電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

11月中旬〜下旬の農作業の記録と防風ヤッケの購入

2019年11月30日 06時03分57秒 | 週末農業・定年農業
11月中旬から下旬にかけての農作業メモです。

  • ダイコンの収穫  おでんダイコンですので、それほど大きくはなりませんが、充分な量が収穫できました。まだ小さいものは作業小屋の近くに宿り植え。老母の話では、来春にはけっこう大きくなって食べられるとのこと。
  • ブロッコリーの霜よけ  霜にあたると黒くなってしまうので、ブロッコリーを葉で包むようにしばる。
  • 消石灰撒布  黒星病等の対策もあり、来春に向けてリンゴ、桃等の根回りに消石灰を撒布。
  • 伐倒根起こし  切り倒したサクランボの残存根を掘り起こし、焼却。
  • 最後の草刈り  野ネズミ穴がわかりやすいように今年最後の草刈りを実施。
  • 殺鼠剤の配置  地域一斉の野ネズミ対策で、ネズミ穴の中に殺鼠剤を投入し、足で穴を踏み固めてふさぐ。人の臭いが移らないよう、衣類や化粧品等、香料の入ったものは厳禁。

この季節は、太陽が出ていればそれなりにあたたかいのですが、風が冷たいものです。そんなわけで、野外作業には風対策が重要になります。これまで使っていたウィンドヤッケが頼りなくなりましたので、ワークマンから防風ヤッケ等を購入しました。黒っぽい色だと遠目でクマに間違われて撃たれてもいけないので、赤系のものを選択(^o^)/

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多和田葉子『容疑者の夜行列車』を読む

2019年11月29日 06時05分26秒 | 読書
青土社から2002年に刊行された単行本で、多和田葉子著『容疑者の夜行列車』を読みました。谷崎純一郎賞受賞作品とのことですが、作者は1960年生まれで現在はドイツ在住、ドイツ語と日本語で作品を発表している作家とのこと。著者の本は、先ごろ岩波新書で『言葉と歩く日記』を読み終えたばかりです。

全部で13篇の話が載っていますが、それが第1輪「パリへ」から第13輪「どこでもない町へ」まで、「第○話」ではなく「第○輪」となっているのが駄洒落っぽい。思わず伝統的駄洒落保存会への入会をおすすめしたくなるところですが、中身はそういう軟弱なものではありません。「あなた」と呼ばれる主人公は女性のダンサーのようで、列車で国外旅行、しかも夜行列車での旅なのです。出発前の高揚感はどこへやら、母国語の通じない、国情も不安定な国をも通過しなければなりません。心細く、不安で、少しのことにも緊張してしまいます。

実際、ザグレブに向かう途中に乗り込んできた乗客からコーヒー豆を預かる話などは、密輸の片棒を担がされた容疑者として検挙されるのではないかという緊張感とは裏腹に、外国人旅行者はお構いなしの特別扱い=自国民への圧政を示唆しており、庶民の生活の実態が想像されます。

もっとも、そういった社会的・政治的レポートの面はごく少なく、むしろイルクーツクへ向かう列車から降り立った駅で、朝四時のシベリアの外気に触れたときの様子が;

外気に触れた途端、肌がばりっと音をたてて、樹皮に変わった。あなたもいつか白樺になっているのかもしれない。

という具合に、独特の幻想性を持った新鮮な表現を楽しむことができます。

ストーリーの展開の面白さといったものにはあまり拘泥せず、あちこちに言葉遊びのような要素をちりばめながら、非母国語圏へ単独行で越境する女性の、夜旅の不安感や頼りなさを感じさせる、一種独特の雰囲気を持った作品です。



ん? もしかしたら「容疑者」は「夜汽車」の駄洒落? やっぱり伝統的駄洒落保存会に…モゴモゴ(^o^)/

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河北町の白鳥十郎そば本舗で「肉そば」と「納豆もち」を食べる

2019年11月28日 06時02分39秒 | 散歩外出ドライブ
先日、東根市の「つるよし」そば店で板そばと納豆もちを賞味したのに続き、こんどは河北町の「白鳥十郎」そば本舗(*1)で「肉そば」と「納豆もち」を食べて来ました。そろそろ寒い季節なので、名物の「冷たい肉そば」ではなく、温かい方を。



見た目よりも、けっこうボリュームがあります。同時に注文した「納豆もち」も到着、これは6個入りのものを注文したものです。




納豆もちのたれは「だし」をきかせて美味しいのだけれど、私には少々うす味に感じられます。塩分制限ぎみの人にはちょうどよいかもしれません(^o^)/

固くならないうちにと、まず納豆もちを先に食べましたが、この時点でかなりお腹がいっぱいになり、肉そばが苦しくなりました。でも、がんばって完食!

