電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

仲良し同窓会で幹事役をする

2018年05月26日 08時12分17秒 | 季節と行事
最近は年二回の開催がすっかり定着した高校時代の仲良し同窓会ですが、今期は当方が幹事を引き受けております。前幹事からUSBメモリーを引き継ぎ、データも万全のはず。会場となるお店も予約済み、葉書による返信も順調に到着して、開催を待つばかりとなりました。一緒に幹事を引き受けた某さんに挨拶をお願いしましたので、当方は安心して事務的雑務を引き受けております。

今朝は、早朝からモモの防除を実施しました。先日、草刈りを済ませていますので、足場が良いので助かります。ボタンの花が終わり、現在、赤いシャクヤクが花盛りです。風呂に入り、朝食の後にコーヒーで一服して、ブログを眺めております。最近の閲覧者数の増加には驚くばかりです。読んでいただいている皆様に御礼を申し上げます。

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過去の記憶~コンピュータ導入と労働

2018年05月25日 06時05分24秒 | コンピュータ
若い頃、OA化によって人件費が削減できるという理由で、職場にコンピュータが導入されたところが多くありました。当時、コンピュータ化の進行について、将来予測をするように言われ、文章にまとめたことがありました。当時の私の論点は二つ。

  1. コンピュータの導入により、定型的な単純作業は自動化・無人化が進み、これに従事する人が減らされるが、実際は給料の安い若い世代が中心のため、人件費削減の効果はあまり大きくない。
  2. 定型的な単純作業が機械化自動化され、人が減る結果、非定型的な業務を少数の人間で対応せざるを得なくなり、労働の高密度化が進む。

と予測しました。
私の予測は、当時の上司には受けが悪く、とくに二番目の評判が悪かった。たぶん、コンピュータ導入に対して消極的な意見を利すると判断されたのでしょう。

現在の観点から見た時、実際はどうだったのだろう。まったくの理系人間ですので、そういう語があるかどうかは不明ですが、「労働社会学」的な観点で実証的に分析したら、たぶん当たっている面があるのではないかと思います。私自身は、コンピュータ導入には賛成、単純な人減らしには慎重という立場でしたので、いずれにしろ本流にはなりえないものだったとは思いますが。
AIやロボットが現実の話題になる現代、どうもまた同じようなことが起きているのかもしれません。

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香月美夜『本好きの下剋上』第三部「領主の養女I」を読む

2018年05月24日 06時04分01秒 | -香月美夜
TOブックス刊の単行本で、香月美夜著『本好きの下剋上』第三部「領主の養女I」を読みました。他領の貴族と組んで平民の身食いであるマインを売り飛ばそうとした神殿長らに対抗し、貴族への反逆の罪に問われそうになったところを、領主の養女となることで自分と家族を救うこととしたのが前巻までのあらすじでした。

本巻では、上級貴族である騎士団長カルステッドとその夫人エルヴィーラの間の娘ローゼマインとして洗礼を受け、さらに領主ジルヴェスターの養女として披露目を行います。洗礼式の際の祝福返しで示した途方もない魔力の量に貴族たちは驚きますが、なに、その程度はまだ序の口。ローゼマインの本領発揮はこの後です(^o^)/

なにせ、リンスインシャンプーや料理のレシピ、天然酵母に紙作りや印刷技術と、話題には事欠きません。イタリアンレストランで美味しい料理を食べたと思ったらハッセの町で小神殿を作り孤児たちを引き取る話に急転。エルヴィーラの後押しで開催することとなったフェルディナンドのチャリティ・コンサートでは、ガリ版印刷による美麗イラストがご婦人方のハートをわしづかみにするというエピソードも笑えます(^o^)/
このあたりは、完全にアイドル追っかけギャル的感覚の展開で、作者が楽しんで書いているのが見え見えです(^o^)/



ちょっとだけツッコミを入れると、ガリ版印刷のためにヨハンに鉄筆を作ってもらったのはわかりますが、鉄筆と違いガリ版のヤスリ板を作るのってそう簡単ではないはず。このあたり、ガリ版現役世代だった当方は、ヤスリ版にも用途に適した種類があったこと、斜Cや方Bなどの種類があったことが書かれてないぞと、自慢げにツッコミを入れたくなるところですね~(^o^)/



