電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

おやすみの音楽に再びボロディンの弦楽四重奏曲第1番

2015年05月08日 06時05分40秒 | クラシック音楽
寝床わきのラジカセは、CDドライブが壊れてしまいましたが、MDはまだ大丈夫のようで、更新を検討(*1)しながらも、目覚ましをAMラジオに変更することで、しぶとく愛用しております。近頃の就寝時の「おやすみの音楽」は、CDからコピーしたMDで再び(*2)ボロディンの弦楽四重奏曲第1番を。
好きですね~、この曲。聴き手に作曲者の苦悩を注ぎ込むのではなく、安定して美しい、幸福な音楽を聴かせてくれる(*3)ようです。

昔、コンピュータのプログラミングに熱中していた頃に、ごく静かに音楽を聴くことで活発に活動した脳みそを沈静化することができることを発見しました。あれ以来、寝床の中でもプログラムリストが浮かんで消えないとか、アルゴリズムの弱点を探しつづけてしまうとか、いろいろ悩んで寝付けないとかいうことが、ほぼなくなりました(^o^)/
論理的な思考は、脳の新しい部分で行われるのだろうと思いますが、音楽を聴いて「いいなあ」とうっとりするのは、たぶん脳の中枢に近い古い部分なのだろうと思います。心の深いところが静まることで、眠りに誘われていくということなのかも。

この話題、検索ボックスで「おやすみの音楽」「目覚ましの音楽」などを検索すると、けっこう何度も登場します。その意味では、代わり映えしない話題なのかもしれませんが、当方の日常生活を維持する、けっこう大切な要素です。
音楽を専門にする方々は、逆に曲を聴くと脳みそが活発化するように訓練されてしまっているのかもしれませんが、このあたり、まことに素人音楽愛好家であることの幸福を思います。

(*1):音楽で目覚ましできるタイマー機能~「電網郊外散歩道」2014年2月
(*2):眠る前の音楽と目覚ましの音楽~「電網郊外散歩道」2005年2月
(*3):化学者としてのボロディン~「電網郊外散歩道」2005年3月


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