妻は「げそ天そば」を頼んでいました。そばの量はさすがに板そばにはかなわないけれど、げそ天の量はだいぶ多かったみたいです。それぞれのお店で特徴があり、水準の高いそばの味が楽しめます。やっぱり山形はそば天国です!

(*1):白鳥十郎そば本舗〜Facebookより
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バイブル判「アクアドロップス」の使い途

2019年11月27日 06時04分34秒 | 手帳文具書斎
過日、行きつけの文具店で流通在庫を購入したバイブル判の「アクアドロップス」(*1)の使い途が決まりました。今まで主としてシステム手帳で管理してきたため、1989年以降の「読書記録」(*2)はほぼ聖書判のシステム手帳用リフィルになっています。今年から綴じ手帳に変更したため、この「読書記録」の継続に難がありました。本を一冊読み終えるたびに、書棚に立てた革製のシステム手帳をいちいち開くのは大げさすぎますし、枚数が44枚、厚さがたかだか6〜7mm程度のものを、専用のバインダーに入れるのも場所ふさぎです。LIHIT LAB社製「アクアドロップスAqua Drops」の特徴的な外観と派手な黄色、それに我が家に一冊しかないという独自の存在感は、唯一無二の存在です(^o^)/



ゴムバンドが伸びたらちょん切れば良いだろう。厚さの調節が自由自在なバインダーと考えれば良いだろうとの判断です。

(*1):お出かけのついでに行きつけの文具店で文具を購入する〜「電網郊外散歩道」2019年10月
(*2):読書記録のしかた〜「電網郊外散歩道」2015年2月

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同サイズの複数のリングノートを机上の本立てに入れるときは

2019年11月26日 06時05分50秒 | 手帳文具書斎
同サイズの複数のリングノートを机上の本立てに入れると、どれが何のノートなのかわかりにくいです。綴じノートであれば、背表紙にタイトルや略号を書いておくことで識別することができますが、ふつうのリングノートではまず無理。しかたがないので、無理やり考えだした方法は:

リング部に異なるボールペンや万年筆(Preppy)等を引っ掛けておく

ことでした。ペンの種類やメーカー、色でノートの中身を識別するという方法です。




これだと、当面使っているいくつかのノートを識別することは、なんとか可能なようです。金属リングだとバッチリ、ソフトリングノートだとなんとなく頼りないので、クリップがあまり固くないペンを選ぶ必要がありますが(^o^)/

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山形交響楽団第280回定期演奏会でハイドン、モーツァルト、ベートーヴェンを聴く

2019年11月25日 06時01分26秒 | -オーケストラ
晩秋の日曜日、午前中に雨水の排水枡のフタが壊れていたのでホームセンターから同サイズのものを購入、交換するなど外周りの仕事を済ませ、午後から山形交響楽団の第280回定期演奏会にでかけました。

最近、当ブログにも新しい読者の方が増えているようですので、あらためて山響こと山形交響楽団(*1)について簡単にご紹介すると、1972年に創立名誉指揮者・村川千秋氏を中心として設立された、東北では最も歴史のあるプロ・オーケストラで、現在は飯森範親氏を芸術総監督に、「モーツァルト交響曲全集」CDの発売などに見られるように高い演奏水準を示しています(*2)。
私も、山響にとって困難な時代であった1980年代からときどき演奏に接しており、演奏水準の向上に喜んでおりました。飯森さんが常任指揮者となった2004年からはほぼ毎回のように定期演奏会に参加するようになり、頼まれたわけでもないのに、このブログを通して素人音楽愛好家の素朴な感想をレポートしてきており(*3)、すでに15年になります。

会場となるのは、山形駅西口の南西にある「山形テルサホール」です。ここは、収容人数が800名程度の中規模ホールですが、多目的ホールとくらべて音響が良いのが特徴で、客席とステージの距離の近さもあり、聴衆の反応が演奏者にじかに感じられるホールだそうです。通常の定期演奏会は、土曜の夜19時からと日曜午後15時からの二回公演となっており、今回、私がでかけたのは日曜のマチネでした。

