電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

書店で新刊書の予約と文庫本数冊を購入

2017年11月30日 06時00分37秒 | 散歩外出ドライブ
過日、帰宅途中で行きつけの書店に立ち寄り、新刊書を予約し、目についた文庫本を数冊、購入してきました。帰宅途中の道草は実に久しぶりで、夫の鏡といいたいところですが、おっと、それならお弁当のおかずを買ってきてほしいそうな(^o^)/

で、予約した新刊書というのは

  • 香月美夜『本好きの下克上』第4部「貴族院の自称図書委員I」(通巻第13巻)、TOブックス、12/9発刊予定

で、引き続き『本好きの下克上』シリーズにはまっております(^o^)/
そして購入した文庫本というのが次の三冊。

  • 伊坂幸太郎『アイネクライネナハトムジーク』(幻冬舎文庫)
  • 伊坂幸太郎『ゴールデンスランバー』(新潮文庫)
  • 三浦しをん『まほろ駅前番外地』(文春文庫)

まてよ、『ゴールデンスランバー』は前にも購入してなかったっけ? どうも記憶が怪しくなっております(^o^;)>poripori

雪が降り出し、畑で過ごす時間がなくなると、自宅で本を読む生活が始まります。未読の本は、いくらあっても良いものです(^o^)/

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コーヒーと甘味~お土産にチョコレートケーキをいただいて

2017年11月29日 06時02分51秒 | Weblog
ご近所にお住まいの老人の娘さんが訪ねてきて、日頃お世話になりまして、とお土産をいただきました。お世話をしているのは私ではなくて妻なのですが、ありがたく頂戴することにしましたら、これが実に美味しい!



ロイスダールという会社で、旧社名がメトロ製菓というらしい。箱入りのものが「スーペリオーア・ケーキ」という製品らしく、しっとりして実に美味しいチョコレートケーキでした。もう一つ、写真下方の紙巻きパッケージのチョコはイタリア産とのこと。ナッツ入りのもので、こちらも実に大ぶりで厚みがあって、食べ甲斐のある大きさのチョコでした。思わずルチアーノ・パヴァロッティを連想しましたですよ~(^o^)/



地元の老舗のお菓子も立派なものが多くありますが、時にこうしたスイーツをいただくのもありがたいことです。左党の方々からは鼻で笑われそうですが、コーヒーとチョコレートまたはチョコレートケーキという組み合わせも、なかなかよろしいものです(^o^)/

