電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

2013年の私的十大ニュース他~この一年を振り返って

2013年12月31日 06時05分36秒 | 季節と行事
雪かきに追われながらも、静かな年の暮れを迎えております。この一年をふりかえり、私的十大ニュースを選んでみました。

(1) 3月に定年退職し4月に新しい職場に移る
(2) 依頼があり秋から某大学で非常勤講師を兼務することになる
(3) 2月末の低温熱傷が治癒せず初夏まで長引く
(4) 昨年と今年と2年連続で春の流感にやられ寝込む
(5) 果樹園の収穫はサクランボ今年も桃が加わりおすそ分けで喜ばれる
(6) 老眼鏡REGALの靴を購入し快適さを実感する
(7) プラチナ#3776ブルゴーニュ万年筆を購入古典ブルーブラックを愛用
(8) Dellのネットブックが故障ThinkPadのE130を購入
(9) 夏のメンデルスゾーン三昧~山形Q第48回定期プレシャスQ山響第230回定期
(10) 寺の総代としてお役目を果たす

昨年(*1)と比較して、定年退職と職場が変わったことが最大の変化でしょう。果樹園は週末農業でなんとか維持できております。還暦同窓会のお役目が終わったと思ったら寺の総代のお役目が出てきて、少しずつ地域での役割も大きくなってきています。身辺の道具類についても、少しずつ更新が必要になってきており、高価なものでなくてもよいので、良質な、あるいは実用的なものを選びたいと思っています。

その他に印象的なことを列挙してみると:

■印象的な演奏会(十大ニュースに挙げたものを除く)

1月 山形弦楽四重奏団第46回定期演奏会 ベートーヴェン15番と紺野陽吉作品
1月 山形交響楽団第226回定期演奏会 飯森範親指揮でシューマンPf協奏曲、ブルックナー7番
4月 ファゴット&ストリングス「室内楽の夕べ」 知らない曲だけの演奏会(^o^)/
4月 山形交響楽団第228回定期演奏会 鈴木秀美指揮でハイドンとシューベルトのハ長調
5月 久良木夏海ファーストチェロリサイタル プロコフィエフのVcソナタを聴けた!
5月 山形交響楽団第229回定期演奏会 飯森範親指揮でショパンPf協奏曲2番、ブラームス交響曲第1番等
9月 東沢バラ公園での山形弦楽四重奏団演奏会
10月 山形交響楽団モーツァルト定期 演奏会形式の「フィガロの結婚」
12月 山形交響楽団第233回定期演奏会 マルティヌーのVc協奏曲(遠藤真理:Vc)他

■印象的な本と音楽CD

再読を含めて、全部で141冊の本を読みました。偶然にも昨年とまったく同じ冊数でした。その中で印象的だったものは:

マーギー・プロイス『ジョン万次郎~海を渡ったサムライ魂』(集英社)
宮城谷昌光『草原の風』(、中央公論新社)
藤本ひとみ『幕末銃姫伝』『維新銃姫伝』(中公文庫他)
高田郁『みをつくし料理帖』シリーズ(角川文庫)
郭四志『中国エネルギー事情』(岩波新書)
犬塚孝明『密航留学生たちの明治維新』(NHKブックス)

また、今年一年間に購入した音楽CDの中で印象的だったものは:

ハイドン 弦楽四重奏曲「ロシア四重奏曲」Vol.1&2 コダーイ四重奏団
コルンゴルト ヴァイオリン協奏曲
ディーリアス ヴァイオリン・ソナタ集
シューベルト 交響曲第1番 鈴木秀美指揮山形交響楽団
「サリー・ガーデン」チェロ愛奏曲集 遠藤真理(Vc)
ショパン 「マズルカ集」 江崎昌子(Pf)


■印象的な映画
まだ感想を記事にしていないものも入っていますが、印象的だった映画は:

