましょう。
まあ、長年ブログを続けていると、時にこのようなドジなことも起こるものです(^o^)/

写真は「味噌を付けた」記念ではなくて、美味しいと評判の紅谷の味噌を。「吟醸蔵出し」蔵王花笠。どうやら限定品らしいです。

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代車でCX3に乗る〜デミオにトラブル発生

2018年01月30日 06時01分20秒 | 散歩・外出・旅行
土曜の午後、出先で愛車マツダ・デミオ・ディーゼルXDにトラブル発生。アクセルを踏んでも思うように加速せず、エンジン系統だなとピンときました。すぐにディーラーに電話して点検してもらったところ、予想通りエンジンの燃料噴射装置の一部、インジェクターの不具合だそうです。どうも初期型デミオ・ディーゼルにはこのトラブルが起こりうるようで、最近DPF再生の間隔が短くなっていたことや、連日の長時間渋滞走行などで発症したみたいです。

結局は、部品を無償交換してもらえることになりましたが、週末の急な出来事で代車も手配が難しいらしく、ピカピカの試乗車をお借りすることになりました。このあたりは、たいへんありがたい対応です。

そういえば、以前、発売直後の日産パルサー1700ディーゼルに乗っていた時も、急にタコメーターがストンと動かなくなり、交換してもらったことがありました。出たばかりの新型車では、予期せぬトラブルが発生することがあります。うまく解決してもらえるよう願っているところです。



ところで、代車の CX3 は、ガソリンエンジンの SUV です。久々のガソリン車というよりも、このタイプの車に乗る機会が少ないので、実は興味津々。冬場の一部渋滞路で通勤に使い、10〜12km/L の燃費(燃料消費率)を示します。一部市街地で大半が郊外路の連続走行の場合は、16〜18km/L くらいでしょうか。車重が 1.2t を超える排気量2リッターの車は、デミオ・ディーゼルのような経済性は期待できません。乗っていては大変安定していて運転もしやすいのですが、まあ、ワタクシの用途には向かないようです(^o^;)>poripori

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県内の冬の道路状況を知るには

2018年01月29日 06時05分14秒 | 散歩・外出・旅行
別に冬季には限らないわけですが、特に冬期間には県内の道路状況を切実に知りたいときがあります。出張などで出かける際に、どのルートを通っていけばよいのか。地元の人ならば、長年の経験で予測できるわけですが、遠方の人がカーナビ頼りに走る時など、冬期間閉鎖など思わぬ出来事に遭遇する場合もあります。

当方は、国土交通省東北地方整備局の山形河川国道事務所のサイトにある「道路のライブカメラ」で確認することが多いです。国道13号や112号、48号など、主な峠の積雪状況がわかります。路面が黒く見えたならば通行は可能でしょうし、路面が真っ白ならば別のルートを検討するか、相応の覚悟と準備をして出かける必要があります。

本当は、冬はコタツでじっとしているのが一番よいのでしょうが、我が家のアホ猫のような生活を望むのは、もう少し先になりそうです(^o^;)>poripori



南半球は夏。南極マーチン基地のライブカメラを見ると、ペンギンたちの姿に癒やされます。




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今年のお年玉年賀はがきの当選枚数は

2018年01月29日 06時02分12秒 | 季節と行事
今年のお年玉年賀ハガキの抽せんがすでに終わり、当選番号が発表されていたようです。妻がさっそくメモしてくれましたので、私の分の年賀状を調べてみました。その結果は、一枚だけ当たっていたようです。
近年の成績は、平成30(2018)年:1枚、平成29(2017)年:3枚、平成28(2016)年:2枚、平成27(2015)年:2枚、…、平成20(2010)年:1枚、となり、10年ぶりの不景気な結果だったみたい。まあ、ゼロではなかったので良しとしましょう(^o^)/

考えてみれば、年賀状という慣習を続けるのも、一定の年齢になれば負担に感じる面があるのも事実でしょう。今年は、こんな添え書きのある賀状をいただき、なるほどと思いました。