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山響2018-19シーズンの定期演奏会プログラム

2017年11月28日 06時02分00秒 | -オーケストラ
先日の山形交響楽団第264回定期演奏会の際に、山響2018-19シーズンの定期演奏会プログラムを入手しました。もちろん、すでに新聞等にも発表されておりますし、楽団のウェブサイトにもPDFで掲載されておりますが、適当な大きさの用紙に印刷してシステム手帳等に綴じるにはテキストファイルにしておくのが便利です。以下、概要を文字入力しておりますので、どうぞご利用ください。
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2018-19山響定期プログラム 会場:山形テルサホール
"THE ROMANTIC" Subscription Concerts
開演時刻 土曜日:19:00、日曜日:15:00
■4/7(土),8(日) 指揮:オッコ・カム
シベリウス:交響詩「フィンランディア」、交響曲第7番、交響曲第2番
■5/19(土),20(日) 指揮:飯森範親、ダニエル・オッテンザマー(Cl)
モーツァルト:交響曲イ短調「オーデンセ」、クラリネット協奏曲、シューマン:交響曲第3番「ライン」
■6/9(土),10(日) 指揮・ホルン:ラデク・パボラーク
モーツァルト:歌劇「コシ・ファン・トゥッテ」序曲、ホルン協奏曲第1番、レオーネ・シニガーリャ:ロマンス(Hrnと弦楽合奏のための)、モロシュ・ボク:山響委嘱新作(世界初演)、ドヴォルザーク:交響曲第7番
■9/1(土),2(日) 指揮:阪哲朗、岡本侑也(Vc)
ワーグナー:ジークフリート牧歌、チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲、メンデルスゾーン:交響曲第3番「スコットランド」
■10/13(土),14(日) 指揮:飯森範親、井上直樹(Tp)
ドビュッシー:交響組曲「春」、ウィリアム・ペリー:トランペット協奏曲(日本初演)、ショスタコーヴィチ:交響曲第1番
■11/17(土),18(日) 指揮:鈴木秀美、合唱:山響アマデウスコア、中江早希(Sp)、中嶋克彦(Tn)、氷見健一郎(Bs)
ハイドン:オラトリオ「天地創造」
■2/16(土),17(日) 指揮:ロベルト・フォレス・ヴェセス、ラモン・オルテガ・ケロ(Ob)
西村朗:桜人~オーケストラのための~、R.シュトラウス:オーボエ協奏曲、チャイコフスキー:交響曲第4番
■3/9(土),10(日) 指揮:飯森範親、金子三勇士(Pf)、合唱:山響アマデウスコア
モーツァルト:交響曲ニ長調K.51(46a)"歌劇「愚か娘になりすまし」のための"、ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番、ブルックナー:序曲ト短調、詩編第112篇、詩編第114篇、詩編第150篇
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
また、8/18(土)~26(日)まで、山形市において「アフィニス音楽祭2018」が開催される予定。プレコンサート、合同オーケストラ演奏会など。
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他には、鶴岡・酒田などの庄内公演、村山、米沢、南陽などの「ユアタウンコンサート」、東京と大阪での「さくらんぼコンサート」などの予定もありますが、今日のところは割愛(^o^;)>poripori

とくに注目すべきは、毎回メインとなるロマン派のシンフォニーに加えて、オッコ・カムのオール・シベリウス・プログラムや、鈴木秀美さんの指揮でハイドンのオラトリオ「天地創造」、山響アマデウスコアが再び登場するブルックナーの詩編、オッテンザマーさんとのクラリネット協奏曲、金子三勇士さんとのラフマニノフ2番などでしょうか。山響の井上直樹さんが吹くペリーのトランペット協奏曲の日本初演なども興味深い。鬼が笑いすぎて筋肉痛になろうと、来年も楽しみです!

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gooブログで表組み

2017年11月27日 06時01分19秒 | ブログ運営

何を今さらな話ですが、gooブログで表組みはできないものと決めてかかり、今まで調べてもみませんでした。でも、「歴史技術科学」カテゴリの中で終戦前後の化学会誌のページ数の推移を表に記載するのに不便で、「gooブログ 表組み」で検索して調べてみました。そしたら、なんと HTML タグを書き込めば大丈夫なのだそうな。ふむふむ、それならなんとかできそうだ。 で、やってみました。画像は、Emacs で表組みのサンプルを書いたもので、このファイルをブラウザで開くと、ちゃんと表になっています。では、このHTMLファイルをコピーしてブログのエディタに貼り付けたらどうなるか?

 見出し1  見出し2  見出し3 
データ1-1 データ2-1 データ3-1
データ1-2 データ2-2 データ3-2

見た目を考えて少し修正しましたが、なんとか大丈夫そうです。これで、いささか面倒ではあるけれど、燃費集計の結果も表組みできそうです(^o^)/

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gooブログでトラックバック機能の提供が終了

2017年11月26日 06時04分50秒 | ブログ運営
2004年から2005年頃、「ブログ」という語が流行語の中に入っていたようです。当時、トラックバックという機能が大流行で、普通のウェブサイトではトップページにリンクを張るのがマナーになっていたのに対し、ブログでは記事に「直リンク」することが標準で、そのための機能としてトラックバックがもてはやされていた、と記憶しています。いささか記憶は曖昧ですが、たしか、そんなような感じではなかったか。