「レ・ミゼラブル」
「舟を編む」
「風立ちぬ」
「武士の献立」

テレビでは、毎週のように大河ドラマ「八重の桜」を楽しみました。こんなにテレビ番組を楽しみに観たのは、たぶん「JIN~仁~」以来でしょう(^o^)/
その意味では、画期的な一年だったようです(^o^)/

(*1):2012年の私的十大ニュース~「電網郊外散歩道」2012年12月

どうやら、我が家のアホ猫もこの一年を振り返って……はいないようです(^o^)/
単なるひなたぼっこでした。無理もありません。なにせ、クルミの脳みそですから(^o^)/

では、恒例となりました今年の「冬至かぼちゃとコーヒー」の写真を掲載して今年の記事の最後といたします。



皆様、どうぞ良い年をお迎えください。

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歳末の文具店で極細字のゲルインク・ボールペンを購入する

2013年12月30日 06時03分04秒 | 手帳文具書斎
歳末の某日、行きつけの文具店に立ち寄り、三菱のゲルインク・ボールペン「シグノRT1」を2本(青と黒)購入して来ました(119円×2本)。購入した商品を包んでくれる袋が、最近はポリ袋ではなく、昔ながらの紙袋になっているのがなにやら新鮮で懐かしい(^o^)/

これまで中字~太字志向だった私には珍しく、どちらも 0.38mm という極細字です。極細と言っても、実際にはジェットストリーム等の油性のボールペンならば 0.5mm 相当くらいなのですが、#3776ブルゴーニュやプレラなどの万年筆の細字(F)と比較すると、やや細めかな、というくらいの線幅です。

書き味は、Jetstream などのなめらかさにはとても及びませんが、文字がボテッと広がりがちなゲルインクのボールペンにしては、カッチリとした細字になるところが魅力なのでしょう。青字は明るい青で、黒字のボールペンもしっかりした黒色でした。



いかにもプラスチックという軸の外観は、当世風のデザインなのでしょうか。ゴムの握りも同じ太さで、ストレートな形は手帳のペンホルダーにもよく合いそうです。この書き味では、当方が長時間の筆記に使うことは多分ないでしょうが、記入欄の小さい書類に書き込んだり、手帳などに細かいメモを書いたりするなどの用途には適していると思われます。



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バッグの中

2013年12月29日 06時00分47秒 | 散歩・外出・旅行
だいぶ昔の話ですが、一時、カバンを持たない生活を試みたことがあります。システム手帳の全盛期に、「これ一冊」だけで全部まかなえるようにと考えましたが、結局は無理、というのが結論でした。でも、油断するとカバンはふくらみ、余計な重さをエッチラオッチラ運んでしまうことになりかねません。登山用品のパッキングの際には、10グラムでも20グラムでも軽くしようと頭をひねったあの感覚を思い出す必要があります。やっぱりカバンはこまめに点検して、必要なものは忘れず、不要なものを持たないようにすることが大事なようです。最近の外出時のセカンドバッグの中身は、写真のとおり。



システム手帳、備忘録ノート、デジタルカメラ、ボールペン、携帯電話、小銭入れ、ちり紙、文庫本、老眼鏡(^o^;)>poripori
最後のヤツだけは余計なのですが、どうもこれはしかたがありません。



雪がどっと降りました。いくら除雪機があるとはいえ、除雪機が入れないところは手作業になります。1日に2回も雪かきをすると、さすがに汗だくになり、どっとくたびれます。雪国のつらいところですが、当地よりももっと豪雪地帯があるのですから、あまり愚痴るのは恥ずかしいのかも(^o^;)>poripori

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人の輪の中の弦楽四重奏

2013年12月28日 06時02分47秒 | -室内楽
12月25日の地元紙・山形新聞のコラム「気炎」に、「出会い」と題する文章が掲載されました。町田灯子さんの署名記事で、今年一年の様々な出会いの中から、地区の文化祭で行われた山形弦楽四重奏団のミニコンサートと津軽三味線の福祉施設での演奏会のことを取り上げたものでした。