孤児院の天使ヴィルマが使うヤスリ版は、文字用の斜Cではなく、おそらく絵画用か方Bあたりが適するだろうし、鉄筆もふつうの鉄筆のほかに、つぶし用の平らなものが必要になるはず。ガリ版で研究発表用の資料を作り、文章と図版を切った経験豊富な中高生時代を送った元・科学少年は、「ガリ版」という言葉にピピっと反応してしまいます。

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行きつけの書店に香月美夜『本好きの下剋上』第四部第Ⅲ巻を予約する

2018年05月23日 06時04分23秒 | 散歩・外出・旅行
仕事を終えた帰り道、スーパーに立ち寄り、レモンやミニトマトや珈琲などを買い物したついでに、書店で来月刊行予定の本を予約してきました。中高年には少々気恥しいライトノベルで、香月美夜著『『本好きの下剋上』第四部「貴族院の自称図書委員Ⅲ」です。
WEB ではすでに完結しており、当方も読了しているのですが、紙の本で読む自由さはまた別のものです。全巻完結まではまだまだかかりそうですが、面白く読んでいますので、息長く刊行を続けてほしいものです。

もう一つ、講談社文庫の新刊で、樋口直哉著『星ヶ丘高校料理部・偏差値68の目玉焼き』が目に留まり、購入してきました。冒頭の「正しい目玉焼きのしかた」が面白そうで、自分で試してみようと思ったという、なんとも笑える理由です(^o^)/

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いただいたホヤをさばく

2018年05月22日 06時03分06秒 | 料理・住まい
某さんから、ホヤをいただきました。見かけはブサイクですが、味は新鮮な海の幸です。魚はさばけるのに、ホヤは苦手だという妻からの依頼で、包丁を握りました。念の為に、もう一度ホヤのさばき方をネットで復習。

殻つきほやのさばき方


ふむふむ、おおむね記憶通り。要するに黒い内臓、消化管とその中身を残さないようにすることがポイントみたいです。

献立としては、今の季節ですので、ジャバラ切りのキュウリとともに酢の物にしていただきました。美味しかった〜!




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山形交響楽団第269回定期演奏会でモーツァルト、シューマンを聴く

2018年05月21日 06時01分16秒 | -オーケストラ
朝にはカッコウが啼き、いかにも初夏という日差しがまぶしい日曜の午後、山形交響楽団第269回定期演奏会にでかけました。プログラムは、

  1. モーツァルト/交響曲 イ短調「オーデンセ」K.Anh.220/16a
  2. モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 ダニエル・オッテンザマー(Cl)
  3. シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」作品97
     指揮:飯森範親、演奏:山形交響楽団

というものです。




開演前のロビー・コンサートは、モーツァルトのオーボエ四重奏曲K.370より、第1・第3楽章を、柴田祐太(Ob)、中島光之(Vn)、田中知子(Vla)、渡邊研多郎(Vc)の演奏で。いい曲ですので、もう一度、文翔館あたりでじっくり全曲を聴きたいところです。





プレトークでは、飯森さんと西濱事務局長の他にもう一人、女性がステージに立ちました。おや、通訳の人かなと思いましたら実は違っていまして、協賛していただいている(株)ジョインセレモニーの方でした。山響にいろいろな企業が協賛していただけるのはたいへんありがたい。中高生を演奏会に招待してくれている山形食品さんも、地道な活動ですが、山形の音楽文化への貢献は大きなものがあると思います。



さて、1曲めはモーツァルト作曲かどうか疑問もあるという、交響曲イ短調「オーデンセ」です。楽器編成と配置は、左から第1ヴァイオリン(6)、チェロ(3)、ヴィオラ(4)、第2ヴァイオリン(6)、左奥にコントラバス(2)、正面奥にホルン(2)、オーボエ(2)、ファゴット(2)というもので、だいぶ縮小した編成となっています。ホルンはナチュラルタイプ。ここで演奏される音楽も、「モーツァルトの作品? そうみたいでもあるし、ちょっと違うようでもあるし…」というものです。めったに聴けない曲を聴いて、ちょいと得した気分(^o^)/

