電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

明日は15時から山響ライブ配信の第2弾でベートーヴェン「田園」ほか

2020年06月20日 06時02分08秒 | クラシック音楽
新型コロナウィルス禍も一応の収束の気配がみえて、様々な制限が緩和されつつありますが、多くの聴衆が集まる演奏会はまだ困難が続きます。明日の21日(日)には、15時から山形交響楽団の無観客ライブ配信第2弾が実施される予定です。
以下、山響のホームページより。

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《#山響ライブ 第2弾》
日時:‪2020年6月21日(日)15時‬開演予定

[指揮]阪 哲朗・村川千秋
[ピアノ]三輪 郁
・村川千秋編:山形県民謡「最上川舟唄」 
・ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
・ベートーヴェン:交響曲第6番 ヘ長調「田園」Op.68
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なお、【#山響ライブ配信URL】は ここ です。
https://curtaincall.media/yamakyo.html

前回のライブ配信では、ステージに白いバラが飾ってありましたが、どうやらJA山形市とカタログ販売の「リンベル」が協力して、山形市産のバラ約300本で飾ったとのことでした。新型コロナウィルス感染拡大で打撃を受けている市内の花卉農家を支援するねらいがあったとのことです。(6月13日付け山形新聞より)



そうだったのか〜! こういう企画は、いいですね〜。ほんとに心が和みます。



サクランボ「佐藤錦」の収穫と選果等の作業も、ほぼ一段落。残りは妻と二人で親戚に送る分を収穫し、下旬の「南陽」「ナポレオン」等の晩生種の収穫まで少しだけ間があきます。今日と明日の午前中を頑張って、明日の午後は久々に休養を兼ねて音楽タイムとしましょう。

そう言えば、写真を撮る暇がないので、このところ写真なしの文字だけの記事が多くなっているなあ。
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初夏のひととき、メンデルスゾーンの「歌の翼に」を聴く

2020年06月03日 06時01分34秒 | クラシック音楽
爽やかな風が吹き渡る初夏のひととき、メンデルスゾーンの「歌の翼に」を聴きました。当方、初夏と言えばメンデルスゾーンなので、ふだんはCDで「無言歌集」なんぞを取り出す(*1)のですが、今回はポピュラーな「歌の翼に」だけ、違う演奏で探そうということで、ネット上で探してみました。

まず、ペーター・シュライヤーのテノールで。
Mendelssohn: On Wings of Song (Auf Flügeln des Gesanges)


続いてバーバラ・ボニーのソプラノで。
歌の翼に


前川朋子のソプラノで。
"Auf Flügeln des Gesanges" 歌の翼にのせて

いい声ですね〜。

チェロとピアノで。
Nana - 歌の翼に 作品34-2(メンデルスゾーン)


ジュリウス・カッチェンのピアノで。
Mendelssohn-Liszt - Auf Flügeln des Gesanges (On Wings of Song), Op.34, No.2, Julius Katchen Piano


次もピアノで。CDと同じくペーテル・ナジの演奏のようです。
メンデルスゾーン: 歌の翼に[ナクソス・クラシック・キュレーション #ファンタジー]


これはMIDIかな。ピアノの音で。楽譜が表示されます。
『メンデルスゾーン:歌の翼に』(Mendelssohn, Flügeln des Gesanges)(ピアノ楽譜)


ちょいと変わった合唱で。二つの合唱団がジョイントしています。
Auf Flugeln des Gesanges / 翼ある歌


こういう小品を多彩な演奏で聴けるのですから、ありがたい時代になったものです。

(*1):メンデルスゾーン「無言歌集」を聞く〜「電網郊外散歩道」2005年9月

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開かれなかった演奏会を惜しむ〜機会をみてぜひ実現してほしい

2020年05月24日 06時01分15秒 | クラシック音楽
YouTube の山響チャンネルの中に、3月の新県民会館オープニング・コンサートで演奏されるはずだった、小曽根誠(Pf,*1)&山形交響楽団によるピアノ協奏曲「もがみ」改訂版の練習風景が紹介されていました。はじめは小曽根さんのピアノソロで、

