電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

収穫の秋も一段落して

2017年10月31日 06時02分41秒 | 週末農業
10月もあっという間に終わりです。黄金色の稲穂が揺れていた田んぼも刈り取りから天日乾燥も終わったようで、脱穀や乾燥機の音も静まり、果樹園周辺の田んぼもすっかり寂しくなりました。我が家で残っている農作業としては、

  • 柿の収穫と渋抜き、干し柿づくり
  • 剪定枝と伐倒木の焼却
  • 果樹園の草刈りと雪折れ防止対策(支柱など)
  • 野菜畑の後始末
  • 農業機械の点検と格納
  • 井戸ポンプの水抜きと止水栓を閉めるなどの冬支度

などでしょうか。

例年、11月には何回か晴天の日がありますので、この時期を逃さずに対処するようにしています。今年も晴れてくれると良いのですが(^o^;)>poripori

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古いPCを撤去し、新しいPCを机から脇のワゴンに移動する

2017年10月30日 06時04分43秒 | コンピュータ
机の上が乱雑になってしまい、片付けることが課題となっていた書斎ですが、まずは古いデスクトップ・パソコンの移動から始めました。デスクわきのワゴンには、ブラザーのパーソナル・レーザープリンタが載っており、その下部には古い Sotec の WindowsXP のパソコンを設置しておりました。WindowsXP など、だいぶ前から使わなくなっていたのでしたが、MS-OfficeXP のために残していたようなものです。現在、MS-OfficeXP など私用では全く使わず、仕事上もまず使うことはありません。邪魔にならない場所にあるから、逆に放置されているだけの話です。では、この場所を現用メインPCにゆずったら良いのではないか?



というわけで、古いPCを撤去し、現用のメインPCを移動しました。



また、机上で場所を塞いでいた元凶の一つ、ドキュメントスキャナも、空いたスペースに移動し、以前使っていた小型の本立てを設置しました。おかげで、机上正面の見晴らしがだいぶよくなりました(^o^)/



「机上を片付けるぞ!大作戦」は、現在も着々と進行中です。
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山本一力『損料屋喜八郎始末控え』を読む

2017年10月29日 06時04分48秒 | 読書
文春文庫で、山本一力著『損料屋喜八郎始末控え』を読みました。著者の作品は、現在『ジョン・マン』をシリーズで読んでいる最中で、完結が楽しみなところですが、本書はどうか? 文庫の紹介には、

上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、刀を捨てた喜八郎。庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつし、与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、巨利を貪る札差たちと渡り合う。田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる息詰まる頭脳戦。時代小説に新風を吹き込んだデビュー作。

とあります。ずいぶんしっかりしたデビュー作だなあと感じます。現代は、作家デビューの関門はだいぶ高いレベルなのでしょう。

第1話:「万両駕籠」。深川富岡八幡宮の例祭があいにくの雨降りで、江戸屋の二階座敷では札差の笠倉屋が金にまかせて無粋を通そうとすると、深川っ子の鳶の親方が筋を通して拒否、江戸屋の女将・秀弥もそれを支持します。公金である小判に私的な刻印を打つという一部札差の横暴な振舞いに怒った幕府は、棄損令を出して御家人の借金を帳消しにしますが、札差も黙ってはいません。激しい貸し渋りが発生します。なんだか以前どこかで聞いたような話ですが、札差米屋のダメな跡取り政八と、先代に頼まれて幕引きを図る損料屋の喜八郎、北町奉行所の上席与力・秋山久蔵など、主な登場人物の顔見せシーンでしょう。

第2話:「騙り御前」。棄損令で貸金を「チャラにされ」てしまった札差たちはおさまりません。実力者である伊勢屋は、役者を公家に化けさせて、秋山与力ら幕府側に一矢を報い、あわよくば失脚させようと画策します。喜八郎は、この計画を察知し、政八に言い含めて江戸屋の離れの座敷でからくりを暴露します。伊勢屋は、またしても喜八郎にしてやられます。

第3話:「いわし祝言」。こんどは江戸屋の板長・清次郎が祝言間近というのにゴロツキ連に脅されているという一件の解決にあたる喜八郎らの活躍です。どうも江戸屋の女将・秀弥さんは、喜八郎の渋さにぞっこんのようですね~(^o^)/
音楽で言えば第三楽章スケルツォ、または起承転結の「転」でしょうか。軽みを持たせた人情話という風情です。