「誠に申し訳ありませんが、来年から新年のご挨拶をご遠慮させていただきます。これまでのご厚情に感謝いたします。」

初めて就職した関東某県でお世話になった元上司。たぶん、80代のはず。こちらも感謝です。

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ブリテン「ヴァイオリン協奏曲」を聴く

2018年01月28日 06時01分17秒 | -協奏曲
このところずっと、通勤の音楽として、ベンジャミン・ブリテンの「ヴァイオリン協奏曲」を聴いています。ブリテンと言えば、当方にとっては「青少年のための管弦楽入門」ではなく「シンプル・シンフォニー(*1)」の作曲者として記憶している人です。しばらく前に購入していた数枚のうちの一枚で、999 円の限定版 EMI Classics シリーズの廉価CD、型番は TOCE-16334 です。演奏はマキシム・ヴェンゲーロフ(Vn)、ロストロポーヴィチ指揮ロンドン交響楽団。

曲については Wikipedia にも詳しくはありませんで、CDに添付のリーフレットが頼りです。高木正幸さんによる解説によれば、1939年、フランコ政権から追われアメリカに亡命していたスペインのヴァイオリン奏者アントニオ・ブローサのために書かれたもので、ブリテンもやはりアメリカに渡っていたようです。初演は1940年春、ブローサの独奏、バルビローリ指揮ニューヨーク・フィルにより、カーネギーホールで行われたのだそうな。この録音は、何度かの改訂を経て完成した1965年改訂版により演奏されているとのことです。

第1楽章:モデラート・コン・モート。ティンパニで、ごくひそやかに始まりますので、ここはロードノイズの多い雪道のカーステレオ向きではありません。でも、やがて1939年という作曲当時の風潮だったのか、プロコフィエフなどとも共通するモダンな響きの音楽に変わっていき、ここからはカーステレオでも十分に楽しめます(^o^)/
印象的なのは第2楽章:ヴィヴァーチェ〜カデンツァ。活発で、様々な奏法を試み、表現力豊かな音楽になっています。グリッサンドというのか、カデンツァでのキュウゥ〜と下降する表現などは、雪道の悪条件の下でも、とても印象的です。
第3楽章:パッサカリア、アンダンテ・レント(ウン・ポコ・メノ・モッソ)〜ラルガメンテ(レント)〜レント・エ・ソレンネ。この、「ウン・ポコ・メノ・モッソ」という語感がなんとも笑い出しそうですが、どうやら「少しテンポを遅くして」という意味らしい。「ラルガメンテ」は「豊かに」で、「レント・エ・ソレンネ」は「遅く、そして荘厳に」というような意味でしょうか。なるほど、演奏を聴くとこのような指示の意味がわかります。特に、曲全体の終わり方が。

参考までに、演奏データを示します。
■ヴェンゲーロフ(Vn)、ロストロポーヴィチ指揮ロンドン響
I=10'05" II=8'25" III=15'10" total=22'20"

画像は、Windows10機で使っている音楽再生ソフト foobar2000 です。

(*1):若い頃、この曲がお気に入りでした。
Britten: Simple Symphony

(*2):この曲に対するヴェンゲーロフのマスタークラスの動画もありました。
Vengerov: The Two Sides Of Britten's Violin Concerto


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延々と渋滞したときのデミオ・ディーゼルXDの燃費

2018年01月27日 06時01分11秒 | 散歩・外出・旅行
「数年に一度」という寒波の到来で、早朝に出勤したはずなのに延々と渋滞してしまいました。前日よりもよほど良かったとは言え、事故の影響で、断続的に流れたのが1/3で、あとは大部分がのろのろ運転と停止を繰り返す状態で、i-stopのフル稼働の状況でした。

マツダ・コネクトの燃費計が示す値が、15.8km/Lで、過去三年間の満タン法での結果と比較して、わりに現実に近い値をしめすようですので、信用できる数値のようです。

ふだんの(春夏秋)燃費が通年の平均で22km/L という値を示しますので、ずいぶん悪いように思ってしまいますが、以前のガソリン車の通年平均が 16km/L 位でしたので、これと同等の値です。実は大渋滞でもマツダ・デミオ・ディーゼルXDはかなり良好な燃費を示したと判断すべきなのでしょうか。これまでの実績に比較して、少々悪すぎるという印象もありますが。