  1. My Witch's Blue (Makoto Ozone)
  2. Asian Dream (Makoto Ozone)
  3. Tea for Three (Makoto Ozone)
  4. Where do we go from here? (Makoto Ozone)

の4曲が演奏されます。

続いてピアノ協奏曲「もがみ」。これは、2003年の山形県国民文化祭において、当時の皇太子及び同妃両殿下ご臨席のもと、作曲者である小曽根さん自身が初演したピアノ協奏曲「もがみ」の改訂版のリハーサル風景。カメラワークは少々揺れるところがあるのですが、演奏の雰囲気はすごく良いのです。しかも、第三楽章の直前に事務局から連絡が入り、新型コロナウィルス感染防止のため、演奏会は延期します、と宣告されるというハプニングも収録されています。なんだか「おくりびと」の解散シーンを思い出してしまうような出来事ですが、このときの楽団員の皆さんの対応が素晴らしい。せっかくだから最後まで演奏したい、演奏しよう、ということで、第三楽章の演奏が始まります。そして演奏が終わり、音楽家どうしが拍手で互いをたたえあうのですが、その姿がとても良いのです。

My Piano Concerto "MOGAMI" was supposed to be Premiered with YAMAGATA symphony Orchestra


新型コロナウィルス禍で、ある程度は予想されたこととはいえ、口惜しいことは間違いありません。せっかくの改訂版での演奏を、ぜひコロナ収束後に実現してもらいたいものです。あの東日本大震災で中止になった演奏会の曲目を、後に同じく遠藤真理さんを迎えてマルティヌーのチェロ協奏曲をプログラムに組んだように、小曽根誠さんとこの曲の演奏を、ぜひ生で聴いてみたいものです。

(*1):小曽根誠〜Wikipedia より

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デスクトップPC-audioより昔ながらのステレオの音がホッとするなあ

2020年04月11日 06時01分43秒 | クラシック音楽
新型コロナ禍の不安の中、少しでも心が慰められるようにと、いろいろな音楽を聴いていますが、ふと思いました。デスクトップPC-audioよりも、昔ながらのステレオ装置の再生音のほうが、なんとなくホッとします。

考えてみれば、デスクトップPC-audioでは、スピーカと耳との直線距離が110cm、これが旧来のステレオ装置では、壁面いっぱいの書棚に埋め込んだブックシェルフ型スピーカと耳との距離は450cmと約4倍あります。実質13.5畳相当の洋間ですので、反響も自然で間接音が多く含まれているでしょう。そういう包まれるような度合いが高いほうがやっぱり耳には快いということでしょうか。



便利さに流されて、ついPC-audioの利用が増えてきていますが、昔ながらのCD主体のスタイルもいいなあとあらためて感じた次第です。たぶん、ラジカセなどでも同様のことがあてはまり、距離を離したほうが心安らぐ聴き方ができるのではなかろうか。調べたり確かめたりするような細密な聴き方をするのであれば、ヘッドホンやデスクトップPC-audioのような、直に対面するような向かい方でも良いのでしょうが、今はもう少し気楽に聴きたい気分です。



修理したミニコンポのアンプはリビングに移動し、パイオニアのアンプ UK-A3 をメインに接続替えをしました。これで、メインのステレオ装置は昔の状態に戻りました。スピーカのヤマハ NS-650 は、エッジのポリウレタン?が加水分解してボロボロになりがちなのだそうですが、この部屋は水分が結露しがちな石油ストーブではなくずっとFF式の温風ヒーターを使ってきたせいもあり、エッジがまだ損傷しておりません。ありがたいことにずいぶん長持ちしています。なんとなく昭和のテイストが香る風情です。

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山響第284回定期演奏会が中止に

2020年04月03日 06時01分28秒 | クラシック音楽
この週末に予定されていた山形交響楽団第284回定期演奏会は、「新型コロナウィルス感染症の状況を鑑み、中止することに」した(*1)との通知が届きました。この回は、