第4話:「吹かずとも」。笠倉屋が資金繰りに困って考えたのが、大判を使った贋金詐欺です。ただし、普通のやり方では伊勢屋を騙すことはできません。小悪党が大悪党を頼ったら、それはカモにされるということでしょう。秋山与力の娘も、どうも喜八郎に少々気があるみたい。作者は、時代劇の定番、三角関係のやきもきをねらっているのでしょうか(^o^)/



「損料屋喜八郎」ものは、どうやらこの後もシリーズが続くようです。『赤絵の桜』『粗茶を一服』と文庫になっているらしい。なかなかおもしろいです。探してみましょう。
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カズオ・イシグロ『日の名残り』を読む

2017年10月28日 06時03分27秒 | -外国文学
早川書房のハヤカワepi文庫の中の1冊で、カズオ・イシグロの『日の名残り』を読みました。ノーベル文学賞受賞を機に、子どもから借りて手にしたものですが、ギュンター・グラスとかガルシア・マルケスなどと同様に、なかなか手にしようとは思わないだけに、老母の病院付き添いの待ち時間が良い機会となりました。



ストーリーは、イギリスの名家の執事が主人公で、主人を敬愛し、自分の仕事を完璧にすることに情熱を燃やし、その他の私事~恋愛や父親の老いと病死など~よりも仕事を優先する様子が回想される形で進みます。前の主人が亡くなり、屋敷が売却され、新たな主人となったのはアメリカ人でしたが、ちょっとしたミスから人手不足を痛感し、休暇をもらって昔の女中頭からの手紙を頼りに仕事への復帰を打診に行く、という成り行きです。

このドライブの途中に、様々な回想が挿入され、イギリスの古き良き時代の執事の誇りやエピソードが語られますが、尊敬していた主人が紳士としての信念を利用され、ナチス・ドイツの英国における窓口としての役割を持たされてしまっていたことが明かになっていきます。しかも、仕事への復帰を当てにしていた女中頭が、かつて主人公を愛したけれど、鈍感で仕事一途な彼を諦め、今は平凡な幸福~ときどき波風はあるけれど基本的には大切な家庭~を築いていることを知ります。

結局は、人手不足の解消と共に仕事の相棒を求めた旅行は目的を果たせず、もう少し日の名残りを楽しむように暮らしてみようか、というような感慨に浸ります。



年をとれば、時の不可逆性を痛感するこうした後悔の1ダースやそこらは誰しもが持っていることでしょう。時を逆転させることはできないだけに、こうした感慨に共感するところが大きいのではないかと思います。そこが、普遍性を持った所以かもしれません。

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老母、三ヶ月検診で無事にOKをもらう

2017年10月27日 06時03分29秒 | 健康
この夏、大動脈弁閉塞症で入院し、経カテーテル大動脈弁治療を行った仙台市の病院で、術後三ヶ月の検診を受けました。老母はすっかり元気になり、心機能、血液検査、リハビリなど諸項目いずれもOKで、90歳という年齢としては順調な経過だそうです。あとは行きつけの病院で診てもらうことで大丈夫と言われ、仙台市の専門病院への通院はこれで終了となりました。まずは、良かった良かった(^o^)/



当方は、仙台市までの送迎のほか、午前11時から午後5時45分まで、ほとんど7時間近い待ち時間で、某文学賞を受賞した作家の代表作を一冊読み終えてもまだ終わらず、老人ならずともくたびれました。帰りに老母の希望で「くるくる回るところ」に行き、食事を済ませて、一大難事業を終了したような気分です(^o^)/

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週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2017』を読む

2017年10月26日 06時01分44秒 | 健康
今年の春、老母の健康状態は急激に衰えてきていました。自室からトイレに行くのに、途中で椅子に座り込んで休憩しなければ戻って来れない状態で、動悸息切れ、寝汗、足のむくみなど、正直、いよいよだめかと思いました。

近所のかかりつけのお医者さんで診てもらったら、当初は10年ほど前に手術した胃がんを疑いましたが、どうも違うみたい。検査の結果、先生の専門である心臓の数値が非常に悪く、すぐに入院すべき状況だということで紹介状を書いてもらい、地域の中核病院に入院しました。若い担当は大学病院から派遣されている心臓専門医で、いろいろな検査の結果、大動脈弁閉塞症という診断で大学病院に紹介状を書いてもらい、そこで経カテーテル大動脈弁治療(Transcatheter Aortic Valve Implantation)という方法で治療・改善が可能だと言われました。