【追記】
やはり「悪すぎる」が正解だったみたいです。エンジン不調の前触れだったようで、燃料噴射装置の一部、インジェクターの無償交換になりました。
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雪国の車の冬用装備は

2018年01月26日 06時03分40秒 | 散歩・外出・旅行
雪国にお住いでない方は、冬の装備といってもあまりピンとこないかもしれませんが、雪国では冬を前にまずタイヤを交換します。冬用のスタッドレス・タイヤです。また、冬用のワイパー・ブレードに交換します。積雪の少ない地域では、夏用のものでもなんとか間に合うこともあるのですが、豪雪地ではワイパーがすぐに雪団子になり、役に立たなくなってしまうのです。

冬用ワイパー・ブレードは、ディーラーやカーショップ等に行き、車の型式や年式に合わせて購入します。また、長時間野外駐車をするときは、ワイパーを立ててフロントガラスに凍結固着するのを防ぐ必要があります。これを忘れると、ゴムが切れて拭き残しが出たりワイパーを動かすモーターを痛めたりしてしまいますので、大事な配慮です。



その他には、荷室にスコップ、長靴、防寒具、牽引ロープやタイヤチェーンなどの冬用セットを入れておきます。湿った雪がドサドサと降った時など、除雪が不十分な駐車場で腹がつかえて動けなくなることがありますが、そんな時には腹の下にたまった雪をスコップでかき出して、乗り上げ状態を解消することで脱出できるようになります。

雪国には冬用装備を。これは、車でも同じです。最近、「雪国のくらし」というような検索語で訪ねて来る人が多いですので、もしかしたら小学校の社会科の学習の一環なのかもしれません。参考になるといいですね(^o^)/

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燃料代が上がっている

2018年01月25日 06時02分08秒 | 散歩・外出・旅行
このところ、じりじりと燃料代が上昇しているようです。主に通勤に使っている車はクリーンディーゼルですので、軽油を使用します。その値段が、ここしばらく上昇傾向が続いています。また、家庭用暖房などに使用する灯油の値段も上昇中。いちどに数百リットルを給油してもらいますので、請求書の数字にびっくりします。

原油の思惑買いが起こっていたり、中東情勢が不安だったり、米国のシェールオイルも思うように増えていなかったり、というような要因はあるのでしょうが、冬場に燃料代が上がるのは痛いですね~。せめて省エネに心がけるようにしましょう(^o^)/

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メインの備忘録ノート以外に使っているノートの現状

2018年01月24日 06時01分27秒 | 手帳文具書斎
主な記録用の備忘録ノート(A5判ツバメノート)のほかにも、いくつかのノートを雑記用途に使っています。例えば枕元用のB6判ダブルリング式の雑記帳とか手帳サイズのハードカバー小型ノートとか、あるいはノートカバーをしたA5判ダブルリングノートなど。本当は、全部を一冊のノートにまとめれば良いのでしょうが、実際問題としてメインの備忘録ノートを雑記帳を兼ねて枕元に置いたら、出かけるときに絶対に忘れていく自信があります(^o^)/
で、やっぱり枕元雑記帳は別にする必要がありますし、老母の入退院・通院時の待ち時間にA5判の分厚いノートを広げてなにやら書いているのも「うさんくさい」ので、手帳サイズの小型ノートあたりのほうが無難(^o^)/ というようなわけで、それなりに意味があるわけです。



  • B6判枕元雑記帳ノート 1月現在で73件、46ページを使っています。記事ネタに使ったものは24件、33%です。
  • 手帳サイズのハードカバー小型ノート 2017年6月に購入して依頼、記載した月別の件数は、6月(9)、7月(17)、8月(9)、9月(22)、10月(13)、11月(11)、12月(10)、計91件、平均して月に13件。老母の入退院・通院時の記入が多く、ふだんはごく簡潔なメモが中心。
  • Ca.Creaの後継に使っているスリムA5サイズのリングノート 1月現在で未使用のページが34枚68ページとなっています。使用率は45.6%です。
  • A5判のダブルリングノートをSystemicノートカバーに入れたもの もっぱら文具の試筆用になっています。

ブログのネタに使ったものは、当ブログの検索で探せますので、案外、分散の弊害は少ないのかも。それ以前に、仕事のことは一切書いてないので、必死に該当のメモを探すような事態は起こらないのかもしれません。

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東京23区に大雪警報?!