  1. ボロディン/歌劇「イーゴリ公」第二幕より"だったん人の娘たちの踊り"、"だったん人の踊り"
  2. トマジ/トロンボーン協奏曲
  3. ラヴェル/亡き王女のためのパヴァーヌ(トロンボーンと弦楽のための)
  4. バルトーク/管弦楽のための協奏曲
      トロンボーン:中川英二郎、指揮:飯森範親、山形交響楽団

というプログラムで、とりわけバルトークは、飯森さんが2004年に山響の常任に就任したときの定期で取り上げた曲で、たいへん印象に残っているものだっただけに、昨年から再演を楽しみにしていたものでした。まことに残念無念。

どの業界もたいへんな状況だと思いますが、終焉しない感染症の流行はないわけで、医療の崩壊を賢明に避けながら免疫を得て回復する人が徐々に増加し、集団の中で一定の割合になったとき、その人たちが防護盾となって感染を抑制することになりましょう。あるいは、ワクチンや治療薬が開発され、季節性インフルエンザと同じ程度の怖さに落ちつくのが早いでしょうか。その時期がいつ頃になるのか、待ち焦がれている気分です。

(*1):山形交響楽団のお知らせ

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山響第282回定期演奏会の予定が近づく

2020年02月14日 06時02分25秒 | クラシック音楽
山響こと山形交響楽団の第282回定期演奏会が近づきました。今回のプログラムは、

  1. モーツァルト/歌劇「アポロとヒュアキントゥス」K.38 序奏
  2. モーツァルト/協奏交響曲 変ホ長調 K.364 Vn:平澤海里、Vla:山中保人
  3. ブルックナー/ミサ曲 第3番 ヘ短調 WAB 28
     梅津 碧(Sp)、在原 泉(Alt)、鏡 貴之(Ten)、鈴木 集(Bar)
     飯森範親指揮、山形交響楽団、合唱:アマデウス・コア

というものです。2020年2月15日(土)・16日(日)の2日間、山形テルサホールでの公演で、15日は午後7時開演(午後6時15分開場)、16日は午後3時開演(午後2時15分開場)とのことです。




地元紙「山形新聞」には、2月11日付で演奏者の顔ぶれや聴きどころの紹介と、ヴァイオリンの平澤さんのインタビューが記事となっていました。さっそく切り抜いて雑記帳にスクラップしております。

モーツァルトの歌劇「アポロとヒュアキントゥス」K.38 序奏 というのはたぶん初めて聴きます。「ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲」は、大好きな曲ですので、何度聴いても嬉しいものです。ブルックナーのミサ曲第3番は、演奏に1時間近くかかる大曲のようですが、こちらもそう馴染みのある曲ではありません。山響のホームページには、次のように紹介されていました。

敬虔な作曲家の信仰心が凝縮した傑作にして大作 ミサ曲第3番…東北の仲間たちとともに

"原点を見つめる"飯森&山響は、透明感あふれるブルックナー演奏を実現し、重厚長大なブルックナー演奏史に一石を投じてきた。この作曲家の原点である信仰心が生み出した傑作に、飯森は、山形と山響縁の若手を大胆に起用。屈指の実力を誇る山響アマデウスコアと取り上げる。前半は、山響メンバーの独奏によるモーツァルトの慈愛に満ちた曲をお届けする。

おなじみの曲と実演ではなかなか聴けない曲目を組み合わせた、魅力的なプログラムだと思います。楽しみ~(^o^)/

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雪の朝、NHK-FMでドビュッシーの弦楽四重奏曲等を聴く

2020年02月05日 06時02分16秒 | クラシック音楽
久しぶりに雪が降った昨日の朝、書斎でパソコンに向かい、「らじる★らじる」でNHK-FMの「クラシック・カフェ」を聴きました。たまたま流れたのがドビュッシーの弦楽四重奏曲で、エマーソン弦楽四重奏団の演奏でした。いつもだと、蒸し暑い季節に聴くことが多いドビュッシーの音楽を、真冬の朝にゆっくりと聴くのは珍しい経験です。続いて流れたのが、フランクの交響曲ニ短調。こちらは、セミョン・ビシュコフ指揮のパリ管弦楽団の演奏です。こちらも、自分から積極的に選択して聴くことは珍しい種類の曲ですので、ほんとに久しぶりです。