ところが、大学病院では手術の順番待ちの状態で、10月から11月まで待たないといけないとのこと。たぶん、そこまで持たないので、仙台市の某専門病院に紹介状を書いてもらって、幸運にも金曜日に入院、月曜日に手術という素早い対応で、ほとんど閉塞していた大動脈弁も人工弁に置き変えることができました(*1)。今は食欲も戻り、外を歩けるまでになって、たまには外食もしてみたいと言うほどに元気になっています。



こうした経験を通じて感じたことは、次のようなものです。

  • 地域のかかりつけ医院の大切さ。特に、様々な治療の経過を知っていることの大切さ。
  • 病院・医師どおしの連携の大切さ。特に、検査結果のデータを送付してすぐに治療の緊急な必要性を判断できることの大切さ。
  • 専門病院の大切さ。執刀可能な複数の専門医が常駐し、1日に3例も手術が行われているというのは、診断が確定している例であれば、大きなメリットがあります。

そういう観点で見た時、本書のような「手術数の多い病院は良い病院だ」という仮説は、当たっている面がある一方で、情報が一人歩きする弊害もあるように思います。

診断が確定しているのであれば、効率的に手術できる病院があるのはよいことでしょう。でも、「何となく不安だ」という段階でランキングの高い特定の病院に患者が殺到するようなことがあれば、むしろ逆効果な面もあるのではなかろうか。

(*1):リアルタイムに見る経カテーテル大動脈弁治療(TAVI)に感動する~「電網郊外散歩道」2017年7月
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二代目カクノ(白軸)のキャップは乾燥しにくいようだ

2017年10月25日 06時03分34秒 | 手帳文具書斎
パイロットの廉価万年筆「カクノ」の乾燥がはやいことについて、何度か愚痴を記事にしてきましたが、そのときに二代目カクノ(白軸)のキャップをした方は、乾燥しにくいと感じておりました。では、初代グレー軸と二代目白軸のカクノのキャップをオリジナル通りにしたら乾燥の状況はどうなるだろう? と考えて試してみました。



  • グレー軸カクノに「紺碧」インクを吸入したのが8月24日で、その後あまり使用していないのに、ほぼ50日後には目視でインク残量がゼロになっていました。これは、キャップの頭部に穴があるなど小さい子どもの誤飲対策が重視され、乾燥対策があまり重視されていないとみて良いのではなかろうか。
  • 同じ日に白軸カクノに古典ブルーブラックを吸入したものは、インクの減り方がそれほど減っていませんでした。二代目は、インナーキャップ等に乾燥対策を意識した改善がなされているのかもしれません。



CON-70を付けた白軸カクノは、クリップがないのがなんとも残念です。

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山形弦楽四重奏団第65回定期演奏会でハイドン、ベートーヴェン、ヒンデミットを聴く(2)

2017年10月24日 20時53分21秒 | -室内楽
山形弦楽四重奏団第65回定期演奏会の後半は、ヒンデミットのクラリネット五重奏曲です。
楽器配置は、向かって左から1st-Vn(中島光之)、2nd-Vn(今井東子)、Vla(倉田譲)、Vc(茂木明人)、Cl(川上一道)ですが、川上さんは楽器を2本持って登場です。
変ロ調・変ホ調 Op.30という、何というのでしょう、複調とでもいうのでしょうか、前衛的な響きはこのゆえか。
第1楽章:Sehr lebhaft(非常に元気良く)。不協和な始まりですが、弦が騒がしくうごめく中でも、クラリネットの音は不思議に不協和とは感じません。第2楽章:Ruhig(静かに)。Vcの長めのソロに他の弦が加わっていき、不安げな音の展開の中で低音のClが加わり、高音の音色を対比しながら弦と重なっていきます。1st-Vnと2nd-Vnの音色が美しいです。第3楽章:Schneller Laendler(より早いレントラー?)。全5楽章が急緩急緩急という構成になっていますが、真ん中の急にあたる部分のようです。第4楽章:Ariozo, Sehr ruhig.(アリオーゾ、非常に静かに)。2nd-VnとVlaとVcのpizz.の中で、弱音器をつけた1st-Vnが奇怪な音で旋律を。そこに汽笛のようなClの音が高まり、鎮まります。第5楽章:Sehr lebhaft wie im ersten Satz.第1楽章の逆進行だそうです。