ところが、スパム・トラックバックが流行すると、トラックバック機能は悪役というか、迷惑機能のような扱いに変わってしまいました。コメント機能でもスパム・コメントはあったのですが、トラックバックの場合は「問答無用!」と送りつけてくるために、気分を害する方が多かったようです。

当方は、トラックバックを承認制にしてからは、迷惑なトラックバックは逆に問答無用で削除してきましたので、スパム・トラックバックに悩まされることは少なかったように思います。むしろ、トラックバックを送っていただく場合、送り主はブログを長く続けている方がほとんどで、「おっ、トラックバックが来てるな」と楽しみにしていました。いただいたトラックバックは、今日現在で 838件。「読書」と「映画」関係が多いように思いますが、いずれも懐かしくありがたいものです。

このたび、goo ブログではこの11月27日をもってトラックバック機能の提供を終了することになったとのこと。すると、今日あたりが最終日? これは記念の大トラックバック大会を実施せねばなるまい(^o^)/



実際は、すでにトラックバック機能を停止しているブログも多くあり、コメントの中に当方の記事の URL を貼り付けて参照していただくようにしていますので、機能停止は実用上はほとんど影響はありませんが、そういう時代もあったのだ、と記録しておきましょう。

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Inputに注力しているとOutputしなくなる

2017年11月25日 06時04分51秒 | ブログ運営
「歴史技術科学」カテゴリの進捗状況を見ていると、現代に近づくに連れて進み方が遅くなるように感じます。これは、現代に近づくほど単純化にためらいが生じ、より詳しく調べようと考えることから、Input に注力するあまり Output しなくなる(できなくなる)からではないかと思います。ある程度、エイヤッと大きくまとめてしまう蛮勇も必要なのかもしれません。

いよいよ戦後に入りました。もうすぐ自分が経験した時代になります。個人的な記憶に引きずられて大局を見失うおそれも出てきます。難しい面がありますが、おもしろさもあります。

興味深い本を読み、その内容を備忘録ノートに抜き書きしているときが、実に楽しい。たんに筆記具を使ってみたいとか試してみたいとかいう目的で書くのとは違って、内容面で興味深いものを抜き書きするのですから、当然といえば当然。図解したり色分けしたり、書く方もいろいろと工夫します。アイデアを展開するのも楽しみではありますが、その場合は書くことよりも考えることのほうが楽しいものです。

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R.シューマン「6つの歌Op.89」を聴く

2017年11月24日 06時04分01秒 | -オペラ・声楽
このところ、通勤の音楽として聴いてきたのがR.シューマンの「歌曲大全集」のCDから、Disc.6です。「子供のための歌のアルバムOp.79」や「3つの歌Op.83」なども魅力的なのですが、しばしば単独で取り上げられることがある「バラよ、かわいいバラよ!(Roselein, Roselein!)」が実はこの曲集に入っていたのかと驚いた「6つの歌Op.89」を取り上げます。

「6つの歌Op.89」は、R.シューマンが40歳の1850年に作曲されたとのこと。デュッセルドルフに移った同時期の作品としては、他にチェロ協奏曲、交響曲第3番、ピアノ三重奏曲第3番など、名だたる傑作が生まれた時期にあたります。若きブラームスはまだ来訪しておりません。この6曲とは、次のとおり。

  1. 夕空に嵐が吹きすさび
  2. ひそやかに去りゆくもの
  3. 秋の歌
  4. 森との別れ
  5. 戸外へ
  6. バラよ、かわいいバラよ!

