電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩。時々は実際に散歩を楽しみます。

単色軸のJetstreamが珍しく中途で書けなくなった

2020年07月07日 06時01分34秒 | 手帳文具書斎
耳鼻科通院のついでに買い物に立ち寄り、農作業用のシューズを購入してきました。税込で約2,200円。



そのときたまたま持っていたボールペンでメモしようと思ったら、途中でインクが切れました。オレンジ色のJetstreamラバー軸に入れた単色芯です。おかしいなと思い、インク量を確かめたら、2016年12月に交換してからまだ1.5cmほどしか使っていませんでした。



油性の Jetstream の単色芯が中途でインク切れなんて珍しい。おそらくは、落っことしてボールを破損していたか、PowerTank と勘違いして上向き筆記してしまったか、何かしら不適切な使い方をしてしまったのだろうと、潔く諦めて1.0mm 単色芯に交換しました。ジェットストリームの単色芯の交換は、ずいぶん久しぶりな気がします。



そういえば、このところ演奏会にも行けていないので、速記に近いスピードのメモ用に、ジェットストリームの出番もなかったかもしれません。



九州地方の豪雨被害は、だいぶ大きいようです。お見舞い申し上げます。
温暖化にともなう極端現象の一例なのでしょうけれど、やっぱり治水は大切だなと痛感させられます。コンクリートが人を守る面もある、ということか。



もう一つ、山響ライブ配信のお知らせが入っていました。本日19時、「カーテンコール」から、Beethoven シリーズのスタートのようです。
https://curtaincall.media/yamakyo.html
曲目、演奏者等は、こちら

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東洋経済新報社の「住みよさランキング」2020年版の変更点

2020年07月06日 06時01分36秒 | Weblog
東洋経済新報社が各種公的指標をもとに作成し発表する「住みよさランキング」は、様々な都市の「住みよさ」を数値化しようという試みのようですが、これまではどうも北陸や東北地方の日本海側など、豪雪地帯の都市が住みよい街にリストアップされるという傾向があり、生活実感との乖離が感じられて、なんだかなあとあまり感心しませんでした。担当したのは東洋経済「都市データパック」編集部の濵野沙耶(はまの・さや)さんという千葉県生まれの方のようで、やっぱり「雪国でない人の発想」だろうという予想(*1)はズバリ的中(^o^)/

それはそうと、「生活実感との乖離」の原因として考えられるのは、

  • 積雪量など自然環境要因が考慮されていない
  • 持ち家で1人あたり居住面積が高いと高得点になるため、人口減少地域ほど有利になる

あたりではないかと思っていました。

2020年版では、このあたりが改善され、「持ち家率」などの指標が削除されたほか、「最深積雪量」や「人口当たり法人市民税」が加わったようで、これまでの順位とはだいぶ変わっています。例えば山形県内では、

第57位 東根市
第63位 天童市
第157位 新庄市
第248位 山形市
第277位 寒河江市

などという結果(*2)です。これは、人により評価は様々でしょうが、まあ、大きく見ればある程度は納得できる面があります。とくに県内トップの東根市は、県内では最深積雪が少ない地域であり、全国有数のサクランボ等の果樹生産高や県内で二番目に多い工業製品出荷高などから「人口あたり法人市民税」が多いことなど、新たに追加された指標が影響したのであろうと思われます。

ただし、「1人あたり」から「1住宅あたり」に居住面積の指標が変更されましたが、人口が減少し独居老人が増加し続けている地域が「豊かで快適である」とカウントされる傾向は変わっていません(*3)。大都市部で居住面積が重要なプラスの指標であることはそのとおりでしょうが、人口減少地域では独居老人が増加し続けていることを思えば、必ずしも居住面積がプラスの指標とは言えないと思います。むしろ、「居住面積×高齢化率を反映する数値」のような指標にしたほうが、より現実に近づくのではなかろうか。
まあ、素人の勝手な判断ですので、当てになるかどうかは疑問ですが(^o^)/