演奏後、再び「ブラーヴォ!」の声がかかりました。聴衆の皆さんの大きな拍手に応える山Qの皆さんも川上さんも、やり切ったような表情に見えます。
そしてアンコールは、チャイコフスキー作曲、武満徹編曲の「秋の歌」。こちらはぐっとロマンティックに、でもごく弱い(小さな)音もしっかりと出ているクラリネットに驚き感嘆しながら、静かに充実した音楽を楽しみました。今回も、良い演奏会でした。



いや〜、しかし演奏を終えてもヒンデミットは不思議な緊張感に満ちた音楽です。初めて聴いただけで、強烈な印象を受けましたが、一度聴いたくらいではとても把握できない音楽でもあるようです。実演を聴いたからこそ、もう一度聴いてみたい! 昔ならば、必死でCDを探すところですが、今はネットですぐに探すことができます。いい時代と言ってよいのか……、素人音楽愛好家としては、すごい時代となったと言うべきでしょうか。

HINDEMITH, Clarinet Quintet, Op.30

演奏は、Dmitry Rasul-Kareyev (clarinet), Sergey Ostrovsky (violin), Yumi Kubo (violin), Tsubasa Sakaguchi (alto), Stephan Rieckhoff (cello).

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山形弦楽四重奏団第65回定期演奏会でハイドン、ベートーヴェン、ヒンデミットを聴く(1)

2017年10月23日 18時10分53秒 | -室内楽
前線をともなって大型の台風21号が近づき、すでにかなりの量の雨降りとなっていた日曜日、衆議院議員選挙の投票を済ませて山形市の文翔館に出かけました。大雨にもかかわらずかなりの人数が集まっており、なんだか女子高生らしい制服姿の人たちも混じっています。高校のオーケストラ部か、それともクラリネットの川上一道さんのファンの吹奏楽部員でしょうか、こういう室内楽演奏会に若い人たちの姿が見られるのは、たいへん嬉しく心強く思います。



山形大学の学生(Vn:松井陽菜代)とOG(Vla:三浦奈々)の2人によるデュオで、J.S.バッハの「ヴァイオリンとヴィオラのためのインヴェンション?」から四曲を演奏したプレコンサートも、進歩を感じます。

今回のプレトークはチェロの茂木明人さんで、開演前にヒンデミットについて補足説明をしてくれました。実はヒンデミット自身が演奏者としてかなりの腕前で、自作の第2番の弦楽四重奏曲を初演するために、アマール=ヒンデミット弦楽四重奏団を結成して演奏活動もしていたとのことです。今回のクラリネット五重奏曲は、1923年に作曲されていますので、文翔館議場ホールが建てられた頃とほぼ同時代だそうです。大正時代の雰囲気は、実はかなりモダンだったのかもしれません。

さて、今回のプログラムは、

  1. ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.64-1
  2. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
  3. ヒンデミット:クラリネット五重奏曲 Cl:川上一道

というものです。例によって、ステージ上は向かって左から、1st-Vn:中島光之さん、2nd-Vn:今井東子さん、Vla:倉田譲さん、Vc:茂木明人さん、という楽器配置です。

最初の曲目、ハイドンの弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.64-1 は、いろいろと専門的・技術的な工夫はあるのでしょうが、大雑把に言って、明るくバランスの良い音楽と聴きました。第1楽章:アレグロ・モデラート。第2楽章:メヌエット、アレグレット・マ・ノン・トロッポ~トリオ。第3楽章:アレグレット・スケルツァンド。第4楽章:フィナーレ、プレスト。けっこう長くハイドンのカルテットを聴いていますので、ごく自然に、空気のように(^o^)楽しみました。



