電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

私の好きな独奏曲

2015年05月13日 06時02分43秒 | クラシック音楽
先月、「私の好きな○○曲」の試みはどうだろうか、という記事を書きました。楽器編成に焦点をあて、「私の好きな」という共通項のもとで、独奏曲、二重奏曲、三重奏曲などをリストアップしてみよう、という趣旨です。さっそく、「私の好きな独奏曲」です。

  • J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンソナタとパルティータ
  • モーツァルト ピアノソナタ イ短調 K.330
  • ベートーヴェン ピアノソナタ第8番「悲愴」
  • メンデルスゾーン 「無言歌集」
  • シューマン 「謝肉祭」
  • ムソルグスキー 「展覧会の絵」(ピアノ版)
  • ラヴェル 「夜のガスパール」
  • グラナドス 「12のスペイン舞曲」
  • バルトーク 「ルーマニア民族舞曲」
  • プロコフィエフ 「ピアノソナタ第8番」

次点として、

  • テレマン「無伴奏フルートのための12の幻想曲」
  • シューベルト「さすらい人幻想曲」
  • ショパン「12の練習曲集Op.10」
  • ブラームス「ピアノソナタ第3番」
  • ドビュッシー「前奏曲集第1巻」
  • ヴィラ・ロボス「ブラジル風バッハ第4番」(ピアノ版)
  • グリーグ「抒情小曲集」

などでしょうか。

バッハは、「無伴奏チェロ組曲」と「平均律クラヴィーア曲集」、あるいは「ゴールドベルグ変奏曲」とどれにしようか迷いましたし、ベートーヴェンも「ピアノソナタ第3番」や「ピアノソナタ第31番」とどれにするかだいぶ迷いました。シューマンにいたっては、「子供の情景」「交響的練習曲」「ピアノソナタ第1番」「幻想小曲集」などとたくさんあって決めかねました。いずれも、日頃よく聴く回数というか頻度で決めました。
ムソルグスキーの「展覧会の絵」はピアノで、グラナドスの「スペイン舞曲集」は、できればギターで編曲されたもので聴きたいところです。もっとも、そうすれば後者の一部の曲はギター・デュオになってしまうかもしれませんが(^o^;)>poripori
バルトークやプロコフィエフは、明らかに私の好みを表しています。

こうしてみると、独奏曲というジャンルは、ピアノ曲が強い! もう圧倒的な強さです。たしかに、その表現力のはば広さの点で、納得できます。テレマンなどは、ピアノに偏りすぎることから、他の楽器も入れようかと考えて入ってきた面が否めません(^o^;)>poripori
できれば、チェロの曲がもう少し入ればよかったかな、と思いますが、二重奏曲では多くなるでしょうが、独奏曲となると難しい。私の場合、コダーイの「超絶技巧」などはそれほど聴く頻度が高いわけでもないので、選ぶとなるとやっぱりためらわれます(^o^;)>poripori


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2 コメント

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Unknown (バルビ)
2015-05-13 17:47:00
 佳い独奏曲の紹介、ありがとうございます。この中では、私として、グラナドスのスペイン舞曲集、ムソルグスキーの展覧会の絵、バルトークのルーマニア民族舞曲、ヴィラロボスのブラジル風バッハなどが大好物ですね。
 下手の横好きでギターを好んでいたので、グラナドスやアルベニス、ヴィラロボスなどの曲は愛着があります。展覧会の絵は、私はオーケストラより原曲のピアノ曲の方を好みます。
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バルビ さん、 (narkejp)
2015-05-14 06:07:34
コメントありがとうございます。グラナドスの「スペイン舞曲集」は、ラローチャのピアノのほかに、ギター編曲版やオーケストラとのギター協奏曲風のものなど、なかなか楽しいものがあります。ムソルグスキーの「展覧会の絵」は、ラヴェル編曲のオーケストラ版も華麗で良いのですが、ピアノ版も味がありますね。
でも、なんといってもシューマンの「謝肉祭」あたりが、若い頃から変わらない、一番のお気に入りです。
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