電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

忘年会とカラオケと持ち歌

2015年10月31日 06時05分34秒 | 季節と行事
晩秋から冬になると、忘年会の案内が届くようになります。今は、職場の忘年会と仲良し同窓生の会だけになりましたが、以前は様々な名目の忘年会が目白押しにあり、最も多いときで12月中に4~5回という記憶があります。

こういう忘年会では、無難なところで余興にカラオケというのが多く、なにか持ち歌を用意しておく必要がありました。当方、ふだんはテレビの歌番組など見ませんので、流行の歌といってもちんぷんかんぷん、AKBをどこかの秘密警察の略称かと間違えるレベルです。したがって、持ち歌といっても雰囲気的にマッチするものというと、ごく限られてしまいます。いきなりトップバッターに指名されたときは、たいていは選曲の時間を省いてアカペラで

さ~かずきを持て、さあ卓をたた~け♪

で始まる「乾杯の歌(Stein Song)」:
"Maine Stein Song" (Rudy Vallee, 1930)

Stein Song:

を元気良く歌い、雰囲気を盛り上げます。また、参加者の顔ぶれが中年組が多ければ、昔懐かしいチューリップの「心の旅」:
心の旅 / チューリップ

や、沖縄風の「花」「島唄」「芭蕉布」:
『芭蕉布』 ☆ 夏川りみ "Rimi Natsukawa"

などを人畜無害に(^o^)、あるいは思い切り若い人たちが多ければ、逆に「東京ラプソディ」:
藤山一郎_東京ラプソディ Tokyo Rhapsody (1936)

等を賑やかに歌います。何か工夫しないと三番まで飽きずに持たせるのが難しいけれど、こういうのが意外にレトロで受けたりするのですね(^o^)/

でも、いくら当時は流行していたからといって、例えば a-ha の「hunting high and low」:
a-ha - Hunting High And Low

を「あがすけ」に(*1)英語で歌うわけにもいきません。忘年会のカラオケの選曲は、意外に難しいものです。

酔っ払ってカラオケで歌う歌の選び方には性格が出るもので、場を仕切りたがる親分肌の人は「乾杯」や「愛の讃歌」などで紅白のトリの気分を味わいますし、ウケ狙いでアニメソングをメドレーで歌うのもいれば、「恋人よ」や「22歳の別れ」など悲しい別れの歌を切々と歌う泣き上戸もいます。意外な人がど演歌を好んだり、ごく大人しい若者が意外にもセミプロ級の民謡の歌い手だったりしたこともありました。

歌は楽しむもの。嫌がる人にマイクを強制するのはよろしくないし、妙な機会均等・悪平等主義は困りものですが、別に無理して主役になる必要もありません。上手な人の歌を聴いてその時代を懐かしく思い出し、若い人の熱気を感じつつ盛り上がるのはけっこう楽しかったりします。年齢とともに高音が苦しくなり、昔は楽に出ていた音域がカバーできなくなって、持ち歌から外さなければならなくなった歌もありますので、かわりに何か別のレパートリーを探さなければと、CD や YouTube を探す季節が、もうすぐそこまで来ています。さて、今年は何にしよう(^o^)/

(*1):山形弁で「生意気に、カッコつけて」の意。

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パイロットの廉価万年筆「カクノ」用のクリップがほしい

2015年10月30日 06時00分58秒 | 手帳文具書斎
パイロットの廉価万年筆「カクノ」は、お手頃価格ではありますが、なかなか使いやすく、重宝しております。ただし、クリップがないために、ちょいとセカンドバッグのペンホルダーに入れて持ち運んだり、メモ帳と一緒に買い物袋のポケットに入れて持ち運ぶ、といった用途には不向きです。想定されているのが筆箱に入れて持ち運ぶことのようで、キャップには転がり防止の突起があるだけです。

もちろん、ペンケースに入れて持ち運ぶのであれば全く問題はないわけですが、重宝して使うほどに携帯する上での不便さが目につきます。で、アホなことを考えました。廉価なシャープペンシルのクリップのように、キャップの凹んだところにパチンとはめるようなクリップ部品はないものか。ちょうど図のようなイメージです。これなら、わざわざペンケースを使わなくても良く、簡便で便利そうなのですが。どこかに流用できる太さを持ったクリップがないものか(*1)。あるいは、こういうオプション・アクセサリーは出ないものか。パイロットさん、どんなものでしょうか。