会場に入ると、団員の有志の方々が、14時半頃からロビー・コンサートで迎えてくれます。今回は

モーツァルト ディヴェルティメント(喜遊曲) ハ長調 K.188(240b)
 フルート:足立祥治、小松﨑恭子 トランペット:井上直樹、松岡恒介
 ホルン:関谷智洋、岡本和也、伊藤数仁 ティンパニ:平下和生

という、野外で演奏されたらしい6楽章の楽しい曲でした。



さて、今回のプログラムは、チェリストで指揮者の鈴木秀美さんが古典の真髄を描くもので、

  1. ハイドン 交響曲第26番 ニ短調「ラメンタツィオーネ」
  2. モーツァルト 交響曲第40番 ト短調 K.550 (第1稿第2段階)
  3. ベートーヴェン 交響曲第3番 変ホ長調「英雄」作品55
       指揮:鈴木秀美、演奏:山形交響楽団

というものです。

実は、山響の定期演奏会では、演奏前に指揮者と専務理事で事務局長の西濱秀樹さんがトークをするのが恒例になっています。この掛け合いがけっこう関西風ギャグのおかしさがあって、実はひそかに楽しみにしているのですが、今回は西濱さん、鈴木秀美さんに押されてましたネ(^o^)/
話の中身で興味深かったのは、モーツァルトの40番の交響曲の件。クラリネットを省いた形で作曲した第40番の第1稿を見なおして、クラリネットを入れたのが第2稿ですが、モーツァルトはもう一度第1稿に戻って弦楽パートにもさらに手を入れているようなのです。そんなわけで、今回の演奏はその第3稿とも言うべき「第1稿の第2段階」という楽譜に基づいての演奏で、モーツァルトが楽譜に残した最終形となるのでしょうか。ちょいと楽しみ〜。

ステージに団員が登場すると、当地の慣例で、聴衆から拍手が贈られます。首席コンサートマスターの犬伏亜里さんが登場するとさらに拍手が大きくなり、一礼してオーボエの音に合わせてチューニングが始まります。ここ、演奏会の前に一番期待が盛り上がるところですね〜。

一段と大きな拍手の中を、本日の指揮者の鈴木秀美さんが登場、最初の曲目であるハイドンから。ステージ上には、ハイドンの時代に合わせて編成を縮小しているようで、左から順に第1ヴァイオリン(6)、ヴィオラ(3)、チェロ(2)とコントラバス(1)、右側に第2ヴァイオリン(6)という対向配置です。正面奥にホルン(2)とオーボエ(2)が並び、これで全部です。19世紀末から20世紀の管弦楽法の複雑化を思えば、もうほんとに簡素な楽器編成です。でも、簡素なだけに終わらないのがハイドンの音楽。第1楽章:アレグロ・アッサイ・コン・スピリト。第2楽章:アダージョ、第3楽章:メヌエットとトリオ。ホルンはバルブのないナチュラル・ホルンを用い、トランペットもバロック・トランペットを採用し、弦楽の奏法もヴィヴラートを多用せず、正確な音程とはずむようなリズム感を重視するという作曲当時のスタイルをできるだけ取り入れています。その演奏も、豊かな響きを持つホールの特性と相まって、バランスの良い、澄んだ好ましい響きを作っていると感じます。

続いて、モーツァルトの交響曲第40番です。楽器編成は拡大され、その配置は左から1st-Vn(8)、Vla(5)、Vc(5)、2nd-Vn(7)、正面奥にFl(1)とOb(2)が座し、その奥にHrn(2)、Fg(2)、最奥部にCb(3)という形です。モーツァルトの交響曲全曲演奏及び録音という経験を踏まえたものとはいえ、指揮者が代わればテンポや曲の表情が変わってきます。第1楽章:モルト・アレグロ、第2楽章:アンダンテ、第3楽章:メヌエット、アレグロ〜トリオ、第4楽章:アレグロ・アッサイ。やや速めの鈴木秀美さんの指揮で、耳に馴染み、聴き慣れた名曲の表情がずいぶん変わって聞こえます。これだから演奏会通いはやめられません(^o^)/