2曲めは、間違いなくモーツァルトの作品で、晩年の傑作の一つ「クラリネット協奏曲」イ長調K.622です。楽器編成は弦楽が 6-6-3-4-2 で、これにナチュラルタイプの Hrn(2)、Fl(2)、Fg(2)が加わります。登場したソリストのダニエル・オッテンザマーさんはウィーン・フィルの首席クラリネット奏者で、黒いジャケットに黒いズボン、でも中は黒いTシャツ? 31歳、スラリとした長身の演奏家です。
演奏は、クラリネットの弱い高音と強い低音を対比させるなど、安定した弱音のコントロールが見事な演奏です。ごく弱い音を効果的に生かす独奏者に寄り添う山響の演奏も、実に立派なものでした。
オッテンザマーさんのアンコール、どこかで聞いたことのあるフレーズが出てきましたが、曲目は不明。

ここで15分の休憩です。

プログラム後半は、シューマンの交響曲第3番「ライン」です。
楽器編成は、8-7-5-5-3 の弦楽セクションに、Fl(2)、Ob(2)、Cl(2)、Fg(2)という木管セクション、そしてHrn(5)、Tp(2)、Tb(3:うち1はBass-Tb)、そしてTimp.というもの。目に付くのはバルブ付きの5本のホルンと、バロックタイプではない、見慣れた現代のティンパニです。
現代楽器によるシューマン、輝かしい交響曲「ライン」。いいなあ、この幸福なシューマン。5本のホルンが、そしてトロンボーンがホールに響き渡るのは、実に壮麗、壮観。晴れやかな活力に、第4楽章の重々しさもいい味です。通勤の音楽でも、飯森+山響のこの曲のCDにひたっておりましたが、実にいい曲、いい演奏ですね〜。

終演後は、山響のヤンネ舘野さんのCDを購入してきました。"Janne Plays Sibelius" というタイトルの、Martti Rautio(Pf) さんとの、ヴァイオリンとピアノの二重奏です。(ZIM-1801)




ところで、今回もモーツァルトではホルンなどでピリオド楽器で演奏しているのに、シューマンの交響曲第3番「ライン」だけはなぜ現代楽器なのか?

この疑問に対する答は、飯森範親指揮山形交響楽団の同曲の録音(CD:OVCX-00067)に添付されたリーフレットに、飯森さん自身が書いていました。シューマンの交響曲が作曲された年代は、1841年に交響曲第1番「春」と後に第4番となるニ短調交響曲、1846年に第2番、最後が1850年の第3番「ライン」という順番のようですが、この期間は、「管楽器の機能が飛躍的に改良され始めた時期と重」なり、第4番、第1番、第2番は「バルブの付いていない金管楽器を想定し作曲されたことがスコアから推測することができ」るが、「3番に関しては既に近代の楽器に近い形になった物を試そうと思ったのではないかと想像できる箇所がある」ために、他の曲ではピリオド楽器の金管とティンパニを用いるけれど、奏法はピリオド奏法を駆使しつつ、「第3番では現在の仕様のそれらの楽器を用いての演奏」としているとのことです。

楽譜上の専門的なことは、当方には見当もつきませんが、曲想にあっているかどうかを考えれば、現代楽器の音色の華やかさ、輝かしさは、この曲にふさわしいものと感じます。


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職場用のプラチナ古典BBインクも残量が半分以下に

2018年05月20日 06時04分24秒 | 手帳文具書斎
自宅用のプラチナ古典ブルーブラック・インクのボトルが、残量がわずかになったために、旧容器に移した話を、先ごろ記事にしました(*1)。もうひとつ、職場に置いている二個目のボトルの残量も、半分以下に減ってしまっていました。プレッピーやカクノ等で常用していますので、減っているとは予想していましたが、消費の早さは予想以上です。ふだんはキーボードとディスプレイとで対処できますが、ペンとインクで書き留める内容が意外に多いということでしょう。コピー用紙を含めて、多様な紙に書いても裏抜けや滲みがないという汎用性が決め手となって、手描きのものがほぼプラチナ古典BBで対処できるというのが、大きな理由です。



このインクは、乾燥しやすいペンとは相性が悪く、書き出しが渋くなる傾向がありますが、毎日常用するペンならば、なんとか大丈夫ですし、スリップシール機構を持つプラチナ社の製品のように、乾燥しにくいペンならばいつでもスムーズに書き出すことができます。そんなわけで、このインクをたいへん重宝しています。コスト的には厳しいのかもしれませんが、プラチナ社には頑張って製造を続けてほしいと願っています。