(*1):シャープペンシルのクリップを流用できないかと探してみたのですが、残念ながらちょっと太さが合わないようです。~ noguchan's blog - Photo's LIFE より

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朝晩の寒さに石油ストーブを使い始める

2015年10月29日 06時01分25秒 | 季節と行事
朝晩は、めっぽう肌寒く感じるようになりました。我が家では、10月17日から、石油ストーブを使い始めました。少し暖房をつけると、暖かさが違います。今のところは、台所と居間と書斎のみ。

そういえば、雪囲いの心配もしなければいけません。果樹園の仕事としては、柿の収穫と、サクランボ他の枝折れ防止の雪対策が残っています。



モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」は、残念ながらチケットが取れませんでした。昨日の山形新聞の記事によれば、指揮者の井上道義さんの話として、今回を聴き逃すのは「一生の不覚」なのだそうで、山形テルサホールの収容人数によって不覚者かどうかが決まるというのは、いささか乱暴な話ではないかと少々ムッとしております(^o^)/

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スマートレターというのがあるのだなあ

2015年10月28日 06時01分07秒 | 手帳文具書斎
先日、某同窓会事務局から依頼があり、当方が卒業した学科の分の宛名印刷をしましたが、すでに印刷された往復はがきが送られてきたのが、見慣れないパッケージでした。今までですと、事務用の角型封筒を二つ折りにして、切手を貼って送られて来ていましたが、今回のものは、A5サイズのパッケージにストンと入れるだけです。180円という料金が印刷されており、切手を貼る必要もありません。どうやら「スマートレター」というものらしい。



注意書きを見ると、A5サイズ、重さ1kgまで、厚さ2cmまで、全国一律料金で信書や荷物を送ることができる、とあります。条件にあうならば、書籍でも大丈夫そうです。ふーむ、これは便利かもしれない。どこかでまた使う可能性がありますので、覚えておきましょう。

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レーザープリンタのトナーを交換する

2015年10月27日 06時04分16秒 | コンピュータ
自室で使っているプリンタは、2010年の9月に購入した(*1)もので、もう5年になります。とうとう当初のトナーを使いきりました。購入時に交換用のトナーも一緒に注文しておりましたので、交換することにしました。

添付の説明書をもとに、さっそくフロントカバーを開けて、交換です。



なにやら注意書きがありますが、うーむ、某老眼鏡がないと読めませぬ(^o^)/



さて、これで当分は大丈夫そうです。紙送りのローラーなどは、少し清掃しなければいけないかもしれません。キャノンの LBP310 の場合は、無水のエタノールを使ったりしていましたが、PDF マニュアルによれば、ブラザー HL5380DN はエタノール禁止みたいです。水で湿らせて固く絞った布ならば大丈夫でしょう。

(*1):モノクロ・レーザープリンタを発注する~「電網郊外散歩道」2010年9月

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ベルリオーズ「幻想交響曲」を聴く~パブリックドメインの恩恵

2015年10月26日 06時05分49秒 | -オーケストラ
ベルリオーズの「幻想交響曲」は、ごく若い頃はともかくとして、近年は自分から積極的に聴こうとする曲ではありませんでした。実際、自分で持っているものは、ショルティ指揮シカゴ響によるLPとCDだけで、当ブログのごく初期に記事にした(*1)記憶があります。

ところが、少し前に、ピエール・モントゥー指揮ウィーンフィルによる1958年の録音や、レナード・バーンスタイン指揮ニューヨークフィルによる1963年の録音などが、著作隣接権が切れてパブリックドメインになり、自由に聴くことができる(*2)ようになりました。そうなると、ショルティとはまた違った演奏・表現を聴いてみようかという気持ちになるのが不思議です。

モントゥー盤は、わりに上品な部類の「幻想」でしょうか。とくに、ロッシーニ風の早口言葉のようなところなどは、軽みがあってよく似合っています。繰り返して聴くのに良い、ほどよく肩の力を抜いた、疲れないタイプの演奏かもしれません。また、録音の方も、この年代としてはたいへん明確・良好です。

一方、バーンスタイン盤。なるほど、聴いておもしろい演奏です。モントゥー盤と比較すれば、若い芸術家の「幻想」もかなりホラー的要素があります。荒野の風景などの描き方は、かなり不気味さを表現しているようです。