(*1):東洋経済新報社の「住みよさランキング」は雪国でない人の発想では〜「電網郊外散歩道」2016年6月
(*2):東根市、住みよさ県内一 20年全国ランキング57位〜山形新聞オンライン6月30日付け
(*3):「住みよさランキング2020」全国総合トップ50〜東洋経済オンライン

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修正テープの説明書きの文字が小さすぎるので

2020年07月05日 06時01分06秒 | 手帳文具書斎
先日、購入したトンボMONOの修正テープには、パッケージの裏側に特長や使い方、詰替え用の案内などの説明書きがありましたが、どうにも文字が小さすぎて読めません。そんなもの、別に読まなくたって使えることは使えるのですが、一応、書いてあることは読みたいし、老眼だからと諦めるのもシャクだということで、思い切り拡大コピーしてみました。拡大率は200%、うん。これなら読める(^o^)/



ははあ、このスライドロックで詰め替えたカートリッジを固定できるのだな。「テープがたるんだ場合は矢印の方向に巻き戻しボタンを回す」とあるけれど、その矢印自体が小さくてよく見えません。購入したのは5mm幅だけれど、A罫には6mm幅のほうが適合しそうだし、CT-CR6という詰替え用カートリッジを確保しておこうか。

説明書きを読むのは案外おもしろいものです。開発者たちが苦心したであろう様々な工夫を思いながら、便利な製品をできるだけ上手に使いたいものです。

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マーラー「交響曲第4番」を聴く〜バーンスタイン盤とセル盤

2020年07月04日 06時01分15秒 | -オーケストラ
このところ、通勤の音楽として聴いているのが、マーラーの「交響曲第4番ト長調」。「大いなる歓びへの賛歌」という副題を持ち、終楽章に声楽の付いた音楽です。私が最初にマーラーの音楽に触れたのはたしかこれで、図書館から借りたバーンスタイン指揮ニューヨークフィルのLPレコードでした。その後、自分でも東芝の廉価盤でホーレンシュタイン指揮ロンドンフィルのレコードを購入して楽しみました。この頃の記憶は、だいぶ前に記事(*1)にしたことがありますが、その孫も今や中学生。新型コロナウィルス禍の渦中にあって、苦労しているのでしょうか。

CDの時代になり、エリアフ・インバル指揮フランクフルト放送響によるDENON盤で楽しむようになり、今、車中で聴いているのがこれです。ダイナミックレンジの広さが災いして、ピアニシモの部分はロードノイズに消されてしまいますが、こうしたおなじみの曲は勝手に鼻歌などで脳内補正(^o^)/

加えて、パブリック・ドメインの恩恵で、念願だったのにずっとCDを購入できなかったジョージ・セル指揮クリーヴランド管とジュディス・ラスキン(Sp)による録音や、バーンスタイン指揮ニューヨーク・フィルとレリ・グリスト(Sp)による録音も入手でき、自室の PC-audio で楽しんでおります。二者で特徴的な違いは、例えば第4楽章のテンポでしょうか。バーンスタイン盤では8分30秒ほどであるのに対し、セル盤では10分以上かけています。バーンスタイン盤では「魔法の角笛」のイメージに近づけたのでしょうか、オペラではおきゃんな役柄を得意としたレリ・グリストの声質もどちらかといえば少年のイメージに近づけたものでしょう。一方、全曲で3分近く演奏時間に差があるほどに、堂々としたテンポで緻密に丁寧に演奏されるセル盤のほうは、ジュディス・ラスキンの歌唱が知的で格調高く、大人の女性の印象です。

Mahler Symphony No 4 / Cleveland Orchestra, SZELL (1967/2018)