(*1):ボトルインクを使い終えるとき〜「電網郊外散歩道」2018年5月

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明日は山響第269回定期演奏会の予定

2018年05月19日 06時02分40秒 | 散歩・外出・旅行
明日の日曜日は、午後3時から、山響こと山形交響楽団の第269回定期演奏会の予定です。今回のプログラムは、

  1. モーツァルト/交響曲 イ短調「オーデンセ」K.Anh.220/16a
  2. モーツァルト/クラリネット協奏曲 イ長調 K.622 ダニエル・オッテンザマー(Cl)
  3. シューマン/交響曲 第3番 変ホ長調「ライン」作品97
     指揮:飯森範親、演奏:山形交響楽団

というものです。ウィーンフィル首席のオッテンザマーさんのクラリネットを聴くことができるというのも楽しみですし、大好きなシューマンの「ライン」を聴けるのは嬉しい。週間天気予報では、土曜日は雨マークが残りますが、日曜日には回復するようです。果樹園の草刈りを済ませて、駐車場対策に早めに出かけたいところです。

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カシオがコンパクト・デジタルカメラから撤退

2018年05月18日 06時02分39秒 | Weblog
先ごろ、スマートフォンの普及でコンパクト・デジタルカメラの市場が縮小し、大きな赤字を改善する見通しが立たないということで、カシオが事業撤退を選択したという報道がありました。そういえば、デジタルカメラを使い始めたのはだいぶ新しく、Exlim の登場の頃でした。その後、ずっとカシオ製品を使ってきましたので、なんとなく寂しい限りです。ブログ用の写真も、スマホではなく、デジカメで撮影しており、PHS とコンデジの愛用者なんて絶滅危惧種みたいです(^o^)/



たしかに、二台の機器の充電状況に気を配るよりも、スマホ一台に注意していればよいのだから、ある面では楽なのかもしれません。とはいえ当面は、小さくて軽くて操作性もなじみがある現用のデジカメを大事に使うことにしましょう。

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三浦しをん『まほろ駅前番外地』を読む

2018年05月17日 06時05分16秒 | 読書
文春文庫で、三浦しをん著『まほろ駅前番外地』を読みました。『まほろ駅前多田便利軒』の続編というか、サイドストーリーのような位置づけのようです。

第1話:「光る石」
第2話:「岸良一の優雅な日常」
第3話:「思い出の銀幕」
第4話:「岡夫人は観察する」
第5話:「由良公は運が悪い」
第6話:「逃げる男」
第7話:「なごりの雪」

現行作品の場合、あらすじを忠実に追うとネタバレになってしまいますので、読んだ人ならわかるかも、というような形でコメントしたいと思います。

第1話:こういう女性の競争心、対抗心って、コワイですね〜(^o^;)>poripori
第2話:どんなに日常が優雅であろうと、千枚通しをほほに突き刺すようなこういう残虐性はキライです。作者の感性は、どうも人畜無害なワタクシとは合わない面があるようです(^o^;)>poripori
第3話:曽根田のバアちゃんの若い頃の話。
第4話:高校の同窓会の件で多田と行天が仲違いをし、岡家の依頼仕事で岡夫人に仲裁され叱られる話。ふーむ、岡夫人は作者の理想像なのかも。
第5話:これも都会の裏面の話。当地のようなど田舎では無縁の世界。
第6話:依頼内容が遺品の整理でも、ここまで徹底していると、異常性が際立ちます。まだ若い未亡人は、敏腕女社長。刑事コロンボなら事件性を嗅ぎつけるところでしょうが、このお話ではそうではなかったようです。
第7話:どうもこの1編の中に、次の『まほろ駅前狂騒曲』の発端があるようです。



本作における作者の基本は「逆説」なのかもしれません。本当はこうだった、みたいな逆説を物語として具体化する実験なのでしょうか。面白いのだけれど無理があると感じる面もあります。逆説のほうが本当らしいと思えるのは、若いうちだけなのかも。

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棺の中に入れる本

2018年05月16日 06時05分54秒 | Weblog
従兄の入棺に際し、残された家族が思い思いの品を棺の中に入れていました。奥様は愛用の普段着を、喪主をつとめた長男は藤沢周平著『密謀』の文庫本上下巻を入れていました。息子が父親の愛読書を知っていて棺の中に入れてくれるというのは、親子の関係をしのばせるもので、少々しんみりしてしまいました。