パブリック・ドメインになっている「幻想交響曲」には、このほかにシャルル・ミュンシュ盤などもあるようで、これも聴いてみたいものです。

うーむ。こんな贅沢な聴き方は、若い頃には考えもしなかったぞ。だいいち、モントゥーとバーンスタインとミュンシュを聴き比べるなんて、キングとCBSソニーとビクターのレギュラー盤LPをそろえなければいけなかったのですから、懐事情でとてもムリ(^o^)/
ありがたい時代になったものです。

(*1):ショルティ指揮シカゴ響の「幻想交響曲」を聴く~「電網郊外散歩道」2005年4月
(*2):クラシック音楽へのおさそい~Blue Sky Label~、等


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新しい備忘録ノートに移行する

2015年10月25日 06時05分26秒 | 手帳文具書斎
少し前のことになりますが、備忘録ノートを新しいものに移行しました。標題も、2015-2 から 2015-3 に変わりました。ノートは、ここしばらく継続しているツバメノートのA5判A罫100枚のものです。恒例の手続きとして、

  1. Contents のタイトルの下に、目次として10頁を確保
  2. 11頁目から本文用とする
  3. 当ブログで取り上げた曲名のリスト(A4二つ折り)を裏見返しのページにはさむ

などの作業を行いました。実際には、目次のページに使うページ数はせいぜい6~7頁にすぎないのですが、目次と本文を白紙のページで区分する意味もあって、充分に余裕をみています。



今後の課題は、表見返しにポケットを自作することでしょうか。
中身は大したことはなくても、新しいノートに書き込むのはたいへん楽しく感じます。

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机の上を片付けなければ!

2015年10月24日 06時05分26秒 | 手帳文具書斎
自宅の机の上が、かなり乱雑になってしまっています。不要なものを片付けることをせずに、当面やらなければいけないことを先にすることを続けた結果、「後でやらなければ」と思って脇に積み上げたものが山のようになってしまいました。このまま放置すると、まずいことになりそうです。



なんとしても机の上を片付けなければ!

なんだか、前にもそんな記事を書いたような気がする…(^o^;)>poripori

(*1):昔のデスクの様子を調べる~「電網郊外散歩道」2008年2月
(*2):ヒヨコ舎編『机』を読む~机を片付けるぞ!プロジェクト~「電網郊外散歩道」2011年11月

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白石仁章『杉原千畝~情報に賭けた外交官』を読む

2015年10月23日 06時03分52秒 | 読書
新潮文庫の10月新刊で、白石仁章著『杉原千畝~情報に賭けた外交官』を読みました。これまでも、杉原千畝に関する本は何冊か読んでおり、調べて見ると、

$ grep "千畝" memo-utf.txt | sort
2001/10/31 『六千人の命のビザ』読了 杉原幸子著『6000人の命のビザ』は、杉原千畝の夫人が著した、彼の業績を世に紹介する本。○○○○○さんから同書を借用して読んだ。
2001/11/03 『千畝』読了 ○○図書館からヒレル・レビン著『千畝~一万人の命を救った外交官杉原千畝の謎』を借り出し、読み終えた。いくつかの疑問が解決した。その一つは、なぜ彼は13歳も年下の妻と結婚するまで、独身だったのか、ということ。杉原千畝は、ハルビン時代にロシア人の妻クラウディアと結婚し、およそ十年の後に妻の申し出により協議離婚していること。しかし、終戦後にも彼とクラウディアの間には文通があり、昭和50年代にも和服を贈っている。杉原幸子は、前妻の存在はもちろん承知していたにもかかわらず、その著書の中には一言の言及もない。彼女の執筆動機は、夫が自分と子どもたちだけのものであると宣言したかったのではないか。彼女の本が、「幸子が一番良かった」という千畝氏の末期の言葉に対し、「誰とくらべて?」「いや、そういう意味じゃなくて」という会話を紹介して終わっていることに、象徴的にあらわれているように思う。
2001/11/03 杉原千畝の謎 杉原千畝は、医者にさせたかった父と対立し、早稲田大学での苦学を試みるが挫折、外務省の募集に応じてハルビン学院でロシア語を学ぶ。父親は単身朝鮮に渡り旅館業で成功、母を残したまま妾を囲う生活をする。これを告げ口したために、母親は朝鮮に渡り、妾を追い出して旅館経営にあたる。上司に忠実なようでいて実際面で工夫することで自分の意志を通す原型は、このときすでに見て取れる。実際上スパイ活動を行っていた有能な外交官は、13歳年下の妻にはわからない多くの秘密を隠していたのではないか。後年、単身モスクワに住んだ杉原と幸子との別居状態は、経済的な理由や仕事上の理由によるものとは言い切れないものを感じる。前妻ではなく私生活の面での確執などもあったかもしれない。アメリカ領事やイギリス大使の言動等と比較して、偉大な行動であったことは間違いないが。