Mahler - Symphony n°4 - NYP / Bernstein


車の中と同じように、自室で二つの録音をエンドレスで流していると、ほんとにいいなあと感じます。どちらが、ということはなく、解釈と表現の方向性の違いで、どちらも「らしいなあ」と受け止めてしまいます。どっちが好きかと言われれば、たぶん歌がたっぷりしたセル盤ですが、まだ若いバーンスタインの旧盤も懐かしくてお気に入り(^o^)/

(*1):マーラー「交響曲第4番」を子守唄にした子が〜「電網郊外散歩道」2005年6月

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予期せぬ影響、思いがけない貢献

2020年07月03日 06時01分59秒 | 健康
昨日、子供用歯磨きの登場が、その後の子供世代の歯磨き習慣形成に貢献したのではないかという記事を書きました。歯磨きに関する個人的な記憶を、当時の社会的背景の中に置いてみると、意外なほどその影響は大きかったことがわかります。


 (歯周病疾患の有病状況 厚労省ヘルスネットより

この図を見た時、どうしても「年をとると歯周病が増える」と読んでしまいますが、もう一つ、年配者ほど歯磨きをしていなかった、あるいは歯磨き習慣形成が弱い世代だった、と読むこともできるでしょう。その可能性は大いにあると考えます。若い世代に歯磨き習慣が定着したことで、たぶん国民的なレベルで、口腔歯科の健康状態は大きく改善されたのではないか。推測ではありますが、口腔歯科に関する健康保険の状況にも影響したのではないかと思います。

当時のサンスターやライオンの製品開発者は、大きく言えば子供たちのむし歯をなくしたいという思いから出発したのでしょうが、口腔歯科の健康保険にまで大きく影響するとは必ずしも思っていなかったかもしれません。

ある一つの技術や製品開発が、後々大きな影響を及ぼし、まるで最初からそれを狙っていたかのように受け止められることがありますが、おそらくそれは結果論で、「そうなったらいいなあ」程度の願いの場合のほうが多いのではなかろうか。戦前の農村改革の試みが挫折した後に、戦後、農村の過酷な肉体労働から農民を救ったのは、農業機械だったように思います。農業機械の購入と維持の負担が別の問題をもたらしていますが、たしかに過酷な肉体労働を解消したのは事実です。物事には、本来ねらった効果とともに、予期せぬ影響というものがあり、ときに思いがけない社会的貢献を果たす場合がある、ということでしょうか。

では、今回のコロナ禍は、どんな予期せぬ影響をもたらすのだろう? また、思いがけない社会貢献ということがありうるのだろうか?

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歯磨き習慣と世代の差

2020年07月02日 06時01分40秒 | 健康
現代の若い人たちは、おしなべて歯がきれいでむし歯も少ないようですが、年配者、とくに70代以上の人たちは、むし歯や歯槽膿漏、入れ歯など、歯や歯ぐきの悩みが多いようです。その原因としては、時代背景や境遇、家庭環境などの要因が大きいとは思いますが、もう一つ、「歯みがきの成分の変化」の要因も見逃せないと感じます。

昭和30年頃だったでしょうか、父親など大人が使う「歯磨き粉」はまさに粉末で、歯ブラシに付けて使うものでした。子供にはピリッと辛い、あまり好まれないもので、たぶん弱アルカリ性を示す粉石けんのようなものを含み、舌を刺激する傾向があったのではないかと思います。当然のことながら、この頃の子供たちは歯磨きを嫌って逃げたのでしょう。


 (ラウリル硫酸ナトリウム〜Wikipediaより)

ところが、サンスターやライオン等から、中性洗剤と同じ成分(ラウリル硫酸ナトリウム*1など)を配合し、イチゴやバナナの香りを付けた辛くない「子供歯みがき」がチューブ入りで発売されるにいたり、子供たちの歯磨き嫌いは急速に改善されていったのだろうと思われます。この境界線は、たぶん昭和30年ころに何歳だったかで分かれ、幼年期にあった世代は歯磨き習慣を持った人が多く、少年期以上の世代は歯みがきから逃げ出したのではなかったろうか。