2018年01月23日 06時02分39秒 | 季節と行事
雪国では珍しくもない20cmの積雪量も、備えの少ない都会では大雪に相当するということは、若い頃、就職した関東某県での暮らしで痛感しました。山形ナンバーの車で帰省先から戻り、スノータイヤのまま走っていたら、ある日かなりの雪が降り、こちらは普通に走れていても、あちこちでスリップする車が続出し、おっかなくて走っていられません。転んで怪我をして救急車で運ばれる(*1)とか、電車もバスも止まり、学校も休校になるなど、大変な混乱ぶりでした。おそらくは、今回もだいぶ混乱があったのではないかと思います。

雪国では、多少の雪でも全く普通に電車もバスも動き、道路も除雪されてちゃんと走れるというのは、まさにタイムリーに対応してくれる人たちのおかげです。早朝3~4時頃から除雪車が動いていることを当たり前だと思わずに、貴い労働に感謝しなければ、と思います。

(*1):雪国でなぜけが人が少ないか〜「電網郊外散歩道」2005年2月

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もうすぐ3年~マツダ・デミオ・ディーゼルXDの現況

2018年01月22日 06時04分24秒 | 散歩・外出・旅行
2015年2月末に新車で購入(*1)してから、もうすぐ3年になろうとしています。マツダのクリーン・ディーゼル車、デミオXDの初の車検も終わりましたので、現況をまとめてみると:

  • 燃料消費率 通年で22km/L超を示します。軽油の単価の割安さもあり、前車(Nissan TIIDA Latio 1500)の頃と比べて1ヶ月の通勤費用は半減しました。
  • DPF再生の頻度 当初は400km走るとDPF再生が始まりましたが、その後300kmくらいになり、最近は200kmに1回くらいの頻度になっています。どうも、プログラムの更新のたびに頻度が増えているような気がします(^o^;)>poripori
  • 気づいたこと シートベルトを外した時の戻り張力が弱く、ドアから外に出た際に、シートベルトの金具が一緒に出てしまい、ドアを閉めるときにガコンと噛んでしまうおそれがあります。特に、助手席側に人が乗るときに、注意が必要になります。
  • デザイン 斜め前方から見たときの姿が「うり坊」を連想させる可愛らしさと力強さがある、いいデザインだと思います。
  • 走行性能等 走り出すときのもたつき感はディーゼル車の宿命ですが、中速以降の加速は良好で、満足できるものです。足回りもまずまずで、県内~高速道路を利用した隣県へのお出かけ程度には充分です。長時間・ハイスピードの高速連続走行は、かなり緊張を余儀なくされます。グランドツアラーではありません。

総合的には、Good でしょう。



ただし、ディーラーから借りた代車が任意保険に入っていないというのは、いささか不安があります。自分の車では事故ることは少ないでしょうが、慣れない車ではブレーキのきき具合もわからず、雪道の走行はこわいです。このあたりは日産とマツダのディーラーの販売力の差の反映でしょうか。



(*1):雪降りのお天気の中で新車を受け取る~「電網郊外散歩道」2015年2月
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山形弦楽四重奏団第66回定期演奏会でハイドン、佐藤敏直、ラヴェルを聴く

2018年01月21日 20時04分22秒 | -室内楽
厳冬期、大寒の1月20日(土)午後6時45分より、山形市の文翔館議場ホールで、山形弦楽四重奏団第66回定期演奏会を聴きました。早めに出発し、途中のスーパーで日用雑貨の買い物を済ませるなどして文翔館の無料駐車場に到着、ほぼ開場時刻でしたが、熱心なお客さんがすでにホール入りしておりました。



最近は、プレコンサートで学生さんの演奏の機会となっているようで、今回も山形大学のお二人、武田響子さん(Fl)と平山燎さん(Vla)の2人がステージに立ち、ドゥヴィエンヌの「フルートとヴィオラのための二重奏曲第2(?)番」を演奏しました。フルートとヴィオラという組み合わせの、その響きに魅了されましたし、演奏も良かったです。