などの記録があります。私にとって本書は、杉原千畝を単独でとりあげたものとしては三冊目の本になります。

本書の構成は次のとおり。

プロローグ 杉原の耳は長かった
第1章 インテリジェンス・オフィサー誕生す
第2章 満州国外交部と北満鉄道譲渡交渉
第3章 ソ連入国拒否という謎
第4章 バルト海のほとりへ
第5章 リトアニア諜報網
第6章 「命のヴィザ」の謎に迫る
第7章 プラハでも発給しつづけたヴィザ
第8章 凄腕外交官の真骨頂
エピローグ インテリジェンス・オフィサーの無念


ここで、杉原幸子夫人の本は、最も身近で千畝を見ていた人の記録ですので、大事な証言ではありますが、逆にインテリジェンス・オフィサーとしての性格はあまり反映されないことでしょう。過去に読んだヒレル・レビンの本は、プライベートに関する推測を強く打ち出しているため、杉原夫人には承服できかねる面もあったと思われますが、合法的な諜報活動という外交官の仕事の面を強く打ち出したもの、という点で、本書も共通の性格が流れていると感じます。北満鉄道譲渡交渉で示された、鉄道の現状を示す情報収集における敏腕が、ソ連による入国拒否という前例のない措置になったのでしょうし、それがバルト海のほとり、リトアニアへの赴任につながります。

カウナスの領事館では、当初はスターリンのソ連の侵入を想定し警戒していましたが、結果的にはナチスドイツから逃れることになるユダヤ人に「命のヴィザ」を発給することとなります。このあたり、日本の外務省にもイリュージョンを構築しながらの、実に巧妙なものです。
プラハに転出してからの活動も、ケーニヒスベルクに到着してからも、杉原は第一級のヨーロッパ情勢を報告していたにもかかわらず、政府首脳部には日独防共協定を見直すことはありませんでした。それどころか、独ソ開戦の正確な時期についての情報を送っていたにもかかわらず、日本政府はそれをも無視してしまいます。このあたりの、「情報を生かせない国」という実態は、軍人が実質的に権力を握る軍国主義日本の特徴であったのでしょう。なかなか興味深い本です。

【追記】
ヒレル・レビンの著書は、かなり怪しいところもあるらしい。特に、前妻クラウディアへの取材の内容は、大きな疑問があるようだ。

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時系列保存と分類保存

2015年10月22日 06時01分59秒 | 手帳文具書斎
資料の保存について、少々整理して考えてみました。
すべてを分類して保存しようとすると、分類の曖昧さが出てきます。一方で、すべてを時系列に保存しようとすると、探すのに苦労して、パッと取り出せません。

  • 定型的な資料は、たいていは分類して保存します。
  • 非定型的な資料は、時系列で保存します。

あるいは、こんなふうにも言えます。

  • 当面の資料は、時系列で保管します。
  • 決着した資料は、分類して保存します。

私の場合は、大きな原則はこんな具合でしょうか。

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万年筆は、書きやすく読みやすければそれでいい

2015年10月21日 06時05分55秒 | 手帳文具書斎
手帳や備忘録ノートを書き綴る筆記具に、メーカーやブランドのこだわりはありません。単純に、書きやすく読みやすければそれでいいと思っています。叔父の遺品のモンブラン万年筆を使ってみましたが、モンブランだから別格の書きやすさとは感じませんでしたし、本体の握りも線幅も、ずいぶん太いなあという印象を受けました。ただし、インクの容量の大きさには魅力を感じます。また、ツバメノートに書いた文字はくっきりとしていて、老眼にもたしかに読みやすいです。