FM放送、とくに NHK-FM というのは、クラシック音楽ファンにとってはありがたい存在です。温風ヒーターの前を占拠しているアホ猫が嫌がって部屋を出ていきますので、あまり音量を上げることはできませんが、耳に快い適度な音量で、朝のゆっくりした時間を楽しみました。うん、通勤の音楽に代わる楽しみかもしれません。

週の後半は、どうやら全国的に真冬らしいお天気になる模様です。通勤の皆様の無事をお祈りいたします。

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Ondřej Brousek をYouTubeで探してみたら

2019年12月17日 06時02分39秒 | クラシック音楽
山響第281回定期演奏会で初めて知ったオンドレイ・ブロウセックという作曲家ですが、どんな人なのだろうと Google で調べてみました。プラハ音楽院卒業後、俳優、作曲家、演出家として活躍している多彩な才能の持ち主のようで、YouTube にある動画を見ているだけでも楽しいです。ブログ記事のジャンルとしては、「クラシック音楽」の枠には収まりきれないかとも思いますが、いくつか備忘の意味で記録しておきましょう。

楽しいです。笑えます。また、素晴らしいです。
Ondřej Brousek a Ondřej Brzobohatý - souboj klavírů


こちらは録音風景かな。
Hudba: Ondřej Brousek


バンドとの共演もありました。
Ondřej Brousek + PIRATE SWING Band - Návštěvníci (live)


山響とバボラークさんとのつながりが、山形の素人音楽愛好家(私)にブロウセックさんを知らせたということになりますなあ(^o^)/

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「アドリアン・コックスと仲間たち in 山形 2019」でシューマンとフランクを聴く

2019年11月15日 06時56分58秒 | クラシック音楽
11月14日、日中にいろいろな用事を済ませた後で、夕方から山形市のテルサホールに向かいました。日本オーストリア友好150周年記念公式コンサート、「アドリアン・コックスと仲間たち in 山形 2019」という演奏会で、シューマンとフランクをたっぷり聴こうという心づもりです。プログラムは、

  1. シューマン:東洋の絵「6つの即興曲」作品66(ピアノ連弾:花輪 典子、アドリアン・コックス)
  2. シューマン:歌曲集「詩人の恋」作品48より(抜粋)(テノール:佐藤 匠悟、ピアノ:アドリアン・コックス)
  3. シューマン:歌曲集「女の愛と生涯」作品60(メゾソプラノ:松浦 恵、ピアノ:アドリアン・コックス)
  4. フランク:ヴァイオリンソナタイ長調FWV 8M8(ヴァイオリン:ヤンネ舘野、ピアノ:アドリアン・コックス)

というものです。余裕を持って行きましたので、駐車場はスムーズに確保、ホール内の聴衆は、いつもと少し違うみたい。出演者の縁者がかなり混じっているような雰囲気です。もったいぶった挨拶などはなく、すぐに演奏が始まります。

最初のシューマンのピアノ連弾曲は、当方は初めて聴きます。赤いドレスで登場した花輪典子さんと、黒のシャツと上着にネクタイというダンディな出で立ちのコックスさん、熟達の弾き手によるピアノ連弾という表現の魅力を発揮します。作品66という番号を持つこの曲は、1848年に作曲されたとのことですので、38歳の充実期の作品。実際に、第1番から第6番まで、シューマンらしい幻想と詩情を感じさせる音楽でした。

続いてシューマンの歌曲集「詩人の恋」。ピアノの始まりの音で、ぐいっと心をつかまれました。いいなあ! 8番と9番、15番を省略した抜粋ではありましたが、佐藤匠悟さんのテノールは若々しい伸びやかな声で、恋する歌から失恋と追憶を表現していきます。途中の、あるいは16曲「古い忌まわしい歌」の後奏、歌を支えるピアノがほんとうに素晴らしい。

10分間の休憩に続き、シューマンの「女の愛と生涯」は、白いドレスがあざやかな松浦恵さんのメゾソプラノで全曲を聴きました。恋する乙女が結婚し母になり、愛する夫を失った苦悩を歌います。ソプラノの歌は若い妻を想像し、アルトの歌はもう少し年齢が高い婦人の嘆きをイメージしますが、そんな連想よりも声がきれい! 実にステキな声です。こういうお声にワタクシは弱いのです(^o^)/ そして、ピアノがやっぱり素晴らしかった!