15分の休憩の後、こんどは若きベートーヴェンの金字塔、交響曲第3番「英雄」です。この曲は、多くの音楽好きの方々と同様に、私も大好きな音楽です。隣の席のお客さんもお気に入りらしく、文字通り身を乗り出して、聴き入っているのがわかりました。第1楽章:アレグロ・コン・ブリオ、第2楽章:葬送行進曲、アダージョ・アッサイ、第3楽章:スケルツォ、アレグロ・ヴィヴァーチェ、第4楽章:フィナーレ、アレグロ・モルト〜ポコ・アンダンテ〜プレスト。指揮棒を持たず、両手で的確に表情付けを行う指揮で、全体を通して若い野心的な作曲家ベートーヴェンが行った音楽上の革命ぶりを、決然と表現していました。

当日は、この季節としてはずいぶん気温が高く、聴衆がいっぱいになったホール内ではむしろ暑いほどでした。おそらく、ラッパの開口部に突っ込んだ左手の動きと唇の形だけで音程を作るナチュラル・ホルン奏者の皆さんには、涼しかったロビーコンサートと本番のステージとの気温差で熱膨張する金属の特性に対応するのが大変だったかもしれません。でも、私も、またお隣の座席のお客さんたちも盛大に拍手していましたので、今回も良い演奏会だったと感じました。



演奏会終了後には、ロビーに集まった山響ファンとともに、出演者のアフタートークを聴くことができます。指揮者の鈴木秀美さんへのインタビューは、同じチェリストとして久良木夏海さんが担当。面白かったのは、「会ってみたい作曲家は」という質問に、「ハイドン」という答えがすかさず出てきました。バッハはおっかなそうだし、モーツァルトは宇宙人みたいで話が噛み合わなそうだし、ベートーヴェンは会話が難しそうだけれど、ハイドンは人格的にも挨拶にちゃんと答えてくれそう(^o^)/ うん、エステルハージ公爵家への宮仕え経験が長いハイドンさんですので、これは全く同感ですね〜(^o^)/



そうそう、こんどは「山響ライブ」としてインターネット配信が始まるのだそうです。12月中にはアーカイブが、明年春にはクラシック専門生放送プラットホームも始まるのだとか。山形在住の素人音楽愛好家のレポートではなく、実際の演奏をお聴きいただける機会ができることになるわけで、続報が待たれます。

プログラムの冊子の中に、団員のインタビューがあり、毎回楽しく拝見していますが、今回は山形弦楽四重奏団でおなじみの倉田譲さんが登場していました。インタビュー内容も興味深いもので、今更ながら「へぇ〜」を連発しておりました(^o^)/

(*1):山形交響楽団について〜山形交響楽団ホームページより
(*2):世界のオーケストラの「人気投票」の結果は〜雑誌『音楽の友』のランキング〜「電網郊外散歩道」2019年4月〜チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団だとかマリインスキー歌劇場管弦楽団、モントリオール交響楽団などと並んで世界45位に位置し、人口20万人規模の地方都市に本拠を置く国内オーケストラとしては快挙と、山響ファンは大喜び(^o^)/
(*3):最初にレポートしたのは第162回定期演奏会でした。〜山形交響楽団第162回定期演奏会〜「電網郊外散歩道」2005年2月
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収穫した白菜で「豚バラ白菜」を作る

2019年11月24日 06時02分30秒 | 料理住居衣服
この夏に植えた72本の白菜は、一部が野鳥の被害に遭いましたが、大部分は収穫にこぎつけることができました。おかげで、白菜はふんだんにありますので、こんどはうまく消費するほうを考えなければいけません(^o^)/
そこで、簡単料理の友『きょうの料理ビギナーズ』2019年11月号を見ていたら発見した「豚バラ白菜」を作ってみることにしました。



材料は、

  • 豚バラ肉 薄切り 250g 食べやすい大きさに切る
  • 白菜 1/4個 600g
  • 混合調味料
     水 カップ2
     酒 カップ1/4
     醤油 小さじ2
     砂糖 小さじ1
     みりん 小さじ1
     塩 小さじ1/4

作り方は次のとおり。

  1. 白菜は芯をつけたまま軸と葉に切り分け、葉はざく切り、軸は繊維に沿って7〜8mm幅に切ってから芯を切り落とす。※なるほど、こうすれば処理しやすい。
  2. 鍋に混合調味料を入れて強めの中火にかけ、煮立ったら豚肉を加えてほぐす。
  3. 豚肉の色が変わったら、煮えにくいものから順に、まず白菜の軸を並べ、その上に葉という順にのせ、フタをして10分ほど煮る。