むしろ、モンブランやペリカン、ウォーターマンなどの舶来有名ブランドの製品と比べてみて、四十年近く使いつづけている、愛用のパイロット・カスタム・グランディ(中字)の持ちやすさ、書きやすさを感じます。万年筆をいくらたくさん集めても、たんにコレクションとして収蔵することになってしまい、生きた使い方にはならないようです。結局は、持つ手になじみ、紙質にマッチして使いやすく、書いた文字が読みやすい、そういう数本のペンをじっくりと長く使いこむのが良いようです。



万年筆の洗浄について、興味深い記事を読みました。ブログ「萬年筆の迷走」から、「万年筆洗浄その1」です。要するに、

顔料系と古典BB系のインクチェンジはNGです!
それとセーラーの青墨と古典BBインクチェンジもNG!です。

ということのようです。古典ブルーブラックを使ったら、顔料系のインクに交換すると、詰まって書けなくなってしまうことが多い、という経験則からの記事です。これは、裏抜けしにくいプラチナ社の古典ブルーブラック・インクを愛用する私にとって、たいへん参考になる内容です。

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妻のプリンターが故障し修理を依頼する

2015年10月20日 06時03分56秒 | コンピュータ
先日の山形弦楽四重奏団の演奏会に出発する時刻が遅くなった理由は、実はプリンターがらみでした。発端は、出身大学の同窓会の案内状を出すために、往復はがきに宛名印刷をしようと思ったところにあります。もともと、私が愛用しているモノクロ・レーザー・プリンター(Brother HL-5380DN)(*1)では往復はがきをサポートしないため、こうした用途では、窓付き封筒を利用して本文用紙の左上に宛名を印刷してしまう(*2)か、往復はがきの場合は妻のインクジェット・プリンタ(Canon PIXUS MG6330)(*3)を借りるという対応をしていました。ところがこの日はインクジェット・プリンタの電源を入れても「C000」というエラー番号とメッセージを示すだけで、電源を入れ直しても回復しません。




焦ってもしかたがないので、往復はがきに宛名をダイレクトに印刷する方法をあきらめ、急遽、モノクロレーザーでタックシール印刷に切り替えました。レーザープリンタ用の宛名ラベル用紙は、だいぶ前に使っていたもの(*4)が残っています。もともとデータはありますので、差込み印刷で宛名ラベルを作るだけです。ちょいちょいと宛名ラベルを作成し、プリンタで印刷して、大わらわで往復ハガキに貼り、ようやく完成して送付することができました。

で、妻のプリンターは?

翌日、納屋に積み上げたダンボール箱の中から該当製品の空き箱を見つけ出し、プリンタを箱に入れて車に積み込み、某量販店に持ち込みました。対応してくれた修理担当の店員さんが、「延長保証を付けていますか?」と尋ねてきましたので、「たぶん付けているはず」と答えたら、間違いないと確認してくれました。そういえば、プリンターのような可動部品が多い機器の場合は故障の確率も高いので、延長保証をするのが賢明だろうと思って、そのように手続きしたのでした。

およそ二週間ほどかかります、ということで預かってもらいましたが、はたして原因は何なのだろう? そして、点検修理の結果はいかに?

(*1):モノクロ・レーザープリンタの使用感~「電網郊外散歩道」2010年9月
(*2):同窓会の案内状を発送する~「電網郊外散歩道」2012年2月
(*3):妻のプリンターを更新する~「電網郊外散歩道」2013年9月
(*4):そういえば、年賀状でタックシール派が激減している~「電網郊外散歩道」2011年1月

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書店通いの楽しさ

2015年10月19日 06時04分24秒 | 散歩・外出・旅行
出先で郊外の書店に立ち寄るのが楽しみです。とくに、文庫の棚はそれぞれの店ごとに工夫をしているのがわかります。ある書店では、版元の区別なく作者名の五十音順に並べていますし、また別の書店では版元毎の区画の中で作者名の順に並べています。作家の名前がはっきりしているときは、五十音順の配列は探しやすいですし、漫然と棚を眺める時は、馴染みの文庫の中から面白そうなものを探すことになります。

最近、某書店で見つけたのが次の三冊。

  • 帚木蓬生『風花病棟』(新潮文庫)
  • 帚木蓬生『閉鎖病棟』(新潮文庫)
  • 池上彰『そうだったのか!現代史』(集英社文庫)