最後はフランクのヴァイオリン・ソナタでした。ヤンネさんの演奏で聴くのは二度目です。今回は、出だしのヴァイオリンの音色が少しくすんだトーンで始め、徐々に明るい音色に変わっていくような感じになっていました。終楽章では、始まりの音色とは変わって、明るく輝かしい音色となっていたようです。コックスさんのピアノで、特に最初の楽章で全体が不思議なリズム感なのだなと感じました。後で調べてみたら、8分の9拍子? 好んで聴いている曲だけれど、いまさらながら、やっぱり不思議なリズム感です。

出演者の皆さんが全員登場し、笑顔で暖かく大きな拍手を受けます。最後にコックスさんがピアノの前に座り、アンコールを1曲。作曲者名は聴き逃しましたが、たしか「ロマンス」だったような。とってもステキな曲だったけれど、はて、もしかしたらシベリウス? どなたか教えていただければありがたい(^o^)/

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風邪の回復期に聴いた音楽

2019年10月11日 05時51分45秒 | クラシック音楽
風邪がようやく回復期に入り、昨日は朝から起きて終日動いていました。なんとはなしに足元がおぼつかないような頼りない感じがしますが、とりあえずは寝込まなくてもよさそうです。良かった〜。

デスクを前にいつもの椅子に座り、PC-audio の電源を入れ、「音楽を聴きたい!」。
今回は小編成の音楽ではなくて、オーケストラの音を聴きたい!
ということで選んだのが、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番です。

  • レオン・フライシャー(Pf)、ジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団
  • フリードリヒ・グルダ(Pf)、ホルスト・シュタイン指揮ウィーンフィル

うーん、満足、満足。

今はとりあえずネットでも聴くことができるからなあ。

Beethoven: Piano Concerto No. 4, Fleisher & Szell (1959) ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 フライシャー


Gulda / Stein, Beethoven Piano Concerto No.4 in G major, op.58


ヤン・パネンカのピアノで第5番のCDがあったはずですが、ちょいと見当たらない。はて、どこに隠れているのでしょうか。
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「日露交歓コンサート2019」の新聞記事とYouTubeからいくつか

2019年10月02日 06時01分02秒 | クラシック音楽
10月1日付けの山形新聞に、さっそく前夜の「日露交歓コンサート2019」の記事が掲載されていました。伊藤律子さんの署名のある記事で、最初のプログラム、バラライカとドムラの二重奏やヴァイオリンとピアノによる「ハンガリー舞曲」のあたりを中心に取り上げ紹介していますが、その後の演奏会内容を盛り込むことを考えると、朝刊に間に合わせるには時間的に無理だったのでしょう。でも、コンパクトにまとめた良い記事だったと思います。

ところで、演奏会の後で記憶に残る、あるいは馴染みの薄い曲目について、YouTube で探してみるのがすっかり定着してしまいました。今回は、まず妖艶なジュディッタの「熱き口づけ」から。この曲は、単身赴任の頃にナクソスの「オペレッタ名曲集」で親しんだ(*1)ものです。
Patricia JANEČKOVÁ: "Meine Lippen" (Franz Lehár - Giuditta)


パガニーニの「ヴェニスの謝肉祭」にも、楽しい動画がありました。
David Garrett Carnival of Venice Paganini


最後はヘンデルの「パッサカリア」を。ノルウェーの作曲家、ヨハン・ハルヴォルセンの編曲です。Danielle Belen のヴァイオリン、リン・ハレルのチェロで。
Johann Halvorsen - Duo for Violin and Cello - Center Stage Strings Benefit Concert 2012