さて本日のプログラムは、

  1. ハイドン 弦楽四重奏曲 ニ短調 Op.42
  2. 佐藤敏直 弦楽四重奏曲第2番 (1970)
  3. ラヴェル 弦楽四重奏曲 ヘ長調

というものです。演奏の前に、ヴィオラの倉田譲さんが曲目を解説してくれました。ハイドンは、ちょうどその頃に、キリスト教をテーマとした宗教的な曲集を作曲していたためか、敬虔な雰囲気を持つ静かな曲になっている、とのこと。佐藤敏直さんについては、ピカソのゲルニカを見てこの曲の第○楽章が別に改作され、「弦楽四重奏曲のためのモルト・アダージョ」という音楽になっている(*1)とのこと。最後のラヴェルについては、ドビュッシーから「一音たりとも改変するべからず」と言われたけれども、数年後にやっぱり改訂しているとのこと。とにかく精密な音楽で、これを完璧に演奏しきることは難しいのではないかと思わせるほどだそうです。

しばらくして開演となりました。例によって、ステージの左から第1ヴァイオリン:中嶋光之さん、第2ヴァイオリン:今井東子さん、ヴィオラ:倉田譲さん、チェロ:茂木明人さんです。中嶋さんは黒にライトグレーのネクタイ、倉田さんは黒のシャツ、茂木さんは黒に明るい黄系のネクタイですが、今回はショートカットの髪型にした今井さんの衣装がステキでした。古代ギリシャの神殿の巫女さんみたいなひだ付きのドレスで、肩の部分がくすんだゴールド? 紅一点ならぬ黄一点、優雅です。

まず最初は、ハイドンの弦楽四重奏曲。第1楽章:アンダンテ、そして無邪気に、と指示されています。短調らしい「厳粛」というよりもやはり「敬虔な」と言った方があっている、比較的短い楽章です。第2楽章:メヌエット~トリオ、トリオ部は少し活発になります。第3楽章:アダージョ・エ・カンタービレ。静かで叙情的なゆったりとした音楽です。第4楽章:フィナーレ、プレスト。この曲の中では、比較的「短調らしい」感情を表出するところもある音楽のようです。
一聴して地味な音楽ですが、経験的に、こういう音楽は何度も聴いているとじわっと良さが感じられるようになることが多いように思います。もうすぐ全曲演奏が完了するなどということを聞くと、ハイドンの弦楽四重奏曲の全集CDが欲しくなります(^o^)/

二曲目は、佐藤敏直「弦楽四重奏曲第2番」。第1楽章:アダージョ~アレグロ。チェロから始まり、内声部が連続する響きを奏でながら1st-VnとVcのピツィカート。不思議なミステリアスな雰囲気を持った音楽です。どことなく日本民謡調なところも。第2楽章:アレグロ・コン・アニマート(生き生きと)~モデラート。第3楽章:モルト・アダージョ。静かですが、演奏する方も聴く方も、集中力を求められる音楽です。

ここで、15分の休憩です。聴衆の入りは60〜70名くらいでしょうか。中高年が主体ではありますが、かなり世代が多様なところが特徴で、ごく若い人もポツポツと目立ちます。

後半は、お待ちかねのラヴェル。第1楽章:アレグロ・モデラート。おおー!ラヴェルだ!の始まりです。少し速めのテンポで、透明感のある近代の響き。ハイドン等とは異なり、1st-Vnだけが突出していては実現できない響きのバランスです。第2楽章:指示は Assez vif.(十分活発に) Tres rythme(リズムをはっきりと) というような意味でしょうか。ピツィカートで始まるリズミカルな音楽です。気づいてしまいました! 弱音器を付けたり外したりして、音色の変化を生み出しているのですね! おしゃれだなあ、ラヴェル! 第3楽章:Tres lent(とてもゆっくりと)。Vla から Vc へ。あるいは再び弱音器を付けて 1st-Vn へ。いくら録音でなじんでいるとはいえ、目の前で弱音器の有無がわかる音色の変化が、楽しい! そうか、言葉は悪いですが、鼻詰まりのようなくすんだ音というのか、こういう音色の変化は弱音器の効果だったのか! 第4楽章:Vif et agite(いきいきと、そして激しく)。ヘンな言い方ですが、実にクールにエネルギッシュな(^o^)かっこいい音楽です。加えて、何を今さらの「発見」に喜び、勝手に「弱音器無双」という副題をつけたラヴェルの弦楽四重奏曲を堪能しました! これは実演でないとわかりませんね〜。ほんとに来てよかった〜。