今、8020運動などと言われているのはたぶんこの団塊世代の人たちが対象であって、まさに「歯みがきから逃げ出した世代」なのでしょう。今の若い人たちの立派な白い歯を見ると、時代の幸せを無意識のうちに享受しているのだなあと感慨を覚えます。当方、子供の頃はラウリル(またはドデシル)硫酸ナトリウム等の恩恵を受けず、「辛い歯磨き」から逃げ出した方ですが、後年に歯みがきの大切さを知って習慣化した、「遅れてきた歯磨き世代」で、せっせと歯磨きをしております。

(*1):ラウリル硫酸ナトリウム〜Wikipedia の解説
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昨日で一年の半分が過ぎた。

2020年07月01日 06時01分40秒 | Weblog
昨日は6月30日、この1年の半分が過ぎたことになります。お正月には「中華おこわ」を作り、娘夫婦と孫たちにごちそうした(*1)のでしたが、あの頃は「コロナ」の「コ」の字もなかったはず。その後、よんどころなく育休代を引き受けることとなり、生活が一変しただけでなく、新型コロナウィルス禍の襲来で世の中がずいぶん様変わりしてきています。うーむ、この半年は何だったのだろう。なんだか時が過ぎていっただけのような感もありますが、コロナにも他の病気にも感染せず、まずは健康で暮らせたことに感謝すべきなのでしょう。



老母、少々くたびれたらしく、昨日は寒気がすると医者に行ってきたそうで、ここ数日は食欲もなく、おそらく栄養不足ぎみなのでは。一緒に付き添ってくれた妻の話では、2時間ほど点滴をしてもらってきたとのことで、お医者さんの診たても同様なようです。

(*1):暮れからお正月の料理〜「中華おこわ」と「レンコンと手羽元のスープ」〜「電網郊外散歩道」2020年1月

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今年は明らかに筆記量が増えている

2020年06月30日 06時01分14秒 | 手帳文具書斎


昨年と比較して、今年は筆記量が増えているようです。というのは、昨年から記録し始めた万年筆インクの補充記録が、6月末段階で、明らかに回数が多いからです。

年/月 1月 2月 3月 4月 5月 6月 小計
2019年 1  1  3  3  3  3  14回
2020年 2  1  4  3  4  5  19回

この理由は、おそらく仕事がらみのメモや下書き、記録など、何かと書き留めることが多くなったためでしょう。昨年はほとんど使うことがなかったルーズリーフノートの使用量も増えています。どのペンが、ということではなく、総体として万年筆での筆記量が増えている、ということなのでしょう。



この、万年筆にインクを補充するごとに記録するというのは、面倒なようですが意外にそうでもありません。どなたでも、万年筆にインクを補充したら、何かしら試し書きをするはず。それを、いつも手元に置いている備忘録ノートに、

□ #3776ブルゴーニュにプラチナ古典BBインクを補充する(2020/06/26)

などと記入するだけです。インク補充後の試筆すなわち記録になる、ということで、特別に面倒なことではなく、あとは暇を見てパソコンの表計算に日付を転記しておくというやり方です。

まあ、周囲から「記録魔」と呼ばれる面があることはたしかですが(^o^;)>poripori
でも、何でもかんでも記録するわけではなくて、特定のジャンルに偏っているのですけれどね。

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関東地方が梅雨明け間近になると東北地方の梅雨は本格化する

2020年06月29日 06時01分06秒 | 季節と行事
例年の傾向からの経験則で、「関東地方が梅雨明け間近になると、東北地方の梅雨はようやく本格化する」というものがあります。これは文字通りの意味で、関東地方が梅雨の長雨に気が滅入る頃、当地は梅雨の中休みに入っており、この時期がサクランボ佐藤錦の収穫期にあたります。実は、佐藤錦の開発者の佐藤栄助さんは、地元のお天気事情に合わせて、梅雨の長雨にたたられて実割れを生じてしまう「ナポレオン」より収穫が早い品種を開発しようとして、結果的に食味も良好なサクランボの王様「佐藤錦」の開発に成功したのだそうな。そんなわけで、例年サクランボ「佐藤錦」の収穫が終わって一息つく頃に梅雨が本格化することになります。昔の人の努力と工夫は、実にうまくできているものだなあと感心します。