とくに前者は、同団が日頃から練習会場にしているという縁で、コミュニティセンターの多目的ホールに聴衆が大きな輪をつくり、その輪の中を舞台にモーツァルトの弦楽四重奏曲「狩」や「最上川舟唄」、「崖の上のポニョ」の主題歌、ドボルザークの「新世界より」などが演奏されたのだそうです。

室内楽という、クラシック音楽の中でもまことに地味な分野の演奏会が地方紙のコラムに登場するという珍しさもさることながら、人の輪の中で演奏家が活動を続けているということを、あらためて気づかされる内容でした。

先日、ミニコンポでMDにタイマー録音したAMラジオ番組(*1)でも予告されておりましたし、こんどはFM山形でも紹介される(*2)ようですが、来る1月13日(月)、第50回めの定期演奏会(*3)を迎える同団を囲む人の輪の中に私も加わり、味わい深い音楽を聴き続けていきたいものだと思ったことでした。

(*1):PRのPR~「中爺通信」より聞きどころ~「東の散歩道」より
(*2):ラヂオに出演します-2~「山形弦楽四重奏団ブログ」よりSunday Prism@エフエム山形~「茂木日誌」より
(*3):山形弦楽四重奏団の公式ブログより

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hpのデスクトップPCのハードディスクを交換しUbuntuを再インストールする

2013年12月27日 06時05分35秒 | コンピュータ
起動しなくなった hp のデスクトップパソコンのハードディスクの交換は、ダメモトで某PCショップに依頼してみたら、技術料3000円でやってくれるとのこと。新品ドライブ持ち込みなので依頼を受けてくれるかと懸念しましたが、その日の夕方には出来上がって、タイヤ交換と同様にだいぶ時間の節約になりました。家に帰り、CD-ROM ドライブから起動して Ubuntu10.04 を導入する間の時間がもったいないので WindowsXP(SP3) 機を立ち上げて年賀状のデザインを考え、ようやく文面と写真を決定。並行して走らせているインストールも終わっているようなので、Ubuntu10.04 を立ち上げてみたら、作業をしている古い WindowsXP 機とくらべて、なんと動作が快適なことかとあらためて感動です。

外付けのポータブル・ハードディスクから、バックアップしていたデータを戻します。これで、確定申告のデータも再現できますし、ブックマークも復旧できました。音楽ファイルも、全曲を利用可能になりました。メールデータは「サーバに残す」設定にしているので、新規に接続すれば全データをダウンロードし、過去のものも参照できますが、振り分けルールを再構築するのが面倒といえば面倒。このあたりは、むしろ使わなくなった振り分けルールを捨て、ディレクトリ(フォルダ)を再構成するよい機会かもしれません。
また、F-spot でデジタルカメラの写真を管理していますが、SD カードを差し込むと重複する同じ写真を名前を変えて保存しながら取り込むことになるため、これも「重複をチェックする」のチェックボックスを外しておくほうが良いようです。

失敗だったのは、登録単語のデータのバックアップを忘れてしまったこと。少し前までの登録単語データならバックアップしていましたが、ここ最近の中国古代の人名(宮城谷昌光作品の感想を書くときに頻出)の登録データがもれてしまいました。これは残念でした。

環境の復元は、毎度のことでなれた作業とは言いながら、面倒なことに変わりはありません。昔はこういう作業をけっこう面白がってやっていたものですが、最近はどうも退屈に感じてしまいます。安定したシステム環境の上で運用する業務や趣味のもろもろの方が、ずっとおもしろく感じるようになっています。

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「ぬくぬく~」なアホ猫

2013年12月26日 06時03分46秒 | アホ猫
寒いわ~!なんて寒さなの!アタシたちは、寒さに弱いのよ。こんなときはご主人の机の下にもぐりこむに限るわ。ご主人は寒がりだから、足元をほかほかにしているのよ。アタシたちだって、少しは恩恵にあずかったっていいわよね~。うぅ~、あったか~い!極楽極楽~(^o^)/

アホ猫が、私の机の下にもぐりこんで、足温カーペットを占領しております。足を伸ばそうとしても、がんとして受け付けません。今冬も、アホ猫の特等席になりそうです。

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Shift-JIS環境の終焉?