続いてベートーヴェンの弦楽四重奏曲第4番、ハ短調のOp.18-4 です。若いベートーヴェンが心血を注いだ6曲からなる曲集で、他の5曲は長調なのに、この曲だけが短調でかかれています。第1楽章:アレグロ・マ・ノン・タント。Wikipediaの解説にはピアノソナタ第8番「悲愴」を連想させるとありますが、そう言われればそんな気もします。第2楽章:アンダンテ・スケルツォーソ・クワジ・アレグレット。オペラで言えばレシタティーフの場面みたいなものでしょうか。第3楽章:メヌエット、アレグロ~トリオ。トリオ部で、始まりの部分を再現するところの曲想の転換が見事です。第4楽章:アレグレット~プレスティッシモ。1st-Vnの嘆きや焦りを受け止める2nd-Vnの主題が、いいなあ。Vc~Vla~2nd-Vn~1st-Vnへと受け渡されるところも、勢いがあって、とてもおもしろい。内的な充実が次第に速度を増して行き、フィナーレに。いいなあ! ブラーヴォ!が出ました。同感です。

ここで、15分の休憩となります。(明日へ続きます。)

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10月のリンゴ「紅将軍」を収穫する

2017年10月22日 06時03分58秒 | 週末農業
雨模様が続く時期ですが、土曜の午前中はなんとか曇り空で、雨降りにはなりませんでしたので、10月のリンゴ「紅将軍」の収穫を行いました。亡父が矮性の台木の苗木を選んで植えたものですので、樹高があまり大きくならずにいます。



当然のことながら収穫量は自家用程度ですが、この「紅将軍」という品種は「ふじ」の早生種のような位置づけだけに、比較的保存性がよろしいようです。



全部をもいでしまい、今年のリンゴの収穫は全部終わりました。



午後からは雨模様となりましたので、コーヒーで休憩としました。音楽は、スメタナ四重奏団で、ベートーヴェンの弦楽四重奏曲第4番、Op.18-4を。今夜の山形弦楽四重奏団第65回定期演奏会の予習です。

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アタシはそんなに訛っていないワ!

2017年10月21日 06時04分20秒 | アホ猫
ねえねえ、ちょっと聞いて! 最近、ご主人が「山形弁の犬」の話をしていたのよ。それを聞いて、奥さんも興味を持っちゃって、パソコンで「山形弁 犬」で検索したらしいの。それが、これよ。

山形弁の犬(まとめ)


ちょっと、この犬たちの訛りよう、相当よね。アタシたちはここまで訛っていないと思うわ。まあ、犬だからね~。アタシたちみたいに、上品にお話できないんだと思うわ。えっ、山形弁の猫もいるの? カラスの話をしてたって? やーね~。ほだな(*)、猫族の恥さらしだわ!

(*):そんなの、という意味。



山形弁ネイティブの立場で言いますと、この山形弁は、ほぼ80代くらいのお婆さんの口調を正確に再現したみたいなものです。ここまで純粋な山形弁は、最近はなかなか耳にすることが難しくなりました。それとも、犬の世界ではきちんと保存されているのでしょうか。伝統的山形弁保存犬として登録すべきかもしれません(^o^)/

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同窓会の案内状の宛名を印刷する

2017年10月20日 06時02分32秒 | 手帳文具書斎
秋になって、同窓会総会などの案内状が届くようになりました。卒業した大学の同窓会でも、今年も予定をしているようで、総会の案内状に宛名を印刷する仕事が発生。これまで蓄積したデータがありますが、近年の若い人たちのものは手付かずで、なんともなりません。個人情報の保護はもちろん大切なことですが、同窓生の名簿管理担当の立場から言うと、文字通り「痛し痒し」です。

でも、わかっている範囲でデータを元に宛名を印刷。こういう仕事には、レーザープリンタの速さが有り難いです。以前は、タックシールを使って宛名ラベルを作り、ペタペタと貼る作業をしていましたが、近年は直接に印刷してしまいます。たしかに、この方が無駄な手順がなくて能率的です。タックシールは、透明な袋状の封筒にビジネス用途で使うくらいで、使用する場面はだいぶ減少しているようです。

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もうすぐ山形弦楽四重奏団第65回定期演奏会

2017年10月19日 06時04分45秒 | クラシック音楽
こんどの日曜日、10月22日には、総選挙の投票日でもありますが、山形弦楽四重奏団の第65回定期演奏会が開催される日でもあります。今回のプログラムは、

  1. ハイドン:弦楽四重奏曲 ハ長調 Op.64-1
  2. ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第4番 ハ短調 Op.18-4
  3. ヒンデミット:クラリネット五重奏曲 Cl:川上一道