もうすぐ7月。果樹園はスモモ・大石早生の季節となります。当地はこれから雨続きのお天気となるはずですが、この冬の雪の少なさを考えると、暖冬冷夏との予測も成り立ちます。梅雨がなかなか明けなくて長引く可能性もあるのかも。さてどうなるか。

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ハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」を聴く

2020年06月28日 06時02分05秒 | -オーケストラ
退職して通勤がなくなった昨年は、毎日決まった時間に音楽を楽しむという習慣がなくなり、日常生活の雑事の中で音楽を聴く時間を意識的に作り出す必要に迫られるようになりました。ところが、若い人の育休代を頼まれたこの春から、再び通勤の音楽を楽しむこととなり、以前の半分程度の時間ではありますが、CDやUSBメモリに複写した音楽を再生して聴いております。

最近、もっぱら繰り返し聴いているのがハチャトゥリアンの組曲「仮面舞踏会」で、例の、フィギュアスケートで有名になった「ワルツ」を含む5曲が、イルジー・ビエロフラーヴェク指揮ブルノ国立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたCD、DENON の COCO-73018 という型番のものです。

組曲の5曲というのは、

  1. ワルツ
  2. ノクターン
  3. マズルカ
  4. ロマンス
  5. ギャロップ

というものですが、グルジア生まれのアルメニア人であるハチャトゥリアンが、演劇の演出を手がける兄の縁で劇場に親しみ、レールモントフの戯曲「仮面舞踏会」のために作曲した音楽から自ら抜粋してオーケストラ用の組曲に編んだものだそうです。

この戯曲の内容というのが、シェイクスピアの「オテロ」のように、無実の妻の不貞を疑い、嫉妬のあまり妻を毒殺するというものです。例の「ワルツ」は、嫉妬に狂った夫が舞踏会で妻のアイスクリームに毒薬をふりかけ、それを食べた妻が帰宅後に舞踏会を振り返って、胸が締め付けられるような思いがしたわと語る、たぶん毒が徐々にまわってきている状況。優雅なワルツではなく、切迫感が伴うドラマティックな音楽です。また「ノクターン」は、劇の前半、妻よりも先に仮面舞踏会から帰宅した夫アルベーニンが過去を追想する場面だそうで、ヴァイオリンソロが物憂げに息長く歌う音楽です。
こんなふうに、音楽は劇の進行順序とは関係なく編まれているようで、演奏効果や曲終了後の印象などを考慮して、あまりに暗く陰惨になりすぎないようにしたのでしょうか。

そもそも仮面で顔を隠してダンスを踊る社交の会を催すなどという品性を疑う慣習(^o^;)は、いつ頃、なぜ行われるようになったのか、そちらのほうが興味深いものですが、アナログ録音全盛期の1972年、チェコのスプラフォンが収録した録音は充分に鮮明で、ダイナミックな音はロードノイズの中に埋もれることなく、通勤の時間を楽しむことができます。

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今年のサクランボの反省

2020年06月27日 06時01分28秒 | 週末農業・定年農業
今年のサクランボは、例年と比べても、なかなか大変なシーズンでした。春先の新型コロナウィルス禍により、ずっと来てもらっている雇い人の人たちから今年は行けそうにないと言われ、さらに自分自身が専業農家の立場からフルタイムの勤め人の生活に逆戻りしたために、今年はサクランボはダメだろうといったん諦めたのでした。ところが、コロナ禍がなんとか収まってきて、緊急事態宣言も解除になり、雇い人の人たちからも「行けそうだ」と連絡があり、急転直下、例年通りに収穫できることになりました。