2013年12月25日 06時01分49秒 | コンピュータ
平成のごく初期から、アンケートの自由記述の文章をコンピュータで単語に分解し、その頻度を数えることで回答者群のイメージをとらえるということを行ってきました。この作業のために、MS-DOSの時代から (jg)awk/sortf 等のツールを便利に使ってきました。Windows95/98でも、コマンド・ターミナルを利用して同様の作業を行えましたし、その後もWindows2000/XPまで、Windows用の gawk に替えたくらいで、基本的には sortf で便利に作業しておりました。

ところが、職場で使うようになった Windows7 や新しいノートパソコンで使っている Windows8 では、sortf が UTF-8 を扱えないためか、文字化けしてしまうことが判明。コマンドラインでテキストデータの特定のフィールドを指定してソートする「フィールド・ソート」が使えなくなってしまいました。急いで探してみましたが、すぐには適当なものが見つからず、困ります。仕方がないので、不本意ではありますが、わざわざ表計算ソフトを起動して読み込ませ、列を指定してソートし、目的を果たすことができました。
やれやれ、これで自由記述を含むアンケート処理の手法を継続できます。それにしても、MS-DOSは消え、WindowsXP もやがてサポート終了となります。テキストエディタも、古い WZエディタから Unicode を扱えるフリーの sakura エディタに切り替えてしまいました。Shift-JIS 環境が消えてしまうのかと驚くと同時に、時代の変化を痛切に感じてしまいます。

一方で、Windows7/8 には shutdown コマンドが導入され、Unix/Linux 等と同様にキーボードからリブートや電源断などを行えるようになりました。スタートメニューが消えてとまどった Windows8 のノートPCでも、ターミナルを最下行にピン留めしておき、shutdown /s /t 0 などとしてやればOKです。私はこれを昔々の FMR/Towns シリーズを懐かしみ、poff.bat というバッチファイルにしてしまいました(^o^)/

また、WindowsPowerShell などというものも導入されており、dir でも ls でもどちらでもファイルの一覧表示が可能になるなど、alias が柔軟に設定されているようで、GUI では対応しにくい作業にも対応しやすくなりつつあるらしい。自宅ではすっかり Ubuntu-Linux オンリーになってしまっており、逆に紛らわしさもあると思いますが、このあたりは興味深いところです。

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デスクトップ・パソコンのハードディスク・ドライブがついにダウン

2013年12月24日 06時03分08秒 | コンピュータ
今年の年頭から調子が悪く、リカバリをしてようやくもたせていた hp のデスクトップ型パソコンのハードディスク・ドライブが、ついに壊れました。データは外付けのハードディスクにバックアップしてありますのでほぼ実害はなく大丈夫なのですが、この忙しい時期に、ハードディスクの交換や OS のインストールや環境設定などの面倒な作業など、とてもじゃないがやっていられません。これは、先に用意しておいた古いノートPCの Vine Linux 4.2 で我慢し、まとまった時間がとれるときに、予備のハードディスクと交換することとしましょう。今度は Ubuntu12.x も大丈夫になっているのかどうか、試してみたいところです。

しかし、ハードディスクの予備を新品で購入してちゃんと持っている還暦過ぎの中高年というのは、傍目にはやっぱり変人に見えるのでしょうか。本人はいたってマトモな、若干譲っても、せいぜい「仙人」程度ではなかろうかと思っているのですが(^o^)/

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天童市民文化会館クリスマスコンサート「ロマンティックな音楽の旅」を聴く

2013年12月23日 06時04分40秒 | -オペラ・声楽
クリスマスを前にした師走の連休に、天童市民文化会館で、一足早いクリスマス・コンサート「ロマンティックな音楽の旅」を聴きました。出演は、ステージ左からピアノの河崎恵さん、ソプラノの伴真澄さん、クラリネットの上田亜紀子さんのトリオです。伴さんと河崎さんは緑系のドレスで、上田さんはクリーム色~アイボリーのドレスで、華やかに舞台に映えます。プログラムは、第一部がクラシックの歌曲が中心で、マイクなしで歌われます。