ちなみに、帚木蓬生『風花病棟』は、先にラジオの朗読番組「かがやく」を聴いて興味を持った(*1)もので、この番組の原作が収載されているものです。



それから、山響スペシャルコンサートの日に、駅ビル内の書店で見つけたのが次の二冊。

  • 白石仁章『杉原千畝~情報に賭けた外交官』(新調文庫)
  • 秋山徳蔵『料理のコツ』(中公文庫)

前者は、「6000人の命のビザ」の主人公を、単に美談の主として描くのではなくて、「インテリジェンス・オフィサー」として描くものらしいですので、面白そうです。後者は、『天皇の料理番』ご本人が表した料理本で、まったく野次馬的興味です(^o^)/



新刊・既刊とりまぜて、未読の本が傍らにある楽しさは格別です。なんとか時間を作って、少しずつ読んでいきたいと思います。いや、もうすぐ本を読むくらいしかできなくなる季節が近づいているのですが(^o^)/

(*1):ラジオ文芸館「かがやく」を聴く~「電網郊外散歩道』2015年9月

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山形弦楽四重奏団第57回定期演奏会でハイドン、バックス、メンデルスゾーンを聴く

2015年10月18日 09時53分35秒 | -室内楽
この土曜日は連休とはならず、出勤して懸案を片付け、自宅に戻って同窓会から依頼された宛名印刷をしようとしたら妻のインクジェット・プリンターが故障していることを発見、なんだかんだで文翔館議場ホールへの到着が遅くなってしまいました。すでにプレコンサートが始まっておりましたので、足音がしないようにそうっと入らせてもらい、斎藤真美さん(Ob)と田中知子さん(Vla)のデュオを聴きました。2つの楽章だけ聴きましたが、ステキな音楽・演奏でした。残念ながら、曲名は不明。

プログラム&プレトーク担当は、チェロの茂木明人さん。本日の曲目の他、様々な出会いについて、思い出を語りました。プログラムの印刷が無事に出来上がり、ほっとした様子でした。本日のプログラムは、

  1. ハイドン 弦楽四重奏曲ホ長調Op.54-3
  2. バックス オーボエ五重奏曲(1922)
  3. メンデルスゾーン 弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13

というものです。

カルテットが入場、1st-ヴァイオリンの中島さん、ヴィオラの倉田さん、チェロの茂木さんの男性三人は黒が基調ですが、2nd-ヴァイオリンの今井東子さんは秋色の装い。いい色ですね~(^o^)/

まずは、ハイドンから。作曲年代は1788年だそうです。ハイドンは1732年生まれですから、充実の56歳の作品となります。曲は、第2ヴァイオリンとヴィオラ、チェロの3人のよく響く音から始まり、第1ヴァイオリンの出番を作ります。ハイドンの時代には、というよりも、作曲家が想定した1st-Vnのトスト氏は、きっとオーケストラで言えばコンサートマスターのような名手だったのでしょう。「じゃーん、真打ち登場!」というわけです。第2楽章:ラルゴ・カンタービレ。ゆったりしたテンポの中で、優雅に上品にやりとりをしますが、1st-Vnは音符がいっぱいありそうで、やっぱり忙しそうです。ほかの皆さんはゆったりしていますが、チェロの出番もあり、音色が魅力的です。第3楽章:メヌエット、アレグレットで。なるほど、たしかにメヌエットです。繰り返される旋律は、踊りを思えば当然の効果でしょうか。第4楽章:アダージョ→プレスト→アダージョという、変化の大きい音楽です。中断をうまく生かして、効果をあげています。ハイドンの楽しさと難しさと、両方がある音楽と感じました。

続いて、バックスのオーボエ五重奏曲。作曲者のアーノルド・バックス(Arnold Bax)(*1)は、1883年に生まれ、1953年に没していますので、世紀末の欧州の不穏と二度の大戦を経験した後に、たった一年だけではありますが、ワタクシも同時代の空気を吸っているわけですね(^o^)/

議場ホールの特設ステージ上には、左から1st-Vnの中島さん、2nd-Vnの今井さん、Vlaの倉田さん、Vcの茂木さん、そしてオーボエの斎藤真美さんが白系のドレスで座ります。