写真を見ると、煮えた後で盛り付けるときに、鍋の中身を混ぜないで、肉、白菜の葉、白菜の軸と、三分割すると、見た目も良いようです。



肝心のお味のほうは、シンプルながら白菜の旨味と豚バラの味がマッチングし、たいへん美味しかったです。これは、ホウレンソウを使った常夜鍋(*1)とともに、時々出てくる定番料理になりそうです。

(*1):常夜鍋はいかが?〜「電網郊外散歩道」2007年11月
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行きつけの書店に注文していた『AWK実践入門』が届くまでの日数

2019年11月23日 06時03分10秒 | コンピュータ
先日、注文していた技術評論社の単行本『AWK実践入門』が届きました。



注文してから届くまで、実質3日でした。書店側も、注文処理のスピードアップに取り組んでいるのでしょう。日本国内に税金を納める額が異常に少ない某海外通販企業も「たまには」利用するけれど、このくらい早いのなら、やっぱり在来型の「行きつけの書店」を応援したい気がします。



とはいえ、テキストデータがあってのテキストデータ処理です。時々くらいのペースでよいので、テキストファイル備忘録(memo2019.txt)のほうも記録することにしましょう。

yyyy/mm/dd_記事タイトル_記事の内容〜(1件1論理行で記載する)   _:半角空白
(例)
2019/11/14 注文の『AWK実践入門』が届き購入する ○○○書店に注文していた『AWK実践入門』(技術評論社)が届いたとの報せがあり、購入した。注文してから3日だった。予想よりもだいぶ早い。このくらい早ければ、某密林に注文するまでもない。
2019/11/20 今年の初雪を観察 耳鼻咽喉科を受診の際、ちらほらと初雪が舞っているのを観察。まだ積もらないが、大蔵村肘折では7cmの積雪とのこと。


この程度の記載が一年間続くと、検索にも意味と楽しみが出てきます。「購入」で検索すれば購入一覧ができますし、「読了」で検索すれば読書記録ができます。一覧を客観的に眺めていると、傾向などをいろいろと考えてしまい、面白いものです。この記録が数年あるいは十数年続くと、さらに興味深いものがあります。私のテキストファイル備忘録は1989年からですので、すでに30年になります。日記帳と違って、場所をとらないところがいいです。

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農閑期に入り、助っ人の依頼に応じることに

2019年11月22日 06時02分01秒 | Weblog
初雪がちらほら舞い、寒さが強く感じられるこの頃、前に勤めたことのある職場から電話が入りました。なんでも、病休が出たので助っ人に来てくれないか、ということでした。うーむ、有資格者は再雇用等で払底しているだろうし、ほんとに困っているふうだったし、農閑期に入ったし(^o^;)、一ヶ月程度との話ですので、まあ風邪を引かない程度に一肌脱ごうかと思い、承知しました。そんなわけで、来週から非常勤で出かける先が増えました。通勤の音楽を探しておかなければ(^o^)/



うん? もしかしてお弁当が必要になる日がありそう? 「何十年も作ってあげたんだもの、こんどは自分で作ったら」と言われそうだなあ(^o^)/

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東根市の「つるよし」蕎麦屋で「げそ天そば」と「納豆もち」を食べる

2019年11月21日 06時03分44秒 | 散歩外出ドライブ
新そばの季節です。老母依頼の用事のついでに、妻と二人で、お昼にそばを食べて来ました。東根市の「つるよし」蕎麦屋です。国道13号の東側、「そば」と「餅」を一緒に食べられるお店(*1)です。




今回、頼んだのは、二人とも「げそ天そば」と「ミニ納豆もち」でした。板そばに揚げたてのゲソ天ぷら、それに納豆もちが一皿です。平日の昼ということで、ほぼ地元ナンバーの車ばかり。山形の蕎麦店はどこも一定の水準を保っているうまい店ばかりですが、こういう店が実は美味しいのです。



最近はイカが不漁とやらで、ゲソ天の量は少々寂しかったけれど、そばも天ぷらも餅も、実際、美味しかった。お餅の皿が部分的にしか撮れていないのは、実は半分ほど食べてから「あ、写真を撮っておこう!」となったから(^o^)/
とはいえ、老母の頼まれ用事もぶじに済ませ、私の車の冬タイヤへの交換も終わって気分転換にお腹もいっぱい、まずは一件落着〜(^o^)/