1. アニー・ローリー
2. 叱られて
3. 城ヶ島の雨
4. さくら貝の歌
5. オペラ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」
6. ショパン「幻想即興曲」 (Pf:河崎恵)
7. オペラ「カルメン」より「ハバネラ」
8. スペイン歌曲より「エルヴィート」
9. カンティレーヌ (Cl:上田亜紀子)
10. エーデルワイス

出だしはスコットランド民謡の「アニー・ローリー」から。ごく軽く歌いだされましたが、情感は豊かです。ピアノ伴奏に後半からクラリネットが加わり、三人でご挨拶的な意味合いの選曲でしょう。次からはピアノ伴奏のみで日本歌曲を三曲。「叱られて」では、歌がいかにも日本歌曲なのに対して、ピアノ伴奏はけっこうハイカラな響きがします。叙情的な二曲の間に置かれた「城ヶ島の雨」のスケールの大きさを、伴さんは崩さずにきっちりと歌って表現していました。そしてプッチーニの「私のお父さん」。純粋で可憐な少女というよりも、けっこう手練手管でお父さんを脅している面もあったかな?
ここで伴さんが舞台袖に退き、河崎さんがショパンの「幻想即興曲」を演奏。いや~、一気呵成、ハイスピードの「幻想即興曲」でした。ショパンが終わってから、なんだかラグタイム風の音楽が始まったと思ったら、客席からドレスも着替えて赤いバラの花を手にした伴真澄さんがビゼー「カルメン」より「ハバネラ」を歌いながら妖艶に登場、男性のお客さんがエスカミーリョになってしまいました(^o^)/ あいにく、隣席にはわが「ミカエラ」が座っていましたので、伴真澄カルメンにぽーっとなるわけにはまいりませんでした(^o^)/
続いてニン作曲のスペイン歌曲より「エルヴィート」。このピアノ伴奏は、素晴らしかった。次のカユザック作曲の「カンティレーヌ」も、よく歌うクラリネットでした。そして第一部の最後は、三人のアンサンブルで、「サウンド・オブ・ミュージック」より「エーデルワイス」。クラリネットが入ってくるところで、思わず拍手しそうになりました。

休憩の時間に、ロビーで伴真澄さんのCDを売っていましたので、「追憶」という題の、カンツォーネを集めたものを購入しました。これが一番新しい録音だそうです。


そして第二部は、マイクを使って、ポップスの曲目を選曲・構成しています。

11. クレズマーの古典民謡 (Cl:上田亜紀子)
12. アルディラ
13. 想い出のソレンツァラ
14. シェルブールの雨傘
15. そり遊び (Cl:上田亜紀子)
16. ヴォラーレ
17. 愛の讃歌
18. ホワイトクリスマス、きよしこの夜

再び三人が登場しますが、伴真澄さんはガラリとイメージチェンジして、黒いドレスに青いショール、上田さんもアイボリー地に緑色系の柄の入ったドレスに変わっています。最初の、クラリネットとピアノによるクレズマーの古典民謡ではそれほど感じませんでしたが、次の「アルディラ」で、ソプラノの美しい声が、マイクを通すと最強音で割れてびりついてしまいます。これはたぶん、天童市民文化会館のPA装置の問題?音楽用のPAシステムではないでしょうから、仕方がないのかもしれませんが、残念無念。
アンダーソンの「そり遊び」では、スタッカートのきいた、上田さんのリズミカルなクラリネット演奏を楽しみました。「ヴォラーレ」では、聴衆も手拍子で参加、裏拍のリズムがみなさん上手に決まっていました(^o^)/ 思わず歌いたくなりました(^o^)/
名曲「愛の讃歌」では、熱唱に「ブラボー」の声がかかりました。
最後のクリスマス・ソングでは、私も心の中で「I'm dreaming of a White Christmas~」を歌ってしまいましたし、「きよしこの夜」では「皆さんご一緒に」の声に喜び、妻と一緒に「Silent Night, Holly Night~」と歌ってきました。良かった~。