このCDでは、前の5曲がフィッシャー・ディースカウ(Br)が歌い、最後の「Roselein, Roselein!」だけをエディット・マティス(Sp)が歌っています。ピアノ伴奏は、クリストフ・エッシェンバッハです。この、フィッシャー・ディースカウの歌唱の見事なこと! さすがに素晴らしいです。通勤の音楽としてロードノイズの中で聴いているときはさほどにも感じませんが、自宅でステレオ装置で聴いていると、ピアノ伴奏も見事です。



ところで、「Roselein, Roselein!」の歌詞は、夢で見たバラは棘がなかったのに、目覚めてみたら棘のあるバラしか見えなかった、というような嘆きです。マティスの歌は見事だし可愛らしいけれど、この曲はちょいと「かまぼこって、おとと(魚)でできてるの? え〜っ、知らなかったワ!」みたいな感じがしないでもない(^o^)/
もしかしたら、ローベルト君はこういうコケットリーに弱いタイプだったのかもしれない、などとヲジサンは邪推してしまうのです(^o^)/

ちなみに、この曲集の第6曲だけは、さすがに有名曲だけあり、YouTube にもたくさんありました。その中からご紹介。
R. Schumann - Röselein, Röselein op. 89 no. 6 - Talya Liebermann, Michał Biel


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Firefoxが「Quantum」になっていた

2017年11月23日 06時01分00秒 | コンピュータ
我が家のメインPCとしている hp のデスクトップ機(Ubuntu Linux 16.04LTS)ですが、このほど更新通知がありましたのでOKしたら、いくつかのソフトウェアが更新されていました。その中で目についたのが、ブラウザの Firefox です。バージョンというか番号は 57 に上がり、「Quantum」という愛称の大型リリースとなったようです。

コンピュータ系のあちこちのサイトでは、なにやらベンチマークで速さをテストしたり、既存のアドオンが使えるのか使えないのか、など、話題になっているようですが、実際は閲覧とYouTube 等の動画で音楽を楽しんだり、ブログの更新といった程度の利用ですので、あまり実用上の問題は感じません。使用感は、もう少し使ってみてからまとめるほうが良さそうです。

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いよいよ雪の季節が近づき、冬タイヤに交換する

2017年11月22日 06時02分00秒 | 季節と行事
今年の山形県の初霜・初氷は、11月6日に観測されたそうで、例年よりも6日前後遅いとのことですが、気象台ではなく当地では、初雪は11月16日に降っています。いよいよ雪の季節が近づき、冬タイヤに交換しなくてはいけません。関東在住の若い頃はともかく、山形県にUターンしてからは、車の冬タイヤへの交換をいつごろやっておけばよいかが、大事な判断となりました。

  • 峠越えをしなければならない通勤事情の頃は、遅くても11月23日前に済ませるようにしていました。
  • 村山盆地内で通勤していた頃は、スパイクタイヤだったこともあり、11月の初雪はあまり問題にならないとたかをくくって12月上旬の降雪前に交換するようにしていました。



ところで、温暖化による極端現象の現れか、11月に降る雪の量がずいぶん増えているように感じます。集中ゲリラ豪雨や時ならぬドカ雪などは、おそらくはその影響なのでしょう。今まで大丈夫だったからと言って、今後もずっと大丈夫とは限らない。そう考えて、20日の月曜日に冬タイヤに交換しました。スタッドレス・タイヤの走行感は、どうしてももっさりとしたものになりがちですが、まずは安全第一です。



ちなみに、当ブログ記事及びテキスト備忘録で「初雪」で検索してみると、こんな結果になりました。

2016年:12月8日に、実質的な初雪と書いています。
2013年:11月13日に、前夜の初雪を記録しています。
2009年:11月4日に、前日の初雪の話題を書いています。
2008年:11月下旬に、初雪なのにあたり一面真っ白になるほど降りました
2007年:11月中旬に初雪で、常夜鍋の話題を書いています。
2006年:12月上旬に、うっすらと降っています。
2005年:11月中旬に、みぞれ混じりの雨が降っています。
2004年:12月下旬に、今年はまだ雪が降らないと書いています。
2002年:11月5日に、初雪が降りました。2000年以降では、記録的に早い初雪でした。


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山響第264回定期演奏会で初めて聴いた曲のメモなど

2017年11月21日 06時05分12秒 | -オーケストラ
今回の山響定期で初めて聴いたニーノ・ロータの「トロンボーン協奏曲」、せっかくですので、YouTube で聴けるように動画を貼っておきましょう。とくに、太田涼平さんの好きなクリスティアン・リンドベルイの演奏から、第2楽章と第3楽章を。