アンコールは、ブルックナー?の弦楽四重奏曲第3楽章? へ〜、ブルックナーが弦楽四重奏曲なんて書いているんだ、という程度の認識の素人音楽愛好家には、ブルックナーといえばイメージするのは堂々たるシンフォニー。実に「らしくない」渋い優しい音楽でした(^o^)/ 

当日は、ときどき当ブログにコメントをいただく某さんが関西から来県されており、合間に少しだけお話する機会を得ました。今回、奥様を一人置き去りにしての来県のため、きっと家で「角を研いで」待っていることだろうとのこと。むむ、それなら我が家も事情は同じです(^o^;)、と妙なところで共感してしまいました(^o^)/
まあ、パチンコやギャンブルに夢中になったり、妙な女性のいる店でアルコールに耽溺するわけでもないので、できますれば音楽の道楽は大目に見ていただきたいものと願いながら、「こんど親しみやすい曲目のときに、一緒に行こうよ」と誘ってみましょう(^o^)/



次回は、4月14日(土) 18:45〜、メンデルスゾーンの4番と武満徹の「ランドスケープI〜弦楽四重奏のための」、ハイドンのヘ短調Op.20-5、という予定とのことです。チケットはすでに入手済み。

(*1):山形弦楽四重奏団第23回定期演奏会を聴く〜「電網郊外散歩道」2007年4月



本日は、朝から寺の行事のため外出、午後は来客がありずっと応対、ようやく夜に記事をまとめました。多少ハメを外した文章になっているのは、少しアルコールが残っているせいかもしれません(^o^)/

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香月美夜『本好きの下剋上』第2部「神殿の巫女見習いIII」を読む

2018年01月20日 06時04分34秒 | -香月美夜
TOブックス刊の単行本で、香月美夜著『本好きの下剋上』第2部「神殿の巫女見習いIII」を読みました。神殿長に忌避されながらも、孤児院に印刷工房を作り孤児たちに仕事と食物を与え、騎士団の要請に応えて魔木トロンベに荒らされた土地を癒した強大な魔力を見せた幼女マインは、印刷インクと金属活字を完成させ、印刷業という新しい産業の萌芽を作り出します。これに注目したのがジルヴェスターという謎の(^o^;)青色神官で、この人のやりたい放題の自由さは、さすがの神官長フェルディナンドも頭痛がするレベル。
インク協会との契約の際にちらりと見せた他所の貴族が絡む不穏な動きが底流にあり、次巻ではそれが表に出てくることになるのでしょう。



ところで、フェシュピールという楽器は、イラストで見る限り琵琶かリュートとハープが合体したような多弦の撥弦楽器みたいです。音色もおそらくリュートのようなものなのでしょう。この楽器を得意とする灰色巫女ロジーナの、音楽を至上の価値とする割り切り方はむしろすがすがしいほどで、たぶん作者の周囲にいた音大生か、音大志望の同級生をモデルにしたのかもしれません。また、子供用聖典絵本やカルタなど、幼児教育の知育教材みたいなのが次々と出てくるあたりは、たぶん作者の子育て経験の反映なのでしょう。
ジルヴェスターといいフェルディナンドといい、貴族たちの人物造形は実に個性的です。次巻が楽しみです。

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使わなくなったボールペン

2018年01月19日 06時05分36秒 | 手帳文具書斎
使わなくなったボールペンも、なんとなく捨てられずに場所ふさぎになっています。中にはヴァレンチノのように妻とシンガポールに行った時の記念だったり、ダライッティのように元同僚のイタリア土産だったりして、捨てられません。ジェットストリームのパーカー互換芯を入れて使ってみようかという目論見もあるのですが、逆に今後も使う見通しがないものは処分してもよかろうと思いました。例えば