最後にアンコールを一曲。シャンソンで「バラ色の人生」。これも良かった~。上田さんのクラリネットの入りで、やっぱり思わず拍手しそうになりました。ジャズのセッション、ぜったい拍手が入ると思いますね~。妻と一緒に、とても楽しんだ演奏会でした。

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門井慶喜『シュンスケ!』を読む

2013年12月22日 06時03分31秒 | 読書
角川書店刊の単行本で、門井慶喜著『シュンスケ!』を読みました。シュンスケとは伊藤俊輔、のちの内閣総理大臣・伊藤博文のことで、彼の青春時代を描くものです。

百姓の子・利助が様々の偶然と人の縁から、来原良蔵や吉田松陰の弟子になりますが、吉田松陰の描き方が通念とはだいぶ違っています。明治維新を精神的に準備した偉大なる教師というのではなく、

完全に(狂人の相じゃ)/ 俊輔はそう決め付けた。

というのですから、スゴイ(^o^)/
たぶん、著者は長州生まれではなかろう、と予想したら、案の定、群馬県人でした(^o^)/

いわゆる長州ファイブのエピソード、井上聞多らとともに英国に密航留学したときに関する場面はごくわずかで、七ページしかありません。これは残念。加えて、英国での状況はほとんど描かれず、むしろ伊藤俊輔が一冊の本に出会う場面が描かれます。それは、チャールズ・ダーウィンの『種の起源』で、struggle for existence つまり生存闘争という概念を前にして、英国の本質を

1600年代いらい、イギリスという最強国がインドを支配し、清国を蹂躙し、いままた日本へと手を伸ばしているのは、------そのためには日本人がどんなに辛苦をなめようとも------罪悪でもなく、不道徳でもなく、ただただ自然の法則なのだった。彼らには、うしろめたさはまったくない。死にたくなければ勝つしかない。
「文明というのは、無慈悲なもんじゃ」
俊輔はテーブルの上に両腕を伸ばし、あらためて戦慄した。イギリスでしか生まれ得ない、強者の論理としか言いようがなかった。こういう連中をもしも正面から相手にしたら、
(平然とふみつぶされるわい。紳士の靴が蟻をふみつぶすように)

ととらえます。ふ-む、著者は幕末の若者の西欧文明との出会いと体験にはあまり興味がなく、「生存闘争」という概念に帝国主義の本質を見ているようです。

弱肉強食の強者の論理というのは、下克上の戦国時代には普通であったわけで、当時としても武士の常識の中にあったのではないかと思います。その意味では、何を今さらという感もないではありませんが、どちらかといえば青少年向けと思われる本書には、インパクトのある設定なのかもしれません。



長州ファイブが、海軍を目的に英国に密航留学し、開国の必要性を痛感するようになる状況をもう少しくわしく知りたい(*)と思いますが、資料は今も別途探索中です。ノンフィクションのジャンルで、いくつか成果もありました(^o^)/

(*):幕末の長州五人組は英国で何を学ぼうとしていたか~「電網郊外散歩道」2012年3月

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ブログに記事を書くようになって

2013年12月21日 06時05分36秒 | ブログ運営
2004年の12月にブログを始めてから、もうすぐ九年が過ぎようとしています。自分のブログに記事を書くようになって、どんなことがそれ以前と変わったか、思いつくままに列挙してみます。

まず、音楽CDを繰り返し聴くようになりました。最近は、通勤時に一週間繰り返して聴き、週末に自宅のステレオ装置やPCオーディオなどで確認し、記事にまとめるスタイルが定着しています。

本を読む場合も、再読の頻度が増えました。前は、読み終えればそれでおしまいで、書棚の肥やしになっていましたが、今は通読した後に記事を書きながら再読し、全体の構成などを確かめながら読み返しています。漠然とした印象から、全体の構成を踏まえた感想になってきていると思います。