(*1):つるよしそば公式ホームページ



昨日は初雪。ちらほら白い雪が舞いましたが、周囲が白くなるほどではなく、積雪はなし。少し前までは、月山や蔵王、朝日連峰など、1800m級の山々が白くなり、他の1500m級の山は積雪は見られないようでしたが、今朝は1000m級の山はもちろん、里山のあたりまで白くなったようです。落葉も多く、もうすぐ冬がやってくると実感します。

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A5判化してからの備忘録ノートの動向

2019年11月20日 06時02分01秒 | 手帳文具書斎
現状はほぼ当ブログのネタ帳と化してはいるものの、それでも新聞記事をスクラップしたり、読んだ本の摘要を記したりもしている備忘録ノートですが、いよいよ三冊目の残りページが少なくなってきましたので、ついに新しいノートを用意しました。2019年の4冊目と2020年の1冊めが同居する形でスタートすることとしましたが、考えてみればいつごろからA5判にしたのだろう? また、三冊目に移行した時期はいつごろだったろう? 調べてみました。

  • 2010年 キャンパス・ハイグレード澪(80枚) 8月〜
  • 2011年 同上 途中から分冊化して同時使用
  • 2012年 同上(80枚)及びキャンパスノート(80枚) 10月〜
  • 2013年 ツバメノート(50枚) 年間に5冊使用
  • 2014年 キャンパスハイグレード澪(80枚) 7月〜 ※結局は4冊まで使った
  • 2015年 ツバメノート(100枚) 10月〜 ※途中で2016年に移行したので3冊目の表記は2016-(1)
  • 2016年 同上(同上) 10月〜
  • 2017年 同上(同上) 10月〜
  • 2018年 同上(同上) 10月〜
  • 2019年 キャンパスノート(80枚) 8月〜




なるほど、2010年より前(*1)はB5判の時期が長く、B6判の年は年間で6冊も使っていたため、A5判に移行した、ということだったのだな。80枚のノートを使っている年は、やっぱり夏場に三冊目に移行し、年末にページが不足するケースが多いようです。ツバメノート(100枚)を使っている年には、秋に三冊目に到達し、不足はしない、ということのようです。

こんどはツバメノートを使いますので、書きやすいけれど裏抜けしやすいパイロットのインクを使っている万年筆も出番が増えそうです。

(*1):紙が先か筆記具が先か〜「電網郊外散歩道」2008年8月

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退職後の変化:新しい手帳に新年の予定を転記する時期

2019年11月19日 06時02分25秒 | 手帳文具書斎
ふと、思いました。日々のスケジュールをメモしておく手帳やシステム手帳のダイアリーについて、新年用のものに新しい予定を書き込む時期は、例年いつごろだったのだろう。それは多分、11月か12月ころではなかったろうか。とくに近年は、職場の予定の骨子をこの時期に計画していたはずです。おおよそ決まったスケジュールを細字の万年筆で新しい手帳に転記し、未定のものについては鉛筆書きしたり、予定を移動できるように付箋を貼ったりして対応していました。

フルタイムの仕事から退いた今、地域行事と個人的な予定が中心になるはずで、地区の自治会や寺の総会などが行われる4月にならないと、ほんとのところ予定は決められません。したがって、新しい手帳に新年の予定を転記するタイミングとしては、春のほうが良いのかな? いえいえ、実は今の時期に転記しておいたほうが良い事情があったのです。それは、この時期に

山響こと山形交響楽団の2020-2021年シーズンの定期演奏会予定

が発表されるからです。先日、地元紙にて報道されていたとおり、すでに主な演目と出演者が決まり、発表されていました(*1)。これを見ながら、新年の定期演奏会の見どころ・聴きどころを手帳に転記していくのが、実に毎年の楽しみなのです。できるだけ各種の予定が演奏会の日時に重ならないように、もしも重なるようなことがあれば、どちらかを別日に移動しておかなければなりません。義理で出席を要請される場合にも、「申し訳ありませんが実は先約がありまして」と断ることができ、その意味では先手必勝、もとい、先約優先なのです(^o^)/

そんなわけで、退職前も退職後も、新しい手帳に新年の予定を転記するタイミングは、11月から12月に一回目、春3月から4月に二回目と分けて実施するという点では従来通りで、異なってくるのは仕事のスケジュール中心から地域行事や私的な予定を記入するという内容的なものになりそうです。