帰路、すっかり水が入った田んぼに蛙の合唱がかまびすしく、まさに「天に聞こゆる」ほどでした。従兄の魂というものがあるのならば、おそらくはまだ幽冥の境あたりをうろうろしているところかもしれず、今頃は静かに遠田の蛙の合唱を聴いているのかもしれません。

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従兄の急逝に驚く

2018年05月15日 06時04分39秒 | Weblog
昼休み、携帯電話に妻から連絡が入りました。従兄が急逝したとのこと。驚きました。昨年、母堂の葬儀を済ませたばかりで、今年は一周忌かと心づもりをしていたところでした。早すぎる! 近いうちに、「いとこ会」をやりたいねと話していたのに。

そういえば、愛煙家でした。「やめたら」と言っても、「自分は大丈夫」と答えていました。健康には自信があったようです。けれど、我が亡父が80歳の時に述懐していた言葉が忘れられません。

あの戦争でも、同級生の半分は生き残った。だが、煙草飲みで80歳まで生き延びた者は、一人もいない。

病気は、肺門付近の癌だったらしい。やはりそうなのですね。奥さんが、義母の一周忌と夫の葬儀と、どうしたらいいものかと途方にくれていました。お気の毒でなりません。今日は入棺、明日は告別式となります。


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この週末、農作業の記録は

2018年05月14日 06時02分55秒 | 週末農業
先週の前半は雨降りで全国的に寒い気候でしたが、後半は持ち直して、暖かく良いお天気になりました。特に土曜日は、まったく週末農業日和。朝から早起きしてサクランボの満開後10日を目安とする灰星病等の防除に従事。抗菌剤を主体として、動力噴霧機で丁寧に手散布をします。オイルの給油の件は、オイル補給口が開かずに断念、とりあえず注油口から多めに注油しておきました。後日、オイル補給口を開けるべく道具を工夫してみる予定。



防除衣を着てゴム手袋をし、防除マスクと保護メガネをして風上から噴霧しているとはいうものの、消毒液の霧の中を歩きまわるわけですので、頭からシャワーを浴びて洗い流し、お風呂に入って一安心。朝食後、くたびれたのでお昼寝をしたら、目が覚めたのが午後2時頃でした。午後はFMラジオを聴きながら少しだけ桃の整枝をします。



翌日の日曜日は、午前中に果樹園の草刈り。写真のように、果樹園の入口に亡父が植えた季節の花を眺めながら、自走式草刈機できれいに草刈りをしました。これで、今後の管理作業の足場がぐっと良くなります。サクランボ「佐藤錦」は、ただいまこんな状態です。



日曜の午後は、友人の父君の葬儀に参列。老母と同い年だったのか。このことは黙っていよう(^o^;)>poripori
妻は地域行事にかり出されて疲労困憊の模様。代わって夕食を作りました。味噌汁が好評だった。

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モーツァルト「ピアノ協奏曲第25番」を聴く〜田部京子(Pf)と飯森・山響で

2018年05月13日 06時01分13秒 | -協奏曲
このところ、通勤の音楽として、モーツァルトの「ピアノ協奏曲第25番」ハ長調K.503を聴いておりました。この週末には、自室のステレオ装置で聴いております。田部京子さんのピアノ、飯森範親指揮山形交響楽団の演奏で、CDはオクタヴィア・レコードから発売されており、型番は TRITON:OVCT-00130 です。同じ顔ぶれで、2017年3月、山響第259回定期演奏会で実演を聴いています(*1)が、このときのライブ録音のようです。

第1楽章:アレグロ・マエストーソ。冒頭の音のバランスが、実に充実した、快い響きです。これは、おそらくナチュラルタイプのホルンやトランペットを採用した効果の一例でしょう。弦の澄んだ音はごく自然で、音楽の陰影も的確に描きます。古楽の影響を受けている時代とは言え、テンポはそれほど速すぎることはありません。カデンツァは田部京子さん自身によるものだそうですが、現代的な感性で内に光を照射するような見事なもので、実演でも聴き惚れたものでした。
第2楽章:アンダンテ。ゆったりした主題、ナチュラル・ホルンの音色ののどかさが好ましいものです。そっと入ってくるピアノの優しさが、例えば大きく下降する音階を魅力的にしています。
第3楽章:アレグレット。軽快なロンド主題で始まり、どこか祝祭的・典礼的な雰囲気があります。