散歩の時間が減りました。記事をまとめるために時間が取られますので、従来よりも確かに散歩の時間が少なくなっています。健康維持の観点からは、あまり好ましいことではありません(^o^;)>poripori

コンピュータは、ほぼ完全にLinuxに移行してしまいました。ブログの更新には Firefox/Chrome などのブラウザでほぼ用が足りますし、通常用途でも MS-WORD/EXCEL に依存することが減り、プレゼンテーションも OpenOffice.org/LibreOffice などで間に合います。確定申告の書類作成も、LibreOffice 等の Calc で間に合うようになりました。ノートPCを一台、Windows のために残しておりますが、WindowsXP のデスクトップ機は最近は電源を入れること自体がまれになっています。XPのサポート期間が終了しても、全く痛くも痒くもありません(^o^)/

総じて、対象により接近し、焦点が明確でかつバランスが取れたものになるように意識するようになった、ということが言えそうです。



写真は、秋に撮影したもので、今はどこで過ごしているものか、とんと見かけません。たぶん、もう冬眠生活に入っているのでしょう。暖かい春が待ち遠しいのは、カエル君だけにあらず(^o^;)>poripori

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老母の杖に雪道の滑り止め用アイスピックを装着する

2013年12月20日 06時01分11秒 | 散歩・外出・旅行
夏場には、畑仕事で健康を維持している老母も、冬になると行動範囲が狭くなって、体力が落ちてしまうようです。雪道は滑りやすく、転んで骨折する人が多いために、どうしても屋内から外に出る機会が激減してしまうからでしょう。冬場に屋外に出るときのために、歩行用の杖に、滑り止めのアイスピックを購入し、装着してみました。

某密林から(^o^) 幸和製作所のテイコブ杖用アイスピック五本爪という製品(*1)を購入し、ドライバーでネジ止めするだけで、雪道では滑り止めになり、

雪のない舗装路では、パチンとはねあげるとゴム足に戻ります。


たいへん便利なもので、老母にも喜ばれました。タイミングよく誕生日のプレゼントになったようです。良かったよかった(^o^)/

(*1):テイコブアイスピック五本爪~株式会社幸和製作所
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古いパソコンでVineLinux4.2を使う際の制約

2013年12月19日 06時01分53秒 | コンピュータ
古いノートパソコン(PentiumIII:900MHz,256MB-RAM,30GB-HDD)に導入した VineLinux4.2 は安定して動作しておりますが、いかんせんハード・ソフトともに古いので、できるだけ改善しようと試みました。
(1) ブラウザの更新 デフォルトのブラウザは Firefox2.0(Bon Echo) となっていますが、せめて Firefox3.0 にしたい。

$ su -
パスワード: xxxxxxxx
# apt-get update
# apt-get install firefox3

で Firefox3 を導入します。もう一度 update しておけばなおよし。
(2) ウィンドウマネージャーの変更 この古いパソコンに、ウィンドウマネージャーとして Gnome は重すぎます。ここは単身赴任時代の経験を活かし、xfce が軽くて良いでしょう。

# apt-get install task-xfce

で xfce を導入します。
導入作業が終了したら、「デスクトップ」からいったんログアウトして、グラフィカル・ログインであれば「セッション」から xfce を選び、再ログインします。
たしかに、Firefox3 が多少は軽く感じられます。

ただし、制約がいろいろあるのも確かです。その最大の不便な点は、Flash が使えないことでしょう。YouTube などを楽しむには、Flash が必須になりますが、Flash が使えるのは、VineLinux5.x 以降のようです。それには、システム要件が Pentiumの1GHz以上、512MB-RAM以上推奨、HDD:フルインストールで4GB以上 となっています。ハードディスク容量以外はダメで、やはり Vine4.2 が実用上の限度のようです。
こうなると、いくつかのブログの魅力が激減してしまいます。当然のことながら、画像と文章が中心のところは大丈夫ですが、YouTube の映像を貼り付けて紹介してくれているサイトは巡回から外れます。
文章と写真を中心に、じっくりと読ませるブログを構成している方々は、やっぱりすごいなと思うのと同時に、Flash が使えないというのは、緊急用あるいは補助的な使用には良いけれど、やっぱりメインにはなり得ないな、と痛感します。