それでも、私は二足のわらじでやるわけですから、土日はともかく平日の負担はすべて妻にかかります。そのため、例年6月初旬に私たちだけで収穫し出荷している早生種「紅さやか」はほとんど出荷できず。主力の「佐藤錦」も、私の労働力が一人分減ったのに加えて、雇い人の皆さんの都合で従事日数が一日少なくなったために、出荷量が昨年よりもさらに減ってしまいました。また、勤め人の悲しさ、曜日に左右されて降雨前の適時防除ができない。灰星病等を適切に抑え込むことができたのかどうか、今年は少々弱気になっております。



(双子果に加えて三つ子果も発見)

せっかく美味しそうに熟してきたサクランボをぜんぶ収穫できないのはなんとも口惜しいのですが、引き受けた仕事をサクランボを理由に放り出すわけにはいきませんので、収穫し残した実は、鳥たちがほとんど処分してくれると諦めるしかありません。

もう一つ、作業面から。
農協への出荷は例年通りで問題なくできました。親戚や友人知人等への宅配は、昨年までのご近所集配店では送料をまとめて精算する方式ですので、請求書もすぐに発行できません。そのため今年はクロネコ・メンバーズを利用してみましたが、こちらはもっと問題ありと感じました。

  • クロネコメンバーズが使える営業所には、シーズン中、大産地らしく多くの依頼が集中するため、かなりの待ち時間が発生し、ご近所集配店のほうがスムーズで時間的には助かる。
  • 保存されたデータをもとに、送り状を自宅で印刷できるのはありがたいが、印字された文字が小さすぎて老眼には読みにくい。実際、今年は 2kg 送るべきところを 1kg 送ってしまったケースが発生しました。実際、妻がだいぶ落ち込みました。

そこで、途中から再びご近所集配店に依頼する方式に戻して、「まとめて精算」を待つことに。




それでも、孫たちや親戚友人知人から喜びの声が届くと、苦労の甲斐があったと嬉しくなります。サクランボ農業がなければ生活が成り立たないわけではないのだから、全面的にやめてしまえば楽なのかもしれませんが、やっぱりこれが生産者の喜びなのだろうなあと感じているところです。最後に、とにかく妻に感謝! これ、大事(^o^)/

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万年筆の修理が可能か、行きつけの文具店に預けてみる

2020年06月26日 06時00分32秒 | 手帳文具書斎
首軸先端の金属部品まわりからインク漏れするようになり、おそらくは素材の劣化による破損と見て一度は諦めたパイロットの万年筆カスタム・グランディですが、ダメ元で修理が可能かどうか、一度メーカーに見てもらおうと考えました。で、行きつけの文具店に預けて、しばらく様子を見ることに。いつも熱心・丁寧に応対してくれる店員さんの話では、少し日数が長く(一ヶ月位)かかるが製造元で部品交換という形で修理可能な場合もあるとのことでしたが、さて、どうか。なにせペン先の刻印が T778、つまり42年前の1978年7月、東京工場製(*1)だからなあ。



ついでに、次のものを購入して来ました。

  • 修正テープ トンボ MONO CX5 (5mm幅)
  • トレーシングペーパー コクヨ B5薄口(40g/m^2)





昨日の夕方から雨が降ってきました。ほとんど雨らしい雨が降らず日照り続きだった今年は、畑の野菜にとって久々に恵みの雨でしょう。

(*1):万年筆のペン先の刻印について〜「電網郊外散歩道」2016年3月

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実現できそうにないときほど、やけに具体的な計画を立てる

2020年06月25日 06時01分32秒 | Weblog
個人的な経験によれば(^o^;)、どうにも実現できそうにないような状況のときほど、やけに具体的で詳細な計画を立てたりするものです。例えば、学生時代で経済的な裏付けなど何もないのに、オーディオ雑誌等を見て憧れた機器で「理想的な」オーディオシステムを計画したりするのは、まさにそのような例でしょう(^o^)/