(*1):「ザ・ベスト・オブ・オペレッタ第1集」を聴く〜「電網郊外散歩道」2007年6月

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1960年代末〜70年代初頭、レギュラープライス盤の指揮者たち

2019年07月20日 06時05分52秒 | クラシック音楽
若い頃は、もっぱら懐具合のモンダイで、出始めた廉価盤レコードを中心に購入し聴いておりました。そんなわけで、1960年代末〜70年代初頭、当時のレコード会社が推していたいわゆるレギュラープライス盤に登場する指揮者とオーケストラへのご縁はほとんどないままに過ごしてきたと言ってよいでしょう。ドイツ・グラモフォンではカラヤンとベーム、CBS-SONYではバーンスタインとブルーノ・ワルター、キングではショルティやアンセルメ、RCA-ビクターではピエール・モントゥーやフリッツ・ライナーといった具合です。

ところが、半世紀を過ぎてみると、当時のレギュラープライス盤が、続々とパブリック・ドメインの仲間入りをしています。そんなわけで、昔、有名だった録音に接することができるようになり、中にはあらためて興味を持つ指揮者も出てきました。例えば、日本コロムビアのスメタナ「我が祖国」全曲録音を好んで聴いていたけれど、モーツァルトの歌劇「魔笛」序曲の素晴らしい演奏にあらためて目を開かれたカレル・アンチェルや、リムスキー=コルサコフの「シェエラザード」やベルリオーズの「幻想交響曲」、ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」など、晩年になっても弛緩することなく、きりっとした演奏を披露したピエール・モントゥーなどは、もっと他の録音を聴いてみたいと思わせる魅力充分です。そうそう、ユージン・オーマンディも、ヘンデル「メサイア」やプロコフィエフ「交響曲第6番」、シベリウス「交響曲第2番」などの他に、ベートーヴェンやブラームスなどの作品をじっくり聴いてみたい一人です。

先の日曜日(7/14)、NHK-FMの「名演奏ライブラリー」では、ピエール・モントゥーを取り上げていました。ベートーヴェンの「フィデリオ」序曲、ワーグナーの「ジークフリート牧歌」、モーツァルトの「ハフナー」交響曲、ブラームスの「大学祝典序曲」と「交響曲第2番」などの内容でしたが、当時、懐事情で親しむことが出来なかった録音を、簡潔な解説とともに興味深く楽しむことができました。

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まだ聴いていないCD/DVDを探す

2019年05月30日 06時01分00秒 | クラシック音楽
膨大なライブラリーをお持ちの愛好家の方々ならば、未聴のCD/DVDを積み上げると山のようになるのかもしれませんが、当方の小規模なライブラリでは、未聴のCD/DVDを探すほうが大変です。とくに、近年のCDショップの衰退によって、新規に購入する機会が激減しているために、当地のオーケストラ(山形交響楽団)の定期演奏会にゲスト出演するソリストのCDが増えるくらいしかない現状では、まだ聴いていない盤を探すのにも時間がかかります。で、とりあえず探しだした未聴CD/DVDのリストは:

  • シューマン「歌曲大全集」(7) レーナウの6つの詞とレクイエム、ゲーテの「ヴィルヘルム・マイスター」に基づくリートと歌、他 フィッシャー=ディースカウ、マティス
  • モーツァルト「交響曲全集」(2)〜(6) 山形交響楽団
  • ハイドン ピアノ・ソナタNo.40,41,44,48,52番 リヒテル(Pf)
  • ヴェルディ 歌劇「イル・トロヴァトーレ」(DVD)

というところでしょうか。
うーむ。私の集め方は、1枚1枚じっくり聴きながら次のLPやCDを探すやり方だったからなあ。どうやら、フトコロの寂しかった若い時代の習慣が、今もなお続いているようです(^o^;)>poripori