  • パイロット G-knock ブルーブラック、赤
  • 三菱 パワータンク キャップ式 青



この二つは、処分だろうなあ。パワータンク(黒)は予備の替え芯がまだありますが、他はすでにリフィルも入手困難になっていますし、代替製品としてジェットストリームやパワータンク・スマートがあり、絶賛愛用中です。このへんで見切ることにしてもよいでしょう……って、使わなくなったボールペンでブログの記事を一本書くというのも、ちょいと恥ずかしい面はあるのですが、まあ、購入記事があれば廃棄記事があってもよかろうということで(^o^;)>poripori

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この春の演奏会情報など

2018年01月18日 06時04分28秒 | クラシック音楽
過日の山響定期で、たくさん演奏会のチラシをもらいました。その中で、私自身が行けるかどうかは別として、当方が興味を持った演奏会をピックアップしてみました。

□2月8日(木) 19:00~ 文翔館議場ホールにて、「セレナーデin文翔館」、山響ストリングス、全席自由、一般2,000円、Mozart:アダージョとフーガ、ディヴェルティメントNo.17より、バルトーク:ルーマニア民俗舞曲、エルガー:弦楽セレナード、ブリテン:シンプル・シンフォニー
□2月24日(土)・25日(日) 山形テルサホールにて、山響第266回定期演奏会、広上淳一指揮、チャン・ユジン(Vn)、L=E.ラーション:田園組曲、パガニーニ:ヴァイオリン協奏曲第2番、ブラームス:交響曲第1番
□3月3日(土) 16:00~ 南陽市民文化会館、全席指定:一般2,000円(前売)、飯森範親指揮、須川展也(Sax) グラズノフ:アルトサックスと弦楽オーケストラのための協奏曲、ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」
□3月8日(木) 19:00~、山形テルサホール、全自由4,000円、ウィーン・ラズモフスキー弦楽四重奏団山形公演、早坂有里亜(Pf)、米澤美紀(Pf)、森谷莉紅(Pf) フォーレ:ピアノ五重奏曲第1番、ドホナーニ:ピアノ五重奏曲第1番、ブラームス:ピアノ五重奏曲
□3月13日(火) 19:00~、山形市民会館小ホール、全席自由2,500円 Chouette 梅津樹子(Cem)、蠣崎耕三(Ob)、髙橋あけみ(Fg) F.クープラン:コンセール第7番、J.K.F.フィッシャー:音楽のパルナス山より組曲「エウテルペ」、J.S.バッハ:オーボエ・ソナタBWV.1020、トリオ・ソナタBWV.527
□3月17日(土)18日(日) 山響第267回定期演奏会、飯森範親指揮、堀米ゆず子(Vn)、山響アマデウスコア 武満徹:弦楽のためのレクイエム、ブルックナー:ミサ曲第2番、ブラームス:ヴァイオリン協奏曲
□3月29日(木) 19:00~ 山形テルサホール、3,000円、佐久間聡一(Vn)、奥泉貴圭(Vc)、高井羅人(Pf) ショスタコーヴィチ:ピアノ三重奏曲第2番、チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲Op.50「偉大なる芸術家の思い出に」
□3月31日(土) 19:00~ 山形県民会館、全席自由1,500円 海老原光指揮、北村陽(Vc)、須川展也(Sax) サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番、石川亮太:日本民謡による狂詩曲、モリコーネ:ニュー・シネマ・パラダイス他
□5月13日(日) 14:00~ 文翔館議場ホール クァルテット・エクセルシオ 一般3,500円 ドヴォルザーク:弦楽四重奏曲第12番「アメリカ」、ヤナーチェク:弦楽四重奏曲第1番「クロイツェル・ソナタ」、スメタナ:弦楽四重奏曲第1番「わが生涯より」
□7月22日(日) 14:00~ 文翔館議場ホール 一般4,000円 ヤンネ舘野とタンゴ&バロックバンド ピアソラ:ブエノスアイレスの春夏秋冬、ヴィヴァルディ:和声と創意への試みより春夏秋冬

ほか、山響タウンコンサートや親子向けのコンサートなどがたくさん計画されているようです。いずれも魅力的な内容ですが、全部を聴くのはとても無理。スケジュールを調整して、可能なものをできるだけ聴きに行きたいものです。

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