(*1):山響からのお知らせ:2020−2021シーズン定期演奏会ラインナップのお知らせ

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『AWK実践入門』をノートを取りながら読み始めて

2019年11月18日 06時01分01秒 | コンピュータ
先日から、技術評論社の『AWK実践入門』を読み始めました。昔、1989〜91年頃に、トッパンから刊行されていた『プログラミング言語AWK』を読んでいたときは、システム手帳のリフィルに要点の覚えを書き込み、いざという時にはこれを見ながら、常時持ち歩いていたフロッピーディスクに記録していたテキストデータを利用していたのですが、30年後の今も、相変わらず似たようなことをやっています。ややスリムなA5判ダブルリングノートに要点を書き込みながら、前回は気づかなかった点を確認しつつ読んでいきます。




ふむふむ、例えば拡張子の異なる2つのデータファイルを、BEGINFILE でフィールドセパレータ(FS)等を変更しつつ処理していくのだな。これまでは、2つのファイルをsed等で前処理して、同じ拡張子の同形式のデータにしてから処理していたので、そういうやり方を採用しなかったのだな。なるほど。

などなど、思わぬところで発見があります。思い立って、行きつけの書店に本書を注文、図書館の返却期限が来ても大丈夫なようにしました。これから農閑期の冬ごもりの期間に、どこまで読み進められるか、楽しみです。昔なじんだコンピュータ言語のテキストの再読。引退した現在、仕事を離れて(*)自由に awk スクリプトをいじるのはおもしろそうです。年齢的なものか、脳味噌の記憶保持力が減退しつつありますが、ノートに書き込みながらキーボードを打って動作を確かめると印象が強くなるのか、比較的スムーズに頭に残るような気がします。

(*):昔、それまでワープロ専用機とフロッピーディスクで管理されていた某刊行物の購読者名簿を、テキストファイルに変換し固定長のデータ形式に整え、独自に考えたコード番号によって管理して、宛名ラベルや請求書まで作成できるようにしました。当時、市販データベースソフトは高かったので購入許可が下りず、DOS 上で jgawk や sortf などで管理するようにしましたが、次の担当者はデータベースソフト使用の許可がおりたらしい(^o^)/soryanaize
踏み跡はやがて道になっていくのですね(^o^)/



行きつけの書店に本書を注文してきたついでに、『きょうの料理ビギナーズ』11月号と、講談社文庫で多和田葉子『献灯使』を購入しました。

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映画『閉鎖病棟〜それぞれの朝〜』を観る

2019年11月17日 06時03分31秒 | 映画TVドラマ
帚木蓬生原作の映画『閉鎖病棟〜それぞれの朝〜』(*1)を観てきました。以前、ラジオ文芸館で同氏の作品「かがやき」の朗読を聴き(*2)、収録された本を探しているうちに『風花病棟』(*3)や『閉鎖病棟』(*4)を読み、感銘を受けたものです。今年になって映画化されているのを知り、公開を楽しみにしておりましたので、当地での上映に都合を合わせて早速でかけた次第。

映画は、私にとってはテレビ「家族に乾杯」でおなじみの笑福亭鶴瓶が演じる梶木秀丸こと秀さんが、死刑執行後に蘇生してしまい、車いすの身となって精神病院で暮らしているところから始まります。舞台となった精神病院での日常生活が描かれますが、サラリーマンだったがストレスから統合失調症になり幻覚や幻聴に悩まされ暴れだすようになって、家族から疎まれて入院させられたチュウさん(塚本中弥:綾野剛)を妹夫婦は厄介視しているなど、それぞれに精神に障碍(がい)と身の上によんどころない事情を抱えながらも、基本的には善良な人たちです。けれども、いかにも幸福そうな上機嫌を振りまいていた年配の婦人・石田サナエの孤独な死や、赤と白の手旗信号で「ハヤク イエニ カエリタイ」と繰り返す若者など、行き場がないという点では、地域社会に開放されてはいるけれど、やはりある意味「閉鎖された病棟」とも言えるのかもしれません。

そこにやってくる18歳の少女・島崎由紀は、義理の父に暴行され、妊娠しています。心を閉ざしたまま、隙を見て屋上から飛び降りて自殺を図るのですが、生け垣にひっかかり、嬰児は死亡、本人は生還してしまいます。家に帰れない由紀は、病院の中で秀さんやチュウさんなど周りの人たちと静かに暮らすうちに、しだいに生きる元気を取り戻していきます。