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宮城谷昌光『呉越春秋~湖底の城(3)』を読む

2013年12月18日 06時02分01秒 | -宮城谷昌光
講談社刊の単行本で、宮城谷昌光著『呉越春秋~湖底の城』の第三巻を読みました。講談社刊の単行本で、雑誌「小説現代」に連載中のものです。本巻は、楚王と費無極の奸計により、父・伍奢と兄・伍尚が斬首されることとなった刑場を、伍子胥とその配下の者たちが襲撃する場面から始まります。残念ながらこの襲撃は失敗するわけですが、伍子胥たちが誰も命を落とさないで逃げることができるところがすごい。

「太子をたすけよ」という父の遺言により、伍子胥は太子の亡命先の宋に向かいますが、途中で褒氏の子の小羊を預かり援けることになります。宋を出て鄭に向かいますが、亡命をためらって父の死の原因となった太子は、晋に欺かれて落命し、伍子胥らの一行は、内乱の中、鄭兵に追われながらかろうじて脱出、太子の子の勝を助けて呉に向かいます。

呉に向かった船の着いたところは、朱旦という大商人専用の船着場で、徐兄弟の紹介により蘭京に会います。蘭京は呉王の子で、王の命令により棠邑に住み、スパイ活動を束ねていたのでした。さらに伍子胥は、かつて呉の王位相続に関わる乱れを防いだ季札に会います。季氏の好意で用意された家では、かつて楚都の尹礼家で見初め結婚を申し込んだ女性・小瑰と再会します。楚の康王の娘であった小瑰は、尹礼の計らいで王家の争いから助けられ、養女としてひそかに育てられていたようです。伍子胥が一目ぼれしたのが長女の伯春ではなく養女の小瑰であったために、尹礼家では求婚を断った、というのが真相だったのでしょう。

伍子胥と小瑰、御佐と婚約していた青桐はここで結婚しますが、落ち着いてはいられません。公子光を通じて呉王に拝謁した伍子胥は、高く評価してくれた公子光の客となることを承諾します。伍子胥の片腕というべき右祐の妻となっている桃永の兄ではないかという彭乙は、両親を殺した永翁を恨んでいますが、永翁は妹の桃永にとっては育ての親ともいうべき人です。どうやら大きな謎があるようで、青銅の小函の中に入っていた絵図が、その鍵を握っているようです。



第三巻まで来ましたが、第四巻まではすでに刊行されているようですので、ストーリーを忘れないうちに、なんとか次巻を探してみましょう。大長編になりそう、という予感は、ズバリ当たったようです。

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一足早く新しい備忘録ノートに移行する

2013年12月17日 06時03分19秒 | 手帳文具書斎
これまで、A5判80枚のノートを1年間に3冊のペースで備忘録ノートとして使ってきました。今年は、A5判で50枚のツバメノートを採用し、1年間に5冊をめどにして使ってきましたが、いささか見通しが甘かったようです。万年筆での書き味の良さが貢献したのか、12月中旬の時点で使い切ってしまいました。

2014年の備忘録ノートは、プラチナの古典ブルーブラックとブルゴーニュ万年筆の細字の組み合わせを生かし、再びコクヨのキャンパス・ハイグレード澪を使おうともくろんで、すでに用意しておりました。しかたなく、前倒しで2013年12月の残る期間を、2014年のノートに書き始めました。

紙厚は薄いのですが紙質は良好で、万年筆の字もきちんと受け止め、滲みも裏抜けもありません。古典ブルーブラック・インクは表面張力が大きいのか、細字の文字がきっちりと並び、たいへん見やすく感じます。持ち主に似ず、繊細な印象です(^o^)/

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