Nino Rota: Concerto for trombone II. movement


Nino Rota: Concero for trombone III. movement


なんだか中高生吹奏楽少年みたいですが、いや、ニーノ・ロータの曲が実にカッコ良かったものですから(^o^;)>poripori



ついでに、コダーイの「ガランタ舞曲」のほうも貼っておきましょう。2011年のプロムスでのロンドン・フィルの演奏のようです。

Kodály - Dances of Galánta - Jurowski


「ハーリ・ヤーノシュ」もいい曲(*1)ですが、これもたいへん魅力的な音楽ですね〜。

(*1):コダーイの「ハーリ・ヤーノシュ」組曲等を聴く〜「電網郊外散歩道」2005年12月

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山形交響楽団第264回定期演奏会でコダーイ、ニーノ・ロータ、ブラームスを聴く

2017年11月20日 06時02分52秒 | -オーケストラ
雪まじりの雨が降る日曜日、山形市の山形テルサホールで、山形交響楽団第264回定期演奏会を聴きました。本日のプログラムは、「秘された名曲との出会い~山響首席 太田凉平が奏でるニーノ・ロータ」と題して、

  1. コダーイ 「ガランタ組曲」
  2. ニーノ・ロータ 「トロンボーン協奏曲 ハ長調」 太田 凉平(Tb)
  3. ブラームス 「交響曲第2番 ニ長調 Op.73」

というものです。例によって駐車場を探してうろうろするうちに時間は容赦なく過ぎていき、テルサホールに到着したのはプレトークが終わる頃でした。なんとか滑り込んで「セーフ」かな?

1曲め:コダーイの「ガランタ舞曲」の楽器編成は、次のようになっています。
ステージ左から、第1ヴァイオリン(8)、チェロ(5)、ヴィオラ(5)、第2ヴァイオリン(7)、正面後方にフルート(2)、オーボエ(2)、その奥にクラリネット(2)、ファゴット(2)、さらにその奥にホルン(4)、トランペット(2)、最奥部にコントラバス(3)、その右側にティンパニ、手前にパーカッションとなっています。Flはピッコロ持ち替えで、パーカッションはスネアドラムにトライアングル、グロッケンシュピール。二管編成の山響で演奏可能でなおかつ演奏効果の上がる曲として選ばれたのでしょうか、活気があるけれどどこか物悲しさも感じさせる、付点リズムを多用したジプシー風の音楽ですが、1933年に作曲されただけあって、リストやブラームスの同様の曲よりもぐっと現代風です。オーボエとクラリネットがとてもいい味を出していました。

2曲め:ニーノ・ロータの「トロンボーン協奏曲 ハ長調」(1966年作曲)。楽器編成は、Fl(1), Ob(1), Cl(2), Fg(2), Hrn(2), Timp., 弦5部です。ソリストの太田涼平さんが登場すると、いつも後方に座っているので感じなかったのですが、長身でイケメンで、実にかっこいいですね。背が高いだけに手も長そうで、いくらでもスライドできそうです(^o^)/
第1楽章:アレグロ・ジュスト。速く正確なテンポで、という意味でしょうか。冒頭からトロンボーンのソロがかっこ良く、これは若い人たちに人気が出そうな曲だと感じます(^o^)/
第2楽章:レント、ベン・リトマート。ゆるやかに、十分リズムをとって。オーケストラの純度の高さがよくわかる始まりに、トロンボーンが息の長いミステリアスな旋律を静かに奏でていきます。この楽章は実に魅力的な音楽で、若いソリストの堂々たる演奏姿が実にかっこいい。それと同時に、弦と木管が主体となり金管はホルンだけというオーケストラの響きもまた、若いトロンボーン奏者を支えて見事なものだと感じました。
第3楽章:アレグロ・モデラート。ほどよく速く。明るく軽やかな始まりですが、途中には技巧的な中にも哀感を感じさせる面もあり、曲調は単純なものではありません。フィナーレはスパッと思い切り良く終わります。