この曲については、ほかにレオン・フライシャー(Pf)とジョージ・セル指揮クリーヴランド管による1959年の録音や、アンネローゼ・シュミット(Pf)とクルト・マズア指揮ドレスデン・フィルハーモニー管による1972年の録音(*2)などを聴いております。今はパブリック・ドメインになった、フライシャーとセル・クリーヴランド管による格調高い演奏も、20世紀の大オーケストラによる演奏として格別に素晴らしいものです。

参考までに、演奏データを示します。
■田部京子(Pf)、飯森範親指揮山形交響楽団
I=16'03" II=7'40" III=8'54" total=32'37"
■アンネローゼ・シュミット(Pf)、マズア指揮ドレスデン・フィル
I=14'11" II=6'48" III=9'43" total=30'42"
■フライシャー(Pf)、セル指揮クリーヴランド管
I=14'30" II=7'27" III=7'57" total=29'54"

(*1):山響第259回定期演奏会でベートーヴェン、モーツァルト、ラターを聴く〜「電網郊外散歩道」2017年3月
(*2):モーツァルト「ピアノ協奏曲第25番」を聴く〜「電網郊外散歩道」2008年10月



ところで、オクタヴィア・レコードから発売されたこのCD、ケースの開け方が普通と逆。もしかしたら、左利きの人のためにわざとこういう形を取ったのかも。それはまだ良いのだけれど、添付のリーフレットにある「田部京子さんの演奏に寄せて」という広瀬大介氏の文章は、協奏曲の演奏について書きながら、オーケストラに触れた部分が

協奏曲では、オーケストラにも田部さんの世界観を共有してもらうべく、圧倒的なエネルギーに満ちた音がオーケストラへと向けられている感があったが(後略)

というところだけでした。え〜っ!

なんだかこの感じは、既視感があります。そうだ、カサドシュのピアノについて延々と語りながら、ジョージ・セルとコロムビア交響楽団の演奏については、わずかに1段落、15行だけしか触れていないという、あれ(*3)と同じだな!

(*3):カサドシュとセルによるモーツァルトのピアノ協奏曲のLPで指揮者はどう扱われていたか〜「電網郊外散歩道」2008年11月
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三浦しをん『まほろ駅前多田便利軒』を読む

2018年05月12日 06時02分11秒 | 読書
文春文庫で、三浦しをん著『まほろ駅前多田便利軒』を読みました。だいぶ前に、図書館で単行本を借りて読み終えています(*1)ので、今回は再読になります。なんとなく記憶にありましたが、まったく忘れているところもありました。構成は、

第1話:「多田便利軒繁盛中」
第2話:「行天には、謎がある」
第3話:「働く事は、満身創痍」
第4話:「走れ、便利屋」
第5話:「事実は、ひとつ」
第6話:「あのバス停で、また会おう」

というものです。

主人公:多田啓介は、子供を亡くし離婚歴のある、中年とまではいかないがもう若いとは言い難い年齢の便利屋稼業。曽根田のバアちゃんを見舞うという「仕事」を請け負い、帰りに高校時代の同級生・行天を拾います。この行天君、なんとも仰天な性格と言動ですが、やっぱり離婚歴があり、子供が一人いるみたい。

で、東京の南西部、神奈川県に接する架空の街まほろ市で、多田と行天の同級生コンビが様々な依頼を請け負い、なんとか解決していくという流れになっています。登場するのが娼婦やチンピラ、ヤクザ、可愛げのない小学生、偏屈老人に行天の元妻の医師、というもので、いずれも一筋縄ではいかない顔ぶれです。

これがパブリックドメインになっている作品ならば、盛大にネタバレでも良いのでしょうが、現行作品ならばそういうわけにもいかないでしょう。なかなかおもしろかった、とだけ記しておきましょう。



個人的には、タバコを意味ありげに描くシーンはあまり好きではない。若い頃、長く続く咳に苦しんでいる時に、もうもうと紫煙うずまく部屋での会議を強制され、会議中禁煙を提案してもあっさり否決された(*2)のを根に持っているわけではない……いや、あるな(^o^)/
このシリーズの表紙にタバコの絵が登場するのは、某タバコ会社から宣伝費用でも出ているのでしょうか(^o^)/

(*1):自分で購入する本と図書館から借りる本〜「電網郊外散歩道」2014年5月
(*2):岩波新書で小林博著『新版・がんの予防』を読む〜「電網郊外散歩道」2009年3月
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