第1楽章:弦楽四重奏で始まり、オーボエが低音で入ってくると、独特のバグパイプ風の響きに魅了されます。作曲された年代が1922年ということですので、第一次大戦の欧州の惨禍の影響が大きいのでしょうか、不協和な要素も不安と緊張も感じられる音楽(*2)です。
第2楽章:2nd-Vn,Vla,Vcから始まり、1st-Vnが加わって、レント・エスプレッシーヴォで演奏される始まりは、オーボエがお休みしているせいもあって、田舎風でやや悲しげな弦楽四重奏曲の味わいです。これにオーボエが加わってくると、ケルト風な五音音階? なんだか親しみを感じる民謡みたいです。オーボエとバグパイプの親近性を感じながら、曲は静かに終わります。
第3楽章:アレグロ・ジョコーソ。リュートかマンドリンのような弦の響きの中に、オーボエが入ってきます。始まりの曲調は明るめで、リズミカルでユーモアもあり、楽しいものですが、途中で曲調はガラリと変わります。再び始めの楽しさが戻り、曲が終わります。

ここで休憩です。当記事もここで休憩をいただきまして、ここからは夜の部(^o^)/



最後は、メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第2番イ短調Op.13です。
第1楽章、アダージョ~アレグロ・ヴィヴァーチェ。出だしの、そっとささやくような序奏が、いいですね~。そのあと、イ短調の急速な主部が情熱的な歌曲のように奏されます。低音域~中音域~高音域へと受け渡される音型が、なんとなく悲痛な感じを醸し出すところがあります。
第2楽章、アダージョ・ノン・レント。四人が互いに響きを確かめながらゆっくりと語り合うような、穏やかな表情で始まります。静かな緩徐楽章です。同じ主題を追いかけるようにメロディが次の楽器に移っていき、フーガ風の構成になっているところは、むしろ厳しさを感じさせますが、再び穏やかな表情に戻って終わります。
第3楽章、インテルメッツォ:アレグレット・コン・モート~アレグロ・ディ・モルト。三人のピツィカートをバックに、1st-Vnが子守唄かわらべ歌のようなメロディーを素朴に歌った後に、軽快なスケルツォが展開されます。はじめの旋律に戻ったときに、懐かしさを感じながら、ピツィカートでこの楽章を終了します。
第4楽章、プレスト~アダージョ・ノン・レント。切迫した表情の音楽が、悲劇的な緊張感をたたえて始まり、ちょうど嘆き悲しむ人が心の痛みを訴えるように、テンポを変えながら展開されます。やがて、ゆっくりしたアダージョ・ノン・レントと指示された部分が始まり、1st-Vnのモノローグの後に曲の最初の旋律が回想されて静かに印象的に終わります。

わーお!ブラボー!です。メンデルスゾーンの弦楽四重奏曲は、ほんとにいいですなあ。とりわけこの第2番は、いいですね~。
今回は、とくにバックスのオーボエ五重奏曲という音楽を知りました。還暦を過ぎて、初めて聴く音楽に心を揺さぶられるというのは、貴重な出来事です。その点からも、実に良い機会に恵まれた演奏会でした。

次回の第58回定期演奏会は、来年、2016年1月28日(木)18:45開演、とのお知らせがありました。担当はヴィオラの倉田さん。バルトークの第2番、シューベルトの第10番、ハイドンのOp.54-2という予定だそうです。今から楽しみです。


(*1):アーノルド・バックス~Wikipediaの解説
(*2):参考までに、こんな音楽です~YouTubeより。
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備忘録ノートが残り少なに

2015年10月17日 05時59分53秒 | 手帳文具書斎
愛用している備忘録ノートの残りページ数がだいぶ少なくなりました。たぶん、数日中には新しいノートに移行することになりそうです。最近は、というよりもここ10年ほどは、ほとんどブログのネタ帳としての役割が主体になりましたが、雑多なメモや演奏会等の記録等の各種情報を書き留める媒体として、システム手帳とともに相変わらず日々持ち歩いております。

ところで、新しいノートは何にしよう? 残る期間を考えれば、A5判100枚(200頁)のツバメノートでは多すぎるような気もしますが、昔は複数年にまたがって継続して使っていたものです。それを思い出せば、表紙に2015と2016の両方を併記するだけの話です。来年も、ツバメノートで行くことに、問題はありません。



ツバメノートに万年筆で書く場合、インクの粘性が関係するのか、それとも万年筆の個性なのか、滑りすぎる傾向のペンよりも、しっかり書ける傾向のものが使いやすいと感じます。字幅はやや太めの中字、インクは濃い目にハッキリと、そんな傾向の選択になるようです。

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