ところが、凶悪犯罪を犯した重宗という札付きの悪党が、牢屋の代わりに精神障害者を装って病院に送り込まれ、皆に嫌われるだけでなく、よりによって由紀を暴行し立ち直れないほどに心身ともに傷つけるのですが、本人はふてぶてしく居座っているのです。かつて死刑判決を受け、死ねなかった秀さんは、この男を排除することを決意、自らの死刑を覚悟のうえで、車いすと侮った重宗を殺害します。

この事件の公判に、傍聴に出かけたチュウさんの前に現れたのは、被告側の証人として証言台の前に立つ、今は看護見習いとして働いている20歳の由紀でした。秀さんに「生きてほしい」と伝える由紀の姿を、チュウさんも、患者の代表を引率した井波看護師長も、じっと見つめます。



原作とは時代背景が異なり、映画のほうでは戦後の時代性が後退して、現代らしい要素が取り入れられていますが、作品に込められたメッセージはおおむね忠実(*5)であると感じます。原作に負けない、優れた脚本であると言えましょう。例えば、チュウさんの妹夫婦が、ボケてきた母親を施設に入れ、自分たちが自宅を処分してマンションを建てるからと同意書に署名を迫りますが、実際は精神疾患をわずらい障碍者となった兄を厄介視しているのです。家族の面会に同席する井波看護師長の言葉は、短いですが痛烈で、正しく、重い。これが本当だと思います。

ほんとうに心に残る、いい映画でした。この映画についてあれこれ検索していたら、昔、冤罪によって難儀された村木厚子さんと原作者の帚木蓬生氏と平山秀幸監督が対談している動画を見つけました。これも興味深いものでした。

11月1日(金)公開『閉鎖病棟―それぞれの朝―』座談会―生きづらさを抱える人たちへ


(*1):映画『閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー』公式サイト
(*2):ラジオ文芸館「かがやく」を聴く~「電網郊外散歩道」2015年9月
(*3):帚木蓬生『風花病棟』を読む~「電網郊外散歩道」2015年11月
(*4):帚木蓬生『閉鎖病棟』を読む~「電網郊外散歩道」2016年4月
(*5):原作よりも後退してるかもと思えるのは、警察・検察が凶悪犯を安易に精神病院に送り込んで牢屋の代わりにしているのではないかという、精神科医の立場からの問題提起の面でしょうか。ただし、映画の時間枠に収めて娯楽作品として成立させるには仕方がない、という面もあるのでしょう。

【追記】
「由紀ちゃん」と呼んでいたので、原作どおり「島崎由紀子」なのかなと思っていたら、脚本では2006〜2008年頃という想定に合わせ、「由紀」という名前にしているのだそうです。本文中の名前を訂正しました。最近は「子」のつく名前が珍しくなっているからなあ(^o^;)>

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水道の検針で漏水を指摘されて〜原因究明と素早い対応

2019年11月16日 06時01分29秒 | 料理住居衣服
先日、水道の検針の際に、「どこかで漏水していませんか」と言われました。検針票にも「漏水」の指摘があります。日中、どこも水道を使っていないのに、水流を示すメーターがゆっくりと回っているのだそうです。はて、どこで漏水しているのだろうと、夕方まだ明るさが残っているうちに、家屋の外周をぐるりと回って点検しました。すると、発見! 給湯ボイラーの配管のうち、給水部の根元に水がにじみ、わずかですが流れ出ているようです。これは大変!

さっそく写真に撮り、画像を添付して、翌朝、リフォーム請負業者の担当者にメールしたところ、その日の午後にはアフターサービス担当氏が駆けつけてくれて、問題の配管を調べてみました。

凍結防止の電熱ヒーターと保護カバーを外してみると、漏水しているのは配管が埋まっているコンクリートの内部ではなく、給湯器本体に接続する給水パイプのジョイント部のようです。水を止めて外してみたら、小さなパッキンが割れています。なるほど、ここから漏れていたのか。



小さなパッキンの破損は「土手に開いた蟻の一穴」であっても、大きな水圧がかかる水道部品にとって致命的です。24時間毎日ずっと水漏れしていたのですから、このまま気づかずにいたら、料金よりも冬場の凍結破損が怖かった。水道の検針の担当氏、Good Job! すぐに駆けつけてくれたリフォーム請負業者さん、ありがとうございます! 住まいのトラブルの情報は、見過ごさないですぐに対応することが大事ですね。

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