ここで休憩です。休憩後の後半は、ブラームスの交響曲第2番。楽器編成は、1st-Vn(8), 2nd-Vn(7), Vla(5), Vc(5), Cb(3) の弦楽5部が対向配置で、正面奥に Fl(2), Ob(2) その奥にCl(2), Fg(2) と木管が並び、その奥には Hrn(4), Tp(2), 正面最奥部には Cb(3) の右側に Tb(3:うち1はBass-Tb) と Tuba その右に Timp. という二管編成・配置です。
第1楽章:アレグロ・ノン・トロッポ。やわらかい、ふっくらとしたブラームスの始まりですが、今回はオリジナルは使っていないらしく、すぐに力強く金管が飛び出すように鳴ります。いつもの古楽のバランスとはやや異なり、金管が強く前に出る印象です。でも、正攻法で折り目正しいブラームス、分厚いサウンドではなく見通しの良い響きです。
第2楽章:アダージョ・ノン・トロッポ〜L'istesso tempo(拍子が変わっても同じテンポで), ma grazzioso(しかし優雅に)。ホルンがいいですね〜。テンション高く集中力に富んだ緩徐楽章です。
第3楽章:アレグレット・グラツィオーソ(クヮジ・アンダンティーノ)-プレスト・マ・ノン・アッサイ。のどかな雰囲気がいいですね〜。低弦のピツィカートをバックにHrnと木管が奏でる雰囲気は実に貴重です。
第4楽章:アレグロ・コン・スピリト。速く元気に。はじめはTbやTubaは加わりませんが、よく耳に馴染んだ音が自然に流れていくようです。インテンポの心地よさもあります。TbやTubaも加わってのトゥッティは刺激も迫力もあります。ブラヴォーの声も飛んで、いい音楽を聴いたな〜と実感しました。

終演後にはしばらくぶりにファン交流会に参加しました。本日のソリスト太田涼平さんは、クリスティアン・リンドベルイ(Tb)のファンなのだそうです。その演奏などを、ずいぶん研究のために聞きこんだのだそうですが、伴奏の山響の響きが、レベルの高さに感動する、と言っていました。たしかに、音楽監督・飯森範親さんの言葉を借りれば、編成の規模を活かして、室内楽的なアプローチをしてみたとのこと。あまり大きくない山形テルサホールの容量からみても、四管編成のオーケストラとは違った特性を示すはずですね〜。

今回の演奏会は、後にNHK-FMで放送される予定なのだとか。マイクが立っていたのはそのせいか。後に山響事務局からアナウンスがあるでしょうが、具体的な発表を楽しみに待つことにいたしましょう。

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LDプレーヤーが完動で健在な理由

2017年11月19日 06時02分41秒 | Weblog
何を今さらな話ですが、実は我が家にはいまだに完動品のレーザーディスクプレーヤーがあります。購入したのが1980年代の後半ですから、かれこれ30年になるでしょうか。そんな機械が何もメインテナンスしないで今も動作するわけがありません。これまでも何度か故障して諦めかけたのでしたが、その都度、懇意にしている電器店さんにお願いして、修理してもらいました。母屋のリフォームの際にも冷暖房一式をお願いしている関係もあり、本当は厄介な頼みも引き受けてもらっています。ありがたいことです。

実は、前回のLDプレーヤーの故障は、電源は入るのだけれどトレーが出てこない、という症状でした。修理が可能かどうか、ダメなら諦めるけれど、と言ってお願いしたら、見事に直してくれました。その故障の中身というのが、