というものです。
とりわけ、川上一道さんのクラリネットで、ヒンデミットの五重奏曲というのが興味深い。こうした近現代の室内楽を生で聴ける機会は少ないだけに、これは楽しみです。
山形市の文翔館議場ホールにて、17時45分開場、18時~プレコンサート、18時30分開演。

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中字のプレッピーを諦め、カスタム・グランディを古典BB用に復活させる

2017年10月18日 06時01分09秒 | 手帳文具書斎
細字のプレッピーは順調なのですが、私の手元にある中字(M:0.5mm)のプレッピーはやっぱり不調です。インク色は薄いし、不安定でかろうじて途切れずに書けているという印象です。この個体は、どうもハズレだったようだと見切るのが良さそう。これはやはり、プラチナ古典ブルーブラック専用の中字の万年筆を用意するのが賢明みたいです。

ということで、業を煮やして奥の手を繰り出すことにしました。今まで休眠させていたパイロットのカスタム・グランディ(M)を、古典BBで使うことにしました。コンバータCON-50は容量の面で不満が残るけれど、いざとなったら空のカートリッジで使うことにして、今は空のカートリッジが手元にないので仕方がありません。

文字の太さは、モンブランのマイスターシュテュック149(M)と同等か、やや細めという程度でしょう。全く同じボトルインクを使っているのに、三本の万年筆で書いた文字の色が明らかに違います。中字のプレッピーの色が薄いです。



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香月美夜『本好きの下克上』第1部「兵士の娘」第II巻を読む

2017年10月17日 06時04分13秒 | -香月美夜
ギルベルタ商会のベンノの後援を得て、紙作りにトライすることになったマインとルッツは、和紙作りの手法で紙を作ることにします。いろいろな材料を試すうちでなんとかモノになりそうなのがフォリンで、偶然に高級紙に使えそうなことがわかったのがトロンベという木の若枝でした。ところがこのトロンベというやつが実に物凄い。マインが手に持っただけで種が成長し、土の上にはじけるとみるみる成長するというのですから、ジャックと豆の木も真っ青、まさに魔木と皆が恐れるだけのことはありますが、マインはまだトロンベの本当の怖さを知らないようです。

ただ、失敗もありました。前世の記憶を持つマインは、ルッツの前で紙作りを「前にやったことがある」と言ってしまうのです。虚弱なマインがどこでこういう知識を得たのだろうと疑問に思っていたルッツは、

「…お前、誰だよ?」

と問うのです。このあたりのやり取りが、実に良いですね〜。

紙作りに目処が立って、髪飾りとともに見本を持って行くと、ベンノは新しい植物紙に合格を出し、ルッツを見習いに採用するとともに、「マインが作ったものをルッツが売る」という形で契約魔術を行い、商業ギルドに連れて行って仮登録を行います。これで、洗礼前の二人も売買ができる資格を得ます。

商業ギルドのギルド長は、ギルベルタ商会のベンノとは犬猿の仲ですが、マインの髪飾りに興味を示し、溺愛する孫娘のフリーダのために、新しい髪飾りを注文します。フリーダの髪飾りは、髪や衣装の色に併せた特注品とすることを主張したために、マインはギルド長の家を訪れ、フリーダと会って注文を受けますが、商売の才能を持ち、金貨を数えるのが趣味というフリーダは早速マインをロックオンします。それはそうでしょう。立体的髪飾りだけでなく、紙がつるつるになる「リンシャン」の製法を知っていて、出回って間もない砂糖を使ったお菓子カトルカールの製法まで知っているマインは、フリーダにとってはよだれが出るほど欲しい人材なのです。しかも、同じ年頃で同じ「身食い」という病気を持った少女どうしなのですから、フリーダがマインに強い興味を示すのは当然の成り行きでしょう。

マインが頑張り過ぎると熱を出して倒れるというのは定番の「事件」ですが、どうも今回の倒れ方は重大事態のようで、突然に意識を失ったマインを、ベンノはギルド長の家へ運べと命じます。さて、マインの命はどうなる?



「Do It Yourself」中心から、物語はしだいに広がりを増していきます。様々な工房に注文して製品を完成させ、それを売る方向へ、一歩ずつ進み始めます。それにしても、初めてファンタジーな世界を感じさせた「契約魔術」に必要な血判が痛そう(^o^)/
ワタクシにはとても住めそうにない世界です(^o^)/
でも、お話の流れが実にスムーズで、中高年でも楽しめるファンタジーとなっており、実に面白いです。

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