また、けっこうな日数の海外旅行中に日本食に憧れて、帰国したらアレとアレとアレも組み合わせて、こんな献立で食べたいものだ、などと計画したり、今なら助っ人の仕事と週末農業のダブルワークに多忙なものだから、逆に時間ができたらあれもしてこれもして、とリストアップしたりします。まさしく、実現できそうにないときほど、やけに具体的な計画を立てるものだという好例でしょう。

「取らぬたぬきの皮算用」ということわざがありますが、まさにこういうことを言うのだろうとは思いつつ、やっぱり考えてしまうのは、それだけ切実な現実がある、ということなのでしょう。

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自作ダイアリーのその後〜毎日記録して9ヶ月

2020年06月24日 06時02分23秒 | 手帳文具書斎
昨年、アイデアをもとに(*1)試しに作ってみたB6判の自作ダイアリー(*2)ですが、10月から記録し始めて6月まで、はや9ヶ月になります。3ヶ月を過ぎた時点で一度振り返りをしています(*3)が、ほぼ毎日記録してはや9ヶ月、3行記録がすっかり定着しております。逆に言えば、3行記録だから余計なことを書く必要がなく、ぎゅっと圧縮して事項だけを列挙すればよいのですから、簡潔明瞭。最近は、3行だから良いのだと感じるようになりました。

ある日の1日の事柄は、例えば

MM/DD 朝、プラゴミ搬出、出勤、通常勤務、〜(仕事関係は略)〜。帰宅後、
サクランボ出荷(夜)、宅配便の依頼、出荷伝票の整理

といった具合ですが、これをいちいち細かく書いていたらきりがない。要するにその日にやったことを簡潔に書くから継続できる、ということなのでしょう。

(*1):ダイアリー自作のアイデアと自己評価〜「電網郊外散歩道」2019年9月
(*2):B6判キャンパスノートでダイアリーを作ってみる〜「電網郊外散歩道」2019年10月
(*3):自作ダイアリーのその後〜「電網郊外散歩道」2020年1月

【追記】
関連する過去記事のリンクを付記しました。

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新型コロナウィルスはどのくらい怖いか、免疫は持続するのか

2020年06月23日 06時02分11秒 | 健康
新型コロナウィルスについて様々なことが報道されていますが、一国のリーダーの立場の人にも様々な人がいるようで、中には「ただの風邪じゃないか」と頑固に言い張るような人もいるようです。では、「ただの風邪」説はともかくとして、例年の季節性インフルエンザと比較してどのくらい怖いのか。また、これまで人間が免疫を持たない新型のウィルスとのことでしたが、一度感染し回復したら免疫はどの程度まで持続するのか。

これについて、興味深い記事を読みました。これによれば、

  • 季節性インフルエンザの死亡数の、同じ期間で9.5から44.1倍、平均で20.5倍の死亡が、新型コロナウイルス感染症では起こっている(*1)
  • 新型コロナウイルス感染における免疫は弱く持続期間は短く、何度も繰り返し感染する風邪症候群と似た性質を持っている(*2)

ということのようです。

うーむ、インフルエンザよりも凶悪で風邪のように何度もかかるならば、事態は予想以上に悪いのではなかろうか。願わくは、「風邪のようにワクチンができない」などという事態にはなりませんように。当面、マスク・手洗い・換気・距離を開けるなどの対策を持続することが大事だということだな。油断大敵。

(*1):新型コロナウイルスの死者はインフルエンザと同じくらい、は本当か〜「北品川藤クリニック院長のブログ」2020年6月19日付け記事より
(*2):新型コロナウイルス感染における免疫持続期間〜「北品川藤クリニック院長のブログ」2020年6月22日付け記事より



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