ディスクを押さえて回転させる部品を接着している接着剤が経年劣化してにじみ出てきて、回転しなくなっている

というものだったそうです。これを根気よく削り取って回転できるようにした上に、スイングベルトも交換したとのこと。

当方のLDコレクションにはモーツァルトやヴェルディ、R.シュトラウス等のオペラがだいぶあるのと、もう一つ、孫たちが犬の姿をしたアニメの「名探偵ホームズ」シリーズの大ファンなので、帰省したときにこれを観られるように確保しておく必要がある、ということなのです(^o^)/

名探偵ホームズ 空からこぼれたStory(ダ・カーポ) cover


さて、今日は自治会の防災訓練と山響定期の予定です。昨日のうちに裏の果樹園の草刈りを終えたので、今日は少しだけ骨休めです(^o^)/

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山響第264回定期演奏会が楽しみ

2017年11月18日 06時02分12秒 | -オーケストラ
山形交響楽団の第264回定期演奏会が、いよいよ今日と明日の2日間に行われます。今回のプログラムは、

「秘された名曲との出会い~山響首席 太田凉平が奏でるニーノ・ロータ」

と題して、

  1. コダーイ 「ガランタ組曲」
  2. ニーノ・ロータ 「トロンボーン協奏曲 ハ長調」 太田 凉平(Tb)
  3. ブラームス 「交響曲第2番 ニ長調 Op.73」

というものです。指揮は音楽監督の飯森範親さん、トロンボーンのソリストは山響首席で若いホープの太田凉平さんです。

今回、注目すべきはもちろん飯森さんのブラームスの二番ですが、ニーノ・ロータのトロンボーン協奏曲というのも興味深い。ニーノ・ロータといえば、言わずと知れた映画音楽の巨匠ではありますが、立派なクラシック作品があるのだ、という話は何かで読んだことがあります。もちろん、実際に耳にするのは初めてですので、これも楽しみです。

問題は、風邪が治って間がないために、まだ少し咳が残ること。これは、できるだけ後方の通路に近い咳をじゃなかった席を選んで、あまり皆さんに迷惑をかけないようにしたいものです。演奏会を休むという選択肢は……うーむ(^o^;)poripori

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A5判のキャリングポケットを試す

2017年11月17日 06時04分33秒 | 手帳文具書斎
これまで、A4サイズの資料を半分に折り、A5判のかわいらしい絵の入ったクリアフォルダに入れて携帯していましたが、少々かさばる分量ですので、もう少し枚数の多く入るものを探していました。このほど、行きつけの文具店で、リヒト社のスマートフィットシリーズの中から、キャリング・ポケットA5を見つけて購入して来ました。希望価格420円のところ336円也。




表紙にゴムバンドが付いていて、ボタンに引っかけて固定します。中を開くと、サイドから入れるタイプのオープンポケットが10枚分、見開きならA4判で5枚分です。また、ふた付きの小物用ポケットが1枚付いており、上部から書類が抜け落ちるのを防ぐフラップが付いています。フラップにはカード入れがあります。




今までA5判のクリアフォルダにぎゅうぎゅう詰め込んでいた常用書類を移したら、きれいに分けて入れることができました。これで、いつでも参照できます。ありがたいです。

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最近購入した文庫本のことなど

2017年11月16日 06時05分18秒 | 散歩外出ドライブ
出先で立ち寄った書店で、たまたま見つけた文庫本を購入してきました。

  • 池井戸潤『ルーズヴェルト・ゲーム』(集英社文庫)
  • 三浦しをん『まほろ駅前狂騒曲』(文春文庫)

どちらも、他の作品を読んでおもしろかった(*1,*2)ので、別の作品も読んでみようとの選択ですが、さていつ読めるかな? 

もう一つ、子供が購入して読んだ本を借りたものも。

  • カズオ・イシグロ『わたしを離さないで』(ハヤカワ文庫)

読む本がいっぱいある状態は、ちょいと嬉しいものがあります。

(*1):池井戸潤『下町ロケット』『空飛ぶタイヤ』(上)(下)『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』など
(*2):三浦しをん『舟を編む』『神去なあなあ日常』『神去なあなあ夜話』など

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