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私の好きな作曲家と作品(3)〜ハイドン

2019年05月26日 06時39分26秒 | クラシック音楽
ハイドンの音楽を好んで聴くようになったのは、中年以後のことでした。若い頃は、交響曲第94番「驚愕」あたりがせいぜいで、眠くなるのは事実だけれど、音楽の教科書のエピソードほどには驚愕しない曲だなあと思っておりました(^o^)/
また、大学卒業時に恩師にいただいたベーム指揮のLPで、オラトリオ「四季」のハイライト盤などを聴くくらいで、積極的に集めようという作曲家ではなかったと思います。写真は、お気に入りのハイドンの曲の録音。ほかに、バーンスタインのハイドンとか、カラヤンの「天地創造」とか、いろいろありますが、すぐには見つからないようで(^o^;)>poripori



それが、40代後半、最初の単身赴任で夜間勤務の頃、たまたま朝の散歩のお供に持ちだしたのが、某書店のワゴンセールで入手していたハイドンの弦楽四重奏曲Op.64の2枚のCDでした。コダーイ四重奏団によるナクソス盤の演奏が散歩にちょうど良い感じで、やけに気に入ってしまい、ハイドンの弦楽四重奏曲の有名どころを少しずつ聴き始めました。

その後、山形弦楽四重奏団の定期演奏会を聴くことができるようになり、有名どころ以外の曲も親しむようになりました。また、山形交響楽団の演奏会でときどき取り上げられる、古楽の要素を取り入れたハイドンの交響曲、例えば鈴木秀美さんとの演奏なども、あまりもったいぶらない活気あるスタイルで、こちらもお気に入りとなりました。



ところが、いざリストアップしてみようとすると、えらく難儀をします。若い頃に感激して長く聴いているような曲はないので、どの曲も同じように捨てがたいのです。逆に言えば、どうしてもこれを入れたい!とムキになるような面が少ないとも言えます。他人とぶつかったときに、「どうぞお先に」と譲ってくれる紳士のような曲ばかり(^o^)/

では、リストアップしてみます。

  • オラトリオ「四季」
  • 交響曲第94番「驚愕」
  • 交響曲第100番「軍隊」
  • 弦楽四重奏曲Op.64-5「ひばり」
  • 弦楽四重奏曲Op.76-3「皇帝」

次点は、次のとおり。このあたりは、流動的な面があります。

  • チェロ協奏曲第2番
  • 交響曲第85番「王妃」
  • ミサ曲第11番「ネルソン・ミサ」

実際は、Op.64の第二トスト四重奏曲集とか、Op.76のエルデーディ四重奏曲集とか、全部を挙げたいところです。いずれも繰り返して接してきた頻度の高いものばかり。どうやら、繰り返し聴く→気に入る→さらに手にする頻度が高まる、という連鎖のようです。

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ヘンデルは5曲の基準に達せず〜私の好きな作曲家と作品

2019年05月19日 06時02分30秒 | クラシック音楽
「私の好きな音楽」シリーズ(*1)で、作曲家1人について1曲という制約を取り払ったら、という企画をしています。取り上げる基準としては、

  • 好きな曲、よく聴き馴染んだ曲が5曲以上リストアップできること
  • 曲集については1曲に数えることも、単独で取り上げることも可

というものです。これまで、ヴィヴァルディ(*2)とバッハ(*3)を取り上げていますが、ヘンデル編で気づいてしまいました。オラトリオ「メサイア」、「水の上の音楽」、「王宮の花火の音楽」まではすらすらと出てくるのですが、後が続かない。合奏協奏曲やヴァイオリン・ソナタはそれほど熱心に聴き込んでいるわけではないし、オルガン協奏曲に至っては、聴いた回数が数えるほどしかありません。「オンブラマイフ」や「私を泣かせてください」を加えれば無理やり五曲に数えることはできますが、「メサイア」と並べて、と考えると、ちょいと気がひけます。ここはやはり、いったんパスして、「五曲に満たない」番外編を考えるほうがよさそうです。

(*1):年末に「私の好きな音楽」シリーズの新企画を考える〜「電網郊外散歩道」2016年12月
(*2):私の好きな作曲家と作品(1)〜ヴィヴァルディ〜「電網郊外散歩道」2016年12月
(*3):私の好きな作曲家と作品(2)〜J.S.バッハ〜「電網郊外散歩道」2018年12月


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